唯「りつわん！」 1 - 紬が百合ノートをまとめているようです

～部室～
唯「あずにゃ～ん！」ﾀﾞｷ

梓「きゃあっ！唯先輩急に抱き着かないでください！」

唯「あずにゃんにゃんにゃん♪」ｽﾘｽﾘ

梓「もう…//」

澪「仲良いのはいいけど怪我するなよ」

紬「ふふ♪」

律「…（梓ばっかり可愛いあだ名があって良いな）」

唯「あれぇ？りっちゃんやけに静かだけどどうかしたの？」

律「んあっ！？なんでもない！」

澪「はいはい、律が上の空になるときはなんかあるときだろ。話してみな？」

律「べ…べつにたいしたことじゃないって」

紬「私も気になるわ」

律「いやぁ…そのさぁ…//」

梓「律先輩顔赤いですよ？」

律「あの…『あずにゃん』みたいなあだ名がほしい…なんちって//」

唯「なにいってるのりっちゃん？りっちゃんには『りっちゃん』ってあだ名があるじゃ～ん」

澪「なんだそんな事か…」
紬「でもりっちゃんは『りっちゃん』って感じよね。ピッタリだと思うわ」

律「そうかなぁ？」

梓「私もそう思います！」
律「そうかなぁ……」

唯「りっちゃんはりっちゃんだよ！」

澪「まっそういうことだ。もう遅いし帰ろっか」

皆「はーい！」

～帰路～

ﾃｸﾃｸ
律「…」

澪「りつー？」

律「…」

澪「（ははーん律のやつあだ名のことまだ引っ掛かってるな。なにか良いあだ名は…）」

澪「律はさ猫って感じでは無いよな？」

律「ふえ？」

澪「人懐っこいし犬っぽいよなぁ、りつわんなんてどうだ？」

律「りつわん…えへへ//」ﾊﾟｱｧｧ

澪「気に入った？」

律「うん！でも私って犬っぽい？」

澪「人懐っこいし元気だし甘えん坊だしまさにわんちゃんって感じだな」

律「そう？えへへ…！ワンワンッ なんちて//」ﾃﾚﾃﾚ

澪「あっ！可愛い」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
律「くぅ～ん」ｽﾘｽﾘ

澪「えへへ♪りつわんお手」

律「わんっ」ﾍﾟﾀ

澪「よしよし（あれ？なんか胸がキュンキュンする）」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

律「ワンワンッ（あれ？なんか胸がキュンキュンする）」ｽﾘｽﾘ

澪「（こういう犬飼いたいな）」

律「（こういう飼い主に飼われたいな）」

澪「（ってなに考えてるんだ私は！）」

澪「さて、もう遅いし帰ろ？」

律「うえぇ？もう？りつわんごっこもっとしたいわんっ」

澪「ええっ？（そりゃ私も時間が許すかぎりしたいけどもう遅いし外だし）」

律「ねぇ！私ん家でやろうよ～？ご飯ご馳走するから」ｳﾙｳﾙ

澪「じゃ…じゃあ」

律「本当に？わあぁい」ﾌﾘﾌﾘ←尻尾を振る真似

澪「ちょっ…可愛い…」ﾎﾞｿｯ

律「えへへ～♪じゃあいくわん」

律「ただいま～！」

ｼｰﾝ

澪「誰もいないの？」

律「そういえば今日は用事で皆いないんだったわん」
澪「ふ～ん」

律「んまぁ上がってくださいわん」

澪「お邪魔しま～す」

律「キャンキャンッ」ｽﾘｽﾘ
澪「ふふ//可愛い」

澪「なにしよっか？」

律「りつわんは飼い主に忠実なのです♪だから…命令して良いよ？」

澪「そ…そう…ならお手！」

律「わん」ﾍﾟﾀ

澪「おかわり！」

律「わん」ﾍﾟﾀ

律「あっ！言い忘れたけど命令したらご褒美がほしいわん！」ﾌﾘﾌﾘ

澪「ご褒美？」

律「撫でてくれたり、ちゅーしてくれたり」

澪「ちゅ…ちゅー？」

律「わんちゃんとのスキンシップは信頼を気づくうえで大切なのだわん！」

澪「そ…そっか」

澪「舐めるのはなし！」

律「なんで？」

澪「なんでって…それは…」

律「犬はﾍﾟﾛﾍﾟﾛ舐めるのが醍醐味だろ～」

澪「まぁ…そうだけど…」
律「くぅ～ん…」ｳﾙｳﾙ

澪「わ…わかったわかった…」

律「わぁ～い」ﾍﾟﾛﾍﾟﾛ

澪「こ…こら！脚をなめるなぁ…//」

律「フガフガ…」

澪「ちょ…律！変なとこ嗅ぐな//」

律「ワンワンッ」ｽﾘｽﾘ

澪「ちょ…ちょっとぉ…//」ｳﾙｳﾙ

律「ふへへ♪犬はニオイ付けをするんだぞ」

澪「そうなの？」

律「そうだわん！」

律「ていうか澪さっきからなにおどおどしてるの？」
澪「べ…べつにおどおどなんて…（ドキドキしてるんだよ！）」

律「澪って犬嫌い？」

澪「す、好きだけど？」

律「ならわんちゃんを可愛がるみたいに私を可愛がって良いんだょ？」

澪「そ…そっか…//」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

澪「じゃ…じゃあほら…私の膝でおすわり！」

律「わかったわん！対面して！後ろ向き？」

澪「対面して//」

律「わんっ！」ｽﾘｽﾘ ﾍﾟﾀ

澪「よ…よしよし」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
律「ゴロゴロゴロゴロ」

澪「それは猫じゃない？」
律「間違えた…わん」

澪「ふふっ♪律って髪の毛柔らかいのな」ｻﾜｻﾜ

律「わんわんっ//」ｽﾘｽﾘ

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