ガチャッ
憂「お菓子と飲み物もってきました、お姉ちゃん専用の」
唯「あ…ありがとう」
紬(あれ、私も悪いことになってるの?)
律「…そっ、そういえば憂ちゃんはどうして軽音部に入らないのかな?」
憂「………別に」ボソッ
律「そうか…」
澪「…あっ憂はギター弾けたよね、しかも数日で!どういう練習したの?」
憂「………別に」ボソッ
澪「そう…」
憂「みなさんは何時頃帰るんですか?」
律「え…えっと…今日はお泊りにきたんだ…」
澪「そ…そうそう」
憂「……ハァ…忘れてた……ごゆっくり…ペッッ!!」
澪「」ビチャッ
澪「あれ、わたし憂ちゃんに嫌われてたりする?」
律「照れ隠しじゃね?」
梓「あるあるwwwww」
澪「ねー…あるあるwwwww」
律澪梓「あるあるあるあるwwwwww」
律「唯wwwwなぁ唯wwww」ズイッ
唯「っ!?なっなに…?(近い…)」
律澪梓「あるあるあるあるwwwwwwww」
唯「…もう、わかったから…」
澪「…その『お姉ちゃん専用のお菓子と飲み物』、超いいセンスのやつばっかじゃん…」
律「スコーンのバーベキュー味にわさビーフ…」
梓「飲み物はウェルチのグレープ味…か」
ガチャッ
紬「あら、憂ちゃんどうし
憂「…」ポイッ ポイッ
澪(…?『お前ら用』って書かれたお菓子と飲み物が…)
律(ジンギスカン味のキャラメルとあずきペプシ…)
憂「」ウズウズ
律澪紬梓「…」
憂「」ウズウズ
澪「あ…憂ちゃんありがt
ガチャッ
澪「憂ちゃんはなにが目的なんだよ」
律「私たちが傷つく回数×10点制なのか?え?」
梓「憂は私たちが嫌いなんでしょうか…ヒッグ…」
唯「…とりあえずお菓子食べようか」
紬「そうね」
澪「…ああ」
唯「スコーンうま」パリポリ
澪「…」クチャクチャ
澪「…ペッッ!!!」
律「? …」クチャクチャ
律「…トゥエッッ!!!」
澪律梓「不味っっっ!!!!」
澪「今さらだけどなんでジンギスカン味なの!?」
梓「私キャラメル自体あんまり好きじゃないですけどちょっと期待して食べた結果がこれですよ」
唯「そんなに不味いの…?」
梓「ちょっと食べてみてくださいよ」
唯「いや…いいよ、スコーンあるし…」パリポリ
澪「……あずきペプシ飲もうか…」
律「…」ゴクゴク
澪「…」ゴクゴク
律澪「不味っっっ!!!!」
梓「いや…私はけっこう…」ゴクゴク
律澪「え」
紬「あるある」
憂「お口に合いませんでしたか?wwww」
律「…あぁ、ちょっと…ごめんな…」
憂「すいませんでしたwww代わりといってはなんですがwwww」ポイッ ポイッ
澪「あ…ありがとう、憂ちゃ
ガチャッ
澪「…」
梓「…あ、でもこれスイカバーですよ!!」
律「あ、本当だ」
梓「スイカバー!!スイカバー!!」
澪「えらいテンションだなおい」
律「あれ……でもなんかこれ液体の感触しない?」
梓「…!しかもこれ昔のパッケージだ…」
澪「めちゃくちゃ古いってこと…?」
律「賞味期限は…っ!!!」
梓「いつですか?」
律「いや…黒く塗りつぶされてる…」
梓「…今更だけど温っっ」
紬「本当…やけにぬるいわ…」
律「…開ける?」
澪「唯wwwお前開けろよwwwww」
梓「そうだwwww開けろwwwww」
律「開けろwwwww」
唯「い…いやだよぉ…」
紬「ちょっと、唯ちゃん嫌がってるから…」
律「いいからwwww開けろwwwww」
唯「わかったよ…えい!」ビリッ ピシャッ
澪「うおっ」ビチャ
唯「あ」
律「…」
梓「…」
澪「……舐めとれwwwww」
梓「そうだwwww舐めとれwwwww」
律「舐めとれwwwww」
梓「舐め… …!!!?」
紬「!?どうしたの梓ちゃん…?」
唯「…?」
梓「私…私……唯先輩にいっぱいひどい事を…」
唯「…よかった、あずにゃん…もとに戻ってよかった…」
梓「すみませんでした…すみませんでした…」グスッ
唯「いいんだよ…あ…じゃあ律ちゃんと澪ちゃんも元に戻るの!?」
紬「いえ、梓ちゃんだけは特別みたい…」
唯「そっか…」
澪「はやく舐めとれwwww」
