憂「一回だけだからって言ったじゃない」

唯「え~いいじゃない減るもんじゃないし」バタバタ

憂「癖になるから駄目!」

唯「…どうしても?」ウルウル

憂「うっ…」

唯「お願い!」

憂「今日だけ…だからね?」

唯「やったぁ!憂大好き!」

憂(もう…お姉ちゃんったら…///)



唯「ねーしようよ~」

憂「でもそろそろご飯作らなきゃいけないし…」

唯「うい~」モミッ

憂「きゃっ!な、何するのお姉ちゃん!」

唯「むむ…やっぱり憂の胸は大きいね」モミモミ

憂「っ!//離してよお姉ちゃ…んんっ!?」

唯「んっ…」ドサッ



またやってしまった

最初は姉妹のスキンシップだったのに、今では求められるままに互いの身体を貪りあってしまう

扉の向こうでは私の名を呼ぶお姉ちゃんの声

果たして期待の眼差しを向けるお姉ちゃんに私は抗えるのだろうか?


唯「えへへ~憂~、今日もしよ?♪」

憂「お、お姉ちゃん…こんなのいけないよ…。もうやめよ?」

唯「……何言ってるの?あんなに気持ちよさそうに泣いてたのに」クスクス


憂「んぅッ!えぁ、んむぅ~///」

唯「ん~ぷはぁッ!憂はキスが大好きだからすぐ大人しくなるもんね♪」

憂「そ、そんらこと…」

唯「え~。じゃあ憂が何も考えられなくなる位キスしようか?」ニコッ

憂「~~~ッ!!///」


さんじゅっぷんご!

憂「えぁ…///ぉ、おぃえひゃん…ゆるひへ…くらはい///」

唯「憂はお口で逝けるエッチぃ子になったねぇ」ナデナデ

憂「もう…逝けまひぇんからぁ///」

唯「だ~め♪憂の大好きな、舌を吸いながらイヂめるのがまだ残ってるよ♪」

憂「ッ!?嫌ぁ!アレはもう嫌にゃのぉ!」モゾモゾ

唯「あらら。あんなに逝ったのにまだ動く元気あったんだ…でもお姉ちゃんは止めないよ?」ガシッ
憂「えあぁ!?ひはは!ひははやめぇーーー!!!」


舌で逝くって言葉、ゾクゾクするよね

唯「ん~♪ん~♪」カミカミジュル、ズルルーーー

憂「えぁーー!!ぇあ、は、っかぁ…!」ビクッビクッ

唯「ん~チュポン…あ、そうだ!今日ムギちゃんから教えてもらったのしてみよっか?」

憂「いぁあ…こぇ以外らったら何でもぃいはらやめえぇ…」ガクガク

唯「うん♪じゃあしてみよっか?


目隠しディープキス」


憂「………?」ハァハァ

唯「なんか目隠しベロチューとも言うみたいだけど、耳と目を塞いでキスするんだって!」

憂(キスするだけ…?ならこれ以上イヂめ抜かれる事はないのかな)

