紬『みんな…ごめんなさい…』
リーダ『………』
アターシャ『まぁ…仕方ないよね…』
紬『ユーリャは…?』
リーダ『部屋に閉じこ―」
アターシャ『家の用事だよ』
紬『…そう……』
アターシャ『ムギ、あまり気にしないこと。私らからユーリャに言っておくから…』
紬『うん……』
リーダ『大丈夫だって!』ニカッ
紬『ありがとう…みんな…』
紬『それじゃ…みんなまた…』
リーダ『TELやメールするよ!』
アターシャ『今度は私らから行こうかな…日本って面白そうだし』
リーダ『この前私に教えていたこと嘘だったの!?』
アターシャ『当ったり前じゃない!』(キリッ
リーダ『酷~い!』
アターシャ『あはは!』
紬『ふふ…』クスクス
リーダ『ムギ……』
紬『本当にありがとう…着いたら連絡するから…』
アターシャ『じゃあね』
リーダ『またね~!ムギ~!』
紬『………』
バタンッ
ブロロロ……
リーダ『行っちゃったね……』
アターシャ『うん……』
リーダ『ユーリャ…落ち込んでいたのかな…?』
アターシャ『そりゃあ…あの子が一番なついていたからね…』
リーダ『………』
ブブ…
アターシャ『ん…?もしもし…えっ?ユーリャがいなくなったぁ?』
リーダ『まじですかよ…ムギに連絡を…』
アターシャ『リーダ!止めて!』
リーダ『え…?』
アターシャ『ムギはもう…日本に行かなきゃならないの…邪魔しちゃだめ』
リーダ『でも…ムギに知らせないと…仲間がいなくなったのだから…』
アターシャ『仲間だからこそ伝えない必要だってあるの』
リーダ『………』
シェレメーチエヴォ国際空港
紬『………』
斎藤『お嬢様……』
紬『あら…ごめんなさいね…大丈夫よ…』ニコッ
斎藤『やはり…こちらのご友人方と…』
紬『大丈夫って言っているでしょっ!!』
斎藤『す…すいません……』
紬『あ…ごめんなさい…斎藤…』
タタタタ
『むぎゅー!!むぎゅー!!』
紬『え…?』
ガバッ
ギュッ
ユーリャ『むぎゅー!ユーリャ、むぎゅうと離れるの寂しい…寂しいよ……』
紬『ユーリャ……』
ユーリャ『またいなくなるの…嫌だ…嫌だよ…』ポロポロ
紬『ごめんなさい…ユーリャ…日本に私を待っている人達がいるの…私にとって大切な人なの…』
ユーリャ『ユーリャよりも大切…?グスッ』
紬『もう、そんなこと言わないの。ただ、私が行かないとその人達のやりたいことができなくなっちゃうの』
ユーリャ『やりたい…こと…?』
紬『ええ…とっても楽しいかけがえのないこと…』
ユーリャ『ユーリャ分かんない…』
紬『ユーリャがもう少し大きくなったら分かることよ…でもこれはユーリャにとっても大事なことなの…』
ユーリャ『そうなの…?』
紬『ええ♪』ニコッ
ユーリャ『………』
ユーリャ『分かった…ユーリャ待つ…』
紬『ありがとう…ユーリャ…』
ユーリャ『そーだ…むぎゅーに渡したいものがあるの…』ガサゴソ
紬『?』
ユーリャ『はい!むぎゅーに!』
紬『これ…ユーリャのお母様の人形…そんな大切なもの…私にいいの…?』
ユーリャ『うん!むぎゅーも大切だから!大切なものを大切な人に預けたい!』
紬『……ふふ♪ありがとう。ユーリャ…』ナデナデ
ユーリャ『えへへ~』
紬『それじゃ…ユーリャ、またね…』
ユーリャ『むぎゅー!絶対戻って来てねー!ユーリャ待ってるからー!』
紬『うん…絶対に…戻って来る…から……』ポロポロ
ユーリャ『むぎゅー…がんばってねー!』
紬『グスッ…ええっ!』
斎藤『もうよろしいのですか?』
紬『ええ♪これで心おきなく日本に戻ることができそうだわ…』
斎藤『良かったです…ん?マトリョーシカですか…ユーリャ様みたいに可愛らしいですね』
紬『ユーリャみたいに、かぁ…ふふ♪』
斎藤『では行きましょうか…お嬢様…』
紬『…はい♪お願いします、斎藤』
中野家
梓「……///」
梓「今日は…良かった…フラグは見事粉砕したけど、なんか今日は良かった…///」
梓「あの子からは嫌われていなかっただけでも嬉しかった……///」
梓「それと唯先輩…胸先輩…あったかかったなぁ…///」
梓「あの感触…匂い…呼吸…考えただけでも興奮ものだよ…おっとティッシュ、ティッシュ…///」トントン
ガチャッ
ベーシスト「梓ぁー飯だぞぉー…」
梓「」
ベーシスト「お…おい…梓お前…鼻血か?鼻打ったのか?」
梓「ち、違うって!大丈夫だってっ!///」
ベーシスト「…なら良いが……」
梓「………」
ベーシスト「………」
梓「あ…あのさぁ…お父さん…///」
ベーシスト「ん…何だ…?」
梓「人生って恋だけじゃないんだよね?///」
ベーシスト「………フッ」
ベーシスト「あったぼーよっ!」ニッ
ベーシスト「恋は重ねるほど良いんだぜっ!」
梓「片思いでも…?///」
ベーシスト「ははっ!そりゃそーだろっ!じゃなきゃ、俺と母さんみたいな関係になれないんだぜ?」フンス
梓「……///」
梓「それってつまり…お父さんは失恋経験が豊富ってことなんだ…」
ベーシスト「そうそう!失恋マスター…っておいっ!こう見えても俺はもてぇ、モテたんだぞっ!」
梓「あはは!噛んでいる時点で胡散臭ーい!」
ベーシスト「なんだとー!このー!」グリグリ
梓「あはは!きゃー!助けてー!」
ベーシスト「今日は手加減しないからなー!」グリグリ
梓「あはははは…!」
最終更新:2010年06月09日 22:10