梓「あ、澪先輩ですか。梓です」

澪「うん。元気? しばらく顔合わせてないから、声を聞いてなかったから新鮮だ」

梓「はい……あのう、あれ聴きました?」

澪「ああ……うん」

梓「私たちもそろそろバンドを再開させるべきじゃないですか?」

澪「そうだなー」

梓「少し気が重いですけど、ここで始めなきゃ私たち潰れてしまいます」

澪「かもね」

梓「澪先輩、気持ちはわかりますけど、いつまでも……」

澪「気持ちがわかる? どうして私の気持ちが梓にわかるんだ?」


梓「えっ、いや……」

澪「私はムギを追い出した張本人だぞ。私は今でもそれが頭から離れないんだよ」

梓「わっ、私だってそうです」

澪「あの時、あんなこと言わなきゃ、今ここにみんながいてムギもいたかもしれない。
  仲良くバンドやってたかもしれない。
  仲良くお茶してたかもしれない。
  でも、そうはならなかった。
  そういうふうにしたのは私なんだよ」

澪先輩は初めて気持ちを打ち明けてくれました。
それは苦しすぎる後悔。それと、少しばかりの自己憐憫の陶酔がありました。


梓「私だって、私だってそうですっ。あの時ムギ先輩にあんな顔を……あんな思いをさせてしまったのは私なんですっ」

澪「……そういえば聞いた? タクアン・ツインが私たちの曲をリミックスしたいって言ってきたの」

梓「え?」

澪「これがどういう意味か、わかるよね」

タクアン・ツインはリミックスはしません。
リミックスが必要なのはこの世にいらないクズみたいな曲だけです。
つまり、あの人は音楽の掃除をするのです。

澪「私は別にやってもらっていいけど……そうだな、今度そのこと話すために一応集まろう。久しぶりに」

梓「……」

澪「梓?」

梓「あ、はい……」


『Teacuplicker』リリース後、3年間タクアン・ツインは作品を発表しませんでした。
その代わり、いくつかのアーティストのリミックスをした、という噂が流れました。
私たちの楽曲のリミックスもOKを出しましたが、それが発表されることはありませんでした。

私たちはなんとか重い腰をあげ、少しずつ活動を再開し始めました。
その間作ることのできたアルバムはたった1枚。
あれは思い出したくもないほど、辛い作業になりました。
メンバーのお互いへの罵り、不和、緊張、ストレス、解散の瀬戸際。
私たちはどん底にいるようでした。


青天の霹靂というべきか、タクアン・ツインはある時「一生アルバムは出さない」と宣言しました。
これには当然世界中が度肝をぬかれました。
もう才能が枯渇した、ただ飽きた、きっと生まれた故郷の惑星に帰るのだろう……などなど。

そして、そうした騒ぎの中、2枚組のアルバムがリリースされることが明らかになりました。
さらに、今まで公の場に姿を現さなかった本人が、インタビューを受けてもいいとまで発言したのです。

アルバムのタイトルは『Mugiqks』でした。


発表と同時にまた、新たな噂が広まりました。
タイトルの『Mugiqks』は「Music」の意味である、とか。
これまでになかったピアノ曲があるのは本人が弾いているのではない、とか。
3年前から作った曲の寄せ集めにすぎない、とか。
その溜まった曲が入ったipodを最近なくしてしまった、とか。
最初のインタビュアーは抹殺される、とか。

そして、最初のインタビューが載った雑誌が発売になりました。

そこにはムギ先輩の屈託のない、笑顔のフォトが掲載されていました。


―初めまして。今日はよろしくお願いします。

紬「よろしくお願いします~」

―まず最初に。女性だったんですねっ!

紬「そうですよ~」

―あの、僕、今日すごく緊張してここ来て。殴られるんじゃないかとか(笑)。

紬「大丈夫ですよ~恐くないですよ~」

―いやぁ、でもあの楽曲からは想像できないルックスでしたので。

紬「そうですか? うーん」

―ご自分では自然な感じ?

紬「そうですね。昔からなので」


―あなたの新作はドリルンベース、ハードコアなどこれまで集大成的な内容になっています。
 あとは新たにプリペアードピアノの曲があるのですが、これは以前から暖めておいたものなのでしょうか?

紬「ピアノの曲はラップトップで遊びで作ってあるのをずっと忘れてて。
  それで、『あ、あれがあったっけ』と思いだしたので入れました」

―じゃあ、ご自身で弾いたものではない?

紬「うーん。どうだったかしら。弾いたのもあるかも」

―覚えてない?

紬「まぁ、曲はずっと作ってるので、うん、覚えてないです。ごめんなさい」

―いえいえ(萌える)。


―あなたのイメージとしてよく使われるものに猫、もしくはたくあんがあります。
 これはどういった意味があるのでしょうか?

