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憂「な、なにいってるの藪から棒に……」

純「あの凛として大人びた佇まい、ベースもプロ級、なのにお花畑な歌詞」

梓「わかるわかる、怖がりな所とかギャップがまた素敵だよね」

純「それでいてあのエロい身体!」

梓「うんうン……え? 今なんてったの、このオスプレイヘアー」

純「いやぁ、あのスタイルは罪だね。女の私でもドキドキしちゃうっての」

梓「鈴木ァ! 澪先輩をそういう目で見ないでくれるかな!? 汚らわしい!」

憂「あはは……でも純ちゃんって、ジャズ研の先輩も追い掛け回してなかった?」

純「まあね、前から私はカッコいい先輩に憧れるタイプではあった」

梓「聞いてるの? 澪先輩は皆のアイドルなのよ、性的な目で見ていい訳が」

純「それよ、梓」

梓「なに? 純とは同士だと思ってたのに裏切られた気分よ」

純「私は同性の先輩を憧れの存在として見る事はあっても、性的に見る事はなかったわ」

梓「え? ほ、本気なの?」

純「そう、私は澪先輩のことをエロい目で見てる」

梓「決め顔でいう事じゃないと思う」

憂「でも純ちゃんが真剣になってるの久々に見たよ」

純「梓は誰か同性の子に、そう思った事はないの?」

梓「あ、あっ、当ったり前じゃんそんなの……」

純「でも唯先輩といつもラブラブしてない?」

梓「にょぶっ!」

憂「えへー」

純「たまにアンタらに遭遇すると、必ずハグしてる気がするよ?」

梓「あ……あれはねー、唯先輩が一方的に抱きついてるだけであってぇ……」

純「でもその時の梓の表情、わが人生に悔いなしって感じだよね?」

憂(お姉ちゃんに抱きつかれた時の、梓ちゃんのご満悦な表情好きだな~)

梓「そ、そりゃだって唯先輩から好意を無碍にはできないっていうかぁ……」

純「それは好きって事じゃないの?」

梓「ち、ちがっ! それはちがーうっ!!」

純「違うの?」

梓「唯先輩は軽音部に入るキッカケになった人で、私の憧れで!」

純「う、うん」

梓「好きは好きだけど尊敬だもん! 純のいう性的にとかじゃ」

純「まぁ普通そうだよね……私がおかしいんだきっと」

梓「あ、あははっ、ば、バカだなー、別におかしいなんて言っにゃいでしょっ!」

憂(声上ずってるよ梓ちゃん)

純「でも私がガチレズだって知って、今まで通りでいてくれるの?」

梓「あ、当たり前でしょ、その位で友達やめたりしないよ」

純「ありがとう梓、やっぱアンタっていいやつだよね!」

梓「ちょっ、純! いきなり抱きつくなー!」

純「なはは~、私にも少し位よいではないか~」

憂「純ちゃーん、私も別に純ちゃんがレズでも変わらないよ?」

純「それは分かってるから」

梓「さすがの信頼関係、おな中は違うね」

憂「えへへ~」

純「だって憂は唯先輩とレズレズじゃん?」

憂「なっ……なななにいってんの純ちゃん!??」

梓(分かり易い子)

純「なんか憂って、いつもお姉ちゃんの話ばかりだし……」

憂「そ、それはお姉ちゃんが、ほっとけないというか印象に残る行動するから」

純「ほー、違うと申されますかー?」

憂「ちち違うよ~!」

純「でもいっつも好き好きお姉ちゃん大好き~って口ずさんでるよね?」

憂「ううそうそ! そ、そんな事ないでしょ梓ちゃん!?」

梓「それは言いすぎだよ純」

憂「ほら! ほらー!」

純「冗談は置いといて、このベタ惚れ具合は姉妹の域を越えてるわ」

梓「それは……うん」

憂「えぇー!?」

憂「だってお姉ちゃんはお姉ちゃんだから仲良くするのはゴニョゴニョ」

純「う~ん、確かにお姉ちゃんじゃな……」

憂「そっ、そうだよ~、姉妹が仲いいのは普通だもん!」

純「じゃあ和先輩を性的に見たことは?」

憂「わひゅっ!?」

純「あるんですね?」

梓「Oh……」

憂「の、和さんを!? ななんで和さん!?」

純「あれれー? 昔初恋の相手聞いたとき、和先輩って言ってなかったっけ?」

梓「ふーん初耳……」

憂「ああああれは小学生の時で、しかも男の人って勘違いしてて……」

純「でも男の人と間違えるって……いくら小学生でもそんな事があるのかな?」

憂「あるよ! 和さん少年時代はすごく頼りがいがあってカッコよくて」

梓(想像つくなぁ……)

