唯「澪ちゃんが変になっちゃった!」
律「うわ…みんなあっちにいこうぜ」
梓「そうですね」

みんなが去った後…
澪「私たちの友情はこんなもんなのか…」

ムギ「ふひひ…」

澪「!?」


ムギ「澪ちゃんあwせdrftgyふじこ」

澪「ぎゃぁあ!」トテテ…!!

ムギ「げへへ」

澪「みんなー!」

律「うわ!元に戻ってる」
唯「どーしたの?そんなにあわてて」

澪「ムギが…」

澪「ムギがおかしくなってるんだ!!」

梓「それはさっきの澪先輩のことじゃないですか」

澪「それは私たちの友情を確かめようとしてわざと変なふりを…」

3人「え…」

律「おい!どーいうことだよ!」
唯「澪ちゃん…」

澪「え…いや…その」

梓「つまり先輩は自分が狂った振りをして、私たちがどんな反応をするか
確かめたってことですか??」

澪「…」



3日前

唯「今度みんなで駅前にオープンしたカフェに行こうよ!」
律「いいなぁ!いこうぜ!」
梓「じゃあムギ先輩と澪先輩には私から誘っておきますね!」

唯「あのー、澪ちゃんは…」

梓「澪先輩がなにか??」

律「澪はちょっと今回は抜きでやりてーんだ…」
梓「…わかりました(なにかあったのかな?)」



同日、3人のやや後方
澪(久しぶりの一人下校だな…ん?あそこの三人は…)

澪「おー…」
 (いや…律たちが私のいないところでどんな話をしてるのかな?ちょっと
  盗み聞きしてやるかw)

~3人の会話~

澪「え…」


同日の晩
プルルル…
ガチャ
ムギ「もしもし」
澪「ムギか?いきなり電話してごめんな。実は…」
ムギ「そんなことがあったのですか…それで澪ちゃんは3人が本当に友達
なのかを確かめたいと…」

澪「そうなんだ。なにかいい案はないかな?」
ムギ「ストレートに聞いても正直に答えるとは限らないわね…そうだ、澪ちゃんが
おかしくなったふりをして、それでも心配してくれたら心の友なんじゃないでしょうか?」

澪「なるほど。(名案とは言いがたいがやってみるかちはある)ありがとう!」
ムギ「いえいえw」

ガチャ
ムギ「…っふふ」


~現在~
澪「だってこの間…律たちがカフェに行こうって言ってた時、私はだめみたいな事を…」

律「何でそのことを…?」
唯「澪ちゃんあの時いなかったよね??」
梓「盗み聞きしてたってことですか!!?」

澪「それは…」


律「お前がそんな奴だって知らなかったぜ」
唯「澪ちゃん、あれはそのカフェでおいしいケーキがあるから、あさっての澪ちゃんの誕生日に
 ケーキでえお祝いしようとしてたんだよ!サプライズにしようと思って内緒にしてたんだよ」

澪「そうがったのか…」

梓「でも先輩がそんなに人を疑うなんてちょっとショックです…」
唯「あんな変なまねしなくても、普通に聞いてくれればよかったのに…」
律「ちょっとこれからの関係考えちゃうよな」

澪「そんな…」

ムギ「あら皆さんおそろいで」

澪「ムギ!正気にもどったのか!?」

ムギ「正気?何のことかしら?」
澪「さっき『げへへ』とかいっておかしかったじゃないか!?」

ムギ「私がそんなことを言うはずがありません。へんなことを言うのはやめてください」

唯「そうだよ、ムギちゃんに限ってそんなこと…」
律「澪ほんとにへんだぞ。」
梓「もう澪先輩のことはおいといて、部室行きましょうよ…」

ムギ「そうね、今日は駅前の新しいカフェのケーキをかってきたの!評判ではおいしいって話よ!」

澪「そのケーキは…」


ムギ「このケーキがなにか??」

律「何でもねぇよ!あと、澪、誕生日の話はなしってことで。バレちまったし、
 そもそも今日の一軒があったんじゃな」
梓「今日はおうちに帰って反省してください!」
ムギ「ちょうどよかったわ!このケーキ人気で4つしかかえなかったのよ」
唯「そうなんだ。澪ちゃん、悪いけど今日のところは…」