紬「猫はですね、高校生のころ部活に入っていて、その時新入生の勧誘に猫のかぶりものを使っていて」

―へえ。勧誘はうまくいきました?

紬「それが全然!」

―それは残念でしたね。じゃあ、たくあんは?

紬「私の眉毛って濃いでしょう? たくあんに似てませんか?」

―ああ(笑)。

紬「でしょう~?」

―(イカン、はぐらかされてるけどかわいい)


―高校生のときは何の部活入っていたんですか?

紬「軽音部です」

―なるほど。そこでの経験が今の礎になっていますか?

紬「そうですね。というより、なによりもいい思い出ですね」

―「タクアン・ツインの音楽は階段からフォークを落としたようだ」と言われたら怒ります?

紬「いいえ。フォークとかナイフの音はとても音楽的に複雑で、面白いわ」

―あっ、やったことあるんですか?

紬「うん」

―(かわいい)

―あなたはコールウォールの出身と聞いていますが、コールウォールにはケルト文化が根付く場所でもあります。
 この土地があなたに及ぼした影響はありますか?

紬「う~ん……でも、学校はほとんど日本で過ごしたし」

―あ、そうなんですか。

紬「そうですね、楽しい日本から急にもの寂しい場所に来たのは影響あったかも。
  ずっと音楽作ってたし」

―『Bukimi.K.Oouutts Album』という不思議なタイトルがありますが、これはケルト語から来ているのでしょうか?

紬「あ、それはただのアナグラム。KOTOBUKI TSUMUGIの並べ替え」

―じゃあ、一般的にいわれるようなアシッドとかは関係ないと。

紬「私の最高のドラッグは紅茶です」


―あなたの楽器を自分で作るというエピソードから、あなたはフランスのシンセ紳士、
 ジャン=ミッシェル・ジャールの隠れファンに違いないという確信があるんですけど。

紬「(笑)あの人はホントにダサっぽいとこが最高ですよねっ。でも、私のファンらしいんですよ。
  あの人のすごい機材を貸してもらえればリミックスしようかと思ったんですけど」

―知ってます、その話!

紬「でも、ちょうど私に別の仕事が入って流れてしまったんです」


―あなたの伝説の一つに「クズな曲だけリミックスする」というものがあります。

紬「なんだか誤解されているんですけど、そういうふうに思ってやってないですよ」

―あなたのリミックスをする基準はどういうものなのでしょうか?

紬「基本的には向こうからの依頼で、時には全然知らない人からもお声がかかります。
  あ、でも私がやりたくてやるのもあって。この間やった放課後ティータイムのやつには
  自分でもすごく満足してる」

―ザ・フ―の再来といわれていますね。

紬「私は本当に本当にあのバンドが好きで……というかお友達で(笑)」

―そうなんですか。


紬「さっき言った軽音部で一緒だったのが彼女たちで。だから、あのバンドを見つけたときは嬉しかったです」

―では、いわゆる敵対関係にはない?

紬「敵対もなにも。高校以来会ってなくて」

―リミックスしたんじゃないんですか?

紬「だから連絡を取るっていう下心もありつつ(笑)、リミックスしたんですけど」

―会えばいいじゃないですか。

紬「だって、久しぶりすぎて、緊張するんだもん!(サッと顔を隠す)」

―(かわいい)


紬「前にフェスで一緒になったこともあるんですけど、その時もすれ違いで……」

―ああ。確かあのフェスで放課後メンバーがあなたのステージで踊りまくる姿が目撃されてますよ。

紬「え!! ホント!?」

―ファンの間では、その時の唯ちゃんの尋常でない踊りが伝説になってます。

紬「あぁ……唯ちゃん。懐かしい。元気かしら」

―ステージでもよく踊ってますよ(笑)。

紬「じゃあ、元気ねっ(笑)」

―かわいい。

紬「え?」

―え?


―あなたの曲にはノスタルジックなものが数々あります。それは幸福な過去があるからなのでしょうか?

紬「そうですね……特に高校生のころは幸せで。お友達には何も言えずお別れしてしまったけど。
  質問なんでしたっけ?」

―じゃあ、あなたはノスタルジックな曲と凶暴な曲、どちらにアイデンテファイしますか?

紬「両方。これもよく言われるんですけど、私の曲って凶暴に聴こえるのかしら?」

―その一方で、ノスタルジックで、穏やかな曲も数多くあります。

紬「じゃあ、私にとってはどちらもノスタルジックで、暴力的で、穏やかなものです」

―では、最後の質問です。あなたはなぜ音楽を作り続けるのでしょうか?

