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唯「ふわぁ~おはよう憂ー」
憂「おはようお姉ちゃん、自分で起きるなんて珍しいね」
唯「うん、なんか目覚まし時計が頭に落ちてきて…ねえ、こぶになったりしてない?」ずい
憂「なってないよ?…お、お姉ちゃん、顔、近いよ…」ドキドキ
唯「そう?」
憂「…(なんだろ…今日のお姉ちゃん、なんていうか、なんだか、大人っぽい?)」
唯「どうしたの憂?私の顔に何かついてる?あ、やっぱりこぶ出来てる?」
憂「え?う、ううん、なんでもないよ?」ドキドキ
憂「…(どうしよう、なんだか…色っぽい…)」ドキドキ
唯「いただきまーす、憂いつもごめんね?作って貰ってばっかで」
憂「え、あ、うんいいよ(…やっぱり何か違う…」)
唯「ん、おいし」
憂「あ、ありがとうお姉ちゃん(食べ方がなんかエロい!)」ドキドキ
憂「あれ?お姉ちゃん」
唯「なに?」
憂「前髪、留めないの?」
唯「ああ、なんか今朝からピンが見あたらなくて、お気に入りだったんだけどなあ」
憂「へーそうなんだ…(目にかかるちょっと前髪、ちょっと欝陶しそうに弄るお姉ちゃん…はふぅ)」ドキドキ
憂「…(いつもよりギターケースがすごく似合ってる…)」じー
唯「…」スタスタ
憂「…(歩き方もいままではトテトテとかなんとなく覚束ない感じだったのに…スマートになってる)」じー
唯「ね、やっぱり何かついてる?どうして私の顔、そんなにみつめるの?」
憂「え?あ、いや…な、なんでもないよ!(ちょ、ちょっと不機嫌!す、すごく良い…)」ドキドキ
憂「あれ?お姉ちゃんタイは?」
唯「タイ?あ、つけるの忘れた…」
憂「取りに帰る?(鎖骨…はふ)」ドキドキ
唯「いいよ、面倒だし」
憂「え、大丈夫なの?(セクシーすぎるよお姉ちゃんっ!)」
唯「大丈夫だって、律ちゃんもいつもしてないし」
憂「そういえばそうだね…(かっこいい…かっこいいよお姉ちゃん…)」ドキドキ
唯「憂さっきから顔赤いよ?…熱?」スッ
憂「わあっ」ササッ
唯「…なんで避けたの?」
憂「あ、ごめん(今お姉ちゃんに触って貰ったら…私、私…)」ドキドキ
唯「む、さっきより赤い…えいっ」ガシ
憂「ほぇ!?(お姉ちゃん!そんな、私のほっぺ押さえてっ!こ、心の準備が!………よし、できました!)」
唯「ほら熱いじゃん…って、なんでキス顔?」
憂「…(い、今のお姉ちゃんになら…)」ぷるぷる
靴箱
唯「学校ついちゃったけど、どうする?保健室、行く?」
憂「だ、大丈夫だってば!(軽い上目使い…ハアハア)」
唯「あ、ムギちゃんだ、おはよムギちゃん」
紬「おはよう唯ちゃ、ん?」
紬「…(唯ちゃん、よね?今日の唯ちゃん…あら、あらあらまあ…)ゴクリ
紬「憂ちゃんもおはよう」
憂「お、おはようございます紬さん」
紬「あら、どうかしたの?顔が赤いわ(おそらく唯ちゃんの謎のフェロモンにあてられちゃってるのね…)」
憂「だ、大丈夫です!何もないですよ、じゃあ私は教室に…」ぱたぱた
唯「憂?…まいっか教室いこうかムギちゃん」
紬「…」
唯「ムギちゃん?」
唯「おーい」ふりふり
紬「ハッ…ごめんなさい、ちょっとぼーっとしてて(危ない所だったわ、前髪が垂れてるだけなのにこの破壊力は一体…)」ドキドキ
唯「ムギちゃんも顔赤いよ?」
紬「えっ?あ、ああきっと今朝のたくあんがあたっただけだと思うの」びくっ
唯「そ、そうなんだ…大丈夫?」
紬「あの、唯ちゃん」
唯「あ、ごめんムギちゃん先に行ってて?私ギー太を部室に置いて来なきゃだったんだ」
紬「え、ええ、じゃあ先に行ってるわ」
唯「ごめん、また後でお話いっぱいしよう、ね?」
紬「は、はい!(ここで上目使い!唯ちゃん…恐ろしい子…)」ズキューン
教室
