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憂「誰!?」

唯「憂~久しぶり~会いたかったよ~」

ギュッ

憂「おしろい臭っ!!どうしたのその顔!?
閣下になってるよ!!クラウザーさんになってるよ!!」


唯「えへへ~どお?京都の舞妓haaaan!!!が
すっごく可愛かったからね~、
真似しておんなじおしろい買って使ってみたの~。
似合う似合う?憂も使う使う?」

憂「わたし、ファンデーションは使ってません!!
早く落として落として!!
はい、ポンズ 『クリアフェイス ハン スパ モイストクレンジングフォーム』!!
はい、洗面所直行!!」タタッ

唯「え~何それ呪文?」


憂「え~じゃないのまったくも~
ほんとにお姉ちゃんは可愛くってしょうがないんだから!!」ぬりぬり

唯「ぶ~…ぶぉっ口ん中入ったぶぇっ」

憂「ぶ~じゃないのぶぉっじゃないのぶぇっじゃないのも~
ほんとにお姉ちゃんはクリームで顔どろろになっても可愛いんだから!!
後でアイス二個あげちゃうからね!?」

唯「わーい!!」 ジャー バシャバシャ


憂「京都どうだった?楽しかった?
昨日の私へのメール、途中で寝落ちしたでしょ?」

唯「…落ちないよ」

憂「またバレバレな嘘ついて!!」

唯「嘘じゃないよ。落ちてないよ」


憂「いい加減におしお姉ちゃん!!
『今ね、さわちゃんと枕な』って何なの!!
『今ね、さわちゃんと枕なう』って書こうとしたでしょ!!
いつの間に先生とそんな関係になってたの!!
いつの間にアイドルになってたの!!
今風に気取ったって私は絶対許せなう!!」

唯「これ落ちない…」

憂「あ、ほんとだ。
やっぱり@コスメでも不評だし、使えないんだねポンズ」


唯「じゃあしょうがないね~暫くはコウちゃんでいよ~っと。
えへへ似てる似てる?おしろい香る?内海薫?」

憂「実に面白い顔だよお姉ちゃん!!どうしよう…
着信アリより呪怨のままだよどうしよう…」


唯「大丈夫だよ憂、
このまま京都から帰ってきたけど何の問題も無かったよ?」

憂「そんな訳ないよ!!
チラッチラ見られて写メパッシャパシャ撮られまくったに決まってるよ!!
周りの人はなんとかしてくれなかったの?
さわちゃん先生と枕してる時にどうしてクレンジング貸して貰わなかったの?」

唯「?さわちゃんはね~
最終日にはもう私達の事完全に視界から消してたから~
取り付く暇がなかったな~あははは」

憂「…どんだけ問題行動起こしたのお姉ちゃん…」


唯「律ちゃんも澪ちゃんもむぎちゃんも和ちゃんも
すっぴんだからメイク落とし持ってなかったし~」

憂「ていうか買えばいいじゃない!!」

唯「ていうか私が落としたくなかったから~
このままで帰ってきちった、えへっ☆」

憂「ああいつもなら鼻血もんに可愛いのにやめて怖い!!
その顔でペコちゃんしないでリアル都市伝説!!」

唯「でもね、私は全然構わないんだけどみんなは一緒にいたくないって…
特に澪ちゃんなんか半径5メートル以内に近付かないし…うぅ…」ボタボタ

憂「当たり前だよちょっ…
ほんとそれ以上メイク崩さないで、月のしずく流さないで」


唯「…っず…それで澪ちゃんがね、
自分とおんなじ暗いブルーグレーのパーカーを律ちゃん経由で貸してくれてね、
もうずっとフード深く被って黙ってろって…
それなら側にいられると思うって…」

憂「さりげなく澪さんに復讐しないでお姉ちゃん。
優しいじゃない澪さん」

唯「これ、そん時律ちゃんに撮られた写真」ペラ

憂「怖っ!!?チェシャ猫だ!!
歪みの国のアリスだ!!
ニヤ~ってなってるよお姉ちゃん!!
笑っちゃダメだよお姉ちゃん!!」

唯「憂ってば…パンピー写真は笑って撮るものだよ?
コスプレじゃないんだから」

憂「こういう時に一般常識はいらないよ!
いつもみたくぼけ~っとしてればいいよ!!」

唯「そんでこれ撮った律ちゃんがキャーキャー叫んで
そのすぐ後に窓から富士山見えて立ち上がったら
キノコの山バラまいちゃってギャーギャー騒いでたら、
とうとうさわちゃんが関心持って来てくれたんだ…」

