唯「スカートめくり…」

憂「突然どうしたのお姉ちゃん?」

唯「小学校の時ってスカートめくり流行ってたよね」

憂「え~…そうかなぁ?」

唯「私の時は、流行ってた」

憂「そうなんだ」

唯「憂と私は一個しか変わらないんだからスカートめくり、あったでしょ?」

憂「まぁ、無くはなかったけど。流行ってたかどうかは…微妙かな」

唯「そっか。憂はスカートめくられた事あるの?」

憂「い、一応…」

唯「ふ~ん。なるほどね」

憂(何か微妙に怒ってるような…)

唯「憂は可愛いもんね」

憂「そ、そんな、可愛いなんて」

唯「私が男の子だったら憂のスカート、絶対めくってるよ」

憂「恥ずかしい…」

唯「私は可愛くないよ」

憂「そんなことないよ!お姉ちゃんは可愛い!」

唯「でも私はスカートめくられた事ないよ」

憂「…そうなんだ」

唯「まぁ私は憂と違って可愛くないから」

憂「そんなことないって、絶対お姉ちゃんの方が可愛いよ」

唯「和ちゃんと並んで歩いてて、何故か和ちゃんだけめくられるんだよ」

憂「たまたまだよ!」

唯「誰も私のパンツになんて興味無いんだよね」

憂「少なくとも私は凄い興味ある!…あっ」

唯「憂…私は憂のお姉ちゃんなんだよ」

憂「…うん」

唯「妹に自分のパンツ興味ある、って言われたら憂はどう思う?」

憂「複雑な気持ちになります」

唯「そういう事だよ」

憂「じゃあもし私が男だったらお姉ちゃんのパンツに凄い興味ある!」

唯「う…う~ん、それはそれでどうだろ」

憂「でもさっきお姉ちゃん私に似たような事言ってたよ」

唯「そっか、それなら問題ないかな」

憂「うん」

憂「それでお姉ちゃんはどうしたいの?」

唯「私、全然スカートめくられなかったんだ」

憂「それはさっき聞いたよ」

唯「言ったね。だから学校で軽音部の皆のスカートめくってる」

憂「意味分かんないけど行ってらっしゃい!」

唯「憂も学校行かなきゃ遅刻するよ」

憂「そうでした」



憂「あ、梓ちゃんだ」

唯「ホントだ。早速スカートめくりチャンスだね!」

憂「お姉ちゃん、スカートめくりなんてやめようよ」

唯「ホントにそう思ってるの?あずにゃんのパンツに興味無いの?」

憂「いや、一応止めておけば後で色々便利かなぁって。後、梓ちゃんのパンツに興味はあるよ」

唯「そっかぁ。じゃあめくってくるね」

憂「お姉ちゃん頑張って!」

梓「今、ひとりきりじゃ知ることなかった~♪」

唯「あーずにゃん!おはよー!」

梓「あっ、唯先輩。おはようございます」


唯「てやーっ」

梓「えっ」


ふわり…

唯「まさかの…くまさんプリントパンツ…」

梓「きゃぁぁぁぁっ!?」


梓「ななな何するんですか!?」

唯「あずにゃん、その歳になっていまだくまさんプリントはどうかと思うよ」

梓「そんなこと唯先輩には関係無いじゃないですか!なんでこんな事するんです!?」

唯「大丈夫。私と憂以外見てる人居なかったから」

梓「そういう問題じゃありません!って、憂、憂も!?」


憂「梓ちゃんおはよー」

梓「おはよーじゃないよ!」

唯「もうあずにゃんうるさーい」

梓「唯先輩のせいでしょう!?ていうか憂も見てたんでしょ!何で唯先輩止めなかったの!?」

憂「私は確かに止めたよ。お姉ちゃん、スカートめくりなんてやめようよ、って」


梓「唯先輩、憂の言ってる事ってホントですか?」

唯「うん、ホント。憂は確かに私にそう言ったよー」

梓「あ…そうなんだ。疑ってごめん、憂」

