唯「えへへ、町は餓死者で一杯だよ~」

律「何でだよ!去年バナナを植えただろ!」

唯「う~ん去年植えたバナナはまだ実ってないんだよ~」

律「なんだってー!」

唯「ついでに言うけど住居も不足してるから国民は怒ってるよ~」

律「うわ~ん もうやだ~!」

唯「ついでに財政が…」

律「ぎゃー!!」 


紬「う~ もう怒っちゃいましたよ~」

澪「そうだ!」
梓「そうだ!」

紬「クーデターおこしちゃうんだから~」

澪「打倒律!」

梓「もう許しません!」

紬澪律「うわあああああああ~」

律「わー!!」

唯「いや~ん」

唯「えへへ~という訳で政権倒されちゃったよ~」

律「とほほ~」

唯「お船に揺られてゆ~らゆら♪」

律「脳天気だな~唯は」

唯「ねぇ~りっちゃん…もっと寄って良い?」

律「な、なんだよー」

唯「大丈夫痛くしないから~」

律「ちょ、やめ!」

律「あー!」


唯「えへへ~という訳で二週目だよ~」

律「今度こそ成功させるぞー」

唯「頑張って立派なカリブの独裁者になってね?」

律「まかせとけ!」

唯「それじゃあ始めようか~」

律「おう!」

律「前回はなんで失敗したんだろ?」

唯「住居も建てず農場ばかり造ってたからだよ~」

律「食料は大事だろ?」

唯「しかも農場の作物を全部バナナにしたのも問題だよ~」

律「輸出して稼げると思ったんだい!」

唯「最初は堅実にトウモロコシでいこうよ」

律「わかったよ~」

唯「農場は建てた?」

律「おう!予算一杯に建てたぜ!」

唯「今はこれ以上いらないからもう建てないでね?」

律「へ~い」

唯「さて次は~」

律「発電所だろ!やっぱり電気がないとなー!」

唯「維持費がいくらかかると思うの?」

律「…………」

唯「ここは住人用の安アパートを建てるべきだよ~」

律「ちぇ~」

紬「慎ましいながらも何とか暮らしていけます~」

梓「掘ったて小屋生活から解放されました!」

澪「学校に行きたいな~」


唯「プレジデンテ!住民の幸福度が上がってるよ~!」

律「おぉ!さすが私!」えっへん

唯「でもまだ幸福になってない人もいるみたい…」

律「友愛すれば良いじゃん♪」

唯「駄目です」

律「ちぇ~」

唯「とりあえず教育不足を解決しようよ」

律「え~お金がかかるよ~!」

唯「将来的にやらない方がもっとお金がかかるよ?」

律「ちぇ~」


唯「とりあえず高校をたてるよ~」

律「なんだよ!高校高いな!」

唯「これでも安いもんだよ?大学はもっと高いから」

律「農場だけでよくね?」

唯「駄目だよ~せっかく金資源もあるんだから後々の工業化には最低高卒は必要だよ~」

律「金資源?」

唯「うん金資源」


唯「どうしようプレジデンテ…あまりにも伸びないよ!」

律「う~んやっぱりけいおんでトロピコは無謀だったかな?」

唯「どうするプレジデンテ?」

律「ここはあれだよ」

唯「あれ?」

律「おう!」


終わり



唯「どうせ誰も見てないんだからトロピコの製品紹介でもしようよ」

律「おぉ!良いな!」

唯「えへへ~トロピコはカリブの独裁者になって数百人程度の住民を治めるゲームだよ♪」

律「アメリカとソ連が争っていた時代が舞台なんだよな!」

唯「うん!プレイの内容しだいでは発展した経済国に出来るし」

律「とある国みたいな抑圧した軍事国も作れるぜ!」


唯「資金無限にして片っ端に外国から大卒を雇って…」

律「入国した瞬間に撃ち殺したり」

唯「そのまま職場を潰して浮浪者にすることも出来るぜ!」

唯「入国後牢屋に入れて…」

律「出てきた瞬間異端者にする事も出来るぜ!」

唯「後善政を敷いた後…」

律「建物を軍事施設以外全部壊せばあら不思議」

唯「地上の楽園の出来上がりだよ♪」

律唯「 そ ん な ゲ ー ム で す 」


唯「もちろんそんなプレイ以外もちゃんと出来るよ?」

律「そうだな!鉱物資源や材木を使って工業化も出来るし」

唯「観光業を盛り上げて外貨で国を盛り上げる事も出来るよ♪」

律「飽きたら給料を一気に下げれば♪」

唯「可愛いチビキャラ達が我先にと大統領邸に襲いかかるよ!」

律唯「 ハ ハ ハ ハ ハ ハ ハ 」


唯「そんなトロピコですが」

律「もちろん問題点もあるよなぁ」

