唯「ごちそうさま~!」

憂「お粗末様」

唯「じゃあ私もう学校いくね!」

憂「え?もう?」

唯「うん!じゃーねー!」(ガチャ…バターン)

憂「いってらっしゃーい!ってお弁当忘れてる!」


憂「いまから届けたんじゃ私が学校間に合わなくなっちゃうし…お姉ちゃんお金持ってれば良いけど…」


唯「ギー太が弾きたいー!」(ダダダダダダ)



~音楽室~

(ジャーーン♪)

唯「ふぅぅ~すっきりした!やっぱりキャプテンネモは良い曲だなぁ」


唯「ストレス溜まると無償にギター弾きたくなるのはなぜだろう ?」

唯「はっ!もうこんな時間!」

唯「学校にいながら遅刻しちゃう!」


唯「ギー太!またあとでね~」(タッタッタッタ)



~授業中~

唯「…(はぁ……ドキドキして授業どころじゃないよ…)」


唯「…(昨日寝てないから眠いし)」(ウトウト)


先生「え~、であるからして、ボーナムに哀悼の意をこめCODAをリリースしました…ん?…平沢?」

唯「Zzz~…」

先生「平沢ー!」

唯「んえ?」

先生「いま寝てたなぁ?(ニヤニヤ)」

唯「ね、寝てないです寝てないです(アセアセ)」

先生「じゃあZEPのオリジナルメンバーでのラストアルバムはなんでしょう?」

唯「うえぇ?マシンヘッド!」

先生「それはZEPじゃなくてディープパープルだろ…正解はCODAだ」

唯「す、すみません…」


生徒「あはははは」



~お昼~

唯「あ~ぁ今日は散々だったなぁ…」

唯「まぁいっか!お弁当!お弁当!」(ガサゴソ)

唯「あーーーー!お弁当わすれた……仕方ないから購買で…………でもお金ないんだった…」


唯「どうしよ~…和ちゃんは眼鏡だし…他の人にお金かりようかなぁ…」

唯「…(りっちゃんならかしてくれるよね!)」



~律澪教室~

唯「失礼しま~…」

律「うおっ澪の弁当うまそ~!ちょっとちょうだい!」

澪「嫌だ!自分のあるだろ?」

律「やだー!澪のが良いの!仲直りの証としてちょうだいよー」


澪「も、もう…しょうがないな…」

律「わーい!じゃあ私のもあげるな~!はいあーんして?」


澪「えぇ!?」


律「あーんは?」


澪「あ、あーん…//」(パク)

律「どう?」

澪「おいしい//」

唯「………」

律澪「ワイワイキャッキャ」

唯「失礼しました…」


唯「はぁ~あ…結局かりれなかった…」

唯「ムギちゃんは…ダメダメ!恥ずかしくて会えないよぉ…」


唯「もう今日は我慢しよう…」




~午後の授業~

唯「…(グウウウゥ…)」

唯「…(おなか…減った…)」

唯「…(グギュルルル…)」

和「ちょっと唯?」

唯「なぁに?(ギュルルル…)」

和「お腹なってるけどお昼食べなかったの?」

唯「お弁当忘れたの…」

和「私に言ってくれればかしたのに!」


唯「だって…和ちゃん眼鏡だし…」

和「そうだけど…」

和「全く…飴ぐらいしか無いけど舐める?」


唯「ほんとぉ?」

和「先生にばれないようにね!」

唯「ありがとう和ちゃん♪」


注:眼鏡は今後一切出てきません



~放課後~

唯「はぁ~やっと部活だぁ~」

唯「ムギちゃんもういるかなぁお菓子食べなきゃお腹すいて死んじゃうよ…」

(ガチャリ)

