紬「ふふふ♪」ギュッー、スリスリ

律「またか…」

澪「授業終わっていつから腕組みしてんだ?」

ああああああああああああああああ「授業が終わると、僕の教室の前に待ってくれていたんだ…///」

紬「ああああああああああああああああちゃん…嫌?」スリスリ

ああああああああああああああああ「ぜ…全然!むしろ…嬉しい…///」

唯律澪紬(か…可愛い…)


ああああああああああああああああ(あぁ…サイコーだよ…ムギちゃんと腕組みだけじゃなく、ムギちゃんが顔を僕の肩にうずめてくれる…このブレザー、クリーニングに出すべきじゃないな…)

澪「昨日はありがとう…忙しいのにごめんな…クラスの企画は順調?」

ああああああああああああああああ「うん、だいぶ進んできたし…」

律「なんか、さわちゃんが気合い入っているみたいだけど…もしかして…」

ああああああああああああああああ「うん…想像通りだと思うけど…」

律「やっぱりか…私達の顧問のくせに~」

唯「ははは~さわちゃんらしいよね~」

紬「私達のコスチュームの分も考えてあるかもよ」

澪律「もっと他のことに力を注いで欲しい…」


唯「どんなメイド服なんだろ~見てみたいなぁ~」

ああああああああああああああああ「まぁ…可愛い感じだったよ」

唯「さわちゃんチョイスならああああああああああああああああちゃんに絶対似合うものだよねぇ~」

律「だなっ!澪もライブ前にやったら良いのに…」

澪「は…恥ずかしいから嫌だ!!」

唯「萌え萌えキュン!」

澪「ゆ…唯まで…」

紬「あらあらふふふ♪」


律「しかし、ああああああああああああああああのクラスの子達、あんなに私達のライブを聞きたがっていたとはな…」

ああああああああああああああああ「ローテーションとかでその時間帯に見に行ける人を増やしておくよ」

澪「何だか申し訳ないな…」

ああああああああああああああああ「気にしなくて良いよ。その時間帯もどうせお客さんが引き始める時間帯だろうし…」

唯「でもさ…」

律「ん?どうしたんだ?唯」

唯「〇〇ちゃんとああああああああああああああああちゃんも来て欲しいなぁ…責任者だから、離れられないよね?」

紬「確かにそうよね…」

澪律「………」


ああああああああああああああああ「仕方ないよ…来年に期待するし…それに文化祭しかライブをやらないわけじゃないよね?」

律「………」

澪「次のライブは新入生歓迎コンサートだ…その時まで待つにしても長すぎるよな…」

唯「どうしよう…」

ああああああああああああああああ「そんな…気にしなくても良いのに…みんなが満足出来るライブが出来ればそれでいいじゃない…」





紬「違うわっ!」


ああああああああああああああああ「む…ムギちゃん…?」

紬「ああああああああああああああああちゃん…私達の演奏を聞きたいんじゃないの?」

紬「私達は…みんなで演奏することが大事だけど…聞いて欲しい人に聞いてもらうのも大事なのよ!」

澪「ムギ…」

紬「ねぇ…律っちゃん!文化祭の後でも演奏する機会を作れるよね?」

律「えっ…まぁ…ここならいつでも演奏は出来るけど…」

澪「講堂みたいな場所で演奏できないかって聞いているんだよ、律。でも、そんなホール、身近にないし…」


紬「! そうだわ!」

律「何か良い案があるのか?ムギ!」

紬「私に任せて!」

澪「い…一体何を…?」

ピッピッピッ

紬「斉藤!ここの近くで今月末に空きのあるホールないか調べなさい!」

律「まさか…ムギ…」

紬「大丈夫…お金については気にしないで!」キッ


ああああああああああああああああ「そんな…ムギちゃん…わざわざそこまでしなくても…」

紬「勘違いしないで…これはああああああああああああああああちゃんのためだけじゃないの!私達の意思でもあるの!」

ああああああああああああああああ「……!」

唯「ムギちゃん…カッコイイ…」

ああああああああああああああああ「で…でも…」

澪「ああああああああああああああああ…やらせてやれ…」

ああああああああああああああああ「えっ…?」

澪「私も…ああああああああああああああああに演奏を聞かせたいんだ…これは私達がやりたいことなんだ…ああああああああああああああああが負い目を感じる必要はないよ…」

ああああああああああああああああ「あ…ありがとう…グスッ…絶対に…グスッ…絶対に聞きに行くよ!」


prrrr…

紬「もしもし…一つだけあったのね…そこを直ちに予約なさい!お願いしましたわ!」

律「本当にやりやがった…」

澪(普通ホールは半年か一年前予約じゃないのか…?となると…ムギの家って…)

唯「ああああああああああああああああちゃん良かったね!文化祭もその演奏も頑張るよ!」

ああああああああああああああああ「ありがとう…グスンッ…///」

唯律澪紬(やっぱり可愛いなぁ…)


