姫子「純!辞めて下さい!」
子供「お父さんお母さんも、もう辞めようよ…」
女「はぁ?お前も同じ目に逢わせるよ?」
男「お前も虐めるの好きだろ?」
子供「好きじゃない…」
女「あっ?何つったんだ」
子供「何時もお父さんとお母さんが無理矢理やらせたんじゃないか!」
男「何だとこらっ」バキッ
子供「うっ…」ポタポタ
姫子「貴方達は最低です!自分の子供にそんな事させるなんて…許さない」
男「本当に犯すぞこらっ?あっ?」
女「やっちゃえやっちゃえ」
エリ「猫神、辞めときなよ…」
さわ子「それでも何?」
いちご「私は猫神…目の前の困ってる猫や猫を大切にしてくれる人間すら助けられないなんて、何の為の猫神ですか」
さわ子「どうしても行くの?」
いちご「どんな罰でも受けます」
エリ(こんなに熱くなってる猫神初めて見た)
さわ子「勝手にしなさい」
エリ「あぁもう!私も行くよ」
純「痛いにゃん痛いにゃん…」
澪「純にゃん!私の方が年上なのに震えてられないにゃん!」バッ
澪「フゥーフゥー」
梓「わ、私だってやってやるです!」
梓「フゥーフゥー!」
姫子「貴方達は何でそこまで動物が嫌い何ですか!」
男「理由なんてねぇよ嫌いだからに決まってんじゃねぇか」
女「つうか、マジでこの女うざいんだけど…」
男「オラッ来いよ可愛がってやるから」グイッ
姫子「キャッ」
澪「辞めるにゃんご主人様に触るなにゃん!」バリバリ
梓「やってやるです!」バリバリ
女「鬱陶しいんだよ」ドカッ ドカッ
澪「うっ…」
梓「痛いにゃん…」
いちご「辞めなさい」
エリ「もう私も怒ったからね」
男「何だよまた増えたのか?でも可愛いじゃねぇか」
女「次から次へとうざい」
澪「猫神様と犬神様だにゃん…」ヨロヨロ
梓「良かったにゃん」ヨロヨロ
純「これで安心だにゃん…」
いちご「澪純梓、良く頑張った」
エリ「貴方達の仲間を守る気持ち姫子を守る気持ち受け取ったよ」
澪純梓「猫神様…犬神様…」
いちご「貴方達、覚悟はいい?」
姫子「な、何なの?この人達は?」
エリ「こうなったらとことん付き合うよ猫神」
男「うるせぇ!」ブンッ
いちご「甘い」バキッ ドカッ
女「この女!」
エリ「そんな棒きれ持って何するつもり?」
女「オラッ」ブンッ
エリ「ふんっ」ピタッ
女「なっ…」
エリ「それっ」バキッ ドカッ
男「うっ…」
女「あうっ…」
姫子「強い…」
いちご「所詮は弱いもの苛めしか出来ないようね」
エリ「もう終わり?情けないよ」
いちご「姫子」
姫子「は、はい」
いちご「私は猫神、心身ともに傷ついていた澪純梓の心を癒してくれてありがと」
姫子「猫神って神様ですか?」
いちご「そうよ」
姫子「随分冷めてますね」
いちご「猫も飼い主も結構無礼ね」
姫子「す、すいません」
いちご「許す、これからも動物を3匹を大切にね」
姫子「はいっ!約束します」
いちご「そっ、じゃあ記憶を消すから眠りなさい」スゥッ
いちご「澪純梓も眠りなさい」スゥッ
子供「…」ガタガタ
いちご「貴方はこれから動物のボランティアをしなさい」
いちご「そして罪を償い正しい心を身につけなさい」
エリ「わかったの?」
子供「でも、僕動物達に酷い事してきた」グスッ
いちご「今ならまだ取り返せるから頑張りなさい」
子供「う、うん僕頑張るよ」
いちご「そっ、なら眠りなさい」スゥッ
さわ子「さて、犬神 猫神覚悟は出来てる?」
いちご「はい出来てます」
エリ「すいませんでした」
さわ子「あの男女は私に任せなさい」
いちご「はいお願いします」
エリ「お願いします」
さわ子「それでは罰を言い渡します」
数日後
姫子「澪純梓♪新しいお友達連れて来たよ動物好きで特に猫が好きないちごちゃんよ」
澪「に、にゃっ?猫神様!」
梓「猫神様、人間になったのかにゃん」
純「何でにゃん?」
姫子「そして、もう一人は動物好きで特に犬が大好きなエリちゃんだよ」
エリ「宜しくね♪」
澪「い、犬神様まで?」
梓「どういう事にゃん?」
純「さっぱりわからないにゃん」
いちご「実は」
さわ子「貴女達はこれから人間として生きて姫子のサポートをしなさい」
いちご「えっ?」
エリ「それで良いんですか?」
さわ子「彼女は必ずや私達動物の力になれる人物よ」
さわ子「だから人間としての寿命を全うするまで彼女の力になりなさい」
いちご「喜んで頑張ります」
エリ「私も喜んで力を尽くします」
さわ子「人間としての寿命を全うしたらまた戻してあげるから」
いちご&エリ「はいっ!」
いちご「という訳よ」
澪「成る程にゃん」
梓「猫神様がご主人様の友達になってくれて嬉しいにゃん」
純「本当に良かったにゃん」
いちご「そっ、ありがと」
姫子「さあー皆で散歩に行こうよ」
いちご「そうね行きましょう」
エリ「行こう澪純梓♪」
澪純梓「おーうだにゃん」
いちご「皆も動物をいじめないでね?」
いちご「猫神と」
エリ「犬神との約束よ♪」
完
おまけ
菫「よく頑張るね将来は飼育係になりたいのかな?」
子供「僕、動物達をいじめてた悪い子だから償わないといけないんだ」
菫「そうか~ほらっ触ってごらん暖かいでしょ?」
子供「暖かい…」
菫「償う気持ちも大切だけど、動物の温もりを知って可愛がる事が一番大切なんだよ」
子供「うん…」
菫「偉いぞ♪」なでなで
子供「あっ…うぇっひっぐ」ぽろぽろ
菫「ど、どうしたの?」
子供「撫でられた事なんてなかったから嬉しくて…」グスッ
菫「そうなの?そんな事で良ければ幾らでも撫でるし抱っこもしてあげるよ」
菫「それ~」
子供「お姉ちゃん恥ずかしいよ///」
おまけ2
さわ子「全くあんた達はとことん腐ってるわね」
男「何だよここは!帰せこらっ」
女「うざいんですけど~帰りたいんですけど~」
さわ子「何時でも帰してあげるわよ?改心したらね」
男「改心したから帰せよブス」
さわ子「あぁっ?」ギロッ
男「うっ…」
さわ子「今何つったこらっ?てめぇ等…とことん後悔させてやっからな」
女「だ、大体動物の神が何で人間を裁く権利があるのよ!」
トミ「私が許可したんだよ」
女「何よあんた!」
トミ「私は人間の神」
女「人間の神…」
トミ「別に動物の神が気に入らなければウチに来るかい?地獄はキツイよぉ~」ニコニコ
さわ子「大丈夫よそんなにウチはキツクないから♪ちょっと重いものを持ったり引っ張るだけよ」ニコッ
男女「ヒイッ」ガタガタ
さわ子「わかったらさっさと働いて改心しな!」ギロッ
男女「はいっ!わかりました!」
おしまい
最終更新:2012年09月09日 21:40