紬「私は毎日お茶を入れるように、曲を作っています。それは高校生の頃からずっと。
  だから、人生の一部ですね」

―ありがとうございました。

紬「ねえ、放課後ティータイムに会わせてくれます?」

―いつでも会いにいけるでしょう(笑)。

紬「だって(笑)、なんか恥ずかしい!」

―本当に会いたいんですね。

紬「だって、みんなのこと大好きだもの」


それは世間で騒がれる、悪意の塊のトリックスターではありませんでした。
あまりにピュアで、イノセントが服を着て歩いているような。
少しとぼけていて、世間知らずで、そして人懐っこくて、誰もが好きにならずにいられない
あの頃のムギ先輩そのままでした。

その後、ムギ先輩をカバーにした音楽関係の雑誌が次々と出版され
ムギ先輩は「音楽界最大のアウトサイダー」から「ポップ・ミュージック界のヒロイン」と呼ばれるようになります。

そして、私たちはムギ先輩と雑誌での対談という形を借り
数年ぶりの再会を果たすことになりました。


―えーと、今日はよろしくお願いします。

紬「よろしく~」

律「よ、よろしく」

梓「よろしくお願いします」

唯「わぁ~! ムギちゃんっ! 久しぶりっ!」

紬「本当に! 唯ちゃん、ストパーかけた?」

唯「もう高校生じゃないよ~」

―最初がストパー(笑)?

紬「だって、唯ちゃんは私と一緒で、くせ毛仲間なんです」


唯「ムギちゃん、もうアルバム出さないのー?」

紬「どうかしら?」

唯「えー」

澪「ムギ……」

紬「うん、澪ちゃんも、りっちゃんも久しぶり。梓ちゃんも」

澪「あの時のこと覚えてる?」

紬「あの時?」

澪「ムギが最後に学校に来た日」


澪「あの日、私はひどいことを言って、ムギを追い出した……」

紬「澪ちゃん、それは違うわ。あの時、親の都合でどうしても日本を離れることになったの」

梓「で、でも! 私もムギ先輩を悲しませることを!」

紬「確かに……ちょっとイヤだなぁって思ったこともあった。
  でも、むしろ私は嬉しかった。友達と喧嘩ってしたことなかったもの。
  私ってあれなのよ。ほら、えっと、マホ? マロ?」

律「マゾ?」

紬「そう! 私マゾなの~」

唯「ムギちゃん、やるねえ~」

紬「いえいえいえいえ~」


澪「そうじゃないよっ!」

紬「……」

澪「ムギ、怒ってるんだろ? 私のこと怨んでるんだろ? そう言ってよ!」

紬「澪ちゃん、私には澪ちゃんを怨む理由はないよ」

澪「嘘だよっ! 絶対私のことなんか嫌いで嫌いでたまらないはずなんだっ!」

律「澪……」

澪「そうでしょ……そうだって言ってよぉ……」

紬「澪ちゃん……ずっと、今まで苦しかったんだね」

澪「私だって……ムギなんか、キライだ……」

紬「私は澪ちゃんのことも、みんなのことも大好きで、大切よ」

澪「キライだって言えよぉ……」

紬「澪ちゃん、もう苦しむ必要はないの。もう赦されてるの。
  そもそも、澪ちゃんにはなんの罪もないのよ」


澪「うあああああああああああああああああああああああああああああああ」


澪先輩は子供のように大声で泣きました。本当に大きな声で。
それが今まで抑えていた、澪先輩の本当の声のようでした。
ムギ先輩は澪先輩が泣きやむまで、ずっと彼女を抱きしめていました。
でも、澪先輩はいつまでも泣きやまず、その対談は結局お開きになりました。

私は、私は家に帰ってから、ムギ先輩の赦しの言葉がずっと頭の中でぐるぐると廻っていました。
「苦しむ必要はなく、そもそもなんの罪もない」
私はいつの間にか、眠り、高校生のころの夢を見ました。
唯先輩、澪先輩、律先輩、わたし、そしてムギ先輩の夢。
みんなでお茶を飲む夢。


後日、ムギ先輩のマイスペース上で新しい曲が発表されました。
もうリリースがないと思っていたファンは喜び、当日中にサイトがダウンするほどのアクセスがありました。

それはタクアン・ツイン初のボーカル・トラックでした。
「何も言わずにごめんね お別れ お別れ」
というリフレインが印象的で、ピアノのループ、一定のリズムのキックとちょっとしたトリートメントだけの
ミニマルな曲でした。

ファンや評論家はタクアン・ツインが最後に見せた人間らしい、別れの言葉として受け取り
この歌モノをその年のベストトラックとして位置づけました。

もちろん、私たちにとっては別の意味を持つものでした。
まだ誰もが幼くて、考えが足りなかった、あの青春時代に向けてのレクイエム。
悪い言い方をすればいいわけでした。