HR

生徒「文化祭のクラス企画は以下のような案でーす!」

他の生徒達「「キャーこれいいじゃない!」」ワイワイ

生徒「大方、私達が決めちゃったけど、反対や質問あればぜひとも考えますからよろしくお願いしまーす!」

他の生徒「メイド服はどんな感じですか?」

さわ子「こんな感じよーああああああああああああああああさん入ってー!」

ガラッ

ああああああああああああああああ「………///」

他の生徒達「「キャー可愛いー!!」」

他の生徒「ああああああああああああああああさん、とっても似合ってるよ!」

ああああああああああああああああ「あ…あ…ありが…と…///」

他の生徒達(可愛い…///)

さわ子「うんうん…良い仕事をしたわー」


生徒「それじゃ、仕事分担として…」

ああああああああああああああああ(あれ?僕はこの格好のままHRに参加しないといけないのか?)

ああああああああああああああああ「せ…先生…」ヒソヒソ

さわ子「んー?」

ああああああああああああああああ「着替えて来てもいいですか?僕はもうこの格好でいる必要はないですし…///」ヒソヒソ

さわ子「………」ニヤッ

ああああああああああああああああ「……!」ビクッ

さわ子「ダーメ♪〇〇さんが説明しているのにそれはダメでしょ」ニヤニヤ

ああああああああああああああああ「うぐっ……わ…分かりました…///」


生徒「…とこんな感じでみんな頑張っていこー!!」

他の生徒達「「おっー!!」」

ああああああああああああああああ(ほっ…やっと着替えられる…)

他の生徒「ねぇーああああああああああああああああさん!『いらっしゃいませご主人様』って言ってみてよ!」

ああああああああああああああああ(ぬぁにぃ!?)

他の生徒「さあさあさあ!」

ああああああああああああああああ「い…いらっしゃい…ませ…ご…ご主人様…///」

他の生徒「恥ずかしがってちゃダメよ!もっと堂々と!」

ああああああああああああああああ「いらっしゃいませ!!ご主人様!!///」(もうやけくそ…)

他の生徒「そんな感じでなきゃっ!良いものが見れたわー」

ああああああああああああああああ(メイドさんって…大変だな…)

……………………………

ああああああああああああああああ(何か僕のクラスにはさわちゃんみたいな人が多いような…)ヌギヌギ

ああああああああああああああああ(それにしても…みんな僕を置いて帰るなんて酷い…)キガエキガエ

ガラッ

ああああああああああああああああ「…!?」クルッ

紬「まぁ……///」


紬(ああああああああああああああああちゃんの生着替えをまた見られるなんて…///)ポワーン

ああああああああああああああああ「………///」

ああああああああああああああああ「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…///」

紬「良いじゃない…女の子同士なんだから…それに…」

紬「幼なじみじゃない…」

ああああああああああああああああ「だから…僕は…」

紬「あそこにあるのは…文化祭の?」

ああああああああああああああああ「うん…」

紬「私も着てみたい!」

ああああああああああああああああ「えっ…?」


紬「せっかくああああああああああああああああちゃんの生着替えを拝見できたのだから、それぐらいの対価はしないと…」ヌギヌギ

ああああああああああああああああ「いやっ…ちょっ…まっ…待って…///」

紬「どうして止めるの?メイドさんの格好をしたいだけなのよ?」ヌギヌギ

ああああああああああああああああ「そ…その…僕には…///」

ああああああああああああああああ「僕には…刺激が…強…すぎます…///」ブッ、バタッ

紬「あらあらまあまあ♪」


……………………………

ああああああああああああああああ「ん…あれ…?僕は…確か…」

紬「おはよう。ああああああああああああああああちゃん」ニコッ

ああああああああああああああああ「あっ…おはよう……って、僕が寝ていたのは…?」

紬「床の上に寝かせておくのはかわいそうだから私の膝に寝かせておいたの♪」

ああああああああああああああああ「む、む、ムギちゃん…そるは…それは…だ、大胆すぐるであります…///」

紬「クスッ…ああああああああああああああああちゃんったら面白い♪」


紬「それにどうかしら?私のメイド服姿?」

ああああああああああああああああ「す…すごく似合ってるよ…///」

紬「!…ふふふ♪」

紬「お身体は大丈夫ですか?ご主人様?」ニコッ

ああああああああああああああああ「ブフォッ」

紬「まぁっ!大変!顔が真っ赤ですわ!お熱を計らないと」ピトッ

ああああああああああああああああ「///」(むむむむむ、ムギちゃんとおでこを合わせてるっっ!!)