唯「まぁまずはやろっ!目隠しはムギちゃんがくれたしね♪」イソイソ

憂「んぅ…真っ暗だよお姉ちゃん///」


唯「それじゃあ耳を指で押さえます」

憂「(うわぁ…何も聞こえないし見えないや…。でもキスだけだし大丈夫かな…)」

………

憂「…お姉ちゃん?どうしたの?さっきから何もな」チュッ

憂「ッ!?(え、あ、ただ唇に触れただけのキスなのに…頭に響いちゃうよぉ)」


チュッ……チュッ……

憂「あッ…やぁ、んぅ///(何?なんて事ないキスなのに…)」

憂「(でもこんなのじゃ足りないよぉ…)お、お姉ひゃん?
そんなに我慢しなくてもい、いつもみたいにして大丈夫だよ?///」

そう言ってから何分経ったのか
いまだに唇と唇が触れ合うキスしかしてこないお姉ちゃん

憂「んうぅ…お姉ちゃんッ!」ダッ

キスをする姉に飛びついてその愛らしい唇を貪ろうとするも
逝き続けていた私の身体はさしずめ赤子のような鈍重な動きしか出来ません

そして私の頭を掴み、再び優しい、そして真綿で締め付けるような
快楽と地獄の時間を与えてきます


どれ位の時間が経ったかも分からないまま責め抜かれる
これを愛する人との天国と呼ぶか、愛する人と貪り合えない地獄と呼ぶかは分からない

憂「チュッ…や、やぁ…もっと激しいのを下さい」ポロポロ

ついに耐えきれなくなり体面などかなぐり捨てて求めてしまった


憂「んむッ?!ん、ん!~~~ッ!///」

突如口の中へなだれ込む舌によって、真っ暗な頭の中で火花が荒れ狂う

お姉ちゃんの舌は私の弱い所を的確に責めてきた

頬の内側、舌の上や裏、歯の裏側…

今の私にはお姉ちゃんから与えられる舌の暴虐しか分からなくて
お姉ちゃんの身体をギュッと抱き締める事で辛うじて意識を繋いでいた


憂「ん、ふッ!逝く!逝っひゃう!!」ビクンッ!

