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澪「やめろばか!」ゴン

律「あう」ヒリヒリ



澪「いきなり何をするんだ!」

律「いつつ…ス、スキンシップです」

澪「そんな変態的なスキンシップがあってたまるか!」

律「めんごめんご、…でもさぁ」にやっ

澪「…な、なんだよ」

律「黒、なんだな」

澪「~!!//」

律「意外だよな~」

律「まーだ縞々のお子様パンツかと思ったら」

律「スカートの中には大人の女性が居ましてよ?」

澪「//」ぷるぷる

律「彼氏でも出来て色気づいたのか~?」

律「じゃなきゃ、あんな際どい黒レースなんてとても…」

澪「…う」

律「どんぴしゃ?」

澪「…がう」

律「がう?」

澪「…違うもん」

澪「…か、彼氏なんていないし」

律「じゃあなんでさ」

澪「そ、それは…そのぉ…//」

律「早くお言い!お言いったら!」

澪「り、りりり…//」

律「り?」

澪「り、律の為…だよ//」

律「…」

律「うん?」

律「(あたしの為って言ったか今?)」

澪「も、もう良いだろ!この話は!//」

律「いやいやいやいや」

律「むしろ疑問が増えたわ」

澪「何がだよぉ…」

律「なんで黒パン着ける理由があたしなんだよ」

律「訳が分からないよ」

澪「…忘れたのかよ」

澪「自分で黒が好きって言ったくせに」

律「ううん?」

澪「…ちょっと前の話だ」


澪「なぁ律」

律「なぁに澪」

澪「律はいつもカチューシャつけてるけどさ」

律「うん」

澪「どのくらい持ってるんだ?」

律「どのくらい?」

澪「数の話」

律「うーんと…同じメーカーの色違いを10個前後?」

澪「結構持ってるんだな」

律「カチューシャにはこだわってますから」

律「んで、ローテーションで毎日変えてる」

澪「ふーん」

澪「お気に入りの色は?」

律「黄色」

澪「やっぱり」

律「と、言いたい所ですが」

澪「私のやっぱりを返せ、恥ずかしい…」

律「黒かな」

澪「OPで着けてる奴?」

律「そ」

律「黒だと大人っぽく見えるじゃん」

澪「大人っぽくっていうか…小悪魔系?」

律「そうか?」

澪「うん」

律「やめよっかなこの色…」

律「でも気に入ってるしなー」

澪「やめなくて良いだろ…可愛いし」

律「可愛い?」

澪「うん、可愛い」

律「そかー…//」

律「世間的にはさ」

澪「うん」

律「あたしのイメージカラーって黄色とかオレンジで通ってるじゃん」

澪「うーん…まぁ」

律「でも本当はさ、あたしの一番好きな色は黒なんだよ」

律「lezyの時の衣装なんか、あたしの好み過ぎてやばかった」

澪「そんなに黒が好きか」

律「好きだね」

澪「(そうか…黒か…)」


澪「…ってことがあっただろ」

律「そういえばあったな」

澪「全くもう…忘れっぽいんだから」

律「いやー…ごめんごめん」

律「…」

律「ん?おかしくね?」

澪「何が」

律「あたしが黒好きだからって澪が黒パン穿く理由にならないだろ」

紬「鈍いわりっちゃん!」しゅたっ

律「天井から!?」

澪「今日は遅かったなムギ」

紬「ごめんなさい、授業が終わってすぐに部室行くつもりだったんだけど」

紬「道中で唯ちゃんと憂ちゃんがラブロマンスしてたものだから」

澪「なら仕方無いか」

律「なにこれ色々ツッコミたい」

澪「ば、馬鹿!突っ込むだなんてそんな…//」

紬「下品よ、りっちゃん」むぅ

律「その突っ込むじゃねーよ」

紬「で、私がりっちゃんを鈍いと言った理由知りたい?」

律「スルーかよ」

紬「いいかしら?澪ちゃんは縞々が好きな女の子です」

澪「うう//」

紬「ある日澪ちゃんは大好きな人の好きな色が黒ということを知りました」

紬「その日から澪ちゃんは大好きな縞々を穿くのをやめて黒を穿くようになりました」

