唯「私も好きだよ~」

憂「ほ、ホント!?」

唯「え、だって憂はたった一人の妹だし…」

憂「あっ…」

唯「うん?」

憂「う、うん、そうだよね…。私達血が繋がってるもんね…。家族だし、嫌いな訳ないよね…」

唯「そだよー。憂ったら突然どしたの?」

憂「ううん、なんでもないよお姉ちゃん…」

唯「…?」

憂「じゃあご飯作るから、お姉ちゃんはお風呂に先に入っちゃって?」

唯「はーい、分かったよ~」


トントントントン

憂「…ま、そうだよね」

憂「いきなり実の妹に、大好きなんて言われたって」

憂「そういう反応になるのは当然だよね…」

憂「結構、勇気、振り絞ったんだよ。…お姉ちゃん」



風呂

唯「う、う、ういに告白されちゃったよぉ!?」

唯「どどどどうしよどうしよ!」

唯「うー、でもでも…」

唯「…はぁ」

唯「なーんで、どーして」

唯「妹なのかなぁ」

唯「うーい、お姉ちゃんはね、憂が大好きなんだよー…」

唯「ホントにホントのホントにぃ…」

唯「はぁ…血が繋がってるんだもん…しょうがないじゃん…」

唯「う~い~ぃぃ…」

ブクブクブク



ここからどうしようか迷ったあげく、とりあえずスレタイを無視して
気まぐれで書いたのを投下することにした 



唯「全員どえむ!」


唯「ただいま~っ」

憂「お帰りなさい、お姉ちゃん」

唯「すんすん。何やら良い匂いがしますな…。今日はカレーだね!?」

憂「当たりだよ。もう出来てるけど…、先にお風呂入る?」

唯「ううん、御飯が先でおっけーだよ」

憂「そっか。じゃあ準備するから、お姉ちゃんはその間に手洗いうがいしっかりね♪」

唯「ほいほい。分かったよん」


唯「美味しかった~。憂、ご馳走様でした!」


憂「どう致しまして。喜んで貰えて良かったぁ」
唯「えへへ~、あ、そうだ!」

憂「どうしたの?」

唯「やりたいことがあったんだ~。何処にやったかな、え~と」

憂「…?」



唯「あ、あったあった。ほらこれ」

憂「封筒…、何が入ってるの?」

唯「中見てみなよ」

憂「…あれ、これ…」

憂「…っ、おっ、お金!?」

唯「えっへん」

憂「いち、にぃ、さん、し…じゅじゅっ、十万円!?お姉ちゃん、これ一体どうしたの!?」

唯「それがね~」

憂(もももっ、もしかして、援交!?町行く汚らしいおじさんに声をかけられて、
そこのお嬢さん可愛いね~なんて言われてお姉ちゃんそういうのに疎いから、
おじさんと良いコトしようとか誘われて十万円を見せられてほいほいついていっちゃって
嫌がるお姉ちゃんに無理矢理あんなコトやこんなコトさせて
最後にはお姉ちゃんの初めてを…)

唯「う、うい~?なんで台所行くの…?」

憂「うああああああああああああああ!!」

唯「!?」

憂「絶対に許さない」

唯「どうし…って、ほ、包丁!?」

憂「お姉ちゃん、私今からお姉ちゃんを傷付けた奴を殺してくるね」

唯「おっ、落ち着いてういーっ!」


憂「なんだ、そういうコトだったんだ。勘違いしちゃったよー」

唯「あはは…」

憂「でも本当にこんな大金貰っちゃって良いの?」

唯「んー…良く分かんない。でもいざとなったらりっちゃんのせいにしとけば…」

憂(律さん…ごめんなさい)


憂「それで、お姉ちゃんがやりたいことって?」

唯「この十万円でね、ほら、頬をペチペチして!」

憂「…?」

唯「だから、札束でこうほっぺたをペチペチされたいの!」

憂「ごめんなさいちょっと意味が分からない」


憂「お姉ちゃん、お金って汚いんだよ?」

唯「ほえ?そうなの?」
憂「色んな人の手に渡るからね~」

唯「憂、でもこれピン札だよ?」

憂「…そうだね」

憂(お姉ちゃんを叩くなんてそんな…。しかもお札で)

