・・・

さわ子「それじゃあ次は和ちゃんのところ行くから」

律「先生も大変だなぁ」

澪「(・・・なんか変な細工してないよな?)」

さわ子「あ、あとその浴衣はあげるから好きに使ってね」

澪「!」

律「浴衣もらってもなー」

澪「先生、ありがとうございます!」

律「・・・」

律「あっ」

澪「やっと気付いたか。今日はこれで一発決まりだな」

律「だ、ダメだぞ!汚したら明日着てけないだろ!」

澪「律の愛液は汚くなんてないよ」キリッ

律「へ、変なこと言うな!」

澪「照れちゃって」

律「とにかくこれは明日まで封印!!」

・・・

憂「よいではないか~」

唯「あ~れ~」

キャッキャッ



次の日!

純「やっと終わったー」

梓「じゃあみんな、着替えて待ち合わせの場所に集合だよ!」

憂「うん!」

純「二人とも燃えてる・・・」

梓「じゃあ解散!」

憂「またあとでねー」

梓「純、遅刻しないでよ」

純「わかってるよー」

・・・

ガチャ

梓「た、ただいまー・・・」

紬「おかえりー。って、走ってきたの?汗だくで」

梓「ちょっとだけ・・・」

紬「待ってて。タオルと冷たい飲み物持ってくるね」

梓「た、助かります・・・」

梓「・・・はぁ。生き返りました」

紬「ふふっ。お祭り楽しみで走って帰ってくるなんて小学生みたい」

梓「べ、別にそういうことじゃなくて・・・」ゴニョゴニョ

紬「少し時間あるしシャワー浴びる?汗かいちゃってるし」

梓「あ、そうしたいです」

紬「それじゃあちゃちゃっと浴びようか」

梓「(ムギちゃんも浴びるんだ・・・)」

・・・

梓「これでよしっと」キュッ

紬「昨日より着付け早くなったね」

梓「二回目ですから」

梓「(浴衣着てムギちゃんと手を繋いで夏祭り)」

紬「ふふっ。それじゃあ行こうか」

梓「はい!」ギュッ

唯「待ち合わせここだよね?」

憂「うん。時間までもう少しだね」

唯「あぁ・・・。さっきから楽しそうな音とおいしそうなにおいが・・・」

憂「ふふっ。もうちょっとの我慢だよ」

梓「おーい」

憂「ほら、来たよ」

唯「やっほー!」

紬「わぁ。唯ちゃん達の浴衣もかわいい!」

・・・

純「わっ。早めに来たと思ったのにみんな揃ってる」

梓「早めって、集合時間の五分前じゃん」

純「十分早いじゃーん」

憂「それにまだ全員揃ってないよー」

紬「りっちゃん達がまだ・・・」

唯「アルバイトあるかもって言ってたもんね。大丈夫かなぁ」

ピロリロリン

紬「ん・・・。あ、りっちゃんから!」

唯「ほんと!?」

紬「ちょっと遅刻するから先に楽しんでて、って」

梓「ってことは来れるんですね」

唯「よかったぁ」

紬「先に楽しんでてって言ってるけど、どうする?」

唯「ちょっとでしょ?待とうよ!みんなで遊ばなきゃ!」

・・・

唯「きつね」

紬「ねずみ」

純「み・・・。みで始まる動物・・・?」

律「・・・あれ?先に遊んでてって言ったのに」

梓「やっと来ましたね」

澪「待っててくれたのか?」

唯「そうだよー。これで遊びに行けるね!」

律「待たせて悪かった」

紬「いいのいいの。みんなで行ったほうが楽しいし」

梓「合流できずに迷子が関の山です」

澪「そういえばさわ子先生は?」

憂「さわ子先生も遅れるって言ってました」

唯「私達の浴衣で頭いっぱいで自分の作り忘れてたんだって」

律澪「・・・」

純「花火の時間までには来れるそうですよ」

唯「わぁ。屋台いっぱいだね!」

梓「去年より増えてますね」

紬「焼きそばは!?」キョロキョロ

純「ソースのいいにおいが・・・」

