唯「とにかく律さんリーダーなんだからもうちょっと
しっかりしてください!じゃあこの話は不問で!
…とか偉そうに言っちゃってごめんね、えへへ
私普段全然ダメだから、なんか先生気分だったよ~」
澪 イラッ
律 イライライライラ
梓「まぁまぁ」
紬「平和に終わってよかったー!」
あくる日
さわ子「唯ちゃん澪ちゃん梓ちゃんのおかげで、田井中さんが
危うくネトゲオタクの毒牙にかかりそうだったところを
助けてもらったんだって?ホントありがとう!3人には
いつもお仕事頑張ってもらって申し訳ないぐらいなのに
プライベートでまで…ほんと3人ともいい子だよね~」
紬「大丈夫!気にしないで続けて?」
紬「澪ちゃん今日機嫌いいね~」
律「今日は澪がセンターだからな」
唯「へーそうなんだ~ 全然気にしたことなかった~!
言ってくれればいつも真ん中澪ちゃんでいいのに~」
澪「いや、いいよ気ー遣わなくて。気にしてないし」
梓(あー聞こえちゃった…平和タイム終了だな)
唯「え~いいよ~!もともと私とか全然かわいくないし~
歌もうまくないし楽器も澪ちゃんのが全然先輩だし~
私なんて高校から始めたぐらいだからぁ~
先輩の澪ちゃんの方がセンターで当然だよ~
むしろこれまで悪かったよごめんねなぐらいだよ~」
律「じゃっ間を取って私がセンターってことで!」
梓「それはないです」
紬「wwwwww」
律(あーやっぱ道化やった方がまだ楽だわこれ…)
唯「律さんセンターいいと思う~
リーダーなのに1回もないとか不思議すぎるよね!
今度さわ子さんにみんなで言ってみようよ~」
律「」
紬「ていうかドラムがセンターとか新しすぎるw」
梓「逆にかっこいいすwwwwww」
澪「えーでもちょっと有り得なくない?やっぱHTTの
イメージとか真面目に考えてもっとちゃんとさー」
唯「私は真面目だよ~!」
澪「多分お客がC-C-B思い出すからやめようよ」
澪「新しくないよ…むしろロマンティックだよ…」
梓「C-C-Bなめんな!」
律「そういえばさ~ 私あれから親に家庭内暴力振るわれたじゃん?」
律「誰かがチクる時に、仕事に差し障りがある部分だけは絶対に
やめてください!!とか言ったおかげでさ~お風呂に足から
吊るされて水責めとか、ちょっと有り得ない家庭内暴力
振るわれたから絶対チクったこと忘れないって思ってるけど
それは置いといて、とにかく私すごいかわいそうだったじゃん?」
律「それを弟が哀れんでくれたみたいで~」
律「なんか、かわいそうだから女装してくれるらしいんだけど~」
唯「え~!ダメって言ったのに~!」
律「いや、違くて。なんか澪、武士の情けで、ネトゲの男と
逢おうとしたことはさすがに伝わってなくて~
弟に女装させて悪戯しようとしたことしか伝わってなくて。
いや私は遊びじゃなくて真剣だったんだけどさ!それは
どうでもよくて、ってか、女装で悪戯ってとこだけ伝わったから
絶対余計に怒られたと思うんだけど!絶対!あいつら大人汚いね!
なんか絶対いかがわしい連想したね確実に。それはいいんだけどさ~」
梓(いいのか…)
律「それでなんか~ 家庭内暴力が吹き荒れた一週間の間に弟が
さすがに私に同情したらしくてさー。女装だけしてくれることに
なったんだけど、どうする?」
澪「どうするって言われても…」
紬「律さんの弟って女装似合いそうだよねー!絶対似合う!見たい~!」
紬「ネトゲはどうでもいいけど、とりあえず女装だけさせとこうよ~」
紬「滅多にないよ~!滅多にないよ!」
梓「ちょ、紬先輩テンション…」
紬「滅多にないよ~!!」
唯「千載一遇のチャンスだよね!しょうがないな~
お仕事の支障にならないようにできるならいいよ!今回だけだよ!