律「はやくいこーぜ!我慢できねーよ!」

澪「そ、そんな…」



~部室にて~

唯「ケーキおいしかったねー」
律「やっぱ、人気なだけあるな」

一同「…」

梓「今日の澪先輩、どうしたんでしょうね」
唯「へんだったよね」
ムギ「人を変にいったりして、傷ついたわ」

律「なぁ…あいつ最近調子乗ってないか?」


梓「確かに…リーダーぶってる割にはぜんぜん上達しないし」
唯「その割にはみんなのダメだしだけは一人前だよねw」
律「そーそー」

ムギ「皆さんもそう思ってましたか」

ムギ「実は昨日、澪ちゃんからこの件の相談受けていたんです。わたしは、
 かんがえすぎだ、とか、聞くにしても素直に聞いたほうがいいのでは、
 といったのですが…」
ムギ「それでは真相がわからないっていって…まさかそんな変な行動に出るなんて」

律「ましてムギに濡れ衣を着せようだなんて。信用ならないな!」

ムギ「しばらく距離をとってはいかがでしょうか?」

唯「そうだね」
梓「それがいいと思います」



~その晩~

プルルルル…プルルルル…
澪「ダメだ…ムギの奴全然でない。なんでこんなことに…」

澪「ここで落ち込んでいても始まらない。とりあえず今日は寝て、あした誤解を解こう!」







澪「…グスン」



~翌日~

澪(今日みんなにあったら何事もなかったかのように接してみよう…!)

澪「律!おはよう!」
律「おぉ…オハヨウ…」ササッ

澪「唯!今日もいいてんきだな!」
唯「そ、ソウダネ…」ササッ

澪「みんな…」

澪「あ!ムギだ!しっかり話しないと!」


澪「おいムギ!どういうことだよ!」
ムギ「何のことでしょう?w」

澪「ひどいじゃないか!みんなを誤解させるようなこといって…ムギのせいで」
ムギ「私のせい?何か勘違いをしてるわね。みんなかねてからあなたのことは
気に食わなかったようですよ?それが表立ったからといって私を責めるのは逆恨み
だと思うわ」

澪「かねてから…?」


ムギ「そうよ。みんなあなたが調子に乗ってるといっていたわ。」
澪「そんな、嘘だ!」

ムギ「信じるか否かはあなたの自由だけど。また狂ったまねでもしてみんなを試してみたら?ww」

澪「!!」
 「今に見てなさいよ!」

ムギ「信用をなくしたあなたに何ができるというのかしら?w」


キーンコーンカーンコーン

澪「ふぅ、授業疲れたな。でも何とか誤解を解かないと。梓なら話を聞いてくれるかも!」

澪「あ、梓だ、お~い!梓~!」
梓「…!、澪先輩…ちょっと急いでいるんで、ちなみに今日は部活休みだそうです」

澪「そういわずに聞いてくれ!私があんな変なまねをしたのは…」
梓「ムギ先輩のアドバイスが原因だと…また人のせいにするんですか?大体私たちを疑ったのは
  先輩であることには変わりないんでしょう?」
澪「疑ったのは悪かった、でも、ムギの件はほんとうなん」

ムギ「澪ちゃん、濡れ衣はやめてください!」

二人「!!」


澪「ムギ!本当のことをいってくれよ!私の恨みでもあるのか?」

ムギ「恨みも何もないわ。それにあなたによからぬ感情を持ってるのは私ではなくほかの部員よ。」

梓「ムギ先輩…」

ムギ(口が滑ってしまったわ…思うようにことが進みすぎてつい…)


