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和「相手とはどこまでいっているのよ?///」ヒソヒソ

澪「な…な…な、何言っているんだよっ!!和っ!!//////」カアア

和「まさか、キスもまだなの…?」

澪「き…きき、き…きすぅ……!?//////」

和「ちょっと本気なの…?いくらなんでも遅すぎるわよ!!まったく二人してうぶなんだかヘタレなんだか…」

澪「ちょ…ちょっと待ってよ!!///」

和「だからキム〇クに似てないって…」

澪「ち…違うってばー!!///」

和「何が違うのよ…?恋人ならして当然じゃない…」

澪「だ…誰が恋人だっ!!///」

和「ちょ…ちょっと、それどういうこと…?」

澪「もうっ!!こっちが聞きたいよっ!!///」

和「だってあなた…料理の出来る恋人から直接教えてもらうのは恥ずかしいし、相手を驚かせたいがために料理を学びたいと言ったんじゃ…?」

澪「だからその前提の恋人が違うってばっ!!///」

和「え…?じゃ誰に対してなの…?」


澪「……律だよ…グスッ…///」

和「え…えぇっー!!///」


和「ま…まさか…あの律……?///」

澪「そうだよ……///」

和「………///」

澪「………///」

和「そ…そうね…恋愛は人それぞれだもの…///」

澪「わぁっー!!そうじゃなくってっー!!///」






和「ぷっ…何だ…そんなことだったのね…」

澪「や…やっと誤解が解けた…はぁ…」へたっ

和「ふふっ…これは傑作ね」

澪「もう…こっちはその勘違いで振り回されたんだから…」

和「ふふ…ごめんなさいね、澪」

澪「はぁ…ま、いっか…」



トイレ

梓「ヒック…グスッ…グスッ…」

憂『梓ちゃんの力になれればと思ったんだけど…』

梓「グスッ…ウグッ…ウグッ…」

憂『信じているから…!』

梓「グスッ…グスッ…ごめん…ごめんかさい…」

憂『私たちがついているから!』ニコッ

梓「ウグッ…グスッ…グスッ…」

憂『だから梓ちゃん安心してね!』ニコッ

梓「うわあぁぁぁぁぁぁん!!」ダンッダンッ


梓「こんな私に…優しくしないで…グスッ…」








授業

憂「………」

憂(梓ちゃん…授業始まったのに…戻って来ない…どうしちゃったんだろ…)





ちょっとおまけ

律「もうすぐ2010年かぁ~…」

澪「そうだなぁ…あっという間だなぁ…」

律「おっ!ガキ使があるじゃんこれを見て新年を迎えよ~ぜ!」ピッ

澪「はぁ?何言っているんだよ、律。新年はN〇Kのクラシックハイライトに決まってんだろ?」ピッ

律「おいっ!大晦日ぐらいお笑い良いじゃん!」

澪「何言ってんだよ!ベートーベンの第5番ハ短調作品67とかハイドンのロンドンとかサン・サーンスの第3番ハ短調作品78とか年の締めにふさわしい曲をあのロシアナ・ショナルやリーブル、リヨンがやるんだぞ!これを聞かずしていつ聞くんだよっ!」

律「う~…そんなの、その楽団の録音CDを買えば良いじゃん…」

澪「む…だいたい、律の見たがっているガキの使いはどうせDVD化されるだろ?TSU〇AYAで借りて見れば良いだろ?」

律「うっ…うぅ…反論出来ない…」

♪~

澪「ワハー…ミハイル・プレトニョフの指揮だぁ…この濃厚さ、力強さがたまらない…///」ワクワクワク

律「こんな女子高生…いるかよフツー…」

そんなこんなで新年を迎えましたとさ☆





梓「はぁ…はぁ…はぁ…うぅ…」

ガチャッ

梓「最低だね…私…」

梓「好きな子の名前を知らないし…いやらしい目で見ていたし…優しい言葉をかけてくれているのに傷つけたりしたし…グスンッ…」



梓「私は最低だ……」


キンコンカンコーン


梓「…もう授業終わっちゃったんだ…はは…また職員室に行かないといけないね…」

梓「………」

梓「ふふ…ばっかみたい…」

梓「………」

梓(教室に戻るとするか……)ダッ

ドンッ

梓「わぁっ!」

「きゃっ!」

梓「す…すいません…」

「ごめんなさい…梓ちゃん…」

梓「あ…ムギ先輩…」

紬「大丈夫かしら?梓ちゃん…」

梓「は…はい……」

紬「……何かあったのね…」

梓「は…はい……」


梓(ムギ先輩には…ウソは通じないもんね…)


