学校
DQN1「玄関侵入成功ーw」
DQN2「人少ないから楽勝だなw大丈夫かよこの学校w」
―音楽室
唯「澪ちゃん遅いねー」
律「掃除が長引いてるんじゃないか?」
紬「はい。今日はレモンティーよ♪」コト
梓「ありがとうございます。」ズズッ
唯「ムギちゃん今日のおかしは~?」
紬「あるわよ♪でも澪ちゃんが来てからね。」
唯「え~」
律「先に食ってたら澪が可哀相だろっ」
―廊下
澪「遅くなっちゃった…みんな待ってるだろうなぁ…」スタスタ
DQN1「お、おい!あそこ!」
DQN2「ラッキーw早速発見w」
DQN1「どうする?もう襲っちゃう?w」
DQN2「ふひひwやっちゃうか!?」
さわ子「あ…あなた達…誰…?」フルフル
DQN1&2「!!!」
さわ子「た、大変!早く生徒に知らせなきゃ!!」ダダッ
DQN1「ど、どうすんだよ!!見つかったぞ!!!」
DQN2「うるせー!黙れ!!どうせ入った時点で覚悟してただろ!!!」
DQN1「じゃ、じゃあせめて捕まる前に…」
DQN2「脱、童貞!だなw」
澪「あれ?なんで知らない男の人があそこにいるんだ…?」ピタッ
澪「こ、こっちに来た…!」
DQN1&2「ひゃっほぉぉぉぉぉう!!!」ダダダダダダダダ…
澪「う…うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」ダダダダ…
―音楽室
梓「それにしても遅すぎですね澪先輩…」
『臨時放送です。只今学校に不審者2名が侵入しました。生徒の皆さんは、速やかに付近の先生の指示に従って下さい。繰り返します…』
唯「ふ、ふしんしゃ…!?」
梓「み、澪先輩…大丈夫かな…」
バンッ!
さわ子「みんな無事!?」
唯「さわちゃん!」
さわ子「良かった…あ、あれ…!?澪ちゃんは…!?」
律「澪…!!!」
紬「り、りっちゃん!こ、これ見て!」スッ
律「"凸の広いくそ姉貴がいきなりDS殴りやがったんだが…"こ、これって…」
紬「ほら!ここ見て!澪ちゃんの画像が!」
律「!!!」
律「あ…あたし澪探してくるっ!」ダダッ
さわ子「あっ待ちなさい!!!」
唯「あずにゃん!」
梓「はい!」
―ダダダダッ!!!
さわ子「み、みんな!危ないわよ!!」
―シーン…
さわ子「…」
さわ子「ま、待ちなさーい!!!」
バタンッ
―女子トイレ個室
澪「はぁ…はぁ…ここなら入って来ないだろ…」
DQN1「ぐふふwわざわざ行き止まりに来るなんて誘ってるのかなぁ?」
DQN2「しかもトイレとかwやべっもう立って来たwww」
澪(嘘だろ…!だ、誰かタスケテ…!!!)
DQN1「恥ずかしがらずに出て来なよ~!」ガチャガチャ
DQN2「鍵開けてよぉ~w」ガチャガチャガチャガチャ
澪「来るな!来るな!来るな来るな来るな来るな来るな来るな…」ブルブル
ガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャ
ピタッ
澪(し、静かになった…?)
―恐る恐る上を見上げた澪の目に映ったのは、天井の隙間から見つめる変態だった。
澪「ぎゃああああああぁぁぁ!!!!!!」
DQN1「かわいいぃぃぃwww」ニタニタ
DQN2「くそっ!いい加減開けよ!!!」ガチャガチャガチャガチャ
DQN1「ふひひひwww」
澪「いやあぁぁぁぁ!!!律!律ぅぅぅぅ!!!」
DQN2「このっ!このっ!!オラァッ!!!」
ガッ!ガッ!
…バキィッ!!!
DQN2「来たああぁぁぁぁ!!!!!!」
DQN1「やっと会えたね♪」ニヤニヤ
DQN2「もう~あんまり焦らすからギンギンだよ~w」
澪「あぁ…ぁ…り…つ…。りつぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!」ポロポロ
律「…澪!?」
律「あそこか!?」ダダダダ
紬「私達もいくわよ!」ダッ
唯梓「うん!(はい!)」ダダッ
さわ子「まちなさーい!!」タタタタ
―学校玄関
聡「着いた…」ハァハァ
聡「!澪さんの悲鳴!?」
聡「…こっちか!!」
……
DQN1「ぐふwまずはそのおっきなおっぱいから…」
澪「嫌っ!嫌っ!」バタバタ
DQN2「ほらほら暴れないで…」ガシッ
澪「や、やだ…!やめて…!!」ガクガク
DQN1「いただきまーす^^」
律「―――っらあああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
バキャアッ!!!
