広島 駅前
清田「神さん、すいません。わざわざ練習付き合ってもらっちゃって」
神「いいよ。ランニングの途中だったし」
清田「しっかし、まさか湘北があんな負け方するなんて…」
神「山王が相手とは言え、120-4で負けるとは思わなかったな」
清田「まあ湘北なんてそんなもんってことすかね。かっかっか!」
牧「…」キョロキョロ
清田「ん?あれ?牧さんだ」
牧「…」スッ
神「どうしたんだろう。店の中に入っていったな。…とらのあな…?」
牧「…」ニヤニヤ
神「あ…出てきた。なんか買ったみたいだね」
清田「おーい!牧さーん!」
牧「ん?清田か。神も一緒か」
清田「なにやってんすか?」
牧「ああ。明日の試合の前に気合いを入れようと思ってな。けいおん!の同人誌を買ってきた」
神「どうじんし…?」
清田「なんすか?どうじんしって」
牧「お前らも全国で戦うつもりなら、同人誌くらい知っておいたほうがいいぞ」
神「そうですか…」
清田「ちょっと見せて下さいよ」
牧「仕方ないな。ほら」スッ
神「うっ…!?」
清田(ご…拷問館…?万引きJK生けいおん部…?なんだこれ…)
牧「蛸壺先生の同人誌は評判がいい」
神「た…たこ…?」
清田「どれどれ…。うっ…」ペラペラ
神「うんこしてるな…」
清田「ラーメン食べてる…。こっち拷問館ってのは…う…き、きついなコレ…」
牧「清田、ナンバーワンルーキーを目指すならこれくらい平気にならないと駄目だ。諸星も読んでるぞ」
清田「そ、そうすか…」
神(もう駄目だ…うちのバスケ部は…)
~海南編~ 完
最終更新:2010年03月11日 00:18