田井中家
律「………」
律「よし…!頑張らないとなっ…!」
律(明後日にムギが戻ってくる…澪も私のわがままを聞いてくれたんだ…)
律「くくっ…ぷふっ……」
タタタンッタタンッタタンッタタタタタタッ♪
律(私のドラムでみんなのリズムを作ってやるさっ!)
律「♪~」
聡「姉ちゃーん、うるさーい」
律「ありゃ…」
翌朝
律「ふわぁ~…」
律「ねっむ……」ボソリ
キュリキュリキュリ
唯「それでさぁ~、あずにゃんがね~」
憂「ふふっ…梓ちゃんったら…」
キュリキュリキュリ
梓「………」トボトボ
ニャー
梓「ん…?」
猫「ニャー!」
梓「クスッ…行ってくるね…」
猫「ニャーニャー!」
キュリキュリキュリ
唯「あっ!律っちゃーん!」
律「お?唯おいーす!憂ちゃん、おはよう!」
唯「おいっす!律っちゃん隊長!」
憂「クスッ…お姉ちゃんったら…お早うございます。律さん」
律「………」
律(良かったな…憂ちゃん…仲直りできて…)
キュリキュリキュリ
梓「………」トボトボ
梓「あ……」
憂「あ……」
梓「……///」
憂「……///」
憂「クスッ…梓ちゃん、おはよう!///」
梓「……///」
梓「……///」ゴクリッ
梓「……う…うん…おはよう…!///」ニコッ
憂「ふふっ♪///」
律「?」
キュリキュリキュリ
唯「あーずにゃーん♪おーはよっ♪」ギュッ
梓「あっ…もう先輩ここでは止めて下さいっ!///」
梓(いきなりされると理性を忘れてしまうんだから…///)ハアハア
唯「ブー…あずにゃんのけちぃ~」
律「ははっ…お前ら相変わらずだな」
キュリキュリキュリ
憂「あ、澪さん。おはようございます!」
唯「おいーす!澪ちゃん!」ギュー
梓「あうぅ…///」ヘニャー
キュリキュリキュリ…
澪「あ……おはよう…みんな…!」
律「………」
律「澪……」
澪「ん…?どうしたんだよ、律…?」
律「…今日も頑張るぜっ…!」ブイッ
澪「………クスッ…」
澪「『今日も』じゃなくて『今日は』だろ?」
律「うぐっ…澪しゃん厳しい…」
唯「あははー!澪ちゃん上手いー!律っちゃんは頑張らないと!」
律「お前もだろがっー!」グググッ
唯「ぎゃー!律っちゃんギブッ!ギブッ!」
憂「もう、お姉ちゃんったら…」
澪「………」
澪「…プッ……」
澪「フフッ…あははは…」
律「お……」
唯「ん……」
澪「あははは…ははっ…ふふふっ…」
律「ふふ…」ニッ
唯「えへへ…」
律「よし!朝練をやるぞ!唯!澪!梓!」
唯「いえっさぁ~!」タタタタ
澪「ちょっ…ちょっと、律!置いていくなよ!」キュリキュリキュリ
梓「あ……」
憂「梓ちゃんも追いかけなくていいの?」
梓「あ…うん…///」
憂「ふふ♪行ってらっしゃい///」
梓「へへっ…また教室で!///」タタタタ
憂「……///」
憂「良かった…梓ちゃん元気そうで…///」
和「ん…?あら、憂じゃない?おはよう」
憂「あ、おはようございます。和さん!」
和「あのいつもおっちょこちょいな人達はどこに行ってしまったのかしら…?」
憂「クスッ…もう和さんったら…」
ジャジャーン♪
唯「ふぅ…」
律「完っ璧だったなー!」
澪「うん、弾きやすかったな…」
梓「はい!」
律「後は……」チラッ
唯「うん……」チラッ
澪「ムギの帰りを待つだけだな…」
梓「………」
梓「ムギ先輩を驚かせましょう!」
唯「へ…?」
梓「後から来るムギ先輩を心配させないために…私達がもっと上手くなりましょう…!」
澪「……そうだな…」
唯「うん!あずにゃん、そうだよね!」
律「よし!今日はティータイムなしで練習すっかー!」
唯梓澪「おー!!」
飛行機内
紬「スー…スー…たくあんの色は色素なのー…」
斉藤「…お嬢s……」
斉藤「いえ…ご主人様……」
紬「スー…スー…」
斉藤「おほん…ご主人様…お目覚めください…」
紬「ん…んん…あ、おはようございます、斉藤♪」
斉藤「もうすぐしましたら到着します…日本に…」
紬「………」
斉藤「ご主人様は自らの手でつかんだのです…自分のなさりたいことを…達成したいことを…グスッ…」
紬「ふふ♪もう、斉藤ったら…私だけの力じゃないのに…相変わらず涙もろいのね…」
斉藤「すいません…歳のせいか…涙腺が脆くなってしまいまして…」
紬「ふふふ♪」
~~
律「♪~」
ガチャッ
紬「律っちゃんっ!!」
律「む…ムギっ!!お前…明日に帰ってくるんじゃ…」
紬「無理やり早めてもらったの!!その…///」モジ
律「その…?」
紬「律っちゃんに…会いたくて……///」
律「ばっ…!お、おま、おっ、お前はな…何言ってんだよっ!///」
ギュッ
律「!?///」
紬「律っちゃん…私…律っちゃんのこと…ずっと忘れなかったの…///」
律「……///」
律(ど…どうすればいいんだ…この状況…?///)ドクンドクンドクン
紬「……///」ギュー
律「……///」ドクンドクンドクン
紬「律っちゃん……///」
律「な…何だよ…む、ムギ…?///」ドクンドクンドクン
紬「チャイコフスキーのように甘ったるい…恋でもしましょ…!///」
律「……///」
律「え…?えっ?ええっ!?///」ドクンドクンドクン
紬「ダメ…?///」シュン
律「だ…だからさぁ…私はむ、ムギを…そ、その…だな…///」
紬「ヴァイオリン協奏曲ニ長調op35…ブラームス、ベートーヴェン、メンデルスゾーンと同じくヴァイオリン協奏曲として有名…」
律「へ…ムギ…?///」
紬「濃厚で憂鬱的なメロディで構成されるため評価において好き嫌いが分かれる曲で…」
律「む…ムギ…?お…おい…?」
紬「でも…私は…律っちゃんと濃厚な関係でいたいのっ!///」スッ
律「!?///」
紬「だから…律っちゃん……///」
律「だっー!お…お前…寄りかかるなって…///」
紬「ふふ♪律っちゃんってば…照れちゃって…///」ググッ
律「つ…つーか、お前…寄りかかるっつうか…私に乗っかかってないか…?///」
紬「律っちゃんってば失礼ね…///」
律「あ…あ…何か…お…重い…」ピクピクピク
~~
姫子「………」
唯「Zzz……」
律「お…重い…」
唯「Zzz…」←律の上に乗っかかって寝ている
姫子(起こしてあげた方がいいかな…)
さわ子「あらあら、授業中なのに仲が良いことねー…」ピキピキ
姫子「! せ…先生…!」
姫子(なんかいつもの山中先生と違う…!)
