梓「唯先輩・・・本当にこっちに憂が?」

唯「うん・・・何か憂レーダーが反応するんだ」ピピッ

梓(そのボサボサの髪にそんな裏設定が!流石です唯先輩!)

唯「こっちだよあずにゃん!」

梓「お供します!」


……

紬「こうやって憂ちゃんと公園で散歩出来るなんて夢みたい」

憂「私も夢みたいです」

紬「あっ!ハイビスカス!」

憂「綺麗ですね~!」

紬「うふふふ」

憂「えへへ」


……

唯「こっちか・・・ホシは近いよあずにゃん!」

梓「何だか楽しくなってきました!唯先輩と一緒だし!」

唯「私もあずにゃんと一緒で楽しいよ!」

梓「本当ですか!」

唯「あずにゃ~ん!」ヒシッ

梓「唯せんぱ~い!」ヒシッ

唯「でもお腹すいたね」

梓「にゃ~・・・」

唯「よし!タイヤキと牛乳を確保しよう!それっぽい!」

梓「はう~!タイヤキ!タイヤキ!」


……

憂「お姉様そろそろお昼にしませんか?お弁当作って来たんです」

紬「いいわね!私もお茶とお菓子なら持って来たわ」

憂「お菓子もいいけどまずは私のお弁当食べてくれなきゃ嫌です!」

紬「あらあらもちろんよ!うふふ!」

憂「えへへ!」

紬「じゃあここにしましょう」ファサッ

憂「あっ何かシート広げるのもお姉様がやると優雅だなあ~」

紬「まあ!うふふふ」


……

唯「はっ!これまでにない憂反応がする!」ビビビ

梓「唯先輩と二人きりで公園!これってデートですよね?」

唯「こっちだね!」

梓「もっとオシャレしてくれば良かったな・・・あ、先輩待って!」

唯「ああ~!憂いた!お~いうい~!!」ダー

梓「えっ?マジですか!?うわマジだ!!」


……

憂「お姉様あ、あ~んってしていただけますか?」

紬「あら・・・じゃあ私も憂ちゃんに食べさせてあげたいわ」

憂「じゃ、じゃあ交互に・・・」


唯「ういいいいいいいいいー!!」ドドドドドドー

憂「お、お姉ちゃん!?」

梓「せんぱああああああいいいいい!!」ダダダダダダー

紬「梓ちゃんまで!?」

唯「わ~いやっと会えたよ憂~!あっムギちゃんもいたんだ!」

紬「うふふ・・・ゆ、唯ちゃん今日も元気ね」

憂「・・・」ブルブル

梓「おっ!美味そうでゲスね!私もお一つよろしいでしょうか憂さん?」

唯「うい~?」

憂「お・ね・え・ちゃ・ん・・・!」

憂「何でこんな所まで来たのよ!?」

唯「だって憂が~憂が朝起きたらいなかったから~」

憂「子供じゃないんだから一人でお留守番くらい出来るでしょ!」

唯「だって~・・・憂何も言ってなかったし・・・」

憂「い、いいじゃない別に!私だってプライベートくらいあるの!
ふんだ!お姉ちゃんなんて・・・大っ嫌い!!」

唯「う、ういい~」ボロボロ

梓「私は唯先輩の事大好き!!(これで相殺よ!)」

唯「うええ~ん!」

梓「あ、あれ?」

紬「ま・・・まあまあまあまあ・・・」アセアセ

唯「ごめんなさい憂!もうしないから嫌わないで!」

梓「憂!私が唯先輩に憂の事探そうって言ったの!責めるなら私を責めて!」

憂「・・・やだ・・・知らない消えて」

唯「うええ~ん!」

紬「ダメよ憂ちゃん!仲直りして!」

憂「紬さん・・・だって!」

紬「だってこのまま別れたりしたらこの後何やっても楽しくないでしょ?ね?」

憂「・・・は、はい」

唯「うい~ごめんなざい」

