澪「梓にも唯にも無視される、私はいらない不必要な子なんだ・・・。」
紬「澪ちゃん！？」
澪「和にも呆れられちゃう、もうだめだ・・。」えぐえぐ
梓「///」ぽわわわ～ん
澪「ムギもこんな私なんかかまわなくてもいいんだぞ・・・。」
紬「澪ちゃん！！私は・・・！！」
梓「ちょっと！！ムギ先輩、澪先輩いじめないでください！！」
澪「・・・。」
紬「え・・・。」
梓「澪先輩、泣いちゃってるじゃないですか！！」
紬「え・・でも・・・。」しょぼん
澪「泣いてないよ。」ぐすっ
梓「大丈夫です、うそつかなくても！」きら
澪「違うんだ、梓。」
紬「・・・。」
梓「澪先輩！！私に隠し事しないでください！！」
紬「」がた。
澪梓「！！？」
紬「今日は・・・帰ります。」
澪梓「」
紬「さようなら。」た た た
------ぱたん
梓「ムギ先輩。」
澪「・・・。ムギは私のこと慰めてくれたのに・・・。」
梓「・・澪先輩？？」
澪「私も帰る。」
梓「澪せんぱ！！」
澪「梓！！！」
梓「！！」びく
澪「そっとしておいてくれ、いまはダメだ。梓にあたっちゃいそうで、怖いんだ。ごめん。」
梓「み・・・。」
澪「じゃあ、カギよろしくな。」
----ぱたん
梓「・・・何デレだ・・・？」
梓（誰もいないから・・。ボケてもむなしい。）
梓「かーえろ。」
梓「あ～ずにゃんにゃん にゃんにゃんにゃ～～♪」
梓「・・・はぁ。 律先輩ん家行こうかな。」てくてく
梓「・・プリン買ってこう。」
……
澪「・・・梓に謝らなきゃ。唯にも、・・・・の・・・和にも・・・。」ぼろぼろ
澪（和に失望される・・・。もう、だめだ。 メールも『ごめん』だけでいいや。）
澪「ご め ん っと。」
澪「送信」
澪（携帯みるの辛いから電源切っちゃえ。）ぶち
……
和「！」
和（澪から！！ ・・・ごめんって・・・？）
和「ちょっとトイレ。」
和（どういうことなのよ、澪！！！）
ぴぴぴ
和「」ぷるるる
澪携帯「はい、澪です。只今電話に出ることができません・・・」
和「澪・・・どういうこと？ごめんだけじゃわからないわ。 これを聞いたら電話かメール頂戴ね！！！」
和（唯のことだけじゃなく、澪まで心配になっちゃったわ。）
……
紬「はぁ・・・。」
紬（梓ちゃんにもちょっときつくあたっちゃったかしら・・・。）
紬「・・。」うるっ
紬「」ぐっ！！
紬（泣いちゃダメ、泣いちゃだめよ。紬。 ちゃんと謝れば大丈夫よ。みんな優しいもの・・・！）
紬（澪ちゃんと梓ちゃんにメールしよう！）
紬（ご め ん な さ い 。 何で 自分があんな 行動 とったか、 私自身もわからないの。 本当にごめんね。 紬より。）
紬「送信」
……
にゃ～ん。
梓「あ、メール。」
梓（・・・。）
梓「気にしないでください。私も悪かったです。明日からもよろしくお願いします。 あずにゃんより♪」
梓（あずにゃんよりって書いちゃった/// えへへ/// あ ぷりん。）
梓「私ぷっちんプリン好きなんだよなぁ・・・。」じー
梓（おっと！ 送信！！）
……
律「あー・・・ちょっと頭痛いな・・。」
ぴーんぽーん・・。
律「おい、聡ー・・っていないのか。はーい」
がちゃ！
梓「こんにちはです。プリンです。」
律「梓か・・。入れよ。」
梓「お邪魔するです。」
律「今日、お前大丈夫だったか？」
梓「別に。」
律「そっか・・・。」
梓「・・・。」
律「はは、何だこの空気ｗｗ・・いっ！！てぇえぇ・・・。」
梓「律先輩！！大丈夫ですか！？」
律「大丈夫だ。」
梓（・・・律先輩は熱なのに戦いに向かう戦士・・・。
梓「いやです！！ダメです！！」
律「わかってくれ、あずにゃん。私は・・私が行かなきゃだめなんだ！！」
梓「やめてください！！律先輩が・・しんじゃう・・・。」ぼろぼろ