ムギ「まぁ、そういうことよ。せいぜいみんなの機嫌を損ねないようにうまくやることね。」

澪「…っく!」

梓「…」

???「おうおう!ずいぶんな口をきくじゃねーか!」

ムギ「!?」


律「ムギよぉ、あのあとやっぱりおかしいと思ってよく考えて見たんだ、なぁ唯」
唯「そぉだよ!」

澪「律!唯!」

ムギ「…!」

梓「…!?」

律「ムギが買ってきたあのケーキ、私たちが澪の誕生日に買ってやろうとした店のケーキだよな」

ムギ「そうですよ(ニコ」
唯「それを都合よく私たちが揉める日に、しかも一個足りない4個かってくるなんて
  偶然にもすぎるよね!」
ムギ「それはうれきれ寸前で…」

律「ハイ!そこ!」

ムギ「!?」


律「部活が始まる前に売り切れるってことは、相当な人気店だってことだよな。
  でも、その店はオープンしたてで、駅前とはいっても裏通りにあるからそこまで
  知名度が高いわけではねぇんだ」

唯「実際に3時とか4時くらいに行ってみたけど、まだケーキはいっぱい残ってたよぉ!」

ムギ「それは後日の話で、私が言った日は本当に…」

律「あくまでも売り切れを貫くか…しょうがねーな。おーい!さわちゃん!」


律「さわちゃん先生、昨日例の店でケーキをかったんだよな?」
さわ「ええ。おいしかったわぁ!」

律「何時くらいだった?」
さわ「そうね、仕事が終わってからだったから、6時か7時くらいだとおいます」

律「先生ありがとう。」

唯「というわけだよ、ムギちゃん。昨日ムギちゃんが行った時間にはまだケーキは
 いっぱい残ってたはずだよ!」

ムギ「っく…!」

梓「ムギ…先輩?」

ムギ「…っそういえば、まだ残っていたかも…。そ、そうそう、持ち合わせがなくて4つしか買えなかったのよ」

律「あのお金持ちのムギがねぇw信じられねーな。」
唯「うんうん」

ムギ「信じる信じないは自由ですけど、だいたい、そんなことをして、嘘までついて、私に何の得があるの?」


梓「ムギ先輩、こないだ言ってました。『澪ちゃんは人気者でいいな、少し嫉妬しちゃう』って」

澪「…!」

律「それにあの『うへへ』の件だけどな、あの恥ずかしがり屋の澪が、ムギの制止を無視してまであんな変なことをするとは思えないしな!」
唯「ムギちゃんが変な顔をするところを見たって人も何人かいたよぉ!」

ムギ「…っく!」

律「白状しな、ムギ」

ムギ「…ふふふ…ふふはは…!」

ムギ「あーぁ、バレてしまっては仕方がありませんね…」

一同「!!!」

ムギ「まったく…うっとおしいのよその黒髪ぱっつん」
澪「ぱっつ…!」

ムギ「うぶ?ツンデレ?なんだかわからないけど、そんなの今日日はやらねーんだよ!
  なのに妙に人気あるしwなんか壊したくない、そういうのw」

律「てめー!」
唯「りっちゃん、おさえて!」


ムギ「わたしもまだまだね」

澪「ムギ…」
梓「先輩…」



さわ「はーい!カットォ!」



さわ「なかなかいい演技だったわよ!みんな!」

律「ふぅ!つかれたぜ」
唯「台詞間違えなくてよかったぁ」
むぎ「汚れ役はもうたくさんですw」
梓「先輩たち流石です!」

澪「これでライブの休憩中に尾お客に見せるビデオが完成したな!
 退屈させないですむ」

律「これDVDにやいて金とろうぜ」

さわ「こら!」

澪「それにしてもフィクションでよかったw」
唯「嘘に決まってるじゃんw」
梓「そうですよ」





ムギ「本番は成功させないと」


完です。



最終更新:2010年03月18日 01:08