憂「もういいよお姉ちゃん・・・無断で出掛けた私も悪かった」

唯「私の事嫌いじゃない?」

憂「・・・あ、当たり前でしょ!」

唯「うい~」ダキッ

憂「もう・・・しょうがないなあ」

梓「憂!早く代わって!」

紬「うふふふふ」パヤー

唯「(う~ん・・・ムギちゃんは大好きだけど、
でもやっぱり憂を取られるのは嫌だなあ・・・そうだ!)
ムギちゃん!凄い事閃いちゃったんだけど!」

紬「どうしたの?」

梓「まさか私との結婚を!?」

憂「へえそうなの?」

唯「ハズレだよ!私がね、ムギちゃんの妹になるの!
そうすれば憂はやっぱり私の妹じゃん!私の提案どうですか?」

紬「まあ三姉妹ね!」

憂「はははは・・・」

梓「なぜ梓を入れない!(児玉清風)」



…翌日

唯「わ~いムギちゃんムギちゃん」ベタベタ

紬「あらあら」

律「なんで今日の唯はそんなにムギにベッタリなの?変だよ?」

唯「あれ~りっちゃん妬いてるのぉ~?」

律「お~寂しいぞ!」

唯「じゃあちょっとりっちゃんをからかって来ますお姉様!」

紬「ほどほどにね」

律「は?」

律「何さっきの?ゲーム?」

唯「違うよ~私がお姉ちゃんで~ムギちゃんがお姉様なの」

律「さっぱり分からん」

唯「りっちゃんバカだからなあ」

律「なんだとこの~お前に言われたくないわ!」

唯「だからりっちゃんは澪ちゃんの金魚の糞みたいな」

律「誰が金魚の糞じゃ!」

律「よう澪~」

澪「ああ律・・・悪い今日は歌詞出来てないんだ」

律「あ・・・いや別にそっちじゃなくて(むしろホッとしたわ)」

澪「何だ?悩みか?」

律「や、悩みって程じゃないんだけどな」

澪「何だよ煮え切らないな。ハッキリ言え」

律「唯とムギの事なんだけどさあ~」


澪「それがどうかしたのか?」

律「どうかしたかって・・・変だろ友達で姉だ妹だって・・・」

澪「別に本人達が望んでやってるならいいじゃないか仲良くて」

律「あ、ああ・・・そう?(なにこれデジャヴ?)」

澪「大雑把な癖に変な所で細かいんだな律は」

律「そうだよ!どうせ私がおかしいんだよう!」ダー

澪「・・・?」


……

紬「はい唯ちゃんお茶をどうぞ」

唯「ありがたやお姉様」

律「おい~もうそれやめろよ唯~ムギだって迷惑なんじゃ」

紬「そんな事ないよりっちゃん♪」

唯「りっちゃんごときに姉妹の絆は分からないよね。ぷくく」

梓「同感です!唯お姉様!」

律「梓までか!」

唯「えっ?あずにゃんは違うよ」

律「違うんかい!」

梓「マジで!?」

律「分かったよ!じゃあ私もムギの妹になろう!」

紬「あらまあ」

唯「え~やだよデコがうつっちゃう」

律「えっいじめ?」

唯「ウザキャラは姉妹にいらないし~」

律「お前が言うのかだから!」

梓「わ、私はどうすれば姉妹に入れてもらえるのでしょうか?」オロオロ

澪(平和だなあ~)

さわ子「唯ちゃんとムギちゃんが姉妹ですってー!」バーン

唯「おおカッコいい!映画みたいな登場だねりっちゃん!」

律「さわちゃんそれドア壊れたんじゃねえか?」

梓「私が直してやるです!妹にしてください唯先輩!」

さわ子「教育者として黙っちゃいられないわね!」

律「まさかさわちゃんが説得を!?」

さわ子「ヒャッハハハー!コスプレだー!」

紬「あらま」

律「結局それかい!」

澪(また私が晒し者にされるのか・・・まあしょうがないか)


