TRACK 6 POP IS DEAD


HTT演奏開始5分前……

ガチャ

ジャギ「おー根岸」

クラウザー「和田君!どこに行ってたのさ!」

ジャギ「俺のせいじゃないぜ、おっさんが道に迷ってたから悪いんだよ」

梨本「面目ないっス 面目ないっス」

カミュ「フン カスが」

ジャギ「そんなことよりそろそろ放火後ティータイムの演奏時間だな!俺たちもステージ裏行って見に行こうぜ!」


ステージ裏……

律「よーし皆準備はいいか!」

唯「ばっちりだよりっちゃん!」

梓「DMCなんて殺ってやるです!」

紬「頑張りましょう♪」

澪「あはは、もうどうにでもなれー」ヤケクソ

律「よし!いざ!ステージへ!」



観客A「ゴートゥDMC!ゴートゥDMC!」

観客B「女子高生バンドなんてレイプしちまえ~!!」

澪(ううう……私達のファンなんていないんだよね……)

唯「こ……こんばんわ!放火後ティータイムです!」

観客C「帰れ~~!!」

観客B「早くDMCを出せ~~!」

ジャギ「おっ、もうステージに上がってるな」

クラウザー「す、すごい言われてるね……」

ジャギ「ま~常識的に考えて観客は俺たちのファンしかいないからな」

クラウザー(秋山さん……)


唯「きょ、今日は精一杯頑張りますのでよろしくお願いします……」

観客A「引っ込めー!!」

澪(けど……根岸さんもこのライブを見てるんだよね……)

観客「ヘルトゥHTT!ヘルトゥHTT!」

唯「ううう……」

澪(私が頑張らないと……!)


澪「ファ~~~~~~~ック!!」

観客「!!!!???」

律「み……澪……」

澪「律!やろう!」

律「よ、よ~し!行くぜ皆!」

律「ワン!ツー!ワンツースリーフォー!」


ジャッジャラジャッジャジャラジャラジャラジャラ
ジャラジャジャジャッジャジャララララララ アォッ!!

澪「キミを見てると いつもハートドキドキ!! 揺れる思いはぁあマシュマロみたいにフッワフワ!!」

パララパララパララパララ
澪「いつもがんんばるぅうう! キミの横顔!(アォッ!!)ずぅうと見てても 気づかないよね!」

澪「夢の中なら(In my dreaming!) 二人のきょぉおおりぃいい! 縮められるのになぁあああ!アゥッ!!」

観客E「うおおお!コイツらすげぇえぞ!!歌詞はよくわからねぇけど!!」

観客C「超ハイトーンシャウトだ!」

観客A「ギターもやべ~!誰かメンバーの名前教えろ~!!」

さわ子「オ~~~~ウ!!やるじゃないMIO!」


澪「と~おっておきぃいのクマチャン!(death bear)出したぁ~し!! 今夜!は!だいじょぶかっな!」

ジャカジャカジャカ ジャジャジャジャカジャカジャジャジャギャギャギャギャギャ

澪「ギター・ボーカル!YUI!!」

ジャカジャカジャラジャカジャカジャラジャカジャラ
唯(これが私の必殺技だよ!)

観客B「!!あれはクラウザーさんの腕グルグルギターだぁ~!!」

観客D「あの女クラウザーさんの技をコピーしやがった!!」


澪「サイドギター!AZUSA!」

ギャイギャイギャイギャイ!
梓(私だって負けません!)

観客F「あれはクラウザーさんの歯ギターだ!!!」

観客C「クラウザーさんより汚いあの音……あれは歯ギターの更に上、ゴキブリギターだ!!」

観客G「クラウザーさんより上なわけねぇだろ!サツガイするぞてめぇ!」


澪「ドラム!!RITSU!」

ドカキンチンゴンパリンドカドカキンキン
律(すごいぜ!今日の澪!)

観客A「うおお!すげぇ高速ドラミングだ~!!」

観客B「これはメタルとポップの融合……メタルポップだぁ~~!!」


ジャギ「お~、可愛い顔してすげぇ演奏するんだな~」

クラウザー(へへっ、秋山さん、思いっきり歌えてるみたいだしよかった)フフン

ジャギ「よし!そろそろいくぞ!」ポン

クラウザー「……は?」

ジャギ「この対バンはオレ達がアイツらの演奏中に乱入することになってんだ」

ジャギ「社長の計らいなんだよ!」

クラウザー「ま、また冗談を……」

スタッフ【早く突撃して】

クラウザー「えぇっ!」

クラウザー(う、嘘だろ……)


ジャギ「行くぜ!!」

クラウザー「ちょっ!」


澪「だけどそれが一番難しいわよ! 話のきっかけとかどうしよ! てか……」
貴様らの曲はDMCに対する冒涜だーー! ダダダダ

澪「えっ……?」


ごめん……秋山さん……
クラウザー「ギターを渡すのだ!」

唯「ああ、ギー太が!」
梓「私のむったん!」

ジャギ「楽器をよこせ!」

澪「キャー!」

カミュ「ブチブチ」 紬「私の眉毛がぁ~」

ゴメン……
クラウザー「貴様らの雌臭いギターなどレイプしてくれるわ~!」パンパン

梓「イヤー!どういうことですか~!」
唯「私のギー太がぁ~!」

カミュ「バァンバァンバァン」 紬「キーボードをスティックで叩かないで~!」
律(ドラムあるのに……これがメタルか!)


ギャアアアアバンバンバン
クラウザー「レイプレイプレイプ!こいつらレイプ!」

クラウザー「ライブ中でもレイプレイプ!雌豚どもなどレイプレイプ!」

資本主義の豚「オウッオゥッ!」

澪「いやぁあああ!」

ジャギ(なんだかんだ言ってもステージに立てば完璧にやってくれる……やっぱ根岸はすげぇぜ!)ボウッ

観客A「うおおおおお!やっぱりDMCだ~!!」

観客F「放火後ティータイムを放火だ~!!」


クラウザー「全ての女は俺の奴隷だ~~!!!」

観客「ゴートゥDMC!ゴートゥDMC!!」

こうしてDMCはまた一つ伝説を作り上げた……

クラウザー「貴様の心もオレがレイプしてやるわ~!」

澪「根岸さん!助けて~!」


[TRACK6 POP IS DEAD おわり]





第7話 その後!


HTTとDMCの対バンの翌日……
ほうかご!

澪「うう……もう嫌……」トボトボ

澪「昨日は一睡もできなかったし……もうデスメタルなんて絶対聞きたくないよ……」トボトボ

澪「皆も……しばらくは練習できないだろうな……」トボトボ

澪「ん……?音楽室から音が聞こえる……」ガチャ

ギュイーンパラパラパラパラギャギャギャギャ

ドコドコチンドコバリバリ

唯「かぁああれぇえちょっぴり ライスたぁああぷり!ワォッ!!」

ドカッ 紬「オウッオウッ! ふひひゃん、もっほひへ~(唯ちゃん、もっとしてぇ~)

さわ子「ヒャーッハッハ!!いいわよYUI!!私の股間はびしょ濡れよ!」

澪「」


律「おう澪!私達本格的にメタルやることにしたんだ!」

唯「また今度DMCと再戦したいね~」

梓「昨日の澪先輩のベースとボーカル最高でした!」

さわ子「ギャッハッハッハ!さぁMIOも歌いなさい!続きやるわよ!!」

澪「い……」

澪「いやぁあああああああ!」



[唯「対バンの相手は……でとろいとめたるしてぃ? おわり]



最終更新:2010年05月01日 01:58