律「さっさと出よう」

ザバ

梓「今夜律先輩…律に襲われたらどうしよう」

梓「あの人ならあり得る」

梓「…いやじゃないけど…」

梓「意外と分別ある人だしそれはないか」

ガチャ

律「梓ー風呂あいだぞー」

梓(前髪おろしてる!)

梓「り…律かわいいねっ…」

律「え? ありがと」

梓「私もお風呂はいってき…くる」

律「いってらー早くあがってね」

梓「うん」

パタン


梓「なにあの破壊力…」

梓「カチューシャつけてるときはボーイッシュだけど前髪あったら急に女の子っぽく…」


梓 ハアハア

梓「今私ムギ先輩みたいだったような」


梓「あがりましたよー」

律「おかえり」

梓「もうカチューシャつけてる…」

律「これは私のアイデンティティ」

梓「はいはい」

律「冷たいなあ」

律「ゲームとかない?」

梓「ない」

律「おもしろいものは?」

梓「ちょっとないですね」

律「じゃあ梓で遊ぶ!」

梓「なんでそうなるんですか」

律「梓ってさエロい話とかオープンな人?」

梓「いえあんまり…聞くだけなら平気ですけど」

律「私も~ それより言葉…」

梓「慣れないんだよう」アセアセ

律「梓! ちゅーしよ!」

梓「そういうのって宣言してするもの?」

律「まあいいじゃん」

チュー

梓「///」

律「その顔が毎回かわいい」

梓「もうっ」プンプン


梓「律先輩大好きです」

律「私も梓が大好きだ」


梓「キスしませんか?」

律「積極的だな」

律 ススス

梓 ヒョイ

律「…」

梓「普段のお返しです」

律「むむ…」

律「そろそろ寝ようか」

梓「夜はまだまだこれからですよ?」

律「酒入ってない?」

梓「素面ですよ失礼な」

律「将来はさわちゃんか…」

梓「何言ってるんですか!」

律「梓」

梓「…」

律「寝た?」

梓「寝てません」

律「明日休みなんだからさーもっと絡もうぜー?」

梓「少し疲れたんです」

律「えっまさか私との関係に?!」

梓「そんなわけないです 学校とか練習で体力使ったので」

律「子供かよ~」

梓「先輩に言われたくないです!」

律「寝ちゃう?」

梓「寝ますね」

律「そっか…腕枕してやろうか?」

梓「腕枕ってきついんじゃないですっけ?」

律「首の下のとこなら平気だよ」


梓「なんでそんなこと知ってるんですか?」

律「細かいことは気にするな」スッ


梓「…しつれいしまーす」ポン

律「…そのうち言葉遣い慣れてくれるよね」

梓「一生慣れないと思います」

律「ノリ悪いな~」

梓「…」

律「もう寝た?」

梓「…」

律「じゃ私も寝るか…」フア…

律 グースカ

梓(こんな時間がずっと続けばいいのに)モゾ

律 スピー

梓(…寝顔結構幼いな)

律 スー…ビクッ…スー…

梓(www)ブルブル

梓(私も眠くなってきた)

律 ンン…キャベ…ジン

梓(よく寝るなー)

梓(私もこんな奔放なかんじの人に)

梓(なって…みたいな…)

梓 グゥ

律 アズサー…

梓 リツ…

梓(ん…朝)

梓(体が重い…なんで?)パチ

律 マセンコウ…

梓「なんで上に乗っかってるんです…」

律 ファイナルフラッ…ビクッ

梓「この人とんでもない寝相…どれだけ元気なんですか」クス

梓「朝ですよー」ツンツン

律「ふあっ…」ビクリ


梓「おはようございます」

律「あっ…梓に襲われるーっ」キャー


梓「どっちかというとこれ先輩が襲ってますよ!」

律「朝ごはんは?」ムニャ

梓「何が食べたいですか?」

律「ビーフシチュー…できたら起こして」グウ

梓「朝から手間がとんでもないです!」

梓「目玉焼きでいいか」

ジュー

梓(新婚さんっぽい)

