梓「せんぱぁい…」ポロポロ

唯「わわっどうしたのあずにゃん?泣いちゃって…」

梓「す、すいません、嬉しくて…//」

唯「謝ることじゃないよー」ナデナデ

梓「はい…///」

唯「じゃあ帰ろっか!」

梓「はい!」

紬(ばれちゃう…逃げなきゃ!)タッタッタ

ガチャッ

ピチャ

唯「うん?」

梓「な、なんですかこれ!?」

唯「床が真っ赤…」



―帰路

梓「大変でしたね、掃除するの」

唯「うん、疲れちゃったよー」

唯「靴の裏に付いた色なかなかとれなかったよね」

梓「そうですね。てゆーかあれ、匂いといいまるでt…」

唯「ストーーップ!あずにゃん、それ以上は言わないで…」

梓「あ、はい…」

唯「じゃあ私こっちだから…またね!あずにゃん!」

梓「はい!」

唯「あ、そうだ!」スッ

梓「?」

―チュッ

梓「!」ボッ

唯「えへへ…」テレテレ

唯「じゃあね!あずにゃん」タッタッタ

梓「///」カァァ

梓「///」ボーッ

梓「…は!?」

梓「キ、キスされちゃった…」

梓「唯先輩に…//」

梓「えへ…えへへ…」ニヤニヤ


―回想終了

唯「昨日は…あずにゃんに告白された…」

憂「うん。なんで断らなかったの?」

唯「わ、私もあずにゃん好きだし…」

憂「お姉ちゃんは私のこと好き?」

唯「もちろんだよ!」

憂「じゃあなんで?」クチュッ

唯「んっ…!」ピクッ

憂「私の方がお姉ちゃんを満足させてあげられるよ?」クチュクチュ

唯「あ…う、憂…//」

憂「ここが弱いんだよね?」クチュクチュ

唯「あ、憂…やめ…」ハァハァ

憂「梓ちゃんと別れてくれるならやめてあげる」ヌチュヌチュ

唯「そ…んなっ!出来ないよ…//」ハァハァ

憂「ならやめないね」ギュ

唯「あぁ!…んん…憂…」フルフル

憂「お姉ちゃん我慢してるでしょ?」

唯「し、してない…よ…」ピクピク

憂「我慢しなくていいよ?」ペロッ

唯「あ!ま、待って憂!」

憂「待てないよー」ピチャピチャ

唯「だ、だめだよ!//」ハァハァ

憂「ダメじゃないよ、いいよ?お姉ちゃん」チュー

唯「っ…あぁっ!…んんんんっ!」ビクッビクビクッ

憂「えへへ…おいしい…//」ニコッ



―学校、昼休み

澪「…休み?」

律「ああ、先生に連絡も来てないってさ」

澪「サボり…じゃないよな」

和「唯はサボったりするような子じゃないと思うけど…」

紬「なにかあったのかしら?」

澪「うーん、まずいな…」

律「なにが?」

澪「なにがって…今週末は学校祭じゃないか」

律「あっそうか…」

紬「唯ちゃんがいないと練習出来ないわね」

澪「普段から練習しないからこうなるんだぞ律!」

律「うっ…」


ガラガラ

梓「あのー」

律「おー梓どうした?」

梓「唯先輩来てますか?」

澪「いや、休みらしい…」

梓「そうなんですか?実は憂も今日学校来てなくて…」

和「憂が?珍しいわね…」

梓「はい、しかも学校に連絡してないみたいなんですよ」

律「唯と同じじゃん!」

梓「え!?そうなんですか?」

澪「どういうことだ?二人揃って無断欠席なんて…」

紬(いちゃいちゃしてるのかしら?)


律「じゃあ今日は部活無しで、唯と憂ちゃんの様子を見に行くか」

澪「そうだな…去年みたいになると大変だし…」

梓「風邪ひいたってやつですか?」

紬「ええ」

和「でも今回は嫌な予感がするわ…」

律「なんにもないと良いんだけどな」

梓「心配ですね」

梓(唯先輩…)



―平沢家

唯「ん…」

唯(あれ?寝ちゃってたのかな…)

唯(なんか股間がむずむずする…)

憂「お姉ちゃん…お姉ちゃん…」クチュクチュ

唯「憂!?」

憂「なに?」

唯「ま、まだやってたの?」

憂「うん!あ、ごめんねお姉ちゃん。お腹空いたよね」

唯「あ…うん」

憂「ちょっと待っててね」スタスタ

唯(はぁ…学校休んじゃった…)

唯(というか私何回果てたんだろう…)