何度目か分からない絶頂を迎え、大きく肩で息をする
しかしそれでもお姉ちゃんの舌は私から離れない

見えず聞こえずという状況は私の感覚をより研ぎ澄ましているようで
何気ない舌の動きにも普段異常の快感を覚えていた

ふと舌の動きが止まる
そして数秒の沈黙の後に私の舌はお姉ちゃんの口の中に招き入れられた

息も絶え絶えな私がこの一連の動きを理解したのは、舌を甘噛みされ固定された後だった

憂「えぁ!?ら…め、ひたをゴシゴシしひゃ…帰ってこぇなくなぅのぉ!」


サリサリサリッ

憂「ッふ!あッ!ひゃめぇーー!」

舌をこそぎ落とす程に舐め尽くされ快感が全身を駆け抜ける

一舐め毎に私の頭の中は塗りつぶされていき、同時に身体が耐えきれず何かを噴き出していく

もちろんお姉ちゃんはそんな事気にもせずに責め続け、私が絶叫して痙攣を始めるまで続いた


私が意識を取り戻した時には、目隠しは外され抱き締められていた
眩しくないのは部屋の電気を切ってテーブルランプにしてくれたからか

唯「あ!目が覚めた!?ガクガク震えて気絶したからギュッとしてたんだけど大丈夫?」

憂「うん、大丈夫だよ。痙攣するまでイヂめられて目覚めるのに慣れちゃった」クスクス

唯「あう…子犬みたいに震える憂を見たら我慢出来なくて…いつもゴメンナサイ」

憂「ううん、謝りゃなくてィィよ。嫌だったらいつでも止めてって言えたもん」


憂「それにしても酷い格好だね私達」

途中で上着やスカートは脱いだものの、下着とTシャツは
着たままだったのでぐしゃぐしゃになっていた

それに加えてパンツが…はい、まぁアレのせいで
ぐっちゃぐちゃになって大きなシミを作り出していました

唯「よし!憂のほうは準備出来てるみたいだし続きを!」

憂「だ、駄目だよお姉ちゃん!さすがに身体が持たないし、学校の準備もあるんだから!」

唯「え~?憂のケチンボ~」ブーブー

憂「その代わりに一緒にお風呂入ろ?(お姉ちゃんの興味を逸らさないと!)」

もちろんその後お風呂でイタズラされたのはご愛嬌です


終わり




唯「う~い~」ダキッ

憂「きゃッ!どうしたのお姉ちゃん?ご飯作ってるから危ないよ」

唯「いや~憂のエプロン姿を見てると身体が勝手に動いちゃってさ♪」

憂「もう///下ごしらえ終わったからリビングに行こ?」

唯「台所が良いの!それにさぁ…憂っていつも髪を上げてるから、可愛い耳が丸見えなんだよ?」


お姉ちゃんの声がねっとりとした艶を帯びた事に気づいた時には手遅れだった

憂「…お姉ちゃん?ちょっと抱き締める力が強いような…」

あ、ヤバい。絶対にお姉ちゃんスイッチ入ったよこれ
見えてないけど絶対に目が逝っちゃってるはず

唯「えへへ~…憂のみみぃ~♪♪いただきまーす」カリッ


憂「ッひゃあ!」ゾクゾクゾク

耳たぶを包み込む熱い唇に得も言われぬ衝撃を覚え
思わず声を上げて身をよじらせてしまった

唯「んふ~♪憂は耳も敏感なのかな~?」

お姉ちゃんの言葉が至近距離で私を貫いていく
それだけで胸の奥に許されない炎が燃え上がり、吐息がそれを加速する

憂「ち、が…くすぐったいだけだからぁ…」フルフル

唯「う、そ。嘘吐きな憂にはお仕置きしないとね♪」ニュルン

憂「ッあぁあ!??中!中は駄目なのぉ!そんなとこ汚いからぁ!」

唯「ん~♪♪いつも耳掃除し合いっこしてるから大丈夫だよ?♪」ニュルニュル ピチャピチャ

お姉ちゃんの舌が襞の一枚一枚を舐めまわし音が吸い込まれるはずの穴を犯す尽くす

いつしか舌の這いずり回る感触だけが私を埋め尽くしていき
言葉にならない音を喘いで台所に崩れ落ちた


憂「い…ひゃ…あぁえ…」

それからは台所に膝立ちになって震えている事しか出来なくなっていた

唯「ん~チュポン♪あれー?憂は耳だけでいやらしくなれる変態さんだったんだね?」

お姉ちゃんが左耳から舌を離した時には
既に左耳の聴力も麻痺していて右の耳にぼんやりと声が響く

憂「そ…んな事…ないの」ビクッ

唯「ふ~んへ~ほ~?♪」クリクリ

私のせめてもの抵抗もお姉ちゃんにとっては最高の素材となるようで
私が何かを否定すればそれを肯定するまで何時間でも責め続ける

唯「そっかぁ~憂は変態さんなんかじゃないんだね!」

お姉ちゃんは新しいおもちゃを与えられた子どものようにはしゃぎ
私の身体を抱いたままリビングのソファーまで連れて行きます


唯「よーいしょッと」ポスンッ

お姉ちゃんに抱き締められたままソファーに座り込み
まるで小さかった頃のようだと思ってしまう

息がうまく出来ず、全身の力が抜けてお姉ちゃんに背中を預ける

唯「ごめんねうい~?こんなに可愛い憂に変態さんなんて言って」クニクニクニ…


憂「ッ!///だ、大丈夫だから…もう止めにしてご飯にしよ?」ハァハァ

唯「いやぁ~憂に変態なんて酷い事言っちゃって…変態じゃないのにねー」キュッキュッ

変態と言う言葉を強調し、右の耳たぶを指で責め続けるお姉ちゃん

私が変態という言葉を認めるまで永遠に続くこの責め苦は
時間が経つにつれ新たな弱点を見つけられ残酷さを増していく


憂「ッふ…そうだよ…?変態さんなんかじゃあぁ!な、いからぁ」ビクンッ

唯「そうだよね♪変態さんだったらどうしようかと思ったよ!」ニコニコ

そう言いながら私を抱き直すお姉ちゃん
狙いは右耳と分かっていながらも、私の身体は快楽に震えるばかり

右耳の寸前でお姉ちゃんは止まり、負けの確定した我慢比べの始まりを告げる

唯「じゃあ何か言いたくなったらいつでも言ってね?私はただ耳で遊ぶだけだから」チュッ


そこからは左耳同様に右耳も犯し尽くされた

時に強く時に優しく
私が声を我慢しているとなれば嬌声を上げるまで

声を我慢しなくなれば羽で擦るように弱く

私の声は私が出すものではなく、お姉ちゃんの舌で出るまでさして時間は掛からなかった


涙でくしゃくしゃになった顔

舌の動きにあわせて跳ねる身体

そんな普段の平沢憂からはかけ離れたみっともない私を
お姉ちゃんは嬉々として受け入れてくれている

積み上げてきた立派と言われる平沢憂を失いたくないという想いと

姉妹から与えられる快楽で溺れる平沢憂でもお姉ちゃんが愛してくれるという想いが

どうにか保っていた心の柱を削り取っていく


もう駄目だ、素直に変態と認めて気絶するまで
イヂめてもらおうと声を出そうとしたその時

憂「んむッ!?んふッ、んー!んー?!」

お姉ちゃんの手により紡がれるはずだった声はくぐもった音に変わってしまう

唯「憂は強い娘だからこんな事平気だもんね~?だからお口なんてチャックしちゃおう!♪」


私の弱点を知り尽くしたお姉ちゃんは、私が逝こうが関係なく耳を責め続ける

最初は存分に逝き狂える事に全身で喜んでいたけど
徐々に頭の奥からこれ以上は危険だという警告が発せられる

憂「(駄目ぇ!変態だって認めるからもう止めてぇ!)