憂「それは今でも変わらないんだけど、小さい頃だと余計に憧れたというか」

純「へえ? つまり憂は和先輩を、まるで王子様のように見ていたって訳ね?」

憂「あっ、いやっ、でもね、すぐ女の人って分かったからそれはないよ!」

梓(この全力否定っぷりが逆に怪しいよ憂……)

純「女の人って分かってから、性的に和先輩の事を見た?」

憂「まだ子供だし、あったとしても男の人のように見てたのは極わずかだよ!」

純「ふーむ」

憂「ホントだもん! ウソつく意味なんてないよ!」

純「そーゆー妄想は一切ないと?」

憂「ああ、あるわけ……ないよ……?」

梓(自信なさげだー!)

純「ないならしょうがない、疑って悪かったね憂」

憂「い、いいんだよー」(ホッ)

梓(えっ、もう追求しないとか! 純あっさりしすぎっ!)

純「でもなんだかなぁ、結局レズは私だけかぁ」

憂「恥ずかしがることないよ」

梓「そうだよ。ホラ、私たち気にしてないし!」

純「まー、いーんだけどね。レズ仲間がいないのは寂しいかな?」

憂「あはは……」

梓「でも純って澪先輩だけなんでしょ? その、せ、せ、性的に……」

純「あぁ、エロい目で見るのは澪先輩だけだねー、安心してよ」

梓「うぅ~ん……でもさ、澪先輩には律先輩が」

純「ええい! みなまで言うな梓之助ェ!」

梓「えっ」

純「分かってるよ……あの二人に私なんぞが入り込むスキマあるわけないって」

憂「純ちゃん……」

純「初めて同性に恋した、でもその恋は叶わない。それは分かってるの……」

梓「あ、あのね元気出してよ。純がそんなだと調子出ないっていうか」

純「でもオカズにするくr」

梓「アホッ!」

純「ぎゃぅっ! ぶったね! 親にm」

梓「アホアホアホッ!」

純「いだだだだっ! やめてやめて! そんな所こってないぃー!」

憂「あ、梓ちゃ~ん、どうどう……」

梓「ふー、ふー……」

純「ハッ、ジョークよ、ジョークだってば。あ、熱くなんないでよ」

憂「目に涙いっぱいためて言っても説得力ないよ純ちゃん」

梓「ゴ、ゴメン純……」

純「分かればよろしい。これからは純様と崇め奉ってわび続けろみたいな」

梓「ゴメンゴメンゴメン……」

純「あ、謝りすぎっ! そんな痛くなかったから! ねっ?」

梓「ぅう……ゴメン」

純「ぷははっしつこ! だからもういいってーの!」

梓「あっ、逆に気をつかわせて……私ってホントダメな子だ……」

純「いや気持ちよかった! むしろ気持ちよかったから! 肩こり治ったから!」

梓「ぐすっ……純……」

純「ん~、梓~? よーしよしよしよし~」

梓「髪の毛グシャグシャにすんのやめて」

純「お前もボンバーヘアーにしてやろうかぁ~?」

憂「あははっ、仲直りして良かったよ~」

梓「うん……」(オカズって言葉に過剰反応したみたいで恥ずかしいよぅ)

純「元々ケンカじゃないし」(キレられた意味分からないけど、空気を読もう)


「聞いた~?」「真鍋先輩ってやっぱ競争率高い?」「澪律はガチ」「ゆいあずは正義」
「純ジュワ~щ(゚д゚щ)」「ふむ」「たしかに澪先輩は男より女にモテそうなイメージ」
「よか」「律先輩の方が女にもてるタイプでしょ」「律先輩は髪降ろすと最強」「ワロ」
「いいなぁ」「シュッシュ」「ういちゃんが可愛くて満足した」「私は男が欲しい」
「もっと」「へくちっ」「おおオナニー中毒だと?」「かわうい」「この三人組はやはり」
「レズゥ……」「シュッシュ」「わ、和先輩……」「うえへへ」「乱交セッティングするか」
「参加で」「あはん」「レズもいいけどホモも一緒よね」


憂「でもお昼休みにする会話としては、適してなかったかもね……」

梓「うにゃあぁぁ……」

純「ついムラっとなってやった、今は反省している」


おしまい。



最終更新:2012年09月13日 01:49