唯「今日の体育の授業、ソフトボールだったじゃない?」

律「そうだな~」

紬「楽しかったわね」

澪「この学校、2年はソフトボールが必修だもんな」


   ガチャ

梓「すみません、遅れました……」


唯「私、実は人生初H(ヒット)だったんだ♪」

梓「!?」

梓(ゆ、唯先輩が、初エッチ!?)

澪「へ~。そうだったのか」

唯「中学の時もやっことあったんだけど、その時は上手くいかなくてね」

律「で、高校になってめでたく初H(ヒット)って訳か」

紬「どんな感じだったの?」

唯「うん。すっごく気持ち良かったよ♪」

梓(な、なんて会話を……!?)

唯「ムギちゃんはまだなの?」

紬「うん。私、見てる方が好きだから……」

律「ムギもそのうち出来るって」

澪「そうそう、コツさえ掴めば簡単だよ」

梓(確かに……ムギ先輩は眺めてるの専門っぽいけど……って私ったら何を///)

律「そうだ、澪に教えてもらえばいいよ」

律「澪なんて、小学校の時にすごいのを……」

梓「!?」

梓「いくらなんでも、早すぎますっ!!」

澪「なんだ、梓来てたのか」

梓「なんだ。 じゃありません!!」

唯「なになに?どうしたのあずにゃん?」

梓「先輩方はもっと恥らいを持ってください!!」

澪「何を言ってるんだ梓?」

律「もしかして、ムギがH(ヒット)まだだからか?」

唯「だから恥らいを持てって言うの?」


紬「ごめんなさい。私もっと頑張るから」

梓「違います!逆です!!恥じらうべきはムギ先輩以外です!!」


澪「おいおい、いったいどういうことなんだよ?」

梓「高校生で……エッチだなんて、そんな……///」ぼそぼそ

律「はぁ?何言ってるんだよ。そんなの中学でほとんど済ませるだろ?」

梓「ど、どうせ私はまだですよ!!」

唯「もしかしてあずにゃんの中学では体育で(ソフトボールの)授業が無かったとか?」

梓「いえ……ありましたけど……(保健体育で性教育///)」

澪「まぁ、そんなの個人差があることだし何も恥ずかしがる事はないと思うけどな」

唯「そうだよ、あずにゃん!私だって高校に入ってやっとだったんだから!」

梓「そんなの自慢しないでください!!」

紬「どうしたの梓ちゃん。そんなに興奮して」

澪「そうだぞ梓。少し落ち着け」

梓(うっ……。なに、この落ち着きようは……これが経験者とそうでない者の差だと言うの!?)

梓「わ、分かりました。すみません取り乱して」

澪「お弁当食べる場所・・・どこかないかな・・・」
  「そうだ・・・軽音部の部室ならまだ誰もいないかも・・・」


律「ところで、さっきの話の続きだけど、澪ってば結構上手いんだぜ」

律「私が男子に混じって(野球)やってるとき、試しに澪を(バッターボックス)立たせてみたんだよ」

梓(た、勃たせるって……///いったいナニを?///)ドキドキ

律「そしたらいきなり大きいの打ってさ。なんとそれがイっちゃったんだぜ(オーバーフェンス的に)」


梓(大きい!?/// イッちゃった!?///)

澪「どうした梓?さっきからなにソワソワしてるんだ?」


梓「な、なんでもありません///」

紬「じゃあ澪ちゃんに教えてもらおうかしら」

澪「別にいいけど、でも練習できる場所なんてないからな」

紬「それは大丈夫よ。うちの庭使っていいから」

梓(庭!? それって外ってこと? よく知らないけどそういうのって青姦って言うんだっけ///)

律「それ用の練習器具も通販なんかで売ってるよな(ジップヒット的な)」

梓(通販かぁ……。パラダイステレビのジャパネットはだか的なやつかな///)

唯「私も、一緒に練習したい!!」

律「じゃあ、たまにはみんなで汗を流すか」

紬「せっかくだから試合もしましょ」

梓(試合……。本番ってことかな///)

