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第三話 ぽっぷめたる!


こんにちわ、平沢唯です!今日は放課後ティータイム初めての対外ライブの日です!
今は音楽室で打ち合わせ中です!

梓「いよいよ本番ですね……」

律「文化祭とは違ってアウェイだしな……さすがに緊張するぜ……」

唯「私達が最初にやるなんて聞いてないよぉー」

澪「皆落ち着け。練習どおりにやればいいんだ!」

梓「今回の澪先輩、気合入ってますね!」

律「まさか澪から『ボーカルやりたい!』なんて言うとは思わなかったぜ~」

澪「私……励まされたんだ。気持ちを声に乗せて歌えばきっと成功するって!」

唯「いいこと言うね~その人」

律「はっは~ん、さてはその人澪ちゅわんの彼氏ですかぁ~?」

澪「バッ!違うって!」ゴチッ

律「いててて……ムキになって殴るなんてますます怪しいぜ……」

ガチャ
さわ子「ファ~~~~ック!!気合入ってるかテメェら!」

唯「さわちゃん先生!」

さわ子「今日の対バンで私達放火後ティータイムの名を知らしめるのよ!気引き締めていきな!!」

紬「放火後……?」

澪「活字でしかわからないツッコミはやめろ、ムギ。先生も分かりにくいボケは止めてください」

さわ子「デストロ~~~~イ!!!」

さわ子「これは誤字なんかじゃないわ!私達は今日、放火後ティータイムなのよ!!」

梓「放火後って……」

唯「漢字変えるだけで随分物騒になるね……」

澪「というか勝手にバンド名変えないで下さいよ!」

さわ子「シィ~~~~~ット!!元々このバンドの名前付けたのは私よ!変えるのも私の自由じゃない!!」

梓「無茶苦茶ですそんなの!」

さわ子「ファ~~~ック!黙ってろゴキブリ頭!」

梓「ゴキ……!」

さわ子「あんた達がこれから対決するデトロイト・メタル・シティはバンドとしての格が違うのよ!ちょっとでもヘタ踏めばあんたらなんか地獄行きよ!」

澪「ひぃっ!」ガクブル

律「澪!さわちゃん!澪をあんまりビビらすなよ!」

さわ子「黙ってなデコ!私達もメタル色を出すために多少は曲調をアレンジしてあるけどあんなヘボアレンジじゃインパクトが足りないのよ!」

紬「ヘボ……!」ガビビーン

さわ子「だからバンド名でビビらせてやるの!わかったか雌豚共!」

紬「言いたいことはわかりますけど……」

唯「やろうよ!皆!」

梓「唯先輩!」

唯「私達の演奏でデトロイロ・メタル・シティの人たちをビックリさせてあげようよ!」

さわ子「よく言った池沼!あとデトロイト・メタル・シティだ。次間違えたらサツガイするぞ!」


律「そうだな……私達の夢は武道館ライブだ!こんなところで立ち止まってる暇は無いぜ!」

紬「私!更に曲調激しくしたふわふわタイムを考えたの!」

梓「私も激しいギターソロ思いつきました!」

唯「澪ちゃん!」

澪「そうだな……私も自分にできる精一杯のことをやるよ!」

さわ子「これで決まりね……!じゃあ行くわよ皆!」

律「目指せ!!」

律「カミュさん越え!唯澪紬梓「「「「武道館!」」」」」

唯「ってうぉおおい!りっちゃ~ん!」

律「さぁ練習だ練習!私達の音楽で会場を制圧してやろうぜ!」

梓「誤魔化さないで下さい!」

澪(頑張るぞ~!根岸さん!見ててください!)


ゆうがた!

ジャララッジャララッジャーーン
律「ゼーゼー」

唯「疲れたよぉ~」

梓「今、すごい良くなかったですか?」

紬「ふわふわタイムがこんな曲になるなんて思ってもなかったわ!」

さわ子「オ~~イエス!!なかなか濡れさせてくれるじゃないの!」

さわ子「特にMIO!あんたあんなキレのある声出せるなんてやるじゃない!!」

澪「いえ……そんな……」

唯「澪ちゃんホントにすごかったよ!」

律「澪があんなシャウトするとはねぇ~」

梓「普段想像できないくらい迫力ありましたよね」




さわ子「よーし!地獄の戦場に出発するぞテメェら!!準備はいいか!?」

律「いよいよだな……」

梓「やるだけの事はやりました。後は本番で思いっきり演奏しましょう!」

唯「私、なんだか楽しみになってきたよ!」

紬「うふふ、唯ちゃん、私もよ」

澪「よし!皆今日は楽しもう!」


律「行くぜ!皆!」

律「目指せ~……!」

律「DMC越え!唯紬「「カミュさん越え!梓「クラウザーさん越え!澪「武道館!」」」」」

澪「あれ……?」

梓「またバラバラじゃないですか!」

律「カミュさんはドラムなんだから唯とムギは越えられないだろ~!」

唯「もうこれ、やめた方がいいんじゃないかな……」


[第三話 めたる! おわり]


最終更新:2010年05月01日 02:02