翌日!
唯「ごめんごめーん!待ったー??」
梓「いえいえ。私も今来たところです!(唯先輩かわいい…)」
唯「そっか。じゃあいこっか。」ギュッ
梓「はっはい!」(唯先輩から手をつないでくれた!)
遊園地!
唯「混んでるねー」
梓「そうですねー・・・」
唯「じゃあまずはあれに乗るか!」
唯はジェットコースターを指指した
梓「はっはい!(怖そう…)」
唯と梓は色々なアトラクションに乗ったり、ご飯を食べたりし、
唯はいつの間にか梓を思い出した『フリ』を忘れ、本当の恋人のように接していた。
唯「じゃあ最後は観覧車に乗って帰ろっか」
梓「そうですね」
観覧車!
唯「…」
梓「…」
唯梓「あの!」
唯「あずにゃんからどうぞ。(あれ?こんな会話、昔した気がする。)」
梓「あの・・・えっと・・・昨日の事なんですけど。」
唯「!?」
梓「昨日のああゆう事、まだやるのはちょっと早いと思うんですよね。」
唯「う、うん(じゃあ最初っから嫌って言ってよ!!)」
梓「だから、もうちょっとあとにしましょ!」
唯「そうだね!私もああゆうのをやるには
まだちょっと愛が足りないっていうか…とにかくまだだめだと思うよ!」
梓「じ、じゃあもっと愛し合ったら…やりましょう」カアァ
唯「う、うん(顔真っ赤だよ。)」
観覧車天辺近く!
唯「…あずにゃん。」
梓「何ですか?」
唯「さっきHな事はまだ早いって言ったけどさ…」
梓「は、はい…///」
唯「キスぐらいなら良いと思うんだ。(あれ?何言ってるんだ私!!)
梓「……!」カアァ
唯「あずにゃん。キスしていい?(また顔真っ赤……可愛い。)」
梓「……どうぞ!!///」
観覧車天辺!
唯は梓とキスするのが恥かしくなかった。
以前までは、『演技』でしかたなくキスをしていたが、今の唯は違った。
唯「(私…あずにゃんの事好きになったかも……)」
観覧車終了!
唯「じゃあ、そろそろ帰ろっか!」
梓「はい!」
~~~~~~~~~~~~~
駅前!
唯「あずにゃん、家まで送るよ!」
梓「いえ、いいですよ!唯先輩の帰りが遅くなっちゃいますから。」
梓はそう言って走って行った。
唯「行っちゃった…(もっと一緒に居たかった…)」
自宅!
憂「お姉ちゃんお帰りー。」
唯「ただいまぁー。ういー疲れたーお風呂沸いてるー?」
憂「うん沸いてるよー。入ってくる?」
唯「うん」
~~~~~~~~~~~~~~~
部屋!
唯「ハァ…今日は疲れた…。
アトラクションに乗ってはしゃいでるあずにゃん……可愛かったなぁ。」
唯「…私帰り道から今までずっとあずにゃんの事考えてる………
やっぱ私…あずにゃんの事が…あ、メールだ。」
唯「あずにゃんだ!…なになに?『今日は楽しかったですね!
また唯先輩と遊びたいです!!今日は疲れたでしょうから早くおやすみください!』
唯「ふふっ。私もまた遊びたいよ……あずにゃん……zzz」
翌日!!
唯「今日はあずにゃん遊べるかなー。メールで聞いてみよー。」
数分後
唯「おっ!メールだ!……今日は無理なんだ……今日は暇になっちゃうなー…そうだ!」
唯「憂ー!今日一緒にデパートにお買い物行かなーい??」
憂「えっ!!いいよっっ!(お姉ちゃんと買い物ktkr)」
デパート!
憂「お姉ちゃん何を買うのー??」
唯「まず最初は服屋さんに行こっ!(可愛い服買ってあずにゃんに可愛いって言ってもらおう!)」
憂「うん!」
服屋!