紬「ここで話すのもあれだから誰もいない場所でする?」

梓「……はい…」

紬「そう……」ギュッ

梓「む…ムギ先輩……///」

紬「ここが良いわね」

ガラッ

梓「せ…生徒会室…?」

紬「ここは生徒会の生徒しか使わないし、今授業中だから誰も来ないわよ」ニコッ

梓「ありがとう…ございます…グスッ…」

紬「何があったか話して欲しい……と思ったけど、まずは梓ちゃんの気持ちが落ち着かないと始まらないわよね…」スッ

梓「ちょっ…!ちょっと…ムギ先輩…!///」

紬「梓ちゃん…自ら話さないと何の解決にならないわよ…」

梓「そ…それは…」

紬「それじゃ、梓ちゃんが話す気になるまで私は梓ちゃんを離さな~い♪」ギュー

梓「そ…そんなぁ…///」

梓(正直ずっとこのままでいたい…でもそれは私のためにならない…///)

紬「どう?気持ちだけでも落ち着いた?」ニコッ

梓「あ……はい…///」

紬「そう…そんなことが…」

梓「グスッ…私なんて…私なんて…」

紬「ダメよ…梓ちゃん…まだ、相手に思いを伝えてないんでしょ?」

梓「ダメですっ!!こんな私をあの子が好きになってくれるわけないじゃないですかっ!!あの子は純粋なのに…私は汚れているんです…」ポロポロ

紬「………」

紬「違うわ…梓ちゃんが…純粋なのよ…」

梓「グスッ…えっ…?」

紬「好きな人に対してその人を妄想のオカズにしても、それは梓ちゃんがその人に対して一途な証拠じゃない」

梓「で…でも、それが汚らわしいんですよ…」

紬「ううん…全然汚らわしくなんかないわ…人間はある人に対して本当に好きなったら、その人の匂いや姿や声、そして雰囲気さえも記憶に収めて自分の思い通りの世界を頭の中で作り上げるものよ」

梓「そ…それが妄想じゃないですか…」

紬「あら?何で妄想がいけないの?人間が好きな人について妄想するのはその人が好きな人とこうありたいという理想の関係を脳の中で描いているだけなのよ?」

紬「ましてや、恋における妄想なんて相手に対して純粋な気持ちをぶつけようとする素敵な葛藤じゃない!」

梓「………」

紬「好きな人がいるくせにその人を妄想のオカズにしないなんてそれこそ汚らわしいわ。偽りの恋よ。嘘こそ相手を傷つける汚らわしいものだわ!」キラキラ

梓「………」

梓(正しいような気がするが…何だろう…この違和感…)

紬「だからね…梓ちゃん…」ギュッ

梓「!は…はい…///」

紬「梓ちゃんの妄想は梓ちゃんの純粋な気持ちの表れなのよ…本当に好きでなければ梓ちゃんが思ういやらしい妄想なんて出来ないわ…それこそ梓ちゃんが純粋な証拠なの…」

梓「………」

紬「梓ちゃん!!自分に自信を持って!!このままその思いを諦めちゃっていいの?」

梓「………」

梓「……くない…」

紬「え……?」




梓「諦めたくないですっ!!」

梓「好きですっ!!あの子のことが!!優しくて純粋で私のことも配慮してくれるあの子のことが!!」

梓「最初はかわいいと思っていたけど、知っていくうちにだんだんその子に惹かれたんですっ!!あの優しい笑顔っ!!私の名を呼ぶあの声っ!!あの優秀さの中に時折見せる初々しさまで全部好きなんですっ!!」

梓「あの子といつまでも一緒にいたいっ!!見続けたいっ!!そして…」





梓「私のことも好きになって欲しいっ!!……うぅっ…グスッ…」ポロポロ

ダキッ

梓「……ヒック…グスッ…グスッ…」

紬「梓ちゃん…やっと見失っていたものを見つけられたわね…」

梓「グスッ…グスッ…むぎぜんばぁい…うわ~ん!!」

紬「よしよし…梓ちゃん頑張ったわね…」ギュー

梓「ヒック…ヒック…グスッ…」

紬「梓ちゃん…やれるかしら…?」

梓「グスッ…は…はい…!自分なら出来る気がしますっ!!」

紬「そうよ…限りある時間にやりたいことをしないと後悔するんだから…」

梓「ムギ先輩……」

紬「ほら涙を拭いて…頑張りましょ、梓ちゃん」ニコッ

梓「!……///」

梓(ムギ先輩の今の笑顔…まるで女神みたい…///)