モゾモゾと身体を揺すって抗議するも声を出させてもらえない今、お姉ちゃんには届かない


憂「ふーッ!ふーッ!んんぅ!?」

視界の端に火花が散りだして考えがまとまらなくなっていく

キモチイイクルシイイッチャウシンジャウ

頭の中で生まれてくる感覚が、消えては生まれを繰り返し、涙が滝のように溢れてきた


唯「そろそろ限界なのかな?じゃあ最後に聞くけど、憂は変態さんなの?♪」パッ

ずっと押さえられていた口が解放され
酸欠になっていた私は酸素を求める金魚のようにパクパクと息をする

そして抱きつかれてから初めてお姉ちゃんの方に顔を向けさせてくれた


そこにあるのは優しい笑顔で私を見つめているお姉ちゃん

投げかけた質問を急かす事なく、でも期待が溢れ出す程の笑顔を向けてくれている

私はチカチカしている視線の先に愛しているお姉ちゃんを見つけて自然と言葉を紡いだ

憂「ひゃい…私はお姉ひゃんのただけの変態さんです…」


背中を預けた姿勢のまま互いの唇を貪りあう

私を抱き片手で頭を支えてくれるお姉ちゃん
そんなお姉ちゃんにされるがまま舌を差し出す私

お互いの唾液が二人の間を行き来し
どちらのものともつかない物となって飲み下されていく


憂(お姉ちゃんの唾液…そいえば初めて舌を入れられた時は吐いたんだよね)

初めて舌を入れられた時は驚いてされるがままだったな

その当時の私はお姉ちゃんが大好きだったけど
それは姉妹での愛情であって恋人として愛情では無かった

当然何故されたのかも分からない混乱に加えて
他人のツバが入ってくる事が耐えきれるはずなく

押さえつけるお姉ちゃんを押しのけてゴミ箱へその日の昼食を全て出し切っていた


その後何度か舌を入れられたが、人間の順応性とはすごいものですぐに慣れていった

本当に最初の気持ち悪さがなんだったのかと思うくらいに消えてなくなり

反比例するかのようにお姉ちゃんとのディープキスが快感に変わっていった

私達の味だね♪と言ったお姉ちゃんが可愛かった事は私だけの宝物


私の身体がぐったりしているのを想ってくれてか
お姉ちゃんのキスは優しいものだった

ついばむように唇同士を軽く突き合わせるキスは
私が休憩したい時によくしてくれるものだ

私は少し休んでから舌を突き出して言う

憂「お姉ちゃん…私の舌をイヂめて下さい」


唯「フフフ…素直になった憂もすっごく可愛いよ」ナデナデ

お姉ちゃんに抱かれながら頭を撫でられるのは本当に心地良い

ほんのり甘い香りに包まれ、お姉ちゃんの体温で暖められていく

唯「赤ちゃんみたいだよ♪可愛い憂ちゃん…」ヂュル


憂「へぁ…んむ、んんぅ…」ピクピク

唯「ん…ん…」サリサリサリ

大きく口を開けてキスをし、私の舌がお姉ちゃんの中へ招かれていく

口内へ招かれた舌はすぐにお姉ちゃんの舌から挨拶のキスを受ける

そして舌全体を舐めまわして綺麗にした後
唾液の味を味覚に刷り込まれるように舌の上を延々と舐め尽くされる


憂「んむッ…ふッ…うぅ」コクリ

舌伝いに私の中に流れ込む唾液
それがお互いの舌の摩擦で混ざり合い、私の身体へと飲み込まれる

憂(お姉ちゃんが…私の中で一つになっていく…)

お姉ちゃんの唾液が私の一部になっていくと考えただけで
また一つ頭の中で真っ白な花火が弾け飛んだ


憂「ん…もっと…ひてぇ」

唯「うん…もっと気持ち良くなろうね」

私の言葉に応えて舌の動きが活発になる

だけどそれは一舐め一舐めがとても優しくて、頭の中のブレーカーを少しずつ押し下げていく

数え切れない程の花火が頭の中で弾けた後、私のブレーカーが音をたてて落ちていった



ズルズルズルーー

憂「もう…お姉ちゃんが全然止めてくれないから結局店屋物になっちゃったよ」

唯「アハハハー♪ゴメンナサイ…でも憂が喜んでくれて良かったよ♪」

憂「ッゴホッゴホッ!そそそ、そんな事ないよ!お姉ちゃんがしたそうだったからッ」

唯「え~?仕方ないなぁ、そういう事にしといてあげるよ♪」ズルズルー

こうしてとある1日が過ぎていく

明日はどんな1日になるのかな?


終わり



最終更新:2010年04月16日 00:10