唯「どの服がいいかなー??憂はどれが良いと思……あれは!?」
唯の行った服屋に、梓と律の姿があった。
唯「何であずにゃんとりっちゃんが一緒に……どんな話してるんだろう。」
唯は二人に少し近づき、会話を聞いた。
律「梓ー!お前は本当に優しいな!」
梓「い、いえいえ///」
唯「!?(メッチャラブラブそう……あずにゃん浮気したの!!)」
唯「何で…あずにゃん……」グスッ
梓「あ、唯先輩……」
律「……やべっ!」
唯「何であずにゃん浮気してるの!あずにゃんのバーカ!もう知らないっ!」
梓「あっ唯先輩!違うんです!これは……」
律「………」
唯は走ってデパートを出て行った。
自宅!
唯「何で……なんであずにゃん…うわあああああん」
唯「ん…あずにゃんからメール…見る気がしないよ……。」グスッ
数分後!!
憂「お姉ちゃん!
何で勝手に帰っちゃったの!?心配したんd…お姉ちゃん?泣いてるの…?」
唯「………」
憂「お姉ちゃん………」
数日後!
唯「最近あずにゃんと会ってないしメールもしてない………今頃りっちゃんと
仲良くデートでもしてるのかな……ハァ」
ピンポーン
憂「お姉ちゃーん。梓ちゃんだよー!」
唯「!?」
梓は階段を上がり唯の部屋に入ろうとした。しかし鍵がかかっていた。
梓「唯先輩……あ、開けてくれませんか??」
唯「………何で…りっちゃんと付き合ってるの?」
梓「付き合ってなんか居ません!!」
唯「じゃあ何でこの前りっちゃんとあんなに仲良くしてたの!!」
梓「それは……」
唯「帰って……。」
梓「…す、すみません」グスッ
梓は階段を下りていった。
唯「やっぱりあずにゃんは浮気してたんだ……。何で…何で……!!!」
憂「お姉ちゃーん。入るよー」
唯「…何?」グスッ
憂「これ、梓ちゃんがお姉ちゃんに渡しといてって……梓ちゃんと律先輩で選んだプレゼントだって。
お姉ちゃん今日誕生日だよね!まだ言ってなかったね!誕生日おめでとう!」
唯「……え?」
憂「お姉ちゃん?」
唯は梓と律からのプレゼントをみた。すると可愛らしい服が入っていた。
唯「服……もしかしてこれって…この前……ちょっと出かけてくる!!」
唯は家を飛び出し、梓の家に走っていった。
梓「ハァ…私は本当に律先輩と付き合ってないのに……あの時は一緒に……」グスッ
唯「あずにゃん!!」
梓が家に帰る途中の道。唯が息を切らしながら走ってきた。
梓「唯先輩……」
唯「プレゼント…ありがとう。」
梓「はい……」
梓「あの時私は律先輩と一緒に唯先輩が喜びそうなプレゼントを探してたんです。
あれはデートじゃないし、私は律先輩とは付き合っていません……!!」
全ては唯の勘違いだった。梓はあの時デートをしていたのではなく唯のプレゼントを律と探していたのだ。
唯「私……あずにゃん…ごめんね…うわああああん」
唯は梓が浮気していない嬉しさと、今までの自分の馬鹿な勘違いをしていた悔しさから涙がでてきた。
梓「分かってもらえればいいんです……。私、唯先輩ともうお話出来なくなるんじゃないかと思って
……とても悲しかったんですよ…グスッ…前みたいに……」
唯「ごめんねあずにゃん…グスッ」
梓「…それと…///」
梓がいきなり真っ赤になった。
唯「?どうしたのあずにゃん?」
梓「あの服は私と律先輩からのプレゼントですけど…これは私だけからの
プレゼントです…!」チュッ
唯「……!」
あずにゃんからキスをしてきたのは初めてだった。
あの照れ屋さんのあずにゃんからキスをしてきてくれるなんて………
唯「あずにゃん!」
梓「は、はい…??」
唯「私達もうかなり愛し合ってるよね。そろそろHな事を……」
梓「え……え!?!?!?!?」カアァ
唯「ふふっ………あずにゃん!」
梓「な、何ですか?」
唯「あずにゃん……ありがとう!」
~END~
最終更新:2010年04月25日 01:39