唯「ほら、はやくはやくぅ」

憂(そ、そんな目で見ないで~…)

憂「じゃあ、いく、よ?」

唯「うん!」

憂(そーっと、そっーと)ペチ

唯「…」
ペチペチ

唯「全然面白くない」

憂「そっ、そりゃそうだよ~…」

唯「うい、ちゃんと何か言わなきゃ」

憂「何かって、何?」

唯「それは自分で考えなさい!」

憂(ぎゃ、逆ギレ…)


憂「…えっと、ほらほら、これがええのんか~?」
ペチペチ

唯「あぁんもっと~♪」

憂「これがええのんか~っ」
ペチペチペチ

唯「もっとぉ~♪」

憂「これがええのんか~!」
ペチペチ

唯「もっともっと~♪」

憂(いつまで続ければいいんだろう…)


憂「これがっ、ええのんかっ」
ペチペチ

唯「んんっ、もっと~っ」

憂(でも何だか頬をペチペチする瞬間に、目をギュッとつむるお姉ちゃん可愛いなぁ)

憂「これがいいんでしょ、お姉ちゃん」
パシンッ!

唯「っぅ!ぁ、え…?」
憂「…!」

唯「いた…う、うい、なんで……」

憂「っごごごごごめんなさいっ!わた、私今、普通にお姉ちゃんに平手を…!?」

唯「…う、うぃぃ?」

憂(泣きそうなお姉ちゃん可愛い…じゃなくて!)

憂「今のはわざとじゃなくてっ!手が滑ったというか、その、あの、とにかくごめんなさい!!」

唯「手が…滑った…?」

憂(う、流石に苦しいよね)

唯「そっか、手が滑ったのかぁ。ならしょうがないよね、うん」

憂「そっそう!手が滑ったの!」

唯「もう憂、気をつけてよ…あいたた、張れるかなぁ」

憂「ほんんんっとうにごめんなさい!」

唯「もういいよ~、今はとりあえず湿布が欲しいかな?」

憂「今すぐ持って来ます!」



唯「なんでいきなり平手で叩かれたんだろ…」

唯「うう、叩かれた所がジンジンして気持ちい…じゃない!痛い!」

唯「き、気持ち良い?私今気持ち良いって言おうとした?」

唯「痛いだけで気持ち良いハズなんてないのに…」

唯「わ、私、どうしちゃったんだろ」



憂「はぁ…お姉ちゃんになんて事を…私の馬鹿、大馬鹿」

憂「あんまり怒ってなくて良かったな…。でも私、どうしていきなり、普通に叩いちゃったんだろ…」

唯『っぅ!ぁ、え…?』

唯『いた…う、うい、なんで……』

唯『…う、うぃぃ?』


憂「はぁ…お姉ちゃんになんて事を…私の馬鹿、大馬鹿」

憂「あんまり怒ってなくて良かったな…。でも私、どうしていきなり、普通に叩いちゃったんだろ…」

唯『っぅ!ぁ、え…?』

唯『いた…う、うい、なんで……』

唯『…う、うぃぃ?』


憂「っ…」ゾクゾク

憂「でもあの表情、あの声、可愛いかったな…」

憂「もっとお姉ちゃんのあんな表情が見たいなぁ」

憂「…って、何考えてるんだろ。疲れてるのかな」

憂「そんな、お姉ちゃんの泣きそうな顔がみたいだなんて…」



翌日

憂「御飯は出来たけど、お姉ちゃんが降りて来ない」

憂「しょうがない、起こしに行きますかぁ」


唯の部屋

唯「そこぉ…そこがいいのぉ…」

憂「一体どんな夢見てるんだろう」

憂「ほら、お姉ちゃん。朝だよ、朝ご飯食べて学校行くよ~」

唯「うぅん、名雪ぃ…」

憂「私は憂だよ、もう、寝ぼけてないでほら起きてー」

唯「もうちょいとぉ…ねかせて…あと5ふん…」

憂(…)

憂「起きてよ、ほら」

唯「んむっ!?」

憂「ほら、ほら、苦しい?ねぇ、苦しいの?」

唯「むむっ、んうーっ!」

唯(憂の指が私の口の中に!?)

