メイド長「あなたも長いこと頑張ってきたわね。そんなあなたに今日から新しい仕事よ。」

唯「新しいお仕事ですか?」

メイド長「あなたも長いことここで働いてきて私からの信頼も十分あるわ。今夜からはお嬢様の身の回りのお世話をしてもらうわ。」

唯「具体的にお世話って…どんなことするんですか?」

めいど長「ふふ……それはお嬢様から直接説明があるわ。今夜9時にお嬢様のお部屋に行きなさい。」

唯「わかりました。」


唯「お嬢様かぁ……そういえば一度も顔を見たことないなぁ。どんな人なんだろう、ものすごい美人って噂だけど。」

コンコン

 「いいわよ、入ってらっしゃい。」

唯「はいお嬢様。」

紬「ふふ、新しい娘ね、いったいどんな……!」

唯「ムギちゃん?!」

紬「ゆ、唯ちゃん?!」

唯「まさか「あのお嬢様」がムギちゃんだったなんて・・・。」

紬「……」



紬「あら、ずいぶん親しい口を聞くのね。平沢さん。」

唯「え?ムギちゃ…ん……?」

紬「お嬢様、私を呼ぶときはそう呼ぶように教育されなかったの?新人教育もできないようではあの婦長には今度「おしおき」が必要なようね。」

唯「!!も、申し訳ございませんお嬢様。私のミスです、婦長さんは何も問題はないで
す!!」

紬「……ふぅ。」

唯「…?」ビクビク

紬「冗談よ、ごめんなさいね唯ちゃん。」

唯「うぅ~いじわるしないでよぉムギちゃん。」

紬「唯ちゃんの可愛い顔見てたらつい意地悪したくなっちゃってね?」

紬「でも呼び方についてはそうね…やはり「ムギちゃん」じゃあまずいかな、ほかのメイドに示しがつかないわ。あなただけ特別扱いというのもまずいからココでは基本的にお嬢様でお願いね?唯ちゃん」

唯「わかりました、お嬢様。」

紬「よくできました。」ニコニコ

唯「ところでお仕事なんですけど、なにをすればいいんですか?」

紬「あら……、知らなかったの?じゃあ教えてあげなくちゃね……ふふ。こちらへいらっしゃい。」

唯「わかりました、ベッドを奇麗にすればいいんですね。  きゃッ、なにするのムギちゃん!!」

紬「ふふ、お嬢様でしょ?あなたのお仕事は私の夜伽よ。メイド服姿も可愛いわ唯ちゃん。」チュ

唯「うぅ、こんなことするの変だよぉ。私女の子なんだよ?」

紬「あら、女の子同士だからいいのよ。きっと唯ちゃんも気にいってくれるわ、ほかの娘のように。ほら力抜いて?」

唯「ん……、はぁ。うぅ…」

紬「唯ちゃんは私のこと嫌い?」

唯「! 嫌いじゃないよ!!むしろ好きなくらいだよ。でも…」

紬「嬉しい、私も大好きよ唯ちゃん。 それにそんなこと言ってたって体のほうはこんなに可愛い反応しちゃって、もしかして唯ちゃんMなの?」

唯「……あっ…だめだよそんなとこ舐めちゃ!!」

紬「あらなんでかしら?とっても綺麗よ唯ちゃん。」

唯「うぅ……恥ずかしいよぉ。」

紬「ふふ、やっぱり唯ちゃんはM気質みたいね。恥ずかしいのにこんな感じちゃうなんて、ほらさっきから下涎が止まらないわ。」

唯「あんまり意地悪しないでよぉ」


澪「色々誤字ってるけど脳内保管してください」
律「なんだよそれ」


唯「ん…もう……だめ!!」

紬「……可愛い、唯ちゃん。」

唯「ああっ!!  はぁ…はぁ…。」


紬「とっても素敵だったわよ、唯ちゃん。」チュ

唯「はぁ……はぁ…。」

紬「明日は学校休みですし、今日は泊まっていきなさい。」

紬「あら、もう寝ちゃってるわね。これからたくさん可愛がってあげるわ……ふふ。」

チュンチュン

唯「ん~~。憂~憂~。」

唯「う~~。あれ?   あ!!!そうだ私ムギちゃんの家で…」

ガチャ

紬「あら目が覚めたみたいね、唯ちゃん。紅茶と朝食を用意したから用意が終わったらこっちへいらっしゃい。」

唯「…。」

唯「昨日私紬ちゃんと……」///

唯「すごかった……まだ体に熱が残ってるみたいだよぉ…」

唯「シャワーでも浴びて落ち着かなきゃ。」


紬「ふぅ、こうして唯ちゃんと朝食をとるなんてまさか夢にも思わなかったわ。」

唯「私もだよぉ。」

紬「昨晩は…とても可愛かったわよ、唯ちゃん。」

唯「うぅ……」///

紬「すごい気持ちいいわ唯ちゃん。唯ちゃんの女の子の部分、とても絡みつくようであったかくて。」

唯「む、むぎちゃん私もうだめぇっ!」


こうして私は仕事の度にムギちゃんと体を合わせるようになったのだ。
しかしそれがあんな形で崩れることになるなんて……

憂「おねいちゃーん、朝だよ~」

憂(うぅ、最近バイト頑張り過ぎて心配だよおねいちゃん)

