律「あー、夜風にあたってたってやつ? ついさっきまで騒いでたからちょっとな」
菖「なになに、猛練習でもしてたの?」
律「そんなわけないだろー? ……えっと、まぁ、パーティやってたんだ、澪たちとな」
菖「へー! なんのパーティ?」
律「……私の誕生日の」
菖「え、そうなの!? 今日だったんだ!? ごめーん、知らなかった」
律「いやいやいいって! 言ってなかったしな」
菖「ふむふむ……これは何かプレゼントを贈らなきゃね」
律「いいよ、それにもう今日あと5分しかないし」
菖「んー、でも何か……今からじゃお店開いてないしなぁ……うーん」
律「気持ちだけ受けとっとくよ、サンキューな、菖」
菖「でもこのままじゃ気が済まないから……そうだ! 肩揉み券とかどう?」
律「小学生かよ! ……でもいいかもな、騒ぎすぎて疲れたし」
菖「おっけー! この私にまかせなさい! ほらほら、そっち向いて」
律「ほい」
菖「どれどれ……ほっ!」グキッ
律「あだだだだだだだ!!! ちょ、強すぎだって!?」
菖「あ、ごめん!」
律「お前、蹴りだけじゃないのな……強いの」
菖「おかしいなー、私別にムギちゃんみたいに力強くないんだけど」
律(単に手加減できないだけなんじゃ……)
菖「よーし、今度は失敗しないよー」ワキワキ
律「そ、そーっと、な?」
菖「……こう?」ムニ
律「……ひぁっ」
菖「どう?」ムニ
律「く、くすぐったいって……」
菖「……」ニヤリ
菖「それそれそれー!」ムニムニムニ コチョコチョコチョ
律「ぷっははははは! ちょっと、やめ、ぷはははは!!」
菖「どうだー!!」コチョコチョコチョ
律「だーー!!!やめい!!」スパーン!!
菖「いだっ!?」
律「ぜぇぜぇ……余計疲れたわ……」
菖「ゴメンゴメン、つい楽しくなっちゃってさー」
律「本来の目的忘れてるだろ……ぷ、ふふ、ぷははははは!」
菖「どうしたのりっちゃん!? くすぐりすぎた!?」
律「いや、なんか、深夜テンションってやつ? く、くく……」
菖「あ、そうこうしてるうちに日付変わっちゃった」
律「結局笑い疲れただけじゃねーか!」
菖「ごめんねー、じゃぁ明日のお昼おごってあげるから!」
律「お、いいな! そりゃありがたい」
菖「フフ、じゃ明日起きたらメールするね!」
律「おう! じゃ私は部屋に戻るよ、おやすみ」
菖「おやすみ~!」
短いですが終わりです
最終更新:2012年08月22日 21:15