澪「でも人数集めるのが大変だぞ」

紬「大丈夫よ。うちの家政婦さんとかに声掛ければ充分集まるわ」

梓(そんな。大人数だなんて。乱交とかしちゃうっていうの///)

律「じゃあ、決まりだな。今度の休みはムギんちに集合!」

唯「あずにゃんはどうする?」

梓「えっ!?私ですか!?」

澪「梓も来ればいいよ」

律「そうだな」

紬「歓迎いたしますわ♪」

唯「2年生になったらやらなきゃいけないんだし、あずにゃんも今のうちに慣れといた方がいいよ」

梓「こ、この学校って2年生になったら必ずやらなきゃいけないんですか!?」

澪「まぁ、必修科目だから」

梓(そんな……高校ってやっぱりスゴイんだ!!)

梓「でも、最初は痛いって聞くんで、少し怖いです」

澪「確かにそうなったら痛いかもな(死球的に)」

律「でも、相手が上手い人(投手的に)だったら滅多にそんな事にはならないから」

紬「じゃあ、お父様に頼んでプロの方を呼んでもらおうかしら(上野投手的な)」

梓「ぷ、プロですか!?(鷹さんとかかな///)」

律「それなら安心だ。しかもプロの技が間近で見れるなんて滅多にないぞ(投球術的に)」

梓「そうですね///(指技的に)」

律「唯も今日初めてH(ヒット)だったからって調子にのってちゃダメだぞ」

唯「え~、なんで~。りっちゃんは今日H(ヒット)無しだったくせに」

梓(律先輩、今日はおあずけだったんだ……なんだか可哀想)

律「だって唯ってば、バット持つ手が逆さだったんだぜ」

梓(バットって、つまりは男の人の………だよね///)

唯「もう!ちゃんとできたからいいの!!」

梓「ところで、唯先輩」

唯「なぁに、あずにゃん?」

梓「その……バットを持った感覚ってどんなものなんですか?///」


唯「あずにゃんバットも触ったことないの?」

梓「常々触ってみたいとは思っていたんですが、その……機会がなくて///」


唯「うんとね~。そうだな~。やっぱり硬いっ!!て感じかな(金属的に)」

梓「やっぱり硬いものなんですね///(勃起的に)」

唯「うん!柔らかいと使い物にならないよね」

梓「で、ですよね~///」

梓「やっぱり大きさよりも硬さの方が重要なんでしょうか?///」

澪「まぁ、あまり長すぎたりすると逆に扱いにくいかもしれないな」

澪「やっぱり自分の体にあったものが一番だと思うよ」

梓「べ、勉強になります」

紬「じゃあ、どうせならみんなの体にあったバットを作ってもらわない?」

律「おお!自分専用のバットか~。いいね~」

梓(それって専用のバイブってこと?///)


紬「お父様のお知り合いにバットを作らせたら一番の職人さんがいらっしゃるの」

梓(ば、バイブ職人!?)←聞いちゃいない


唯「私のはとびっきり大きくしてもらおう!!」

澪「私の話を聞いてたのか……?」

梓(ゆ、唯先輩ったらっ///)はぁはぁ……

紬「梓ちゃんどうしたの?」

梓「いえ……ついつい興奮しちゃって」

律「梓もやる気になってきたか~」

澪「ふふっ。当日が楽しみだな」

唯「私、あずにゃんには負けないよ!!」

梓(ついに私のエロ知識を試す日がくることになろうとは)

梓(今までの妄想はこの日のためにあったと言っても過言ではないっ!!)

梓「やってやるです!!」



──そして当日

梓「ソフトボール……だと……!?」

澪「来たか梓」

律「ほらほら、早く準備しろよ~」

紬「はい、これ梓ちゃんのユニフォーム」

唯「もうすぐ試合開始だよ!!」

梓「……ぷ」

 「???」








梓「プレイボーーーイ!!!!」

 「!!?」



 おしまい



※解説の>>13
唯「このスコアのえいちって何?」

律「ヒットって意味だよ」

唯「じゃあ私は初エイチだね!」

あずにゃんは普段からエロい事ばかり考えてるから
エイチ→エッチ に聞こえる




最終更新:2010年02月18日 00:43