律「……は?」

紬「だからミクのコスプレがしてみたいのー」

唯「みく?なにかなムギちゃんそれ!」

梓「わたし聞いた事ありますよ。なにかのアニメのキャラクターです」

唯「へいじゅー!あずにゃん博識だね!!」

梓「いえ、別にそういう訳じゃないですよ」


※>>4
こんな感じかな?



紬「ちょっとこのパソコンの画像を見てくれる?」

梓「YouTubeですか」

紬「うん。そしてこの動画…」

唯「3Dの女の子が踊りながら歌ってる…なんだかぎこちないねー…」

澪「…歌まで電子音か」

紬「うん。曲だけでなく歌までコンピューターでやるのがミクなの」

律「へぇ~。よくできてるもんだなー」

紬「でね、歌はどうでもいいんだけど」

梓「あっ、どうでもいいんだ」

紬「でねでね、この子のコスプレをやってみたいのー」

唯「なんでコスプレ?」

紬「それはね…」ジー

澪「な、なんだムギ」アセアセ

紬「この前見ちゃったの、澪ちゃんが初音ミクのコスプレしてるところ」

律「ナ、ナンダッテー」

梓「澪先輩のコスプレ」ゴクリ

唯「ねぇねぇ、本当なの!?」

澪「…この前、和の付き添いで一回やっただけだよ」

唯「えっ、和ちゃんの?」

澪「うん。なんでも知り合いにP4のコスプレを頼まれたから、付き合って欲しいって」

梓「それでついてく澪先輩も澪先輩だと思いますが…」

律「で、ミクのコスプレをやったと」

澪「ああ」

紬「それで私もやってみたいって思ったのー」

唯「うーん。ムギちゃんじゃ駄目かな…」

紬「えっ、駄目なの」ガーン

唯「うん。ムギちゃんの髪って綺麗な金色でしょ」

律「あぁ、とてもじゃないがミクには見えないだろうな…」

梓「試しにツインテールにしてみましたが>>4みたいな感じにしかなりませんね」

紬「それなら染めれば…」

澪「駄目だぞムギ、髪は女の命なんだから」

律「やっぱりミクには澪や梓が似合ってるだろうなぁ」

紬「…」シュン

澪「なぁムギ、ミクには仲間がいるんだ」

紬「そうなの…?」

澪「確か…リンとレンという双子がいたはずだ」

紬「…ふたご」

澪「ふたりとも金髪」

紬「はいっ! 私やります!! リンちゃんとレンちゃんやります!」

澪「両方は無理だ…」

紬「…」シュン

澪「だからもう片方は律にやってもらう」

律「は?」

澪「まぁいいじゃないか、一生に一度ぐらいコスプレも悪くないもんだぞ」

律「いや、ありえないし」

紬「私からもお願い」ウルウル

律「その涙目は卑怯だろ…」

梓「まぁまぁ。私と澪先輩もミクのコスプレやりますから」

澪「えっ」

唯「…私は?」

澪「唯は…MEIKOなんてどうだ?」

唯「MEIKO?」

澪「一世代昔のVOCALOIDだ。お姉さんキャラクターと言えなくもない」

唯「お姉さん!? 私にぴったりだよー」


数日後
唯「ふぅ~やっと終わったよー」

紬「服作るの結構たいへんだったね」

梓「練習がまったくできませんでした」

紬「じゃあさっそく着てみましょ!」

唯「うんうん。自分で作った服だとやっぱり愛着わくねー」

澪「梓のミク凄く似合ってるな…髪の色が緑だったらミクそのものかもしれない」

梓「澪先輩のミクも大人の雰囲気でとても素敵だと思います」

澪「そうかな」テレテレ

梓「こうやってると姉妹みたいに見えません?」

澪「…だな」

律「なぁ、ムギ、この格好凄い恥ずかしいんだけど」

紬「りっちゃん凄い似合ってる!」

律「そ、そうか? ムギも似合ってると思うぞ」

紬「ありがとう」

律「なぁ、この体勢そろそろやめないか?」

紬「えっなんで」

律(乳首同士があたってるんだよ…)

紬「…りっちゃん?」

律「…なんでもないよ」

紬「それならいいけど」

律(擦れてるよぅ…)



唯「ねぇ、この格好で今度のライブやらない?」

律「えっ?」

澪「えっ?」

紬「唯ちゃん、ナイスアイディアよ!」

梓「澪先輩がミクをやってくれるなら、私はいいですよ」

澪「梓がそういうなら…」テレ

律「…」

紬「澪ちゃんお願い」ウルウル

律「もう…やればいいんだろ!」

紬「りっちゃん大好き!」



おわり



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※たて逃げ乗っ取りスレ
最終更新:2012年07月31日 21:30