澪「また薄くなってる…」 1 - 紬が百合ノートをまとめているようです

律「なぁ唯、最近さ、澪のさ…」

唯「澪ちゃんがどうかした?りっちゃん」

律「いやあのぉ～アソコがさ…」

唯「??」

律「髪が…薄くなってないか?」

梓「あっ、それ私も思ってました」

律「やっぱそうか～」

唯「あぁ～言われてみれば」

紬「一期に比べて薄いわよね」

唯「一期?何言ってるのむぎちゃん」

紬「…」

唯「何か悩みでもあるのかな?」

律「澪のことだからありえるな」

梓「二人は悩みとか無さそうですよね」
律「なんだと～あたしにだって悩みの一つや二つ…」

紬「最近噂の彼氏疑惑とか?」

律「さっきからむぎは何を言ってるんだ」

唯「とにかく澪ちゃんに聞いてみようよ」

律「バカ、唯。なんて言う気だよ」

唯「最近ハゲてきてるけどどうしたの?って」

梓「デリカシー無さ過ぎですよ」

紬「りっちゃんのデコはいじりがいがあるけどね」

律「…」

ガチャ

澪「なんだ、みんなもういたのか」

唯「あっ、噂をすればハゲ…」

律「おっ!澪、遅かったな!」

梓「澪先輩!何飲みますか!?」

紬「ケーキもあるわよ～」

律(コラ唯!いきなりハゲはマズいだろ!)

唯(ゴメンりっちゃん、あの生え際を見たら思わず…)

澪「何コソコソしてるんだ」

律「な、何でもないよ」

唯「うん、澪ちゃんの髪今日もキレイだな～って…エヘヘ」

澪「え…そうかな…」ソワソワ

紬「あたしの眉毛より?」

唯「…」

律「とりあえずお茶しようぜ!」

梓「練習しましょうよ～」

唯「まぁまぁあずにゃんここはあたしに免じて」

澪「意味分からん。でもちょっとゆっくりするか」

紬「今日はうまい棒の全種類持ってきたわ」

梓「やっぱりコーンポタージュ味ですね」

唯「あずにゃん王道だね～」

紬「うふふ、庶民のお菓子っておいしいわね」

律「もう一本いただきぃ…」

澪「おい律何本目だ!!」

律「まだ30本目だよって…っ!!」

律(み、澪の頭が…ズレてる…?)

唯「ジー」＜●＞＜●＞

律(ゲッ、唯も気付いたか?ど、どうする…)

唯「ねぇ、澪ちゃん」

律「!!」

唯「頭ズレて…」

律「そォーいぃ!!」

澪「うわっ!」

梓「律先輩何してるんですか!」

紬「りっちゃんと澪ちゃんがくんずほぐれつ…」じゅるり

律「いや澪の体に虫がさ!」

澪「えっ!ドコドコ!?やだよぉぉ」ワサワサ

律(ぬぉぉ!またズレてきやがった)

紬「ゴキブリならここにいるけど」

梓「えっ?」

澪「律早くとってくれよぉ!」

律「わ、分かってる!あたしに任せろ動くな!」

唯「虫なんていたぁ?」

梓「ゲジゲジならむぎ先輩の眉毛に」

紬「えっ?」

律「ここに虫が…」そぉーっと

澪「あ、やだ、律ドコ触ってるんだ…」

紬「ﾊｧﾊｧ」

澪「あん、いやぁ…」

律「み、澪ぉ…」

梓「先輩あたしもガマンできません…」

紬「ﾊｧﾊｧ」

唯「あたしももうガマンできない!

澪ちゃんハゲてるよ!」

fin

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