憂「別にいいよ、気にしないで梓ちゃん」

梓「…憂」

唯「でも憂もあずにゃんのパンツを見たいとは言ってたよね」

梓「は!?」

憂「お姉ちゃん、私は興味があるとは言ったけど見たいとは言ってないよ」

梓「そんなに変わらないよ!!」

梓「じゃあ結局憂も私のパンツ見たんだよね?」

憂「見てないよ、見えなかった」

梓「ホント?」


憂「ホントホント。信じてくまさん…梓ちゃん」

梓「くまさんって私!?」


憂「失礼、噛みまみた」

梓「わざとだ…いや、わざとじゃない!?」


梓「もー朝から一体何なんですかいきなりスカートめくられたかと思ったら唯先輩だし訳分かんないです今日は何だか憂も変だしどうなう゛っ」

唯「う゛っ、て。会話の途中に不自然な台詞が」

憂「うるさかったので、手刀で首をこうスッと」

梓「」

唯「憂、あずにゃん倒れちゃったよ」

憂「さっき梓ちゃん、お腹痛いって言ってたからそのせいかも」

唯「私はあずにゃんがお腹痛いって言ったの聞いてないよ」

憂「私は聞いたよ。こう、会話の合間合間に、お腹痛っ、て何回も言ってた」

唯「仮にお腹が痛かったとしてもお腹痛いせいでう゛っなんて言って倒れた人今まで見た事ないよ」

憂「今、お姉ちゃんは実際にここで見たよ」


唯「そう言えばそうだね。じゃあ大丈夫だ」

憂「うん、大丈夫だね」


唯「まさかあずにゃんがくまさんぱんつ履いてたなんてね」

憂「高校一年生にもなって恥ずかしくないのかな」

唯「私は可愛いらしくて良いと思ったけどなぁ」

憂「私も明日からくまさんぱんつ履くよ、お姉ちゃん」

唯「そっか」

憂「うん。嬉しい?」

唯「嬉しいかどうかは別としてちょっと引くかな」

憂「梓ちゃんが履くと可愛いの?私が履くと引くのに」

唯「それぞれのキャラっていうのがあるじゃん」

憂「うん、そうだね。くまさんぱんつはやめとく」

唯「それが良いと思う」


憂「学校に着いちゃった」

唯「あ、りっちゃんだ」

憂「律さんにもスカートめくりするの?」

唯「うん、するよ」

憂「ちょっとワクワクしてきた」

唯「でも普通にめくっても面白くないよね」

憂「私は普通にめくってもそれなりに面白いと思う」

唯「意見が分かれた」

憂「でもお姉ちゃんが普通にめくるより更に面白いめくり方をしてくれるならそっちの方が良いと思う」

唯「そっか。そういえば、後もう少しで遅刻ギリギリの生徒がたくさん走って来るだろうね」

憂「そうだね」

唯「りっちゃんのパンツを沢山の人に見てもらおうよ!」

憂「え…流石にそれはちょっと酷いんじゃない?」

唯「ここは女子校だから大丈夫だよ」

憂「そう言われれば、そうかも」

唯「それじゃあ憂、遅刻ギリギリの生徒が何人か走ってくるまで何とかりっちゃんを引き留めて」

憂「えっ…それは私じゃなくても良いと思うんだけど」

唯「憂がりっちゃんを何でも良いから引き留めて、人が集まって来た所で私がりっちゃんのスカートをめくるよ!」

憂「お姉ちゃんが律さんと適当に話をしていて、人が集まって来たらめくればいいんじゃないの?」

唯「それじゃあ憂は何してるの?」

憂「遠くから見てるよ」

唯「えー…憂も楽しむんだからそれなりのリスクを負わなきゃ」

憂「一理あるかも」

唯「じゃあ憂、任せたよ」

憂「でも理由に納得出来ても、やりたくない事ってあると思う」


唯「例えば?」

憂「じゃあ私とお姉ちゃんが同じゲームを二人で協力して進めてたとする」

唯「ふむ」