澪「結構人多いからはぐれるなよー」

憂「まずはなに食べる?」

唯「たこ焼き!」

純「チョコバナナ!」

紬「あと射的も一回やってみたい!」

和「定番ね」

唯「みんなおいしそうで目移りしちゃう・・・」

憂「あ、たこ焼き屋さんあったよー」

唯「わぁい!たこ焼き一つくださーい!」

律「バイト終わってそのまま来たからハラペコだ」

澪「あぁ。しっかり食べて夜に備えないとな」

律「備えなくていい・・・」

紬「焼きそば屋さん見つけた!」

梓「あってよかったですね」

唯「憂あーん」

憂「立ったままだと危ないよ。どこか座ってからにしよう」

和「早速ソースで汚すわけにはね」

律「フランクフルトかから揚げか・・・」

澪「フランクフルトは今日の夜に食べるからから揚げにしよう」

律「ちょっと黙っててくれ・・・」

・・・

唯「んんー。おいしいー」

律「去年もこの石階段に座って食べたな」

梓「あの時はカキ氷でしたねぇ」

紬「屋台の焼きそば・・・。おいしい・・・」

和「雰囲気でおいしくなるなんて不思議よね」

唯「食べ終わったら次は遊びに行こう!」

純「久しぶりにカタヌキやりたいなぁ」

・・・

パァン

紬「あーん・・・」

梓「おしかったですね・・・」

律「ムギの敵は私が討つ!おっちゃん、射的一回!」

和「金魚すくいかぁ。飼ってみようかしら」

唯「この出目金かわいい・・・」

憂「かわいいねぇ」

純「むむっ・・・」カリカリ

梓「あ、純発見」

パキッ

純「あー!」

純「もー!梓が話しかけるからー!」

梓「八つ当たりしないでよ・・・」

紬「なにしてたの?」

純「カタヌキですよ。お祭りに来たらこれをやらないと!」

紬「お祭りの定番!ど、どんな遊び・・・?」ドキドキ

梓「このピンクの板に模様があって、綺麗にその形に抜けばいいんです」

純「成功するとここに書いてる金額がもらえるんですよー」

紬「わぁ・・・」

梓「でもこれ難しいよね。一度も出来たことないよ」

純「でも成功すれば一攫千金だよ!」

紬「あずにゃん、一回やろう!」

梓「はい。今日こそ成功させます!」

澪「結局射的当たらなかったな」

律「うっせー」

澪「次はなにするんだ?」

律「ムギ達はカタヌキか。唯達は金魚すくいしてるし」

澪「じゃあ私達は茂みに行こうか」

律「行かねぇよ」

澪「ぶーぶー」

律「ムギ達んところ行くか」

・・・

唯「楽しかったー」

紬「二回やったけどできなかったね・・・」

梓「あれは難しいです・・・」

純「カタヌキは奥が深い・・・」

紬「でもすっごく楽しかった!」

律「花火はそろそろか」

澪「さわ子先生遅いなぁ」

ピロリロリン

律「ん、さわ子先生から電話」

澪「やっと来たか」

律「さわちゃん遅ーい。これから花火見えるところに移動するところだよ」

和「ここで待つより現地集合のほうがいいわね」

憂「入れ違いになっちゃいそうだもんね」

唯「それじゃあ絶景ポイントにレッツゴー!」

紬「ごー!」

・・・

梓「ここからならバッチリですね」

紬「楽しみだねぇ」

律「カキ氷買って来たぞー。ほい、梓のやつ」

梓「ありがとうございます」

澪「ムギはレモンだったよな」

紬「うん。ありがとう」

さわ子「みんなお待たせー!」

律「やっと来た・・・な?」

澪「先生・・・」

唯「さわちゃんの浴衣丈短い!」

さわ子「慌てて作ろうとしたら生地が足りなくなっちゃって」

さわ子「でもこれはこれでいいでしょ?」

律澪「・・・」

和「・・・」

さわ子「・・・何か言いなさいよ」