律「舐めとれwwww」
梓「澪先輩が自分で舐めとればいいじゃないですか」
澪「…は?」
律「澪やめとけ、こいつ今日どうせ女の子の日なんだよ」
梓「律先輩は黙っててください」
律「なんだとこらぁぁぁぁ!!!」
梓「大声出さないでください、憂呼びますよ?」
律「くっ…ちっきしょぉぉぉ!!!」
澪「いいぞwwwwもっとやれwwww」
梓「澪先輩も喋らないでください、鬱陶しい」
澪「なんだとこらぁぁぁぁ!!!」
梓「大声出さないでください、憂呼びますよ?」
澪「くっ…」
律「もういいわ…私たち帰るわ」
梓「ええ、そのほうがいいですね」
澪「嫌だッ!」
梓「っ!」
澪「私がいなきゃ唯はどうするんだ!?」
唯「え?」
澪「誰がこれから唯にご飯食べさせて誰が唯を風呂に入れるんだよ!?」
唯「いや…自分で出来るよ…?」
澪「っ!?」
律「唯…お前…っ!」
唯「え?え?」
律「澪…もう帰ろう…」
澪「…ヒッグ…唯…」
唯「なっなに?」
澪「呼んだだけwwwww」
律「もうwwww澪ったらwwww」
ガチャッ
唯「…」
梓「唯先輩、たまには怒ったほうがいいと思います」
唯「…今の律ちゃんと澪ちゃんは薬のせいだから…」
梓「でも…」
唯「二人の薬が抜けたらまたみんなで笑ったりできるしね、それまで我慢だよっ」
梓「はい…」
翌日
唯「はぁ、部活か…みんなに会えるのは嬉しいけど、みんなおかしいからなぁ…」
梓「唯先輩、もしあの二人がなにかしてきたら助けてあげます」
紬「私も味方よ?だから安心して…ねっ?」
唯「ありがとう…ムギちゃん、あずにゃん…」
ガチャッ
唯紬梓「!!」
律「おーっす、あれ?澪はまだか」
唯「うん…ってあれ…?」
紬「律ちゃんが…」
梓「…戻ってる?」
律「ん?どうした?」
唯「いっいや何でもないよ!ムギちゃんお茶入れてほしいなぁ」
紬「う…うふふ、ちょっと待ってね?」
唯(良かった…本当に良かった…これで澪ちゃんも戻ってるはずだよね)
唯(また皆で演奏したりお菓子食べたり…)
唯(今度はちゃんとお泊り会しよう…色々話したり、笑ったり…)
唯(楽しみだなぁ…えへへ)
ガチャッ
澪「ケェェェッケッケッケッケwwwwww」
唯「」
律「澪…?どうしたんだ?」
澪「しっかしお前は額が広いな」
律「なっ!」
澪「そんなデコ晒して街歩くの恥ずかしくないのか?えっ私?私なら恥ずかしいな///」
律「澪…どうしちまったんだよ…」
澪「ちょっやだ、泣かないでよ!なんか私が悪いみたいじゃん!」
律「…」
唯「律ちゃん、ちょっといいかな」チョイチョイ
律「…?」
澪「あーまた私を仲間外れにしてっ!みおみおは寂しいと死んじゃうんだゾッ」
梓「勝手に死ねばいいじゃないですか」
澪「お? お?」
梓「勝手に死ねばいいじゃないですか」
澪「知ってる?私小学生のころ空手やってたんだよ?悪いけど本気でいくよ?」
律(で、話ってなんだ?)
唯(うん…実は…)
…
律(そんなっ…じゃあ今の澪も…?)
紬(そうなるわね…)
律(そうだったのか…)
唯(律ちゃんは覚えてないの?)
律(あぁ、私は今日朝普通に目覚めて…その前のことははあまり覚えてないな…)
唯(そうなんだ…)
澪「おーい!いい加減カバディの練習始めるぞー!!」
律(どうやったら澪は治るんだ?)
紬(多分…今は耐えるしかないと思う…)
澪「おーい!私なんか今日祝われたい気分だから祝ってくれー!!」
律(そうか…)
唯(でも仕方ないよ、今の澪ちゃんは確かに変だけど…)
梓(唯先輩…)
唯(私たちは本当の澪ちゃんを知ってるんだから)
律(…ああ)
唯(がんばろう律ちゃん!みんなで澪ちゃんを助けようよ!)
律(そうだな…よしっ!)
梓(協力します!)
紬(私もできることはやるわ!)
澪「おーい!早く胴上げしてくれー!!」
梓「もう…一人でやってればいいじゃないですか」
澪「一人で…………」
梓「……?」
唯「…」
紬「…」
律「…」
澪「……どうやってやるの?」
今日は終わります
最終更新:2010年02月19日 01:31