DQN1「ぶへぇあぁぁぁぁぁ!!!」
ゴロゴロゴロッ
律「澪!大丈夫か!?」バッ
澪「りつぅ…りつぅ…」ボロボロ
律「良かった…無事だったんだな…!」
ガシッ
DQN2「なになに?元気いいじゃんw1対1で相手してくれんの?www」
ムクッ
DQN1「なぁんだ隣にいたかわいい子じゃんwまじ俺らついてんなwww」
律「は、離せ屑ども!!!」
DQN1「じゃー俺はおっぱい大きい方なw」スーッ
バシッ
DQN1「痛っ…」
律「私の澪に触るんじゃねぇ!!!」
澪「りつ…」ポロポロ
DQN2「おいおい…」
DQN1「調子に乗るのもいい加減にしような?」ピクピク
斎藤「全くその通りですな」パキポキ
DQN1「へっ…?」
DQN2「だ、誰だてめぇ!!!」
―斎藤の強キック!強キック!ジャンプ強キック!投げ!
DQN1「ぐああぁぁぁぁ!!!!」
―DQN1―K.O.―
DQN2「やろう…かかってこいやぁ!!!」
斎藤「さぁ、来なさい…」
スッ
DQN2「なんだぁ!?しゃがみやがって…こねぇならこっちから行くぜ!!!」
―斎藤のソニックブーム!
DQN2「おっと!当たるかよ!!」ヒョイッ
斎藤「ふっ…」シュバッ
―斎藤のサマーソルトキック!!!
ドガアッッ!!!
DQN2「ぐぁっ!!?ハメやがったな…!」
―斎藤のソニックブーム!
DQN2「同じ手を食らうかよ!」ガッ
―ソニックブーム!
―ソニックブーム!
―ソニックブーム!
―ソニックブーム!
―ソニックブーム!
―ソニックブーム!
DQN2「ちょっ…おまっ…」
DQN2「くっ…くそっ…今だ!」バッ
―サマーソルトキック!
DQN2「うぅぅあ…うぅぅあ…うぅぅあ…うぅぅあ…」バタッ
斎藤「なんと他愛のない…」
澪「な、なんて美しい動き…!」
律「かっけぇ…!」
紬「りっちゃん!澪ちゃん!大丈夫!?」バッ
唯「ケガはない?」
梓「間に合って良かったです…」
澪律「みんな…」
さわ子「警察の方も来たからもう安心よ。」
紬「ありがとう。斎藤。」
斎藤「いえいえ。お嬢様の大切な友人の為ならばこの斎藤、全力を尽くします。」
澪「皆…うぅぅ…うぁぁぁん…」ボロボロ
唯梓「澪ちゃん(澪先輩)!?」
律「大丈夫か?澪…」ナデナデ
澪「こ、こわかったよぉぉぉ…」グスグス
律「大丈夫、もう大丈夫だからな…」ナデナデ
…
警察A「えー午後5時36分、2階トイレにて容疑者2名、確保しました。」
本部「了解。連行なさい。」
警察B「こちらB。1階トイレでも不審者1名を発見。確保しました。どうしますか?」
本部「通報では2名だったはずだが…仲間かもしれない、連行しなさい。」
警察B「了解。」プツッ
警察B「ほら、行くぞ!歩け!」グイッ
聡「だ、だから俺は違うんですって!!!俺は澪さんを助けに…!!」バタバタ
警察B「黙れ!話しは暑でたっぷりと聞くからな!!」
―帰路
梓「今日は大変でしたね…」
唯「まさかあんな事になるなんてね…」
澪「…」ヒシッ
紬「…澪ちゃんあれからりっちゃんにくっついて離れないわね…」
律「恐かったんだよな?澪…」ナデナデ
澪「うん…」ギュッ
唯「じゃあ私とあずにゃんはここで…」
梓「律先輩、澪先輩をお願いしますね。」
律「あぁ、また月曜日なー」ブンブン
澪「またな…」
スタスタスタスタ
紬「二人共、私もここで…」
律「大丈夫。澪の事は任せといて。」
紬「じゃあね…」タッタッ
スタスタ
律「なぁ澪…」
澪「なぁに?律?」ギュッ
律「私を騙そうったってそうは行かないぜ?」ニヤリ
澪「…ふふっ…なぁんだ律にはばれてたのかー。」
律「当たり前だろー?どんだけ付き合い長いと思ってんだよー。澪の事なら何でもわかるよ。」
澪「…本当に何でもわかるの?」
律「あぁ、澪の好きな物も、好きな音楽も。」
澪「…他には?」
律「…私が澪を大好きで、澪が私を大好きって事もわかるよ///」
澪「りつ…///」
澪「嬉しいけど、ちょっと違うな。」
律「あちゃーまたか…どこが違うんだ?」
澪「私が律を愛してて、律も私を愛してる。かな。」
律「…ははっ。そっか…その通りだな。」
澪「ああ…」
律「なぁ澪…?」
澪「ん…?」
律「今日さ、泊まってけよ。」
澪「…うん。」
澪「りーつ。」
律「なーに?」
澪「ほんとうに、ほんとうにいつもありがとな…」
律「なーに言ってんだよ。それはこっちの台詞さ。」ナデナデ
澪「うん…。」
律「みーお。」
澪「ふふっ、なーに?」
律「大好きだよ…いや、愛してるよ…」チュッ
澪「うん…私も…」ニコッ
終劇
最終更新:2010年02月11日 02:11