ヒュルルルルル、ドーン

唯「わっ!始まった!」

憂「綺麗・・・」

律「はい、さわちゃんのカキ氷」

さわ子「あら、ありがとう」

純「でっかーい」

紬「ふわぁ・・・」

梓「すごい・・・」

さわ子「よし。花火をバックに写真撮るわよ」

唯「おっ!」

さわ子「カメラある?」

澪「はい。お願いします」

さわ子「せっかく浴衣作ったんだもの。写真に収めないとねー」

さわ子「じゃあ次の花火で撮るわよー」

唯「えへー」ギュッ

憂「ふふっ」

パシャッ

さわ子「ふぅ。我ながらいい仕事をしたわ」

紬「わーっ。花火きれい」

梓「きれいに撮れてますね」

和「次の花火が上がるわよ」

ドーン

唯「花火いいねぇ・・・」

憂「またみんなでやりたいね」

・・・

律「んー。花火堪能したー」

紬「ずっと見上げてたから首痛ーい」

梓「ですね」コキコキ

さわ子「金魚すくいやったんだ。飼うの?」

和「そのつもりです」

唯「憂がすくったんだよー」

憂「えへへ」///

さわ子「はぁ。走ってきたからお腹空いたわぁ・・・」

澪「屋台もう一周しますか」

紬「行こう行こう!」

唯「行こう行こう!」

さわ子「お好み焼きとか食べたいわね」

・・・

さわ子「売り切れだなんて・・・」

紬「その気持ちよくわかります・・・」

純「花火も終わって店仕舞い始めてる屋台もありますね」

さわ子「そんな殺生な・・・」


律「遅れてくるさわちゃんが悪いんだろー」

さわ子「だって・・・。だって・・・」

澪「焼き鳥屋さんならありますよ」

さわ子「ビール飲みたくなるじゃない」

和「さ、遅くなるまえに帰りましょう」

さわ子「うぅ・・・。お祭りに来てカキ氷だけだなんて・・・」

梓「また来年がありますよ」

紬「先生、ファイトです!」

・・・

律「楽しかったなー」

純「ですね。花火もすごかったですし」

紬「焼きそば食べられた!」

唯「金魚もすくえたねぇ」

澪「来年も楽しみだな」

梓「またみんなで来ましょうね」

憂「うん!」

紬「じゃあ私達はこっちだから」

律「おう。またな」

純「おやすみー」

さわ子「気をつけて帰るのよ」

・・・

唯「みんな行っちゃったし、後は私達だけだね」

和「その私達も次の交差点でお別れだけどね」

唯「・・・」

唯「あたた。足がー(棒)」

憂「お姉ちゃん?」

唯「足が痛いなー。どこかで休みたいなー」

和「・・・近くの公園で休む?」

唯「それより和ちゃんのお部屋がいいなぁ」

和「・・・はぁ」

憂「もう。お姉ちゃんったら」

和「ついでに泊まる?」

唯「えへー。お言葉に甘えてー」

和「そんな芝居しなくても言えば泊めるのに」

唯「いやぁ」

和「憂もいい?」

憂「うん。ありがとう」

和「二人のお泊りセット置いてあってよかったわね」

唯「もう和ちゃんのお部屋は私達の第二の家だもんねぇ」

憂「ふふっ」


紬梓「ただいまー」

紬「はぁ。楽しかったー」

梓「はい!」

紬「今までのお祭りで一番楽しかったかも!」

梓「今年はみんな浴衣でしたからね。やっぱり雰囲気出ます」

紬「ふふっ。浴衣あずにゃーん」ダキッ

梓「わっ。動きにくいんですから」

紬「(・・・このまま押し倒しちゃおうかな)」

紬「(最近あずにゃんとしてないし、浴衣でちょっと色っぽいし・・・)」

紬「(・・・)」

紬「(えいっ!)」グイッ

梓「きゃっ」ボフッ

梓「ムギちゃん?」

紬「」チュッ

梓「っ!」

紬「ねぇ、このまま・・・しよ?」


※次スレへ



最終更新:2013年08月27日 23:54