律「・・あずにゃん、約束する。」ぽん（頭に手をのせる
梓「え・・？」
律「またあずにゃんの頭をなでるって・・な。」なでなで）
梓「りっつせんぷわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁいいい！！！！！//////」
律「うわ！！いきなりなんだよ！！！」
梓「律先輩逝っちゃだめぇぇぇぇぇぇ！！！！」ぼろぼろ
律「ひっ！！」
梓「それでも行くっていうんですね・・・。なら私にできることはただ一つ・・・。
・・・、あなたの無事を祈ってます。」きらきら
律「は・・・？」
梓「でもやっぱり・・・！！！りちゅ先輩！！！」ぽろ
律「おい。」
梓「ずっとまってますから！！」ぽろり
律「梓！！！」
梓「！！？」ぴく
律「やめてくれ、ただでさえ頭がいたいんだ・・・。」
梓「・・・。あずさ・・？」
律「え？」
梓「あずにゃーーーーーーーーーんだろうが！！！！」ばん！！！
律「」
梓「・・・っち。」ばたん
律「なんだってんだよ、あいつ・・・・。夢か？？」
…
梓「・・・あ！」
梓（なんだか結構やばいことしちゃった・・・！！）
梓「////」かぁぁ
梓（もう先輩に合わせる顔がないよおおお！！！）だだだ
梓（きっと律先輩から澪先輩、唯先輩に。で３人からムギ先輩に。唯先輩から憂に、憂から純ちゃんに、純ちゃんから・・・世界に・・・。）
梓「どうしよう・・・。」
唯「・・・あ！ あずにゃ・・！」
梓「！！？ 今はダメです！！先輩今までどうもでした！！！」だだだ
唯「」
憂「お姉ちゃん、どうしたの。」
唯「死にたい。」
憂「！！？お姉ちゃん！！？それは絶対だめ！！！」
唯「あずにゃん・・・。あずにゃんが・・・。」うぇっ
憂（梓ちゃん/// ちがうちがう！！）
憂「梓ちゃん、許せないよ！！！」
唯「あずにゃんを苦しめるのはやめてね、憂。」
憂「あーい・・・。」
…
澪「もう何もかも嫌だよ。 律のお見舞いもいってないし、梓に八つ当たりしちゃったし、ムギ帰っちゃったし、和には呆れられたと思うし・・・。唯なんて・・・。知らないよ。」
澪「ケータイ電源つけてないや・・。もういいよ、ねちゃお。」
澪（唯のばーか！！ 和の幼馴染だってやっていいことと悪いことあるんだから！！）
澪「でも。」
澪（もしかしたら唯も私とおんなじで・・・）すぅ。。。
…
紬「澪ちゃんから返事が来ないわ・・。」
紬（嫌われちゃった・・・。）ぐす
斉藤「お嬢様・・・。」こそ
紬（いいえ、明日直接謝るわ。きっと、きっと大丈夫よ！！）ふんす
斉藤「お嬢様・・・。」きらきら
紬「おやすみなさい、斉藤。」
斉藤「お・・おやすみなさいませ。」
斉藤（ばれていたのか・・・。）
…
和「唯・・・澪・・・。どうして返事をくれないの・・・？」
和（・・・唯は憂が何とかしてくれるかもしれないけど、澪は・・・。まさか切腹！？いや、ちょっとの血で気絶する子がそんなことするはずないわ・・・。）
和「」カリカリ
和「全然勉強もはかどらないわ・・。」
…
梓「もう私の人生おわったわ。」
梓（もうここまで来たら仕方がない、プライドなんか捨てちゃえ！！ 明日の放課後が勝負！！！！）
和「そうだわ！」
和（憂に電話してみましょう！！）
律「すぴー」
聡「なんだ、姉ちゃん寝てるのか。せっかくアイス買ってきたのに。」
紬「明日、絶対に謝らなきゃ！！」
澪「くぅくぅ・・・。」
澪（明日みんなに会いたくないよ。）
唯「死にたい。」
憂（和さんから電話だ。）
憂「お姉ちゃん、そこから動いちゃだめだよ！」
唯「死にたい」
和「憂？私よ。」
憂「こんばんわ！どうしたんですか？」
和「単刀直入にいうわね、唯の様子を教えてほしいの。」