憂「鼻摘んだら息出来ないかなぁ」

唯「っあ、ん、ひゅ、う、いっ」

憂「あはははっ、お姉ちゃんが私に指突っ込まれて苦しそうにして…る…」

憂(あれ…私…)

唯「うっ、ふうぅ、うぃ、っう」

憂「!!」

憂「わわ、私なにやって…お姉ちゃん、大丈夫!?苦しくない!?」

唯「っけ、けほっ、フツに、くるし、よ…」

憂「ごごご、ごめんなさいっ!」

唯「…憂、一体、どうしたの」

憂「ち、違うの、これは体が勝手に…」

唯「体が、勝手に…?」

憂「と、とととにかくお姉ちゃん朝ご飯早く食べてね!わっ私先に学校行ってるからっ!!」

唯「あ!ちょ、うい!!」

タタタタッ

唯「行っちゃった…」

唯「…別にそんなに嫌じゃなかったのにな」

唯「ん、あれ、苦しいのに嫌じゃない…?」

唯「いやいや、嫌だったよ、うん」


憂「ああああ!今度こそ絶対お姉ちゃんに嫌われた!」

憂「何やってるの私のバカバカバカバカ!!」

憂「うう」

憂「でもあのお姉ちゃんの苦しそうな…」

憂「目にいっぱい涙を溜めてこっちを見るあの顔…」

憂「はぁぁぁぁ、可愛いよぉ、お姉ちゃん可愛い過ぎるよぉ」

憂「…って、本当に最低だ」

憂「お姉ちゃん、ごめんね…」



土曜日

ガチャッ…
憂「…(お姉ちゃん、休みだからぐっすり寝てるね…)」

唯「スー、スー…」

憂「(ごめんね、こんな妹で…)」
そーっと唯のベットの前にひざをついて、頭だけ布団の中につっこむ。

憂「すー、はー…(お姉ちゃんの匂いがいっぱい…!もっと…)」
すー…はー…すーはーすーはーすーはースーハースーハースーハースーハー
スーハースーハースーハー!スーハースーハースーハー!スハスハスハスハスハスハスハ…!!!!

憂「ハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァ…!!!!(オネエチャンオネエチャンオネエチャンオネエチャンオネエチャンオネエチャン)」

唯「う、う~ん…」

憂「スーハースーハースーハ…(だめ…濡れすぎわろた…お姉ちゃんの前だけどオナニーしちゃ…)」

唯「…ん~…?うい?」

憂「(ビクッ!!ガバッ)あ、え、…お、おはようお姉ちゃん!」

唯「??…おはよ~、何してたの?憂?」

憂「え、えと…起こそうと思ったら、わ、私も眠くなってきちゃって…ハハハ…」

唯「ふ~ん…そうなんだぁ…。じゃあ一緒に寝よっ!」


唯「うん!今日お休みだし久しぶりに一緒に寝ようよ!」

憂「え、で、で、でも……(で、でもそんなことしたら理性がもつかどうか…)

唯「あ…そっか…憂は姉妹で一緒に寝るなんて嫌…だよね…?」シュンッ

憂「そ、そんなことないよ!むしろ毎日一緒に寝たいくらいだよ!」

唯「ほんとっ!?(パァッ)じゃ、ほら、入って。将軍さま!あたためておきました!」

憂「で、では…失礼します…」ポフッ

唯「えへへ~…(ギュッ!)あったかいねぇ~」ニコニコ

憂「(うっはああああ!!お姉ちゃんの顔と匂いと感触があああ!)あ、あったかいねっ!」ニコ

唯「ういぃ~…(スリスリ)…んー…スー…スー…」

憂「あ…もう寝ちゃった。(もう寝るなんてもったいない!お姉ちゃんが起きるまでずっとクンカクンカしなくては!)」
くんかくんかくんか…!





最終更新:2010年03月05日 22:18