唯「うん、選挙時に対立候補を友愛すればなぜか選挙が終わらなかったり」

律「低スペックのパソコンだと五百人あたりから急激に重くなったりするんだぜ?」


唯「でも日本語化が完璧になされてるし」

律「秘書のおっさんの声がまた格別なんだよなぁ」

唯「……そろそろ良いかな?」

律「そうだな」

唯「という訳で皆さよなら~」

律「皆もトロピコプレイしてアメリカに攻められてくれよな!」

唯「子供が生まれた夫婦を子供以外友愛するのもありだよ♪」

唯律「それじゃあばいば~い♪」


………

紬「行った?」ヒョコ

梓「行ったみたいです」ヒョコ

澪「誰もいないな…」ヒョコ

紬「誰も居ないみたいだし隠れた洋ゲームの魅力を語りましょ♪」

梓「良いですね」

澪「まずは私から」

梓紬「どうぞ♪どうぞ♪」

澪「私からはストロングホールドクルセイダーだ!」

梓紬「お~」


梓「それでストロングホールドクルセイダーってどんなゲームなんですか?」

澪「簡単に言えば城作成ゲームだな」

紬「城作成?」

澪「うん、城壁はワンタッチであっという間に建て、塔を建てて弓兵を配置するゲームだな」

紬「それだけ?」

澪「まだあるぞ~」


澪「城壁を作って町を囲ったら領民に仕事を与えてお金を稼ぐんだ。石切場、鉄鋼採掘所とかな」

梓「へー」

澪「後は領民が食べる食料を作ったりするかな?リンゴ農園を作ったり小麦を生産してパンを作ったり」

梓「城作成ゲームでは?」

澪「城の修復や軍団の作成とかでお金は必要だしな」

紬「という事は箱庭ゲームでもあるのね?」

澪「うん!」


澪「領主の館で作成された領民は仕事場を作ったら自動的に配置されるんだ」

澪「その後は領主が解散命令を出さない限り死ぬまでそこで働き続ける」

紬「まさに働き蟻ね♪」

澪「うざいと思ったら領内に油をひいて領民を焼き付くす事もできるぞ♪」

梓「けっこうエグいですね…」

澪「焼けて苦しむ領民の姿がまた格別なんだ♪死ぬまで悶え苦しみながら領内を歩き回るんだ♪」

紬「ふふふ楽しそうね♪」


澪「もちろん焼きつくせるのは領民だけじゃない 敵の領地も奴隷を使って火炎地獄に落とす事も出来るぞ」

梓「奴隷ですか?」

澪「うん、傭兵作成所でお金を使って格安で雇えるんだ」

澪「そいつらを使えば敵の領地は燃え盛る火の中さ♪」

紬「まぁすごい♪」

澪「火事は井戸や水瓶が無いと燃え続けるから、あらかじめ攻城兵器でそれらを破壊すると延々と燃え続ける」

梓「汚物は消毒だー!ですね?」

澪「敵の領民の泣き叫び、悶え苦しむ姿がまた笑えるんだ♪」

紬「まさに対岸の火事ね♪」


澪「まぁ、私からはこんな所かな?」

梓「なかなか面白そうなゲームですね」

紬「私も汚物を消毒してみたいわ♪」

梓「それじゃあ今度は私ですね」

梓「私からは伝説のゲーム ポスタル2です」

紬「ポスタル2?」

澪「伝説?」

梓「はい、伝説のグロゲームです」


澪「伝説の…」

紬「グロゲーム?」

梓「簡単に言えば町に出て住人達を解体するゲームです」

澪「住人を解体…」

梓「解体した後おしっこをかけたり足で蹴りあげたりもできます」

紬「まぁ楽しそうね♪」 


梓「友愛した町の住人におしっこをかけたりガソリンをかけて焼いたり」

梓「逃げまどう住人の頭を吹き飛ばしたり、助けをこう住人の頭を切り落としたり…」

澪「あ、梓!も、もう良いよ!」

梓「そうですか?まだまだ魅力はあるんですが」

澪「う、うん…十分魅力は伝わったよ」

紬「汚物を消毒できるレベルが違うのね♪」

梓「まぁそんな所です」


紬「それじゃあ今度は私ね♪」

澪「ムギは何を紹介してくれるんだ?」

紬「私は超人生ゲーム シムピープルよ♪」

梓「シムピープル?」

紬「これも一種の消毒ゲームね♪」


澪「消毒ゲーム?」

紬「そうね~パーティに沢山の人を招待した後、入り口を塞いで家具を配置して…」

梓「ゴク」

紬「暖炉に絨毯を敷いて火事を起こす事が出来るの♪」

澪「そうするとどうなるんだ?」

紬「面白いくらいに良く燃えるのよ♪」

澪梓「おー」


澪「さてそろそろ良いかな」

梓「そうですね、そろそろ飽きましたし」

紬「そうね♪もう飽きたし♪」

澪「それでは皆さん」

澪紬梓「さようなら~」




最終更新:2010年06月08日 22:16