憂「そこで勝てないボスが出て来ました」

唯「それで?」

憂「お姉ちゃん、レベル上げして!」

唯「お姉ちゃんに任せときなさい!」

憂「例えが悪かった」

唯「じゃあ他の例えを出してよぅ」

憂「待ってお姉ちゃん。ほら、3、2、1」


キーンコーンカーンコーン

唯「チャイムだ」

憂「律先輩はおろか、遅刻ギリギリで走ってくる生徒の姿も無いよ」

唯「憂のせいで遅刻した」

憂「人のせいにするのは良くないよ、お姉ちゃん」

唯「じゃあ私にも責任の一旦はあるけど、憂のせいで遅刻した」

憂「あくまで私のせいにしたいんだね」


唯「もう遅刻は確定したし、ゆっくり行こうか」

憂「そだね」

唯「憂、私はもう今ので吹っ切れたよ」

憂「何が?」

唯「私はりっちゃんのスカートを絶対めくる!」

憂(どこら辺りが吹っ切れたのかイマイチ分からない)

唯「もう状況にはこだわらない。教室でりっちゃんのスカートをめくる!」

憂「うわ…それは随分吹っ切れたねお姉ちゃん」

唯「憂は私の教室まで一緒に来てくれないの?」

憂「うん、まぁ一応授業があるから」

唯「そっかあ。じゃあ私は頑張ってりっちゃんのスカートめくってくるね」

憂「うん!お姉ちゃん頑張って!」

唯「お姉ちゃん頑張るよ!」


唯「とーうっ!」

唯「バターンッ!これはドアの音です」

唯「田井中律!貴様のスカート、めくらせてもらうぜ!」

唯「な…ゆ、唯!?」

唯「私の動きについて来れるかな!?」

唯「ヒュンッヒュンッヒュンッ!高速移動してる音です」

唯「はっ…早いッ!これが唯の本気だと言うのか!?」

唯「唯ちゃん凄いわ!何処に居るか全く見えない!!」

唯「はははっ!さぁりっちゃんのパンツ、この目にしかと焼き付けさせて貰うぞ!」

唯「ふわっ…。りっちゃんスカートがめくれる音です」


教師「おい平沢。何を教室の前でぶつぶつ呟いとるんだ。遅刻だぞ遅刻。早く席に着け」

唯「あ。先生、すみません」



じゅぎょうご

律「おう唯、おはよ」

唯「あ、りっちゃんおはよー」

紬「今日はどうして遅刻したの?」

唯「や…まぁ色々あったのです」

唯(スカートめくり談義してて遅れた何て言ったら警戒心を持たせちゃいそうだよね)

唯(…いやちょっと待って欲しい。ここはむしろふざけた感じでスカートをめくれるかもしれない)

紬「唯ちゃん?ぼーっとしてどうしたの?」

唯「えっ、あ、あはは、それがね、実は朝私スカートめくりしててね」

律「はぁ?」

紬「まぁまぁまぁまぁ」

律「おま、スカートめくりってこの歳になってまで何を…」

唯(いける!)

唯「りっちゃん隙ありーっ!」

律「なっ!?」


ふわっ

唯「ス、ス、ス…」

紬「スパッツ…」

唯「うわあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」

律「えっ、ちょっ、唯!どうした!?」

紬「待って唯ちゃん!まだ希望は残されてるわ!」

唯「はっ、そうだねムギちゃん!」

律「い、一体何なんだ」

唯「りっちゃん、そのスパッツの下にパンツは履いてるの!?履いてないの!?」

律「いや、そりゃ履いてるだろう」

唯「うわあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」


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最終更新:2010年02月01日 04:38