律「おっ!ムギおっはよ~!」
澪「おはようムギ」
紬「…」ポー
律澪「?」
紬「あ、二人とも…おはよう」ポー
律「一体どうしたんだムギ!?」
澪「な、何か悩み事か?」
音楽室
~♪♪♪♪
唯「あれ?誰だろ」
梓「…あっ唯先輩!おはようございます!」
唯「おはよ、あずにゃん」
梓「あれ?今日はヘアピンつけてないんですね」
唯「うーなんで皆気になるのかな…うん、今朝から見あたらないんだよね」
梓「唯先輩、結構前髪長いんですね」
唯「うん、美容院行くの面倒だし、自分で切ったことないし…でもちょっと欝陶しいかもね」
梓「そ、そんなことないですよ!私は好きです!」
唯「え?」
梓「あ!いやその…そ、そっちのほうがミュージシャンっぽいです!(つ、つい本音が出ちゃった…で、でもなんか今日の唯先輩…かっこいい…)」
唯「あずにゃんは朝練してたんだ」
梓「はい、一応…」じー
唯「あずにゃんえらいね」なでなで
梓「や!やめ…あう…にゅう…」ポー
唯「もう、可愛いんだからあずにゃんは…えいっ」ぎゅう
梓「にゃ!」ボンッ
唯「ふふ、冗談だよあずにゃ…あずにゃん!?」
梓「…(…)」プシュー
教室
紬「…というわけなの」
澪「そんなに唯がやばいの?」
紬「やばいの」
律「ま、マジなのか…」
紬「マジなの」
律「唯がセクシーねー…ぷっ」
澪「律、笑っちゃダメだろ?…ぷっ」
律「澪もじゃん!…てか全然想像できないなー」
澪「私もだよ、プッ、ふふ」
紬「…(度肝を抜かれるわ…)」
律「お!唯ーおはよっす!…あれ?」
澪「唯、なんで梓をおんぶしてるんだ?」
唯「澪ちゃん律ちゃんおはよう、なんかよくわかんないけどあずにゃん急に失神しちゃって…」
紬「…(梓ちゃん、気持ちはわかるわ…)」
唯「律ちゃん、悪いんだけどあずにゃんを保健室に連れてくの手伝ってよ」
律「おー任せろー!(なんだ、ヘアピンがないだけじゃんムギのやつ大袈裟だなー)」
唯「はぁ…ふぅ音楽室からおぶって来たからちょっと疲れちゃった…うわ、汗かいてる」
律「…」ドキ
唯「うぅあつい、タイ忘れててよかったかも、クールビズ」ぱたぱた
律「っ…(な、なんだ唯の奴…え、エロス!)」ドキドキ
唯「律ちゃん」
律「…(ほのかに甘い香りの吐息、汗ばんで張り付いた前髪…)」ポー
唯「律ちゃん!」ブンブン
律「…(襟元からのぞく白い肌、そして鎖骨が描く緩やかなカーブ、曲線美)」ポケー
唯「む、目をさますんだ律ちゃん隊員!」パシンパシン
律「あン!…(はたかれた!…のに、ダメだ!なんだこれは!)」ゾクゾク
唯「…り、律ちゃん?」
唯「じゃ、私はあずにゃんの足を持つね」
律「わ、わかった、せーの」
唯「んしょんしょ」
律「わっせわっせ」
唯「そういえば律ちゃんカチューシャいつもと違うね」
律「え?あ、ああコレな?春仕様にしてみたぜ」
唯「へぇ、すごい可愛いね」
律「へっ?」ドキドキ ぱっ
梓「ぎにゃっ!!」ごちん
梓「い、痛いです…ハッ、ここは…」
唯「律ちゃん!急に離しちゃダメだよ!」
律「わ、わるぃ…(ののしられてる…唯に罵られてるふへへ)」ゾクゾク
梓「…(律先輩、唯先輩に怒られてる…いいな…って!何考えてるの私)」
教室
澪「あ、唯と律、お帰り 」
唯「ただいま澪ちゃん」
澪「律?どうしたんだ?顔赤いぞ?」
律「ムギ…悪かったな」
紬「わかってくれればいいのよ…」
唯「?」
教室
唯「澪ちゃん」
澪「唯、前髪伸びたなー」
唯「うん、ちょっと欝陶しいかも」イジイジ
澪「へぇ、よかったら私が切ろうか?」
紬「!」
律「!」
唯「え、切ってくれるの?」
澪「大丈夫、私の前髪も自分で切るし」
唯「すごいね、じゃあお願いし」
紬「ダメっ!」
律「ダメだダメだダメだ!!!」
唯澪「!」
最終更新:2010年04月19日 23:46