唯「おいっす!」

律「よお!」

澪「おーす!」

紬「こんにちは♪皆揃ったしお茶しよっか♪」

唯「うん!そうしよ!私お弁当わすれてお昼食べれなくてもう餓死しちゃうよ~」

律「一食抜いたぐらいで死ぬか!」


紬「そ、そうなの!?すぐに用意するわ!」

唯「(昨日あんなことがあったのにムギちゃんはなにも変わらないな…相変わらず優しすぎるよ)」

紬「さあ紅茶入ったわよ!今日のお菓子はエクレアなの♪」

律「ひゃー!うんまそー!」
澪「お行儀悪いぞ…」

唯「わーい♪でもあれぇ?私だけ二つあるよ?ムギちゃんのは?」

紬「私は今日は良いの♪唯ちゃん食べて?お腹すいてるでしょ♪」

唯「え…?で、でも悪いよ!ムギちゃんたべなよ?」

紬「いいのよ(ニコニコ)」

唯「キュンッ(ムギちゃん天使?)」

律「いらないならもらっちまうぞー?」

唯「あーダメダメ!じゃあムギちゃん!有り難くちょうだい致します!」

紬「うん♪」


唯「モグモグ(やっぱり可愛いなぁ~)」

澪「あー!そういえば!」
律「なんだよ急に?」


澪「唯!お前はなんかへんな勘違いをしてるぞ!」

唯「へ?勘違い…?」


律「あーあれかー!」

澪「私は律と付き合ってなんかいない!」

唯「えぇっ?でも昨日デート中って…」

律「それは唯があんなメール送ってきたからノリで返したんだよ」


唯「あんなメール?」

律「いや、ムギとデート中だって送ってきたじゃん…?」


唯「え?あれれ…(送り先間違えた~!!)」

紬「唯ちゃんそんなメール送ったの?」


唯「へ?…あぁ…えっと…うん」

澪「とにかく私と律はふつうの健全な親友だから!」

律「そゆこと♪澪が誤解とけってうるさいんだよ~!親友も恋人もたいして変わんないじゃんなぁ?」


澪「変わるわ!」

紬「澪ちゃん、りっちゃん?」

律澪「?」

紬「少しだけ席を外してもらえない?少しだけ…」

澪「律、いこう(唯となにかあったな…)」


律「え~なんでだよ?唯と二人で何すんだよ~私も仲間に…」


澪「律!早くしないとぶっさらうよ!」

律「ひいぃ!なんだよ急に?」

澪「空気を読め(ヒソヒソ)行くぞ!」

(ドタバタ ガチャン)

唯「…」


唯「ゴメンねあんなメール勝手に送ったりしてて…」
紬「ううん…全然気にしてないから!」


唯「ありがとう…」

紬「一応ね……」


唯「?」

紬「私なりにイロイロ考えたの…」

紬「唯ちゃんに好きって言われたとき正直…戸惑っちゃった…」


唯「うん…」

紬「それは女の子同士だからじゃなくてね…」

唯「え?」

紬「私がどうして唯ちゃんに好かれてるのかわからなかったからなの…私の何を好きになったのかわからなかったの…」

紬「きっと唯ちゃんはりっちゃんみたいな人といたほうが楽しいだろうし…
はたまた澪ちゃんみたいなしっかり者のほうが唯ちゃんには似合うんじゃないかなって思ったの…」


唯「…」

紬「唯ちゃんは私のどこが好きなの?」

唯「それはね…」

紬「?」

唯「周りの人をすごく大事にするとことか…
皆に喜んでもらうために努力してくれるとことか…」

紬「…」

唯「さっきだって私がお昼食べてないって言ったら…ムギちゃん私に自分のぶんのエクレアくれたでしょ?」


唯「自分より人を大事にできて優しくて…でも時々子供っぽい」


唯「そんなところが大好きなんだよ!」

紬「唯ちゃん…」

紬「私…唯ちゃんがそんなにしっかり私のこと見ててくれてるなんて…思ってなくて(シクシク)」


唯「ど、どうしたの…?なんで泣いてるのムギちゃん?」


紬「嬉しいから…こんなに…褒めてもらえて嬉しいから(ニッコリ)」


唯「ムギちゃん…(泣き顔は反則だよぉ…)」



~唯告白中の律と澪~

律「澪!音楽室のなかの様子わかるか?」

澪「すこしだけど声が聞こえる…」

律「何て言ってる?」

澪「えと…今は唯が話してて…………」

澪「………」

澪「……!!」

澪「…ロマンチック///」

律「おまえだけ楽しむな!」

律「なぁ?唯はなんて言ってたんだよぉ?」

澪「い、言えないよ…唯がかわいそうだもん…」

律「盗聴しといて可哀相も何もあるかい!」


澪「ぐっ…それは…」


律「言えよ~!」




未完



最終更新:2010年01月02日 21:01