キンコンカンコーン

紬「あら?授業終わっちゃったのね…ふふ♪職員室でまた会いましょう♪」

梓「あ…ムギ先輩っ!!」

紬「ん?なぁに?」ニコッ

梓「あ…あの…その…///」

梓「ムギ先輩が私の先輩で良かったです…!///」

紬「………」

紬「私も梓ちゃんが後輩で幸せよ♪」ニコッ

タタタ

梓「………」

梓(よ…よし……!)ググッ



放課後

律「………」イライラ

唯「ヒューヒュー!」

律「………」イライラ

紬「ヒューヒュー!」

律「だっー!!うるさいなぁー!!お前らは!!」

唯「照れちゃって律っちゃんは…///」

紬「ふふ…部内恋愛はステキダワー///」

律「………」

律(こいつらは…)プルプル

ガラッ

澪「おーすっ…」

唯「ふふ♪来たよ来たよ♪///」


紬「モウタマリマセンワー///」

律「だからいい加減にしろっ!!お前らー!!///」


澪「何騒いでいるんだ…?」

唯「もう!とぼけちゃって!澪ちゃんは!」バンッバンッ

澪「ゆ…唯…?」

紬「ズバリ!律っちゃんに惹かれたところは?」

澪「え…ええ…?」


……

憂「………」

憂(結局…梓ちゃん来なかったね…)

純「じゃあねー憂ー」

憂「あ…うん、じゃあね」

憂(梓ちゃん……)






下駄箱

憂(はぁ…帰るとするか…)

憂(ん…?もしかして梓ちゃん…?)

梓「………」

憂「あ…梓ちゃん…?」

梓「あ……」

憂「授業出れていなかったみたいだけど…何かあったの…?」

梓「うん……」

憂「なら……」

梓「でも…解決したよ…」

憂「え……?」

梓「………///」スーハー

憂「………」

梓「………」キッ

憂「ど…どうしたの…?」

梓「今から…君に言いたいことがある…それを言いに来た…」

憂「な…なあに…?」

梓「き…き……///」

憂「き……?」


梓「君のことが好きですっ!!///」

憂「………」


憂「え…?え…!?ええっ!?///」

憂「あ…そうかぁ…梓ちゃん…冗談だよね?そういう冗談はちょっと……」

梓「ほ…本気なんだよっ!!///」

憂「!!」ビクッ

梓「す…すべてが好きなんだっ!!声もっ!!姿もっ!!匂いもっ!!すべて…そう…君のすべてが好きなんだっ!!私は君が好き…!!入試のあの日からずっと…///」

憂「ず…ずっと…?///」

梓「そ…そう…///」

憂「……//////」カアア

梓「……///」グッ

梓(頼む…受け入れてほしいっ!!)

憂「……//////」

梓「……///」ドキドキドキ

憂「……//////」

梓(お…お願いっ…!!///)

憂「……//////」

憂「あ…梓ちゃん……私…こういうの…初めてで…なんて答えていいかわからないよ…//////」

梓「……///」ドキドキドキ

憂「で…でも…私は…梓ちゃんの気持ちを聞けて…良かった…本当に嬉しいよ…//////」

梓「そ…それなら…///」

憂「でも…でも…//////」

梓「……///」

憂「い…今すぐには…答えられないよ…」

梓「……///」


憂「……だから…返事を待って欲しい……//////」

梓「う…うん…分かった…待ってる…///」


憂「あは…ごめんね…本当にこういうの…初めてだから…待っててね……//////」タタタ

梓「…いつまでも私は待つよ…」グッ

タタタ…ピタッ…

憂「……///」

憂「ど…どうしよう…梓ちゃんから告白されるなんて…///」

憂「……//////」ドキドキドキ

憂「うぅ…まだドキドキが止まらないよ…///」ドキドキドキ

憂「お姉ちゃんに…相談したほうがいいのかな……?///」ドキドキドキ


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最終更新:2010年02月19日 00:38