憂「お・・・お姉ちゃんですか？ なんかずっと死にたいっていってます・・・。死にたいっていわなくなったらあずにゃんっていったり・・・。」
和「」
憂「和ちゃん・・・私どうしたらいいかわかんないよぅ・・・。」うる
和「と、とりあえず。唯が自殺しないように見てて、そして明日の放課後２人で音楽室に来て頂戴。」
憂「うん・・！ありがとう、和ちゃん。」
和「いいのよ、憂は頑張り屋さんなんだから、たまには私を頼りなさいね？」
憂「うん！！ありがと、和ちゃん。大すきだよ///」
和「私もよ、じゃあね。」
憂「」
憂（さすが和ちゃん、頼りになるよ。）にこ
唯「死にたい。」
憂「お姉ちゃん、アイスいる？」
唯「今はあずにゃんがほしい。」
憂「そっか・・・。」
唯「でもいらないとは言ってない。」
憂「お姉ちゃん///」
次の日
梓「あああああ。」
律「！！？」
梓「あっはーー！！律先輩！！おはようございます！」
律「よ、よう。梓・・。はは。」
梓（？）
梓「風邪のほうはもう治ったんですか？ 私昨日お見舞いいったんですよ♪」
律「ひ！！」
梓「！？」
律「あーさんきゅーな。じゃ・・・。」
律（いつ梓覚醒するかわかんねぇから怖いな・・・。夢まで出てきたし・・・。）ガクブル
梓「何かがおかしい」
澪「憂鬱。律もう学校行っちゃったみたいだし・・・。」
澪（さぼりたいけど、お母さん心配するしな。）
和「澪、おはよう。」
澪「！？」
和「昨日は・・・」
澪「ごめん、私に失望したよな。うん。呆れられたってしかたないよな。でも、私和に嫌われたくないんだ！！本当ごめんなさい。 和に・・・和にだけは・・・。」ぐすぐす
和「別に嫌いじゃないわよ。てゆうか昨日留守電聞いた？」
澪「昨日和にメールした後は電源切って今も家・・・。」べし
和「だからね。唯のことは憂に聞いたからもう平気よ。あ、今日放課後音楽室にいってもいいかしら？」
澪「！！和ならいつでも歓迎するよ！！」きら
和「ありがとう、澪はいい友達ね！」にこ
澪「」
…
紬「・・・。」
紬（なんか澪ちゃんに話しかけられない・・・。暗いわ・・。）
唯「死にたい」
律「なあムギ、唯どうにかなんないか？昨日私がいないうちに何があったんだ・・・？」
紬「実は・・」
かくかくじかじか
律「なんだそれ・・・；ややこしい。」
紬「だから私は澪ちゃんに謝りたいの・・・。」
律「そっか、じゃあ今日の放課後頑張ってみなよ！」
紬「りっちゃんは応援してくれる？」
律「もちろんだろ！！」
…
梓「あ、憂おはよ！」
憂「あああ、梓ちゃん・・・。おはよ」
梓「どうしたの？」
憂（お姉ちゃんあずにゃんって言ってたし・・・。梓ちゃんが原因？）
憂「なんでもないよ。」
梓「そっかー。あ、今日ね、律先輩きてたんだぁ！」
梓（もうミッションとかどうでもいいや、とりあえず先輩にあずにゃんっていってもらえればおｋ）
憂「はやいねぇ～、お姉ちゃんだったら治すのにいっぱい時間かかるよ～」
梓「へぇぇぇぇぇ」
憂（あんまり変わったところはないと思うんだけどな・・・。）
ほうかご！！
梓「部活・・・。ちょっと緊張するよ・・。」
がちゃ
梓「こんにちはー・・・って多！！！」
憂「おじゃましてまーす」
和「憂に同じく。」
紬「梓ちゃんが来るのまってたわ。」
唯「あずにゃん・・・・死にたい。」
律「おっす・・・。」
澪「・・・。」
梓「あれ？なんかおかしくないですか？」
和「まあそれはさておき、まずは・・・。」
紬（りっちゃん・・・。）
律「ムギが澪に言いたいことあるみたいだぜ！」
紬「りっちゃん！！」きら
澪「・・・へ？」
和「じゃあムギから。」
紬「澪ちゃん、ごめんなさい。」
最終更新：2010年04月08日 01:05
