ごろつきB「んあ?」

ごろつきA「あれだよ、あそこに歩いてる女がいるだろ」

ごろつきB「おお、いたいた」

ごろつきA「ありゃ、うどん屋の女だぜ」

ごろつきB「うどん屋って女だけでやってるあのうどん屋か?」

ごろつきA「そうだ。なんでも最近あのうどん屋は相当儲かってるらしい」

ごろつきB「ほう」


ごろつきA「そのうどん屋の女が夜一人で歩いてる・・・あとはわかるな?」

ごろつきB「まさか・・・・・」

ごろつきA「そうだ。あの女を誘拐して、うどん屋に身代金を要求すれば
      たんまり金が手に入るてわけだ!」

ごろつきB「お前天才」

ごろつきA「ぐはははははは」

ごろつきB「そうと決まれば早速」

ごろつきA「ああ」

唯「・・・・・・・・」

ごろつきA「よう、お譲ちゃん」

唯「え・・・・・・?(何この人たち!?)」


ごろつきB「ちょっと俺達といこうね」

唯「え・・・・あ・・・・(何!?怖いよ・・・・・)」

ごろつきA「うへへへ」

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------うどん屋

律「唯遅いな・・・・・・」

律「まあ色々あったからな・・・・。一人で考える時間も必要か」


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-------朝

律「まだ唯が帰ってない・・・・・!?」

律「どうしたんだ・・・・・・」

律「捜しに行ってみよう」

雨戸「ガラガラ」

律「ん?扉に紙が・・・・・・」

律「・・・・・・・」ガサガサ

「女はあずかった。金を用意して西の廃村に来られたし」

律「!?」

律「これって・・・・」

律「唯が誘拐された!?」


律「大変だ・・・・・」

律「澪!澪!」

澪「う~ん・・・・。なんだよ、朝っぱらから」

律「唯が誘拐された!」

澪「ええ!?」

律「早くいくぞ!」

澪「行くって、どこに!?」

律「唯を助けにだよ!」


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------西の廃村

ごろつきA「そろそろくるんじゃないか?」

ごろつきB「そうだな」

唯「(りっちゃん・・・・澪ちゃん・・・・)」

ごろつきA「それにしても可愛い女だな」グヘへ

ごろつきB「そうだな、食っちまうのもいいかもな」グヘへ

唯「(いや・・・・・・!)」

律「唯!」

澪「(うわ・・・・怖そうな人たち・・・・)」

唯「りっちゃん!澪ちゃん!」


ごろつきA「お、きたな」

律「唯を返してもらう!」

ごろつきB「金はもってきんだろうな」

律「も、もってきた!」

ごろつきA「こっちへよこせ」

律「ほ、ほら」

ごろつきA「どれどれ」

ごろつきB「へへ、上等上等」

律「金は渡したんだ。唯はかえしてもらうぞ!」

ごろつきA「あ?なにいってんだ?」

律「え?」


ごろつきB「誰も金を渡せば女を返すなんて言ってないぜ?」

澪「そんな・・・・・」

唯「ひどい・・・・」

ごろつきA「最近、人を斬りたくてウズウズしてたんだよ」

ごろつきB「ちょっくらお前ら斬られてくれや」シャキーン

唯「そんな・・・・・」

律「なんでこんなことに・・・・・」

澪「・・・・・・・・・」ガタガタ


?「そこまでよ!」

唯律澪「!?」

ごろつきA「だ、誰だ!?」

和「その人達に手をだしたらゆるさないわ!」

憂「お姉ちゃん!」

唯「!」

律「昨日のふたり・・・・・!」

ごろつきA「驚かせやがって!女が2人増えただけじゃねえか!」

和「それはどうかしら」スチャ

憂「お姉ちゃんにこんなことして・・・・・・絶対ゆるさない!」シャキーン

ごろつきB「お、おい。刀抜いたぞ」

ごろつきA「どうやらやる気らしいな。まとめて斬ってやる!」

カキ―ン カキ―ン カキ―ン

ごろつきA「なっ・・・・・・・」

ごろつきB「つ、強い・・・・・・・」

律「すごい・・・・・」


唯「(あの人達・・・・私を助けようとしてくれてる・・・?)」

唯「(なんだろう・・・・・この感じ・・・・・)」

唯「(なんか・・・・すごく・・・・・・)」

唯「・・・・!」キ――ン

唯「・・・・あ・・・」

唯「わ・・・私・・・・」

唯「う、憂・・・・和ちゃん・・・・!」


和「ふん!」バキーン

ごろつきA「なふ!?」バタッ

ごろつきB「おい!おい!」

和「安心して。峰打ちよ」

ごろつきB「くっ・・・憶えてろ!」ダッ