けれど、私たちはムギ先輩にまた会えることができたのです。


私たちは今でもバンドを続けています。
そして、タクアン・ツインは活動を終えていました。

ある時、私たちのリミックスアルバムを出すことになり、以前から気にかけているアーティスト
バンド、友達から協力をしてもらったことがありました。
その中に、当時、頭角を現し始めていた名前のないリミキサーがいました。
そして、彼にもリミックスを依頼したのですが、その正体はムギ先輩だった、ということがありました。

紬「なんで隠していたか? だってビックリさせたかったんだもの」

やはりタクアン・ツイン、イノセントの塊という言い方は訂正しましょう。
ムギ先輩は今でも、時々思ってもないことをする、トリックスターです。


ムギ先輩が放課後ティータイムに入ることはありませんでした。
だって、私たちはもう高校生の部活バンドではなく
それぞれのやるべきこと、やりたいことがある大人だったのです。

唯「ムギちゃん、やっぱり一緒にやらない?」

紬「そうねえ。じゃあ、今度私がミキシングやるっ」

澪「ムギ、私はけっこうムギのおかげで、少し遠回りするこになっちゃったよ」

紬「ごめんね」

澪「だから、これからは」


律「ムギになんて言ったの?」

澪「さーてね。さー早くスタジオ行くぞー!」

律「あっ、ああんっ! 耳をひっぱりあそばせにならないで~」


物語はここでおしまいです。
語り足りませんか?
でも、あとはとりわけ面白くないと思います。
ここまでもどうでしょう。
でも、物語はおしまいですが、私たちの人生はまだ続いています。
それは蛇足ではなく、長い長い軌跡なのです。

                    中野梓より   お・わ・り♪



           .  ´     `  、
         /                `ヽ
.        / / i   ∧ :   、     ヽ
        '  '   !  /  ',: .   ヽ       !
.         |  i  | / へ. {\  iヘ ,   |
.        l  |  |'/ ´ ̄`ヽ ヽ 「∨   |  
          l ハ|  i′ - 、    ノ ', /  |   最後にネタを
       八 |  |ィニヽ    ,ニ 、∨  '
.      /   |  |´ :::::   ,  ⌒ヾ 八/ ,′  私のモデルは「テクノ・モーツァルト」ことAphex Twin
.       /  人  |    __  :::: /  /   
.     / ,..:':::::::::} |、   ( ノ   /  /  放課後ティータイムはこれといってモデルはないけど
   /r.::::::::::::::::八 ヽ: 、     .イ/   ∧  強いて言うならレディオヘッドあたりでしょうか。苦労してるあたりとか
  / /:::, '⌒ヽ__::ハ  V\ フ´!:::::|'  /   、  でも、ザ・フ―の再来というからたぶんロックバンドでしょう
. / /::ノ     `ヽ}   V 介、|::::::!/ , /..、 ハ
/ /Y   ノ_     }   }/ ハ. |:::〈{  /::::::l/ ノ  もし興味を持たれた方はどうぞググってね~
 「::::ゝイ `ヽ   |  /〃jj l|:::/ノ  !::::::/
_ノ/.:::::{ 、    |' /{ { ハV::/::{  |::::ノ
:::{:::::::::八  l l l ,ハ/::::Vハノイ::::|  V`ヽ
::::::::::::::::ハ. l l l }/:::\l {:::}l::::::::|   } ハ}
ヽ::::::::::::::::、ノ l し'.:::::::::::l.」::j」:::::::j   l,′ノ
/ \:::::::::::::ヽノ、ノ.::::::::::::o:::::::::::::::/  / イ


                     /^⌒ ̄\
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             /       ´ /     \  \   \  丶
          /       /  {    \ 厶  ヽ
           /      {   ∧八     |_,ノ\  j  │   |  あっ、忘れてました! 
         ノ          ト、>{\ │ ,__  |   |   |  最初のほうの演奏しない演奏はジョン・ケージです
      /         ∨ | 八|  \| ィたハ∨リ  |、  |\
      /              |八 Vィfか     Vツ{/   jハ  | |  丶
.   /         ,-、 .:r:、  │ lハ 弋ソ .    ''' /   厶ノ :|│  }  それでは、みなさん、おやすみなさいっす!
  /       ..:\ヽ{ {::..:八 |::::. ''       /   //  |人\/
. 〈       ー:::(ニ _   ヽ/)∨::∧    (::)  /       八:::∨\
  〉       ..:'ー-、____,ノ::. | /::个::...    ∠ -‐<_... イ::::::::::::\:::\
  }      .::'´   {ン┴┴、〉:::.| ::::: i::/::::>'´         \}:::::::::::::::::\:::ヽ
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最終更新:2010年05月06日 00:30