※5時間ぐらい保守

紬「だってまさか残ってる何て思わないですもの…」

唯「何の話ムギちゃん?」

紬「こっちの話よ」

唯「?」




律「うぅう、ひでェー…、何だよデコピン50発って。お前等私のオデコなんだと思ってんだよう…。」

澪「当然だ!バカ律!」

梓「それ位で済んだんだからマシです!」

律「訳分かんねぇー…」
唯「練習しないのー?」


澪「おっ、おお、そうだよな。練習しなきゃ。」

梓「そうですよ!練習しなきゃ!」

律「さっきからお前等何なんだよ…。それで何でムギは満足そうなんだ?」

紬「うふふ。今日は帰ってからのオカズに困らないなぁ、って思って。」
律「ダメだ、何言ってるのか分からん。」



唯「うーん、あずにゃんが入って演奏中の立ち位置考えなきゃいけなくなったねー」

梓・澪「!」

澪(梓!唯はどうやらお前が邪魔みたいだぞ!)

梓(な、ななな何を!?違いますよ!私が入ったから澪先輩はもう必要無いって意味ですよ!)

澪(そ、そんな訳あるか!)

律「そうだなー、てか私が梓のせいで画面で目立たなくなっちゃってるんだよなー…」

紬「私達は元々そこまで目立って無いから大丈夫よりっちゃん。」

律「な…」

紬「唯ちゃんの横でギター弾くのはどっちにするの?」

澪「私だ!」
梓「当然私です!」

澪・梓「ぬぬぬ…!!」


澪「どうしても決着を着けなきゃいけないみたいだな…」

梓「そうみたいですね…!!」

紬「あぁ~素晴らしいわ、三角関係、英語で言えばトライアングル!」

律「なぁ、最近ムギおかしくないか?」

唯「結構前からおかしいよ~」


梓「だけど決着をつけると言ってもどうすれば…」

さわ子「単純明快!皆にどっちが唯ちゃんにふさわしいのか聞いてみればいいのよ!」

澪「うわああああ!?ど、どっから湧いて来たんですか!?」

さわ子「人を虫みたいに言わないでよ…」

梓「先生、先程の話…詳しく教えてください!」
さわ子「おっ、やる気だねあずにゃん!
今から3人私達と親しい人を呼んで、あずにゃんと澪ちゃんのどっちが
唯ちゃんにふさわしいのか聞くのよ!」

澪「それでより支持を得た方が勝ちということだな…?」

梓「受けてたちましょう!負ける気がしません!唯先輩にふさわしいのはこの私です!」

澪「そんな大きな口が叩けるのも今の内だぞ?ふふん。」


さわ子「ということで1番初めは私よ!」

澪「え…先生ですかぁ…」

さわ子「何その不満そうな顔は!?」

梓「だってまた変な事言い出しそうなんですもん…」

さわ子「私の判断基準は簡単、どちからがよりネコミミが似合うかよ!」

梓・澪「え、えぇ~…」

梓「ふざけないでください!私達は真剣なんですよ!?」

さわ子「唯ちゃん!唯ちゃんは、ネコ、好きよね!?」

唯「ネコ~?うん、好きだよ~?」

梓「にゃ~ん!!」

律「反応早っ!」


さわ子「はいあずにゃんの勝ち!」

澪「こっちも早っ!って待ってくださいよ先生!」

唯「あずにゃんかぁ~わぁい~い~」

梓「にゃ、にゃああ~」カァァァ

さわ子「だってほら、こんなに可愛いじゃん。」
紬「もう本当に可愛い!二人共大好き!もっと!もっとじゃれあって!」

澪(う…私もやらなきゃいけないのか…、これも唯のためかっ…)

澪「にゃあ、にゃあぁんん」

律「お前等練習はどうしたあああああああ!!」


紬「りっちゃん煩い!」

律「え?何、私が悪いの?もうどうしたらいいんだよ。」

さわ子「うーん、澪ちゃんも可愛いけど、やっぱあずにゃんかな」

梓「これで私が一歩リードですね!」

澪「うぅ…こんなに恥ずかしい思いしたのに…」

唯「でも澪ちゃんも可愛かったよ~?」

澪「ゆっ…、唯!!あの、え、と、ありがとう…ぅ」

梓(勝ったのは私なのに…!!)