律「あ、逃げた」

憂「ふう・・・・危なかった・・・」

唯「ういぃ!」ダキッ

憂「お姉ちゃん!?」


和「唯・・・・今、憂って・・・・」

唯「うん!私今記憶もどったよ!」

憂「お姉ちゃん・・・・・・」

澪「唯の記憶がもどった・・・・・!?」

和「唯・・・・・・おかえり・・・・・・」

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--------うどん屋

憂「お姉ちゃんを助けにいってくれたこと、感謝します」

澪「いや・・・・私達は何もできなかったよ・・・」

律「でもどうして唯が誘拐されたことや、あの場所がわかったんだ?」

和「あら?そこは問題なのかしら?」

律「あ・・・・いや・・・・」

律「(そういうもんかなあ・・・・・・)」


律「あ、そういえばなんで唯は城をでていったんだ?」

憂「私がお姉ちゃんの氷菓子を食べちゃったら怒って出て行っちゃったんです・・・」

唯「まったく、ひどいよ憂は」プンプン

律「(た、たったそれだけのことで・・・・・)」

澪「(唯らしいと言えば唯らしいか・・・・・)」

和「唯はこれからどうするの?」

唯「私・・・・・お城に帰るよ」

律「そうか・・・・・・」

澪「帰っちゃうのか・・・・・」

唯「うん・・・・・みんなに迷惑かけっちゃったから・・・・・」

律「そうだな・・・・・・」

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-------別れの時

律「唯、元気でやれよ!」

澪「風邪ひかないようにしろよ?」

唯「りっちゃん・・・・・澪ちゃん・・・・・」

律「ん?」


唯「うわああ~~~ん」ダキッ

律「唯・・・・・」

唯「やっぱりはなれたくないよう・・・・・」ポロポロ

律「だあーー!泣くな泣くな!」

澪「そんなに遠い訳じゃないんだし、会おうと思えば会えるだろ?」

唯「うん・・・・・そうだね・・・・」グスッ

律「いつでも遊びにこい!」

唯「うん・・・・!」

憂「お姉ちゃん・・・・・」

和「唯、いい人たちに出会ったわね・・・・・」


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--------唯が城に戻って何日かたった琴吹城

紬「ええ!?じゃあ唯ちゃんは平沢家の当主様の娘だったの!?」

梓「私も実は見覚えあるなとは思ったんです・・・・・。平沢唯と言えば、
  三味線の名手としてその世界では、有名ですから」

律「じゃあどうしてきずかなかったんだ?」

梓「名字がわかればすぐわかりましたよ・・・・・・・。姿は以前遠巻きにみた
  だけだったんです・・・・・・」

紬「お父様も見覚えがあったといっていましたわ。琴吹家と平沢家は昔から
  仲がいいの」


澪「じゃあムギも会ったことあったんじゃないのか?」

紬「私は城の出入りを禁止されていたから・・・・・・・・・」

澪「そっか・・・・・・」

梓「その後唯先輩はそうなったんですか?」

律「それがな~唯から手紙が届いたんだよ」

紬「なんて?」ワクワク

澪「今度みんなで城に遊びにきてくれだって」

紬「私、またみんなで楽器を演奏したいわ」

梓「私もです!」

律「うし!みんなでいくか!」


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-------後日  平沢城

唯「・・・・・・・」チラチラ

憂「どうしたの?お姉ちゃん?お城の入り口で」

唯「あ、うい~。今日りっちゃんたちがお城にくるんだ~」

憂「だから昨日から楽しそうだったんだんね」

唯「あ!きた!」

律「よーす!唯!」

澪「久しぶりだな!」

紬「お菓子たくさん持ってきたわよ」

唯「わ~い!」


梓「こんにちは」

唯「あ!あずにゃ~ん」ダキッ

梓「わっ、また急に・・・・・」

唯「あずにゃん分ほきゅ~」スリスリ

憂「みなさんこんにちは」

唯「みんな!中にはいって!」

律「よっしゃあ!」

その後も唯たちは度々集まり、楽器を演奏したり、お茶を楽しんだりと

かけがえのない時間をともにし、絆を深めていきました

律が開発したダシで作ったうどんも人気を博し、その後もうどん屋は

繁盛し続けましたとさ。

                           めでたしめでたし



唯のダシは・・・・・・ご想像におまかせします



最終更新:2010年03月15日 01:36