紬「あら、熱が高いわぁ!お休みにならないと!」

ああああああああああああああああ「む…ムギちゃん…///」

紬「ふふふ…お疲れさま。ああああああああああああああああちゃん、しばらく私の膝で眠りなさい…」

ああああああああああああああああ「あ…あったかい………」

ああああああああああああああああ「クー…クー…」

紬「あら、本当に寝ちゃったのね…」

ああああああああああああああああ「クー…クー…」

紬「ふふ♪さ~てと…」ピッピッピッ


紬「もしもし、斉藤?今から私の家にお招きしたい方がおられますの…お車の配送をお願いしますわ」ピッ

ああああああああああああああああ「クー…クー…クー…」

紬「ふふっ♪可愛い寝顔のお客様ね♪」

ガラッ

斉藤「お嬢様、ただ今到着致しました」

紬「このお方を丁重にもてなしなさい。起こさないように」

斉藤「はい。お休みの邪魔にならないよう、気をつけます」



車中

ブロロロロ…

ああああああああああああああああ「クー…クー…」

紬(あぁ…ずっと見てみいたいなぁ… ああああああああああああああああちゃん、可愛い…///)

斉藤「あの…お嬢様…」

紬「どうしたのかしら?斉藤」

斉藤「いつ申し上げればよいかわからなかったのですが、その格好は一体…?」

紬「まぁ!着替えるのを忘れてたわ♪///」テヘッ


琴吹家

ああああああああああああああああ「クー…クー…」

紬「斉藤、私の寝室に運んでくれるかしら…もちろん、起こさないように」

斉藤「かしこまりました。しかしながら、この方は安心してお休みになっておりますね…まるで全てを任せているかのように…」

紬「ふふふ♪私着替えてくるからお茶の準備お願い出来るかしら?とっておきのを使って欲しいの」

斉藤「はっ、かしこまりました」

ああああああああああああああああ「クー…クー…」

斉藤「はて…この方はどこかで見たような…」

トントン

斉藤「お嬢様。お茶の準備が出来ました。お持ちしてもよろしいでしょうか?」

紬「はーい♪お願いします」

ガチャッ

斉藤「マリ〇ージュの紅茶をご用意させていただきました」

紬「ええ…結構だわ」

斉藤「お嬢様…この方は…?」コポポポ

紬「あら、斉藤も覚えてるのかしら?」

斉藤「はっきりとは覚えておりませんが、お嬢様の幼なじみのああああああああああああああああ様なのでは…?」カチャッ

紬「ご名答よ、斉藤。今も私の大切な親友」ズスッ

斉藤「左様ですか…」


ああああああああああああああああ「んん…あれ…何か良い匂いがする…」

紬「お目覚めはいかがかしら?」

ああああああああああああああああ「ここは一体…?」

紬「覚えてないの?私のお家よ…」

ああああああああああああああああ「だから僕は…」

紬「異世界の人間だってまだ言うの?」

ああああああああああああああああ「む…ムギちゃん…?」

紬「やっぱり、ああああああああああああああああちゃんはああああああああああああああああちゃんなのよ…」

ああああああああああああああああ「………」

紬「ショックによる軽い記憶喪失になっただけなのよ…」


ああああああああああああああああ「なっ…!」

紬「私…ああああああああああああああああちゃんはどうしても私の知らないああああああああああああああああちゃんとは思えないの…」

紬「だから…ああああああああああああああああちゃんの記憶だけでも取り戻せられるよう今日は私の家に招いたの」

ああああああああああああああああ「僕の話を信じないっていうのか…?」

紬「ふふ♪信じてるわ。それとは別に、私はただ、ああああああああああああああああちゃんの記憶を取り戻したいだけなの…」ニコッ

ああああああああああああああああ「………」

紬「さぁ…冷めないうちに紅茶を召し上がって」

ああああああああああああああああ「………」

紬「昔…一緒に飲んでいたはずの紅茶よ…」

ああああああああああああああああ(ここで飲まない、という選択肢はないに等しい…飲むしかない…)ズズッ

紬「どうかしら…?」

ああああああああああああああああ「お…美味しい…」

紬「思い出したかしら…?」


ああああああああああああああああ「ごめん…初めて飲んだ感じがするんだ…」

紬「そう……」シュン…

ああああああああああああああああ「あ…あのさっ…」

紬「じゃあ、今度はこのパイを食べて…」

ああああああああああああああああ「………」

ああああああああああああああああ「…モグモグ……うん…美味しいよ…」

紬「それだけ…?何か…楽しかったこと…ハイキングのことを思い出せない…?」

ああああああああああああああああ「ごめん…言えるのは…美味しいってことだけ…」

紬「………」

ああああああああああああああああ「で…でも!こんなに美味しいパイは初めてだよ!」

紬「……そう…」ウルッ


ああああああああああああああああ「ムギちゃん…僕の言うことを信じられないんだよね…僕も信じられないよ…」

紬「…グスッ…グスッ…」

ああああああああああああああああ「僕は確かに記憶喪失をしている…でも、それは別の世界の姿の僕であってこの姿の僕についてなんだ…」

紬「いゃ…やめて…」

ああああああああああああああああ「ムギちゃんが求めている僕は…今目の前にいる僕ではなく…昔ムギちゃんと仲良くしていた僕の姿をした人なんだ!」



紬「止めてって言っているでしょっ!!」

ああああああああああああああああ「………」ビクッ


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最終更新:2010年03月21日 13:59