律「ま、待って・・・」

澪「待たない」

律「ま・・・待ってよ!!」

紬澪「!?」

律「ひ、ひどいよ・・・澪のばか・・・!」

澪「誰に向かって馬鹿なんて言ってるんだ?」

律「だって、だって・・・うっ・・・ひぐっ・・・」グスッグスッ

紬(うそっ、泣いちゃった・・・)

澪「なんだよ、泣くなよ」

律「だって・・・」グスッ

澪「そんなに続きがしたいのか?」

律「う゛ん・・・もっといじめて欲しいよ・・・」

澪「・・・律は可愛いな」ナデナデ

紬(今の『いじめて欲しい』で、澪ちゃんの入っちゃいけないスイッチが入っちゃったみたいね・・・)


澪「ほら、足開けよ」

紬(いえ、元々スイッチが入っちゃったからこんなことになってるのよね・・・)

律「うん・・・」

澪「何を入れて欲しい?泣かせちゃったから、これだけは聞いてやるよ」

律「・・・みお」

澪「ん?」

律「みお、がいい」

澪「私?」

律「ん・・・」

澪「そっか、それは・・・」グリッ

律「?!」

澪「こういうことでいいんだよな?」グチョグチョ

律「やぁん・・・!はっ・・・あぁ・・・!」


澪「律、随分慣れてるんだな?濡れてるとは言え、すんなり指が3本も入っちゃったよ」

律「あ・・・あぁ・・・!」

澪「自分でしてたんだろ?」

律「ん・・・くぅ・・・!」

澪「お前、やっぱり変態だよ」

紬(それは澪ちゃんには言われたくないと思う。私も人のこと言えないけど)

律「へん、たいでも・・・あぁ・・・いいからぁ・・・!」

澪「うん、むしろ変態な律が好きだよ」

紬(りっちゃん可愛いなー・・・手出したら澪ちゃんに殺されそうだからしないけど)

澪「こういうのはどう?」グリッ

律「!?!?あああぁぁぁぁぁ!!」

澪「律は、ホント、ドMだなぁ」

紬(膣を攻めつつお豆さんへの刺激も忘れないとは・・・澪ちゃんやるわね)

律「ぃやぁ!っちょっと・・・!澪、ストップ・・・それ、やばっ・・・!」


澪「止めるわけないだろ?」

律「で、です・・・んあ!?・・・よねー・・・」

澪「喋ってないでそろそろイったら?」

律「んん・・・!わたし、だって・・・あぁ!・・・イき、たいよぉ・・・!」

澪「そうか?頑張れよ」

律「ん・・・!」

紬(りっちゃんがイけないのは澪ちゃんがじらしてるからじゃない・・・全く)

澪「おいー、そろそろ手が疲れてきたぞ」

紬(ベーシストなんだからもう少し頑張って!)

律「みおぉ・・・」グスッ

紬(また泣いてるの・・・?)

澪「なんだよ、泣くなよ・・・」

律「ふぇ・・・ん、あぁ!・・・みおぉ・・・くるし、よぉ・・・」

澪「・・・わかったよ、イかせてやるから」


律「やっ・・・!あ、はっ・・・!」

澪「ほら、もう意地悪しないからさ」

律「ふぁ・・・あ・・・あ・・・ああああああぁぁぁぁ!!」ガクンガクンッ!

紬(派手にイったわね、素晴らしいわ)

律「・・・」

澪「おい、大丈夫か?」

律「駄目、かも・・・」

澪「しょうがないな。ほら、立てる?」スッ

紬(喧嘩で勝った子が負けた子に手を差し伸べる感じかしら?なんか清々しいわ)

律「手、貸してくれるのか・・・?」

澪「あぁ。ほら」

律「ありがとう・・・」ガシッ

律「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・なんてな」グイッ

澪「!!!!!?」ドテッ

紬「」



律「あーあ。やっとベッドに横になったな、お前」

澪「律!?」

律「よっと」ノシッ

澪「上に乗るなよ!」

律「うっせ」

紬(これは・・・一体、どういうことなの・・・!?)

澪「このっ」ブォン!

律「ばーか、当たるかよ。体格差があるとは言え、この状況で私に勝てると思うなよ?」

紬(ちっちゃくてもさすがドラマーね・・・私よりは力弱いだろうけど)

澪「うぅ・・・」

律「お前には感謝してるよ、澪」

澪「そう思うならとっととそこからどけろ!」

律「私、ずっと・・・自分がどっちなのかわからなかったんだ」

澪「お前は筋金入りのMだろ!?」


律「自分ではMなのかもと思ってても、それを否定したい自分もいる」

澪「そりゃ、あんだけドMな自分をすんなり受け入れるのは難しいよ」

律「ネットでSMの動画見たことあるんだけどさ」

紬(今さらっとすごいこと言ったわね)