紬「その大好きな人に好かれたいが為です」

紬「これならりっちゃんでも分かるでしょ!」ふんす

律「…」

律「?」

紬「マジかよ!」がたっ

律「いや…ムギが多分その澪の大好きな人があたしって言いたいのは分かる」

律「でもそれは有り得ないだろ」

律「あたしら女同士だし」

澪「!」

律「女が女を好きになるって変だろ」

澪「!!」

紬「ちょっwwwちょっと待ってwww」

紬「本気で言ってるの?」

律「ふざけて言えるかよ」

律「大体、パンツの色を黒にしたからってどうする気だったんだ」

律「見せるもんでも無いのに」

澪「…」

律「今日、黒穿いたのだってたまたまだったんだろ澪?」

澪「…」

澪「…」がらっ たたた…

紬「澪ちゃん!」

紬「…速い」

紬「なんて見事なコーナーリングなの…!」

律「なんだよ急に…」

律「まさか本当にあたしの為だったとかじゃないよな」

紬「この馬鹿野郎!」ばしっ

律「痛っ!」

紬「澪ちゃんは真剣にりっちゃんが好きだったのよ!?」

紬「だから大好きな縞々をやめてまで…!」

紬「それをアンタって人はぁ!」

律「澪が本当にあたしを…?」

紬「そうよ」

紬「見える所に黒を使わなかったのは
  おおっぴらにりっちゃんにアピールするのが恥ずかしかったから」

紬「せめて見えなくてもりっちゃんの為に好きな色を身に着けたくて澪ちゃんは黒を穿いたの」

律「そんなことが…」

紬「追いかけなさい」

律「え?」

紬「今、追いかけなきゃ大変なことになるわ」

律「でも…あ、あたしは女だし…澪も女だし…」

律「澪の気持ちに応えられるか分かんないよ…」


紬「…これから先」

紬「澪ちゃんが大学生になって、大人になって、社会人になって」

紬「恋人が出来て、結婚することになった時」

紬「りっちゃんは澪ちゃんと見知らぬ恋人のこれからを祝える?」

律「…」

律「…分かんない」

律「でも…なんかモヤモヤする」

律「…嫌…なのかな」

紬「…」

律「…」

律「…嫌だ」

律「み、澪があたしから離れるなんて…嫌だ!」

紬「フッ…ならばそれが応えにして答えよ」

紬「行けぃ馬鹿弟子がぁ!真に取り返しがつかなくなる前に!」

律「…うん!」

律「ごめんムギ…そしてありがと」

紬「謝る相手が違うわ」

律「…そうだな」

紬「いってらっしゃい、りっちゃん」

律「行ってくる!」

紬「あ、ちなみに澪ちゃん、りっちゃんがスカートめくったの忘れたまま外に出たから」

紬「早く捕まえないとホントにヤバい」

律「ま、待ってろ澪おおおおお!」がらっ たたた…

紬「…」

紬「お茶飲もっと」


たたたっ…

律「どこだー!澪ー!」

律「おーい!」

律「…」

律「くっそー…どこまで行ったんだ?」

律「カバン部室に置きっぱだから、外ってこたぁ無いだろうけど」

律「おーい!」



「お、お姉ちゃあん…駄目だよぉ//」

「…誰も来ないから大丈夫だよ」


律「…トイレから声?」

律「…」チラッ


憂「ん…だ、駄目ぇ…そこ弱いの//」

唯「憂は本当に耳が弱いよねぇ」はむはむ

憂「ひゃうう//」

唯「で、耳噛まれながら胸いじられるのも好きなんだよね」むにゅ

憂「そ、そんなことぉ//」


律「(な、何やってるんだあの姉妹は//)」

律「(せめて個室でやれよ、なんで洗面所の前で//)」


唯「うーい、憂のだらしない顔が鏡に映ってるよ?」

唯「今の憂はこんな顔してるんだよ~、恥っずかしい~」

憂「お、おねえひゃあん…//」


律「(あー納得…って違ぇ!)」

律「(何見入ってるんだあたしは//)」

律「(早く澪を探さな…)」


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最終更新:2012年09月04日 21:56