卒業旅行にて、二日目のホテルでの夜。


澪「…………」


ゴソゴソ。


澪「──あった」
(梓が靴擦れした方の靴……さっき唯にこっそり貸して貰ったんだよな。
早速使わせて貰うよ!)

……………………

澪「でも……そうか。隣の部屋には梓が居るんだよな」


ゴクリ。


澪(この部屋のトイレでやろうと思ってたけど、部屋同士が繋がってる扉で簡単に行き来が出来るんだし……
……よし!)


スッ。

スタスタ。


澪(ちょっとお邪魔させて貰うよ……)


────────────────────────────

唯と梓の部屋。


澪(……二人共寝ているな)

唯「くかか~っ、ぐぅ……」

澪(ありがとう! 唯のお陰で最高のアレが出来そうだよ!)

梓「んん……何て呼んだら……」

澪(むふはーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!
梓、梓、あずさ! A・ZU・SA!!!
可愛いなぁ可愛いなぁ、可愛いにゃん☆
たまらなすぎる寝顔だよぉっ!///
何やら寝言言ってるのもときめきポイントッッッ!///)

梓「ん……」ゴロン

澪(寝返りうった!
もうもう、もうっ!///)


じわり……


澪(──あっ、アソコが変になってきた……
よ、よし、じゃあ梓の寝顔を見ながら梓の靴を……)


クンクン。


澪(ふああ! 良いにおいっ、良いにおいだよぅ!)


ぴちゅ……


澪(あっ……
もうこんなに濡れてる……
梓の寝顔を見つつ、梓の靴のにおいを嗅ぐのがこんなに興奮するなんて……)


──!


澪(そ、そうだ! 別に今手に持っている靴だけじゃなくて、この部屋にはもう一足あるじゃないか!
昨日梓が靴擦れした後に買い替えて、今日一日履いていた靴が!
この部屋に来ると言う発想がさっきまで無かったから、そっちは考えてもいなかった!)


キョロキョロ……


澪(……あった! おニュー・梓の靴!
で、では早速こちらを……)


クンクン。


澪(ふはぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ! 最高ぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!)

梓「う、ん……」

澪(!!!
……っと、興奮しすぎない様にしないと……)


クンクンクンクン。


澪(……ハッ!
そ、そうだ! 目の前には梓が居るんじゃないか!
梓の靴のにおいを嗅ぎながら、梓の足のにおいを嗅ぐと言う合わせ技が出来る……!)


ゴクリ。


澪(凄い! こんな事を思い付くなんて、私ってもしかして天才なのかなぁ?
そして梓かわいい!)


梓「むにゃ……」

澪(よし、では布団をめくって……)


ペロン。


澪(梓のあんよ、こ・ん・に・ち・は☆
華奢で細くて良い形! 世界でも……ううん、宇宙でもトップレベルの足だよ!)


ムラムラッ。


澪(我慢出来ないもう我慢出来ない!)


クンクンクン。


澪(ふっはぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ! 芳しすぎて死んじゃいそうっ!)


クンクンクン!


澪(目の前には梓の足、左手には梓の靴。
そして右手は……)


くちゅ……


澪「──んっ!」
(ううっ、気持ち良いよぅ。
梓、梓ぁ)


クンクンクン! クンクンクン!


澪(うううっ……)


クンクンクン! クンクンクン!


澪(……もっともっと良い事思い付いた!)


ペロッ。


梓「──んぁっ!?」

澪(美味しい! 梓の足美味しいっ!)


ペロペロペロ!


梓「ん……?」

澪(梓ぁ……梓ちゃん……あずにゃん……あずにゃんにゃんにゃん! あずにゃんにゃんにゃん!)


ペロペロくんかくんか!!


梓「あ……あの……?」

澪「はぁはぁはぁっ///」

梓「あ、あの???」

澪「もうっ! 邪魔するなっ!」

梓「にゃっ!?
す、すみません」

澪「まったく、良い所なのに……」


ペロくんかペロくんか!!!


梓「…………」

澪「……ん?」チラッ

梓「どもです」

……………………

澪「」


────────────────────────────

澪「そ、そうかー! いやぁそうだったのか!
こりゃあ参ったよ、はっはっは!」

梓「は、はぁ……」

澪「じゃあな梓。お休み」スクッ

梓「あっ、ちょっ、澪先輩……」

澪「いやぁビックリ参ったはっはっは!」スタスタスタ

梓「澪先輩っ!」

澪「さあて明日も頑張ろ──」スタスタ


梓「──待つです、変態澪」



ビクッ!


澪「……えっ?」オソルオソル、アズサヲミル

梓「なに帰ろうとしてるんですか。
てゆうか、あんなので誤魔化せると思っていたんですか?」

澪「えっ? あ、あの……えっと……
あ、梓?」

梓「さっき何してたんですか?」

澪「う……」

梓「私に何してたんですか?」

澪「ち、違うんだ。あのな……」

梓「何 し て た ん で す か ?」

澪「あ、あう……」


グスッ。


澪「ご、ごめん……
梓の足の裏と、梓の靴のに、においを……その……」

梓「私の足の裏と靴のにおいを?」

澪「か、嗅いでました……」グスン

梓「へ~」

澪「ご、ごめんな! ごめん!」

梓「ふふっ……」

澪「あ、梓?」

梓「嫌ですよ。許さないです」

澪「!!!」

梓「この事を、唯先輩たちや学校の人たちに話したらどうなるでしょうか?」

澪「や、やだ!」

梓「はい?」

澪「やめて! お願いっ、何でもするからぁ……」

梓「本当ですね?」

澪「ああ!」

梓「ふふっ。(ニマァ)
じゃあまずは裸になって下さい」

澪「えっ?」

梓「聞こえなかったんですか?」

澪「聞こえたけど……でも……」

梓「なら早くするです!」

澪「う、うん……」


するり……


梓「…………」ゴクッ

澪「こ、これで良い?」

梓「はい。
では次に、私にお尻を向けて四つ這いになって下さい!」

澪「えっ!?」

梓「早く!」

澪「わ、わかった……」


スッ。


澪(ううっ、恥ずかしいよお///
で、でも……)

梓「もっとお尻を高くあげるです!」

澪「ううっ///」

くいっ。


澪(でも、何でだろう……)

梓「ふふふ……」

澪(私、全然嫌じゃないっ……!///)

梓「良いですね。澪先輩の恥ずかしい所が全部丸見えですよ?」ジーッ


じゅんっ。


澪「そ、そんな事言わないでくれっ///」

梓「あれ? どんどん濡れて行ってる。
もしかして、今の状態に興奮してるとか?」ジロジロ

澪「違うよっ!
それに、そんなに見つめないで///」

梓「じゃあお尻を叩くです」


パーン!


2
最終更新:2012年07月28日 20:32