律「興奮はするんだけど・・・なんか釈然としないんだよ」

澪「い、意味がわからないよ・・・律・・・結局お前はどっちなんだよ・・・」

律「だからー・・・両方なんだよ。私」

紬(なるほど・・・SとMは紙一重っていう言葉もあるものね。究極のSは究極のM、りっちゃんはそういうタイプの人なのかも)

澪「律・・・待って・・・!」

律「いいや、待たない」

澪「い、いや・・・!」

律「澪の言う事、わかるよ。Sをいじめる快感っていうの?」

澪「・・・!」

律「だって、今のお前の顔、すげぇそそるもん」

澪「いやぁぁぁぁ!!!!」


律「さっきはよくもやってくれたな?」ニコッ

澪「り、りつ、ごめ・・・」ガタガタ

律「ありがとう」

澪「?」

律「言ったろ?私は両方なんだって」

澪「そ、そうか・・・(あのM具合がそのままSになるとしたら・・・!)」ゾクッ

律「あー、そんなに怯えるなよ。大したことはしないから、さっ」ガシッ

紬澪「!?」

澪「りっ・・・くるしっ・・・!!」

律「あはは。澪が私の首を締めまくった気持ちがわかったよ」ギリギリッ

澪「ちょっ・・・まっ・・・!(息が、できない・・・!)」

律「確かに・・・この表情は反則だな?」

澪「や・・・あぁ・・・!(律、さっきと目が全然違うよ・・・!)」

律「なぁ、澪?私、手加減の仕方とか知らないんだけど・・・殺しっちゃったらごめんな」ニコッ

澪「・・・!」ゾクッ


律「すごいよ・・・手に澪が生きてるって伝わってくる」

澪「もっ・・・むっり・・・!(やりすぎだ!馬鹿律!)」

律「澪の首の血管が脈打ってるのが伝わるよ、すげー」

紬(呑気なこと言ってないで離してあげないと!本当に死んじゃうわよ!?)

律「私さ・・・」

澪「・・・(は、なして・・・いし、きが・・・)」

律「澪が好き」

澪「・・・(あいの、こくは、く・・・してるばあいじゃ、ないだろ・・・)」

律「このまま・・・澪を殺したい」

澪「・・・!?」

紬(これは・・・さすがに止めた方がいいのかも・・・)

律「澪、可愛いよ。すっげ可愛い」

澪「な・・・なら・・・は、なして・・・くれ・・・よ・・・おね・・・が、い・・・」

律「・・・」


紬(りっちゃん・・・!)

澪「り・・・つ・・・」

律「・・・」パッ

澪「っはぁ!」ゲェッホゲェッホ!

律「澪、苦しかったか?」

澪「・・・!?あ、あたり、前だろ・・・んん!?」

律「・・・」チュパ・・・

澪「りっ・・・わたし、まだ・・・!(まだ、呼吸が整ってないって・・・!)」

律「そんなん知るかよ」チュパ・・・

澪「や、やめっ・・・」

律「っと」ガシッ

紬(鼻をつまんだ・・・?何をする気?)

澪「~~~!!?(また、くるしっ・・・!)」

律「澪の口の中、熱いな」チュパ


澪「ちょ・・・ふ・・・(鼻、痛い・・・)」

律「・・・」チュパチュパ・・・

紬(澪ちゃん、目が虚ろになってきたわね・・・)

澪「やぁ・・・はっ・・・んん!?」

律「全部飲もうな?」ニコッ

澪「んん!!」ゴックン

律「どうだー?美味しかったか?」

澪「美味しいわけ、ないだろ・・・」ゲホッ

紬(なるほど、鼻をつまんだのは涎を飲ませるためだったのね・・・)

律「お前って本当に可愛くないよな」

澪「そう、思うなら・・・やめろよ。私は、律と違って・・・Mじゃない、んだよ。こんなことされてm」ゼェハァ・・・

律「なんかお前、勘違いしてないか?」

澪「は?なんだよ」

律「私は別にお前を感じさせるためにやってるわけじゃないっての。思い上がるなよ」

澪「・・・!」


律「まぁそういうことだから」

澪「ま、待てって・・・おい・・・!!」

律「しつこいな。待たねぇよ、ばか」

律「ほら、服脱げよ」

澪「脱ぐわけ、ないだろ・・・」

律「何?私に引きちぎって欲しいのか?」

澪「そんなわけないだろ!!」

律「じゃあ早くしろよ」ギロッ

紬(ここは言うことを聞くべきよ、澪ちゃん)

澪「・・・」ヌギヌギ・・・

律「あっはっはっ、あの澪が命令されて服脱いでやがんの!はらいてー!」アハハ

澪「この・・・!」

律「何?やる気?」

澪「・・・」サッ

律「口答えしといて目ぇ逸らしてんじゃねぇよ、ヘタレ」


澪「・・・」

紬(相当ストレスが溜まっているみたいね・・・)

律「ほら、下着も取るんだろ?」

澪「・・・」

律「おいー」

澪「な、なんだよ・・・」

律「返事は?」

澪「だ、誰が・・・!」

ガシッ

紬(髪つかんだ!?)