さわ子「授業中に寝ないことっ!以後気をつけなさいっ!全く…」ブツブツ
律「…うぐっ…澪よりも痛かった…」ズキズキ
唯「…痛い……」ズキズキ
姫子(………)
姫子「だ…大丈夫…?」
唯「痛いよぉ~!(泣)」ギュッ
姫子「えっ!ちょ、ちょっと…!」
律「あー…気にしない気にしない、唯のちょっとした癖だからー…はは…」
姫子(そういう問題なの…?)
唯「ねぇねぇ、コブをさすってよー」
姫子「え…?こ、こう…?」サスリサリ
唯「えへへ~ありがとー!」タタタ
律「唯ー、あの人知り合いなのかー?」
唯「全然っ!」キッパリ
律「……どおりで困っていたわけか…」
※
姫子は後に三年に進級してから唯達と仲良くなると脳内補完してください
なんか話の流れ的に意味はなかった部分なのは確かなので深く突っ込まないでください
唯「そーいえばー何で律っちゃんも怒られたのー?私が律っちゃんの上に寝ていたのに…」
律「いやー…私も寝てしまっていたからさー…ははっ…」
唯「律っちゃんってばだらしなーい!授業中なのにー」
律「人の上に乗っかかるほど寝相の悪いお前に言われたかねーよ!」
律「おまけに悪夢だったからなー!ムギに…」
唯「え?ムギちゃんが出たのに悪夢ってどんな感じだったのー?」
律「………」
律(い…言えねぇー…)
唯「?」
律(ムギに迫られた夢を見たと言ってしまったらこいつらからの良いからかいネタになっちまう…)
律「ゆ…夢なんか人に話すもんじゃないんだよ!」
唯「えー!知りたかったのにぃー!律っちゃんのけちぃ!」ブー
律「何度でも言え」
唯「いーもーんだ。今日のこと澪ちゃんに告げ口するもんねーだ!」
律「小学生かよ…」
……
澪「………」ウズウズ
和「あ、いたいた…澪ー」
澪「………」ウズウズ
和「澪…?」
澪「………」ウズウズ
和「澪!」
澪「あ、和…どうしたの…?」
和「どうしたのって…さっきから上の空で何か心奪われるものがあるの?」
澪「あ…いや…放課後が楽しみで…///」
和「ま…まさか…恋b…」
澪「それは違うから」キッパリ
和「あぁ、なるほどね…小文化祭とオケにやる気になっているのね…」
澪「和ってば、すぐ恋愛に結びつけたがるね…」
和「だってね…軽音部の中なら一番彼氏がいてもおかしくないのが澪じゃない!」
澪「だっ…!だからっ…そ、そういう話題はもう止めてって!///」
和「気になる相手はいないことはないでしょ?」
澪「……//////」
和「あ、やっぱりいるのね…澪ってば嘘が下手くそねぇ…」
澪「う、う、うるさいっ!!もうこの話は終わりっ!!しゅーりょー!!///」
和「あらあら」ニヤニヤ
放課後
ガチャッ
澪「ふぅ…全く和まで律みたいなことをして…///」
澪「……///」
澪(ダメダメダメ!!い…一般社会では認められないことなんだからっ…!///)
澪(と、とにかくっ…!!私は目の前にあることに邁進していけばいいのっ!!///)ガサゴソ
ブー…ブー…
澪「……///」
澪「エリザベス…アンドレ…///」
ブー…ブー…
澪「……//////」
澪「良い音…良い響き…//////」
ブー…ブー…
……
梓「ふぅ…授業が終わった…」
梓(よし、私の仲間を増やすために練習頑張ろーっと…」
純「あ、梓ちゃーん、行っちゃうのー?」
梓「へ…?」
純「なんか先生が呼んでるってー!」
梓「……?」
先生「中野…よく来てくれたな…」
梓「? 先生から呼ばれたわけですから来ますよ?」
先生「ん…まぁ、そうだが…とりあえず、今から私が言うことを事実として受け留めて欲しい…」
梓「……はい…?」
最終更新:2010年06月09日 22:10