唯(こ、腰が動かない…)プルプル



―平沢家、玄関前

律「おーい、唯ー」

澪「いや、チャイムならせばいいだろ」

紬「唯ちゃーん?」

梓「紬先輩まで…?」

紬「一度やって見たかったの♪」ニコニコ

澪「…」ポチッ


―ピンポーン

律「二人とも休みだよな?出て来るかな」

澪「出てこなかったらどうしようか…」

梓「入ればいいんじゃないですか?」

紬「まぁ♪楽しそうね!」パァァ

澪「不法侵入だよ…」

ガチャッ

憂「はい」

梓「憂!」

憂「何か用ですか?」

澪「唯も憂ちゃんも無断欠席だったから心配でさ」

律「様子を見に来たんだよ」

紬「唯ちゃんは?」

憂「…お姉ちゃんは部屋に居ます」

梓「憂、上がってもいい?」

憂「だめかな」

梓「え…?なんで?」

憂「ごめんね、今お姉ちゃんの食事作ってるから」

憂「じゃあね梓ちゃん、軽音部の皆さんも」

バタンッ

律「なんかおかしくないか?」

梓「変でしたよね、憂…」

澪「怒ってる感じがしたようなしないような…」

紬「…嫉妬ね」

律「嫉妬?」

澪「ムギ、何か知ってるのか?」

紬「多分梓ちゃんが原因だと思う…」

梓「わ、私ですか!?」

律「梓が何かしたのか?」

紬「梓ちゃんは昨日唯ちゃんに告白したの」

梓「ぶっ!」

律&澪「…え?」

紬「でね、付き合う事になったから嫉妬してるんだと思うわ」

梓「な、なんで知ってるんですか!?」

紬「ごめんね梓ちゃん。床の掃除させちゃって…」

梓「…」

梓「あぁ…なるほど」

澪「へ、へぇー唯と梓がねー」

律「ま、まぁ本人がいいなら女同士でも変じゃないよな」

紬「というか百合以外必要なのかしら?百合は正義だと思うの」

紬「澪ちゃんと律ちゃんも素直になったらどうかしら?」

律「なっ…何の話しだ?//」

澪「あ、あぁ。全く理解不能だな//」

梓「話しズレてませんか?」



―唯の部屋

ガチャッ

憂「お待たせ。お姉ちゃん」

唯「遅かったね。どうかしたの?」

憂「なんか軽音部の人達が来ちゃって…でも大丈夫だよ?軽くあしらったから」

唯「え!?皆が来たの!?」

憂「うん。困るよね。私とお姉ちゃんの邪魔してさぁ」

唯「憂…」

憂「ほら、ご飯食べよ?」

唯「うん…」

憂「はい♪あーん」スッ

唯「あーん」パクッ

憂「おいしい?」

唯「おいしいよ」

唯(おいしいけど…悲しいよ…)



―再び玄関前

澪「話しを戻そう」

律「そうだな」

紬「相思相愛なのよ?」

梓「とりあえず今日はこのまま解散して、明日も休むようなら無理にでも唯先輩に会いませんか?」

律「んー、確かに今ここで粘っても時間の無駄だよな」

紬「なんで二人は付き合わないの?恥ずかしいの?」

澪「そうだな…じゃあ今日はここまでにして帰るか」

紬「素直になればいいだけなのに…」

梓「また明日です。律先輩、澪先輩」

律「おう、またな梓ー」

紬「…」シュン



―翌日

チュンチュン

唯「ん…朝かぁ…」

唯「結局昨日ご飯食べた後も憂に責められてたなぁ」

唯「学校行きたいよー」

唯「学校祭も近いのに…」

ガチャッ

憂「おはよう、お姉ちゃん」

唯「あ、憂…今日も学校行かないの?」

憂「私は行ってくるよ。お姉ちゃんは待っててね」

唯「そんなぁ…これほどいてよぉ…トイレ行けないよぉ」

憂「私が処理するから漏らしても大丈夫だよ♪」

憂「じゃあ行ってくるね」

バタン



―学校2年教室

唯「おはよー」

律「唯!」

唯「律ちゃんおはよー」

律「なんだよー心配させやがってー」

唯「ムギちゃん、おはよう」

紬「…」ピクッ

紬「…おはよう、唯ちゃん♪」

唯「ごめんね、心配かけて…昼休みには澪ちゃんと梓ちゃんにも顔見せてくるね」

律「ふー、取り越し苦労だったみたいだな」

紬「そうね、元気そうでよかったわ」

紬(…さて、どうしようかしら)



―昼休み

ガラガラ

唯「どうもー」

澪「唯!?」

唯「えへへ…」

澪「大丈夫なのか?」

唯「うん!心配かけてごめんね」

澪「何事も無くてよかったよ。梓にはもう会ったのか?」

唯「ううん、これから行くよ」

澪「そうか、梓の奴喜ぶぞ。早く行ってあげなよ」

唯「うん!またね澪ちゃん!」タッタッタ

和「澪…」

澪「なんだ?」

和「…やっぱりなんでもないわ(今のって…)」



―1年教室

ガラガラ

唯「あずにゃーん」

梓「唯先輩!」

梓「唯先輩、大丈夫なんですか?」

唯「うん、もう大丈夫だよ!」

梓「よかったです…」ウルウル

唯「あのね、あずにゃん」

梓「なんですか?」

唯「大事な話しがあるの。屋上に行かない?」

梓「大事な話し…?ここじゃダメなんですか?」

唯「うん…」

梓「わかりました、屋上に行きましょう」



―屋上

梓「それで…話しってなんですか?先輩」

唯「あずにゃん…」ダキッ

梓「わっ///」カァァ

唯「あずにゃん大好き…」ギュウ

梓「ちょ…苦しいですよ先輩///」カァァ

唯「ずっとこうしていたいなぁ」ギュウギュウ

梓「く、苦しいですって」バタバタ

唯「苦しいの?あずにゃん」グイグイ

梓「先輩…ちょ…くる…し…」ジタバタ

憂「今楽にしてあげるからね?」グイィィ

梓「あ…かはっ…」

憂「梓ちゃん小さいのに丈夫だね」ミシミシ

梓「う…い…やめ…」ガクガク

―タタタ

紬「憂ちゃん!」

憂「…紬さん、遅かったですね」

紬「やっぱり憂ちゃんだったのね…」

―タタタ

和「憂!」

憂「和さんも…」

和「憂!何してるかわかってるの!?」

憂「さすがに紬さんと和さんはごまかせなかったかぁ」

紬「そんなこと…」

和「すぐに気付いたわよ…」

和「長い付き合いだもの!」
紬「匂いが違うんだもの!」


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最終更新:2010年02月21日 00:39