唯「う~んむにゃむにゃ。」

憂「もうちょっとだけ寝かせてあげよう……かな。あ、目玉焼きこげちゃう!!」

唯「ん~ムギちゃんそこもっと舐めてぇ~」

憂「……」

憂(どういうことなの……)

憂(まさかおねいちゃんが紬さんと…)


憂「あ、律さん・澪さんさっき和さんが探してましたよ。」

律「あ、憂ちゃん。」

澪「おいどういうことだ律、また何かやったのか?」

律「ち、違うよ!!でもなんだろ。教えてくれてありがとね憂ちゃん、行くぞ澪!」

憂「いえいえ。」


憂「……」

唯「おいーっす。」

紬「あら唯ちゃん。今日は休みじゃなかったの?」

唯「その……体調良くなったから部活からはでようともって。ムギちゃんのお菓子は生きるエネルギーだもん、えへへ。」

紬「あらあら。澪ちゃん達は?」

唯「さっき生徒会に用があるっていってましたよ。30分くらいしたら来ると思います。」

紬「そうなの?ふふふ…」チュ

唯(うーやっぱりおねいちゃんと紬さんって……)

憂(変装して探りを入れようと思ったけど…ほんとだったなんて…)

憂「澪ちゃんたちきちゃうよ~、ムギちゃん。」

紬「じゃあ続きは今夜またしましょう。」

憂(え…今夜っておねいちゃんいつものバイトじゃ…)

憂(まさか……)

憂「そろそろ給料日なんだ。ギー太整備できるよぉ。」

紬「唯ちゃんお仕事頑張ったからね。特別手当てよ。」

憂(!!やっぱりおねいちゃんのバイト先って紬さんの家なんだ……)

紬「今夜もお仕事頑張ってもらうからね。」

憂(やっぱりそうだ!!おねいちゃん、バイトの給料にしてはすごいお金もらってると思ったけど……)

憂(この人がおねいちゃんと売春まがいのことやってたんだ……許せない…)

憂「……」プルプル

紬「ふふ、唯ちゃんにそっくりできれいな肌ね。」ちゅ

憂「そんな~恥ずかしいよぉ~。」



憂「!!!」

紬「どうしたの?そんな驚いたような顔して。ふふ」

憂「……いつから気づいてたんですか。」

紬「部室に入ってきたときからよ。」

憂「澪さんたちはきづかなかったのに、よく気づきましたね。」

紬「私の愛してる人ですもの。」

憂「よくもまぁそんなこといえますね。お金でおねいちゃんを買ったくせに。」

紬「あら、ひどい言われようね。それに憂ちゃんみたいな魅力的な娘をほかの誰かと間違えるわけないじゃない。」チュ

憂「や、やめてください!!」///

紬「やっぱり姉妹なのね、こんなとこまで似てるなんて。そんなこと言いながらなんで抵抗しないのかしら。ふふ」

憂「へ、変なとこ触んないでください!  あっ!」

紬「あらあら、性感帯まで同じなのね。可愛い」チュ

憂(体に力が入んないよぉ…)

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澪「すまんムギ!遅くなった。」

律「なんか生徒会によびだされ……あれ?憂ちゃんなんでここに?」

澪「それに顔も真っ赤だぞ。体調でも悪いのか?」

憂「あの…」モジモジ

紬「さっき澪ちゃん達に伝えたことが勘違いだったみたいでわざわざここに知らせにきてくれたのよ。そうよね?憂ちゃん。」

律「なんだそうだったのか。」

紬「……。」ニコニコ

憂「……はい。」

紬「じゃあ私はちょっとそこまで憂ちゃんを送ってくるからお茶でも飲んでまっててください。」

澪「おぅ。」

バタム

紬「……もし憂ちゃんがいいなら今日唯ちゃんと一緒に、うちに来なさい。ご飯でも御馳走するわ。」

憂「……」


憂「はいお姉さま。」///


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最終更新:2010年01月14日 22:02