さわ子「どうでもいいけど、これって唯ちゃんの気持ちは全無視なのね」

紬「それを焚きつけた先生が言いますか」


さわ子「さて次は唯ちゃんの小学校からの大親友、和ちゃんに来て頂きました。」

和「えーと、私、未だに状況を理解出来てないんだけど…」

澪「唯にふさわしいの、梓と私、どっちだと思う!?」

和「唐突に何事…」

梓「どっちですか!?」
和「えぇ…、う~ん、澪かなぁ…?」

梓「な!?」


和「いや、だって私、梓さんの事良く知らないから…」

澪「ふふふ、…ふふふふ、和、流石、分かってる…!」

和「一緒のクラスだから分かるけど、澪はしっかりしてるしねー。
ていうか、未だに質問の意味さえ良く分からないけど…。」

梓「そんなぁー…、不公平ですよ、こんなのぉ…。」

さわ子「勝負は勝負よ!割り切りましょう!」

紬「それにここで連勝したら終わってしまうものね。」

さわ子「ということよ!」

律(もうここ何部だよ…)


さわ子「さて…3人目はどうしようかしら…」

澪「考えて無かったんですか!?」

さわ子「常に思い付きで動いてる人間に計画なんて存在しないのよ!」

梓「どっから突っ込めば…」

ガラガラ

憂「お姉ちゃ~ん、部活終わった?一緒に帰ろ~?」

さわ子「はい3人目決定!!」

憂「??」


唯「あれ、憂、どうしたの?」

憂「今日はちょっと用事があって学校に残ってたの。
それでそろそろお姉ちゃんも部活終わるなら一緒に帰ろうかな、って」

唯「そっかー!」

憂「あの、所で3人目って何の事ですか…?」

紬「あのね、かくかくしかじかと言う事なのよ。」

憂「はぁ…なるほど…。」

梓「憂、貴方の意見で全てが決まるの!さぁ唯先輩にふさわしいのはどっち!?」

憂「う~ん、まぁ普通に考えてお姉ちゃんにふさわしいのは」

澪「当然私だよな、憂ちゃん!?」
梓「私だよね、憂!?」
憂「私しかいないかなぁ…。」


梓・澪「…は?」

紬(キキキキキマシタワ━━━━━━!!)


梓「な、何をいっているの憂…?」

澪「お、落ち着いて考えて憂ちゃん!」

憂「私は落ち着いてるよ?お姉ちゃんにね、1番ふさわしいのはね、私なの。
二人共お姉ちゃんの何を知ってるの?私がお姉ちゃんの事を1番知ってるんだよ。
ご飯を食べてる時のあの幸せそうな顔
よだれを垂らしながら寝ているあのどうしようもなく愛らしい寝顔
お姉ちゃんの下着の色とか、お姉ちゃんの汗の臭いとか、
私はお姉ちゃんの全てを知ってるの。
あぁお姉ちゃん大好き!大好きだよお姉ちゃん!愛してる!何で私達は姉妹なの!?



さわ子「これは予想外だったわね…。」

紬「いよいよ収拾つかなくなってきてしまったわ…」






キーンコーンカーンコーン


唯「んー、もう下校時間かぁ…。」

律「アイツ等いつまでやってんだよもう…」

唯「そろそろ帰ろっか、りっちゃん」

律「そうだなぁ」

唯「…りっちゃん、今日が何の日か覚えてる…?」

律「おっ、覚えてるよ!今日は私達が付き合って一周年だろ!」

唯「えへへ、覚えててくれたぁ…」

律「っ、こ、これ!」

唯「わぁ、指輪だぁ!ありがとうりっちゃん!」
律「今日は何か美味しい物でも一緒に食べに行くか!」

唯「…うん!」



おしまい



紬(…え、何それ…。こんだけgdgdやっときながら終わり方これ?投げたのね…!
しかも唯ちゃんとりっちゃんが帰った事に澪ちゃん達気付いてないし…。)

紬「…でも、律×唯か…。全然有りだわ!!」



最終更新:2010年04月06日 02:10