梓「♪」

梓「起きてください ごはんです」

律「よっしゃあああああああああ」ガバッ

梓「単純な人…」

律「梓って料理できるんだな」モグモグ

梓「目玉焼きって料理に入ります?」

律「私できないもん」

梓「やらないだけでしょ? やってみたら簡単ですよ」

律「あっ焼肉ならできる!」フンス

律「今日はなにする?」

梓「家でごろごろしましょう」

律「梓にもついに唯の毒が…」

梓「一緒にしないでください!」ガオー

律「へへっ冗談だよ」

梓「冗談しか言わないですね」

律「おもしろけりゃいいの!」

梓「はいはい」

梓「あの…恥ずかしいこと言うんですけど」

律「どした? トイレか?」


梓「いえ…私今日はなんだか甘えたい気分なんです」

梓「ずっとぎゅってしててくれませんか?」


律 キューン

律「いいぞ おいで!」ニコニコ

梓「はいっ」

律「♪」ギュー ナデナデ

梓「♪」エヘ

律「甘えたがるなんて珍しいな」ナデナデ

梓「だめですか?」

律「全然おっけー! むしろどんと来い」ナデナデ

トン

梓「…胸ないですー」

律「なっ…梓も人のこと言えないだろー!」

梓「先輩より年下だからいいんですよ」

律「なんだとう!」

律「私が梓の胸を大きくしてやろうか?」ニシシ

梓「遠慮します」

律「つれないな」

梓「先輩こそ大きくしてほしいんじゃないですか?」ニヤニヤ

律「私は成長過程だからだいじょうぶ」

梓「何を根拠にそんなこと…」


律 ナデナデ

梓 ウトウト

律 ナデ…ウトウト

梓 ピクン…スウ

律 …スー

梓 クークー

律 スースー

律「はっ寝てた…」

律「猫なでてるみたいで気持ちよかったからつい…」

梓 スースー

律「かわいいやつめ」ニヘッ

梓「んー…」モゾ

梓「あったかい…」

律「そりゃよかった」

梓「律先輩…」ピト

律「どうした?」

梓「すき…」

律「私も」ナデナデ

梓 スー…

律「そろそろ昼だな」

律「かわいそうだけど起こしちゃおう」

律「梓」チョンチョン

梓「なんでしょう…」ムニャ

律「そろそろ昼だよ」

梓「うう…寝過ぎて頭が痛い」

律「ずっと寝てたな」

梓「あったかかったです」

律「へへっ」

律「昼どうする?」

梓「一応買い置きのカップラーメンありますよ」

律「じゃそれいただき!」

梓「すみませんお湯沸かしてもらえませんか?」

律「おういいぞー」テクテク

梓「心地良かったな…」ボー

律梓「いただきまーす」

ズズーモグモグ

律「…」モグモグ

梓「…」モグモグ

律梓「ごちそうさまでした」

律「いやー時間がたつのは早いな」

梓「そうですね」

律「午後も寝る?w」

梓「夜寝れなくなっちゃいます」

梓「でもできたら家の中でいちゃつきたいなーなんて…」

律「飽きないね~」

梓「先輩は飽きちゃいました?」

律「なわけないじゃん」


梓「じゃあ今からは私がぎゅーしてあげます!」フンス

律「ソファーいこうぜ」


梓「スルーですか?」グスン

律「やわらけー」ボスッ

梓「おっさんくさいです」

律「さどうぞ!」

梓「え?」

律「私今ちょっと甘えモードかなあ」チラッ

梓 ギュ

律「梓小さいから何かかわいいな」

梓「律先輩もかわいいですよ」ナデ

律「くすぐったいw」


梓 ナデナデ

律「なんかこそばいよ~」クス

梓 ナデナデ

梓(幸せ)


梓「先輩今日はさすがに帰っちゃいますよね」

律「ああ 明日家族で出かけるみたいだし」

梓「そうですか…」

律「残念?」ニヤニヤ

梓「はい…」

律「素直な子は好きだぞ」

梓「唯先輩とかですか?」

律「なんでそっちに持って行くんだよ」

律「やることないな」

梓「そうですね」

律「やることないのも幸せだよな」ボー

梓「暇ですけどね」ボー

律「4時か」

梓「帰るんですか?」

律「うんそろそろ帰らないと」

梓「また来てくださいね」

律「寂しがらないのか?」

梓「寂しいですけどこれが最後じゃないと思うんで」

律「また来週にでも来るからな」

梓「はい」

ガチャパタン

梓「テレビでも見ようかな」


梓「律先輩といちゃつくのがあんなに幸せだとは思わなかった…」

梓「今度は律先輩の家に泊まりに行きたいな」

――――

律「来週も泊まりに行かせてもらおうかな~」

律「いやうちに来てもらうか」

律「梓に楽しんでもらえるようにゲームとか用意しとこう」

プルルルル

梓「電話?」

梓「もしもし中野ですけど」

律『私だ! 今日は楽しかったぞ ありがとな』

梓「いえこちらこそ」

律『なんかぐだぐだでごめんな』

梓「何のことですか?」

律『いやこっちの話』

梓「はあ…」


律『梓』

梓「はい」

律『愛してる!』ウオー

梓「私もです!」クス


おわり



最終更新:2010年02月24日 05:53