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―――――翌朝
唯「ふわあぁぁ、よく寝た」
唯「う~い~、おはよ~」
唯「そうだ、憂いないんだ・・・・」
唯「みんな学校くるかな・・・・」
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―――――校門前
唯「学校についたけど、人が一人もいなかった・・・・・。車も一台も
走ってなかった・・・・」
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―――――教室
唯「どこの教室にも人が一人もいない・・・・」
唯「というか、学校に人がいない・・・・」
唯「今日日曜じゃないよね・・・・?」
唯「・・・・・・・・」
唯「そうだ・・・・。音楽室いこう!」
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―――――音楽室前
「~~~~~~、~~~~~~~、~~~~~~~~」
唯「あれっ!?話声が聞こえる!」
唯「やっぱりみんないるんだ!」ガチャ
唯「・・・・・・あれ?」
唯「誰もいない・・・・・」
唯「今の話声は・・・・・?」
唯「うぅ・・・・・」ポロッ
唯「うえぇ~~~ん」ポロポロ
唯「どうしてみんないなくなっっちゃたの・・・・」ポロポロ
唯「りっちゃんも、ムギちゃんも、あずにゃんも、澪ちゃんも、憂も・・」ポロポロ
唯「みんないなくなっちゃた・・・・・」ポロポロ
「~~~~~~~~~、~~~~~~~~~~、~~~~~~~~~」
唯「ん?」
唯「話声が聞こえる・・・・・!」
唯「みんなの声だ・・・・・!」
唯「・・・・・・・・」
唯「!」
唯「こんなところに扉が・・・・・」
唯「しかも3つもある・・・」
唯「いままでは壁だったのに・・・・」
唯「・・・・・・」
唯「この扉の奥から声がきこえる・・・・」
唯「でも、どの扉だろう?」
唯「・・・・よし!」
唯「せっかくだから私は赤の扉をえらぶよ!」キリッ
唯「そうと決まれば・・・・」
唯「・・・・・・」ガチャ ギィ
唯「わっ、中はまっくらだ・・・・」
唯「どうしよう・・・」
バタンッ!
唯「わわっ!勝手に閉まったよ・・・・」
唯「・・・・・・」ガチャガチャ
唯「どうしよう・・・・。こっちがわからは開かないや・・・・」
唯「こわい・・・・・」
唯「あ・・・・れ・・・・?」
唯「なんだか・・・頭がぼーっとしてきた・・・・」フラフラ
唯「も・・・・・だめ・・・」
唯「」バタッ
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「~~~~~いっ、ゆ~~~~~~っ、ゆい~~~~~~~」
唯「う、う~ん」
律「唯!」
唯「えっ・・・・・りっちゃん?」
律「大丈夫か!?唯!」
唯「えっ・・・・・りっちゃん?」
律「大丈夫か!?唯!」
唯「りっちゃん!?ほんとにりっちゃん!?」
律「あぁ・・・・、みんなもいるぞ」
唯「澪ちゃん!ムギちゃん!あずにゃん!」
唯「みんな消えちゃったとおもったよ~~」グスッ
澪「それなんだがな・・・・唯」
紬「私たちは扉のない音楽室に閉じ込められてたわよね?」
紬「そして停電になったかとおっもたら、人がきえた・・・・」
紬「私も停電になった時、意識が遠のいて、気が付いたらここにいたわ・・・」
唯「ここは・・・・、音楽室!?」
律「そうだ・・・・。しかもみてみろ・・・・」
唯「?」
唯「!」
唯「また扉がない・・・・・」
律「そうだ・・・・・」
唯「なんで・・・・」
梓「最初はわたし一人だったんです。すっごく怖かったです・・・・」
律「梓は最初に消えたからな・・・・」
澪「どうすればいいんだ・・・・」
一同「・・・・・・」
唯「そうだっ・・・」
~~~~~~~~~~唯はこれまでのいきさつを話した~~~~~~~~~~~
澪「町中人がいないだと・・・・・・?」
唯「うん・・・・・」
律「その音楽室の3つの扉もきになるな・・・・・・」
律「どうして唯は赤い扉を選んだんだ?」
唯「えっと・・・・、せっかくだから・・・・」
律「コンバット越前かっての!」ペチッ
唯「あう・・・」
紬「唯ちゃん・・・・。どうしてさっきから片足立ちしてるの?」
唯「あっ、うん」
律「だからコンバット越前かっての!」ペチッ
唯「あう・・・」
澪「唯がいない間いろんなことを試したんだけど、どれもだめなんだ」
紬「もう手段が思いつかないわ・・・」
梓「でも唯先輩は外にでれたんですよね?」
唯「うん・・・・。変なとこだったけど・・・」
律「じゃあ私らも・・・・・・」
カタンッ
澪「ひっ!」
律「またかよ・・・・」
紬「・・・・」ビクビク
カチッ
澪「ついた・・・・・」
唯「・・・・みんな・・・・あずにゃんが・・・いない・・・・」
カタンッ
終劇?