グイッ

律「へ・ん・じ・は・?」

澪「・・・はい(逆らっちゃ駄目だ・・・)」

律「その前に『無視してごめんなさい』だろ、馬鹿じゃね?」

澪「・・・ご、ごめんなさい・・・」ワナワナ・・・


律「そのうち震え出しちゃうんじゃないの?」ニヤニヤ

澪「うるさいって。・・・しないなら仕舞うぞ」

律「何、その言い方」

澪「べ、別に今のは反抗してないだろ・・・?」

律「あぁ。可愛い言い方だなぁと思っただけ」

澪「は、はぁ?ふざけるのも大概にs」

律「しないなら仕舞うぞ、だろ?するんだったら出しっぱにしときますってか?」アハハ

澪「たまたまそういう言い方になっただけだ・・・!」

律「はいはい、そうでしゅねー」

澪「ムカッつく・・・!」

律「こんなに乳出しながらそんなこと言っても迫力ないぞ?」

澪「・・・」

律「なあ。胸は小さい方が感度がいいって聞いたことあるんだけど、どうなの?」サワッ

澪「知らないよ。私、胸の小さい人のことはわからないから」

律「ふーん。どうでもいいけど・・・目尻に溜まってる涙、拭ったら?」


澪「うるさい・・・!」キッ

律「涙目で睨まれてもなー、可愛いだけだよ」

澪「・・・律、今すぐその手をどけろ」

律「なんだよ、自分で出したくせに」

澪「いいから、早く」

律「これ以上されたら泣いちゃうからだろ?」

澪「!?」

律「当たりか」

澪「別に、どうだって、いいだろ」

律「泣けば?」

澪「嫌だ」ポロッ

律「って、もう泣いてるじゃん」

澪「うる、さい・・・」ポロッ


律「澪ちゅわんってば、さっきからうるさいうるさい言い過ぎ」

澪「うるさいよ・・・」

律「全く・・・とりあえずさっきのお礼しとかないとな」

澪「・・・へ?」

ギリィィ・・・!!

澪「あああああぁぁぁぁぁ!!!」

紬(澪ちゃんの胸、変形してる・・・)

律「ここ引っ張られるの痛いだろ?」

澪「いだ゛ぁいよぉ・・・!」

律「私もさっきすごい痛かったんだ」

澪「ごめん・・・!ごめん・・・!」

律「あ、謝らなくていいぞ。私は途中から気持ちよくなったから」

澪「で、でも・・・」

律「だからさ、澪も我慢してたらその内良くなるよ♪」グググッ・・・!

澪「やああぁぁぁぁ!!!」


律「どう?良くなってきた?」

澪「そんなわけ、ない・・・だろ・・・」ゼェハァ

律「そっかー残念だな」

澪「律、お願い、本当にやめて・・・これ以上されたら・・・」

律「これ以上されたら、何?」

澪「私、おかしくなっちゃうよ・・・」ポロポロ

律「いちいち泣くなよ。めんどくせぇヤツだな」

澪「律・・・いつもの律に、戻ってよ・・・!」

律「ばっかだなー」

澪「へ・・・?」

律「私はおかしくなったんじゃないぞ?」

澪「で、でも・・・!」

律「私は本来の自分の在り方と欲望に気付いたの。ただそれだけ」

澪「そんな・・・」


律「ほら、まだまだ終わらないぜ?」

澪「・・・」

律「澪の胸って、大きくて柔らかいよなー・・・握りつぶしたくなるよ」ガシッ

澪「あ゛あああぁぁぁぁ!!いだぁいぃぃ!!」

律「ははっ、やっべー・・・いいよ、すげぇ興奮する」

紬(私もよ!りっちゃん!)

澪「・・・」

律「おい、澪?」

澪「・・・」

紬(あ、あれ・・・?)

律「なんだ?気絶したのか?」

澪「・・・」

律「おーい」

澪「・・・」


律「うん、心臓は動いてるな。ま、これくらいで死なれちゃたまったもんじゃないけど」

澪「・・・」

律「気絶すれば痛みを感じなくて済む、か」

紬(それは人間の防衛本能よ)

律「まぁ、いいや。澪がこんなんなったらつまんないし」

紬(そうよね・・・これはさすがにちょっと・・・)

律「あっちにキッチンあったよな・・・」トテトテ

キィッ・・・ジャー・・・ジャー・・・キィッ

紬(もうお開きよね。そろそろ戻ろった方がいいかも)

律「んしょっと」トテトテ

ザバァー!!

律「おーい、澪。お前何寝てんだよ、起きろ」

紬「」

澪「・・・ん・・・?」

紬(まさかの冷水)


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最終更新:2010年05月19日 23:02