特別なんだからねっ?」
梓「」
澪「」
梓「なんか…目的ずれてないすか…気のせい…?」
紬「やだな~梓ちゃん!女装に目的なんてないんだよ~!」
唯「確かに!ないよね~!可愛かったらそれがもう目的だよ~!」
澪「私は賛成しかねる系なんだけど…え…私だけ…?あの、
弟かわいそうじゃない?思春期の心の傷になりかねなくない?」
唯「お仕事に影響があるならダメだけど~なかったら別によくない~?」
澪「いやでも…」
梓(さすが常に自分がスポットライト浴びてないと生きていけない
秋山先輩、ちがうなー女装の弟もしっかりマークとはやっぱちがうわー)
「私どっちでもいいです」
梓(……弟よ…)
紬「かわいーーーー!!ほんとかわいーーーーー!!ちょっやば!!」
律「部屋の中だけにしといてやったんだから感謝しろよな」
唯「わ~ほんとだぁ~!ほんとに可愛いよ~似合いすぎだよ~!
お部屋の中だけでお披露目なんてもったいないぐらいの
かわいさだね!かーわーいーいー!」(なでなで)
梓(きた…!平沢先輩の、可愛い物を可愛がる私かわいいアピール…!
散歩中の犬を見かけたらすかさず駆け寄ってやるアレっすね…!
メンバー以外誰も見てないってか男いないのに…平沢先輩
まじぱねぇっす!)
澪「……」
唯「なんかでも~ 澪ちゃんって賛成してなかったのに
結局フルメイク引き受けてくれていい子だよね!
髪もただの安いボサボサっぽいおうちに余ってたウィッグだったのに
こんなに可愛くアレンジとかできてすごい~!
私、不器用だからメイクとかヘアアレンジとか全然ダメで~」
澪ちゃんすごいね~!尊敬!」
澪「あー、うん。ごめんね?化粧とか髪とか頑張って身についてて
頑張る必要ない平沢さんには無用の長物なものが身についてて」
唯「え~そんなことないよ~!すごいよ~!ほんとすごい!
澪ちゃんは将来ヘアメイクさんになれるよ!」
澪「ああ、うん。ヘアメイクさんね…
もしなったら平沢さんやってあげるね…?」
唯「わーほんと!?嬉しい!澪ちゃんほんと上手だから~!」
梓(皮肉通じねぇぱねぇ…)
唯「っていうか~ 澪ちゃんほんと美人さんなのに謙虚だよね~!
私が澪ちゃんだったらいっぱい自慢しちゃうよ~!
化粧とかしないと思うし!今もほとんどしてないけど~」
澪(嘘つけ!見事なナチュラルメイクしてる癖にどの口が…!
ナチュラルメイクは、ナチュラルなメイクじゃなくて
ナチュラルに見えるような手の込んだ厚化粧だというのに…
てかここ女しかいないから別に化粧バレバレだし嘘つく
必要とかないのに…)
梓(…!この空間で、女装弟が忘れ去られてる予感…!
でも平沢先輩だけは片時も忘れてはいない!まじぱねぇ…!)
律「あの鉄壁の素顔を一度でいいから見てみたい…」
紬「鉄仮面とかスケバン刑事懐かしくない? 再放送とかで観たー」
律「絶対素じゃないのは明らかなのに、キャラ作ってるの丸わかりなのに
平沢さんの素だけは全く想像がつかない…」
紬「ヨーヨーとか、あれ鎖だから実際は絡まっちゃってちょっと
調子乗って真似すると、もう二度とほどけなくて宝の持ち腐れだよね
ヨーヨー武器とかまじかっこいい!ケータイ刑事もその流れを
くんでいるよね~!」
梓「ケータイ刑事wwwwww三味線まじやばいwwwwwww」
唯「大政絢ちゃん可愛いよね~!メイちゃんの執事とかハチワンダイバーも
可愛かったんだよ~!ぱっつん可愛い!姫可愛いよ~!」
梓(可愛い女の子のリサーチ欠かさないなーこの人…)
紬「私は清純派な女の子が好きだから、銭形愛か銭形舞か銭形零かな
いいよねー甲子園のポスターに載ってそうなピュア感ってさ!
今も可愛いけど、当時はほんと透明感があって~」
梓(役名で言った!てかこの人ガチだな…まじで清純派好きだな…)
「とにかく武器面白かったすよね。新体操とかなんか訳わかんないの
多かった気がする。OPで婦警と踊ったりするし、あとは…」
聡(あの、もういい…?)
律(OK!!)ビッ!!