唯「・・・・みんな・・・・あずにゃんが・・・いない・・・・」
律「またかよ・・・・。」
律「前回も、そして今回も最初は梓だな・・・」
紬「ということは・・・次は私・・・・」
律「・・・そうなのかもしれないな・・・」
唯「やだよ・・・・!もうみんなが消えるのはいや!」
律「唯・・・・。そうだな・・・」
カタンッ
唯「なんで・・・・・」
澪「・・・・・・」ビクビク
カチッ
唯「うぅ・・・・・」
澪「・・・・ムギ・・」
律「消えてるな・・・・」
唯「もうやだよう・・・・・」
律「さっきの順番だと・・・・・・・」
澪「ひいいいいいいいい!」
唯「りっちゃん・・・・」
律「すまん・・・・・」
澪「もうやだ・・・・!」
澪「この前は消えたあとみんなに会えたけど今回はバラバラになってしまうかもしれ
ないんだぞ・・・・・!?」
澪「そんなの絶対やだよ・・・・」
唯律「・・・・・・・」
律「澪・・・・」
カタンッ
唯律「!」
パチッ
唯「・・・・・・」
律「澪・・・・・」
律「次は私だな・・・・」
唯「・・・・・・」
律「澪は大丈夫だ。ちゃんとムギと梓といる」
律「唯・・・。多分今回も唯がここに残ることになるとおもう」
律「おそらくまた自由に動けるとおもうんだ」
律「だからなにかこの状況を打破する方法を探ってきてほしい」
唯「私には無理だよ・・・」
律「このままじゃ無限ループなんだよ。またこの扉のない音楽室で
消えるのをまつことになる・・・・・」
カタンッ
唯「ひぃ・・・・・」
パチッ
唯「・・・・・また扉がもとにもどってる」
唯「とりあえず家に帰ろう・・・」
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―――――唯の部屋
唯「私どうすればいいんだろう・・・・」
唯「打破する方法をさがせっていわれてもわかんないよ・・・」
唯「またひとりぼっちだよ・・・・」
唯「・・・・・」
唯「ひとりぼっちではないか・・・・。ギ―太がいるもんね・・・」
唯「はあ・・・・・、早くみんなと練習したいな・・・」
唯「・・・・・・そうだ」
唯「まだ試してないことがあった・・・・」
唯「みんなで演奏すればいいんだ!」
唯「みんなで心を一つにすればこの状況を打破できるはず!」
唯「なんでこんな簡単なこと思いつかなかったんだろう」
唯「そうときまれば明日にに備えなきゃ」
唯「おやすみ・・・・・」
唯「ZZZ」
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―――――翌朝
唯「ふわあぁぁ、よく寝た」
唯「そうだ、みんなと演奏するんだ・・・」
唯「またあの扉をあければみんなにあえるかな・・・・」
―――――通学路
唯「やっぱり人が一人もいないや・・・・・」
唯「やっぱりこわいな・・・・」
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―――――音楽室
唯「よかった・・・。赤の扉あった・・・・・。別に赤くないけど」
唯「よし。」ガチャ ギィ
唯「やっぱり真っ暗だ・・・」
唯「・・・・・」バタン
唯「また勝手にしまったよ・・・」
唯「あ・・・・・」
唯「やっぱり、意識が・・・・」フラフラ
唯「」バタッ
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「~~~~~いっ、ゆ~~~~~~っ、ゆい~~~~~~~」
唯「う~ん」
律「唯!」
唯「はっ!りっ、りっちゃん!」
律「うわっ!びびらせんなよ・・・」
紬「でもよかったわ・・・。また唯ちゃんにあえて」
律「唯・・・、なにかわかったか?」
唯「みんな!」
律「お、おう。どうしたんだ?」
唯「私きずいたんだ・・・。やっぱりけいおん部でみんなと演奏したいって」
唯「毎日のティータイムも捨てがたいけど、やっぱり、みんなが一番きらきら
してて、心がひとつになるのは、みんなで演奏してるときだって!」
澪「そうだな・・・。唯の言うとうりだ」
紬「私もそうおもうわ」
梓「わたしもです」
律「そうときまれば・・・・・。みんな配置につけ!部長命令だ!」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
律「みんな・・・。準備はいいか!?」
唯「もちろんだよ」
澪「ばっちりだ」
紬「ええ!」
梓「いつでもこいです!」
律「いくぞ!ふわふわ時間!」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
梓「完璧な演奏でしたね!」
澪「そうだな。ここまで完璧なのははじめてだ。」
律「すごい体が軽かったぞ!」
紬「みなさん素敵でしたよ」
唯「なんか光につつまれていくよ!?」
律「うおっ!まぶしい・・・・・・・」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
唯「う~~ん」
唯「・・・・・・」
唯「はっ!」
唯「みんなおきて!」
律「う~ん」
澪「・・・・・私たちどうなったの?」
紬「また音楽室にいるわ・・・・」
梓「でも、ちゃんと扉ありますよ」
澪「おい!窓からちゃんと外がみえるぞ!」
紬「今時計を見たら初めて停電になったのより少し前の時間よ!」
律「てことは・・・・」
唯「私たちもどってきたの?」
ドア「がちゃ」
和「ちょっと律!あなたまた講堂の使用届出してないでしょ!」
唯「和ちゃん・・・・・」
律「和・・・・」
律「和・・・・」
唯律澪「和(ちゃん)~~~~!」ダキッ
和「ちょっ、なによ、3人していきなり抱きついてきて・・・・」
唯律澪「私たちほんとにもどってきたんだ!」
紬「あらあら、うふふ」
終劇
補足
人が消えるとその人の楽器が消えるのはアガサ・クリスティが書いた「そしてだれもいなくなった」ていう小説のインディアン人形を参考にした。ところどころこの小説を参考にしたとこもある。あとは基本オリジナル
最終更新:2010年02月25日 13:38