……

唯「ただいまうい~」

憂「おかえりお姉ちゃん」

唯「ねえ憂」

憂「うん?」

唯「お姉様って・・・いいね!」

憂「はあ・・・うん・・・(正直もうやめて欲しい)」



…翌日

梓「憂おはよう!」

憂「梓ちゃんあほよう」

梓「未来の義理の姉に対してふざけた挨拶ね」

憂「お姉ちゃんのあれ、何とかならないかな~」

梓「あれ?」

憂「例の姉妹ゴッコよ!梓ちゃんも知ってるでしょ?」

梓「ああ・・・あれね・・・」

憂梓「「ふぅ・・・」」


……

律「ようよう澪ちゃ~ん!またおっぱいでかくなったんじゃない?」

澪「それが人のクラスまで来て言う事か」

律「だって唯が冷たいんだよ~」

和「何?唯と喧嘩でもしてるの?」

律「喧嘩ならまだいいさ~問題は複雑怪奇にして迷宮入りなんだよ」

和「な、何だか凄そうね」

澪「間に受けるなよ和・・・」


……

唯「お姉様こってますね~お揉みしますよ~」

紬「あ、ありがとう唯ちゃん・・・(唯ちゃんの好意は嬉しいけど
憂ちゃんと二人きりになれないのは痛いわ・・・どうにかしないと)」

唯「ふんふ~ん♪(ちょっと飽きてきたかも!でも憂のお姉ちゃんは私!)」

紬「・・・ねえ唯ちゃん?本当は無理してるでしょ?」

唯「えっ・・・そそそそそそんな事ナイヨ?」

紬「私はいつもの唯ちゃんに戻って欲しいな」

唯「・・・(う~んどうしよう・・)」

紬「りっちゃんも寂しそうにしてたよ?」

唯「!!」

唯「りっちゃん・・・」

律「あ~どうした唯?腹がすいたのか?まだ我慢しろよ」

唯「今までほっておいてごめんよ!」ガバッ

律「うわっ!何の真似だコラ!」

唯「仲間だもんね私達は!」

律「お、おうそうだな!それはそうだ!
(よく分からんけど・・・ムギがうまくやったのかな?)」

紬「うふふふふ」ニコニコ



……

梓「憂今日パンなんだ」

憂「うん・・・寝坊しちゃって作れなかったの」

紬「あっ!憂ちゃ~ん!」

憂「あれ!?おね・・・紬さん!?」

紬「一緒にご飯食べよ?」パチ

憂「は、はい!(よく分からないけどうまくやったのねお姉様!)」

梓(唯先輩も私誘いに来てくれないかな~)



…屋上

紬「ここなら誰も邪魔に来ないわ」

憂「あの~立ち入り禁止だったような・・・いいんですかね?」

紬「大丈夫ようふふふ」ニヤリ

憂「そうですねバレても謝っちゃえばいいです!
(ちょっと黒い笑顔も素敵ですお姉様・・・)」

紬「憂ちゃんには迷惑かけないわ安心して」

憂「えへへ・・・お姉様が言うと何故か説得力がありますね」

紬「うふふふ」

紬「もっと奥よ憂ちゃん」

憂「もっとですか?大丈夫かな・・・」

紬「少しなら大丈夫よ・・・優しく掻き出す様に」

憂「こ、こうかな?」クリ

紬「ひゃん!」ビク

憂「あっごめんなさい痛かったですか!?」

紬「だ、大丈夫よ気持ちよかっただけ・・・」

憂「本当ですか?じゃあもう少し」クリクリッ

紬「あっ・・・んん!」ピクッピク

憂「ふふ・・・感じやすいんですねお姉様って・・・」

紬「ふぅ・・・気持ちよかったわ憂ちゃん!」

憂「今度はお姉様の番ですよ、はい!」

紬「うふふ頑張るわ!」

憂「そーっとやってくださいねちょっと怖いんで・・・」

紬「大丈夫よ!これでも上手いんだから!耳掻き!」


……

唯「何故か悪寒がしました」

澪「風邪かも知れないな~気をつけろよ」

律「バカは風邪ひかないって言うけどな!」

唯「む~・・・りっちゃんのあほー!」

律「単純だな唯は~!バカからアホに受け流す~ってか~?」

梓「ん?いつもの唯先輩だな・・・ムギ先輩あれやめたんですか?」

紬「ええ!飽きちゃったんだって~」ニコニコ

さわ子「はー・・・最近の子はダメね。忍耐力がないわ」

唯「あずにゃ~ん!ギター教えてよ!」

梓「唯先輩!・・・ふっ、仕方ないですね教えてあげますです。
(なんか久々に構われてる気がする・・・ううう・・・)」

唯「この感じがさあ~」

梓「ああそれはこうすれば・・・」


律「澪ちゃ~んまたおっきくなっちゃったね!」モニモニ

澪「お、お前が揉むからだろ!」

律「あり?」


紬「まあまあまあ(久々の軽音百合タイムだわ!)」パヤー

さわ子「聞いて!今日は澪ちゃんのバニーとか見てみたいの!」

澪「大体胸が大きいからって良い事ばかりじゃないんだぞ!例えば」

律「あ~いい。そういうの聞きたくね~!こっちが惨めになる」

澪「・・・お前のもでかくしてやろうか・・・」ワキワキ

律「何?澪・・・おい早まるな!私のマジでなくて恥ずかしいから!なっ?」

澪「そんな顔されてとまれる訳ないだろバカ律!」ドサッ

律「いやあああああ!!た、助けてちょっと誰か!おいい!!」バタバタ

唯「またりっちゃんうるさくしてる」

梓「あんなのほっときましょう」


紬「先生・・・いいものでしょうたまには」

さわ子「ふむ・・・興味深い」

澪「ふぅ・・・」

律「ひくっひくっ・・・汚された・・・もうお嫁に行けない・・・」グスグス

唯「りっちゃんだらしない~!ちゃんと服きなよ~!」

梓「早く練習やるです!(久々に言った気がする)」

紬「きょ、今日は激しかったわね・・・」クラクラ

さわ子「ムギちゃん後でちょっと付き合ってくれる?」


……

唯「ただいまあ~うい~」

憂「お姉ちゃんおかえり!」

唯「あれ何か今日憂機嫌がいいね?」

憂「そうかな・・・ふふふやだもう!」

唯「うい~!(可愛い!)」ダキッ

憂「ちょ、急に・・・」

唯「うい~」スリスリ

憂「・・・し、仕方ないなあ・・・(お姉ちゃんも大好きだよ)」



おわりじゃーーーー!!!!プシュッーーーーー!!!!





最終更新:2010年01月02日 22:40