澪「結局弟かわいそうなことになってたじゃん…途中から
みんな好き勝手に喋ってて弟すごい居心地悪そうだったよ?」
唯「えへへ…ごめんなさい!」
紬「ごめん!」
梓「すいませんつい不覚にも刑事トークがはずんでしまい…」
唯「あずさちゃんって刑事物好きなんだね~知らなかった!
1日署長さんとかやりなよ!絶対似合うよ~」
澪「いや、そういうの今いいから。あとケータイ刑事は
刑事物じゃないから」
梓「ケータイ刑事なめんな!!」
澪「まあそんなことはどうでもよくて」
梓「ケータイ刑事なめry
澪「とにかく!律が変な男に引っかからなくてよかったよ」
澪「こんなくだらないことして笑ってられるのもあの時
無事に止められたから。だから今があるんだしさ」
澪「正直、恨まれるのとかやだし親にチクるの相当迷ったんだけど。
家庭内暴力の一環で、お父さんが律の部屋メチャクチャにしてPCも
逝っちゃったおかげで、あとお父さんの家庭内暴力はんぱなくて
律が給料からPC買う余裕すらなかったおかげで、っていうかあれ?
じゃあ家庭内暴力のおかげか…違う!私達HTTの団結力によって!
律の危機を救うことができてホントよかったよ」
律「あー、うん。チクりの件は多分一生忘れないと思うけど
ネトゲは止めれてよかったよ。今思うと、会いたい会いたい
うざかったし。なんかキモイ。今思うとキモかった。
ありがとみんな」
唯「キモイとか言うのはよくないよ~ でも私も律さんが
こっちの世界に帰ってきてくれてよかった!」
梓(こっちの世界…さらっと…)
「よかったす」
紬「これからもこうやってなんかいい感じにやってけるといいよね」
澪「いや、今日みたいなのは今日だけ!もうダメだから!」
梓「あ、話まとまった?じゃあもう帰っていいすか?」
律「え、デート?」
梓「!!」
澪「嘘!中野さん彼氏いるの!?HTT彼氏作るな命令出てんじゃん!」
梓「リーダー何言ってんの!まじ何言ってんの!!!」
律「いや、こないだ、待ち受けが。見えた」
梓(うわっやっぱあの時、紬先輩の番号盗み見
しようとしたのか…引くわ…)
澪「中野さん!」
唯「梓ちゃん!?」
紬「わーなんか少女漫画みたい~!隠れてお付き合いとかどんな人?」
梓「彼氏じゃないんで!!ほんとただの…友達なんで!」
梓「勝手に悪戯で待ち受けをそいつにされて、設定変えるの
めんどくてそのままにしてただけなんで!違います!」
澪「すごい苦しいよ中野さんそれ…」
唯「えっ梓ちゃん嘘とかつかないよね?ごめんね疑っちゃって~
私、梓ちゃんのこと信じる!仲間だもん!」
澪 イラッ
澪「じゃあ、まぁその話はまたおいおいということで…」
澪「今日は黙っとくけど、今度確認したときになんか変だったら
さわ子さんに報告するから。彼氏いるって断定じゃなくて、
待ち受けが知らない素人の男でしたよってだけで報告充分なんで。
それまでにちゃんと整理しときなよ。いろいろと」
梓「えーっとあの、わかりました…はい」
律「じゃあ今日はもう終わり?いい?今日もう解散で。明日朝早いし!
梓は最後に手間かけさせやがってしょうがねーなー」
梓(誰のせいだと…)
唯「梓ちゃん。澪ちゃん言ったことはほんとにする子だから
1ヶ月以内にはちゃんとお片づけしようね?」
梓(ぱねぇ…)
「わかりました…まかせてください…」
唯「よーしその意気だ!(笑)」
紬「平和に終わって」
紬律唯澪「「「「よかったー!」」」」
梓「よくないす…」
終わりー
書き忘れました。
- 唯と澪がSSの中でツートップ扱いなのは、ガールズバンドのVoだから
(あずにゃんはキャラソン以外はVoじゃないので。でもVoじゃないのに
可愛い為かなり人気ある方で、メインの1人、という設定)
- 最下位がりっちゃんというのは、りっちゃん+むぎちゃんの意味
(ネット投票の時期によって2人の順位が入れ替わるから)
- SS中での出番や性格の違いと>>1の好き嫌いは特に関係ないです
(行き当たりばったりだったので、書きやすいようにするだけで
精一杯でした)
あと、ガチ信者なので全員好きです。憂が出せなかったのが心残り
以上です
最終更新:2010年04月18日 20:19