憂「ああ凄い寒心するんだけど…」


唯「これ、そん時むぎちゃんに撮られた写真」ペラ

憂「くらっっ!!?市橋容疑者だ!!
イッチーだ!!
腕が拘束されてるよお姉ちゃん!!
俯いた口元と顎のラインが水嶋ヒロだよお姉ちゃん!!」

唯「でもそれから駅まで大人しく暴れなかったし
お菓子も何も口にしなかったんだよ?」

憂「やかましいよ!!どうするのその失敗した整形顔!!
せっかくの可愛い×100お顔が台無しだよ!!
もう罰として今晩から一週間ずっと焼き肉定食にしちゃうからね!!」


唯「え~一週間はちょっとやだなぁ…
憂の顔も可愛いのにな~?」

憂「おだててないよ!!自分の顔誉めてるよ!!
明日帰りにファンケルに寄ってクレンジングリキッド買ってくるんだよ!?
わかった!?」


唯「え~…めんどくさ~い…
憂買ってきて~はいお土産、
市橋からの八つ橋!!ね?」

憂「だめだめモグモグ
甘やかしちゃモグモグゴクリ
だめモグちゃんとモーグリ
自分で買ってくるクポよ!!」


唯「え~…憂~…」

憂「あ、『ヤンキー君とメガネちゃん』始まってるヤバい!!」パチ

『…うるせぇんだよ!!』

唯「憂~…」

憂「しーっ!!あ、CM…
まだ成宮くんでてないや良かった」

『…CRウールートーラーマーン』

唯「う~い~と~ら~ま~ん…」

憂「だめだめ!今期の私はツンデレだよ!!
でも三分ではデレないよ!!」

唯「憂~…ういた~ん…」

『…わーったよバイクで行くぜ』

唯「…バイクで行ってきてよ~」

憂「お姉ちゃんが原付免許取ったらいいでしょ?」


唯「ういた~ん…ういた~ん…う~い~た~ん」

憂「…」

唯「ういたんういたんういたんういたん」

憂「…」

唯「うんたんうんたんうんたんうんたん…」

憂「…」


唯「うんたんカチッ(カスタネット)うんたんカチッ(カスタネット)
うんたんカチッ(カスタネット)うんたんカチッ(カスタネット)」

憂「…お姉ちゃん…」

唯「わ~いやっさし~ありがと~憂~」

憂「もう自分の脳からひねり出した言葉を口にしないで」

唯「」



ーー憂が初めて冷ややかに怒りましたーー




ーーーーーーーーーーー翌朝!!


憂「ちゃんと買ってくるんだよ?はいお金」

唯「」コクン

憂「お菓子買っちゃダメだよ?
知らない人にチュッパチャプス貰ってもついてっちゃダメだよ?」

唯「」コクン

憂「ちゃんと買ってきたら今晩焼き肉丼にしてあげるから~
行ってらっしゃーい!!」

唯(あまり変わらない…)



ーーーーーーーーーーー学校!!

キーンコーン


さわ子「おはようみんな。
昨日の今日で疲れてると思うけど、
きちんと修学旅行の感想文は書いて貰うからね~」

律「小学校かよ」

さわ子「文句言わない!
…あ!平沢さんまだそんなジョーカーメイクして!!
落としなさいって言ったでしょう!?」

唯「…うるせぇんだよ」

さわ子「んまぁーー!?
な…なんですって!!?
何その口の聞き方は!?
私を誰だと思ってるの!?」

唯「ウールートーラーマーン」

さわ子「んまぁァァァァ!?
あ…後で職員室に来なさい!!」

唯「バイクで行くぜ」


ーー初めて真剣に担任にも怒られましたーー


ジャージャンジャッジャッ、ジャージャンジャッジャッ、
ジャカジャカジャカジャカジャジャン

『イメチェン!!』


澪「今から始めんなよ」

律「また古いコントしたな…
何があったんだ?」

唯「…憂に私が自分の脳でひねり出した文字の魂を
自ら紡いで言葉にして口にするなって言われた(拡張)」

律「酷ぇ」

澪「ストレートに黙れって言わない所が怖いな…
また何やらかしたんだ?」


唯「…澪ちゃん自然な会話してるけど居場所が不自然だよ?
カエぴょんに隠れてないでこっちにおいでよ」

澪「うううるさい近付くな!!
おお前の顔が不自然なんだよ!!
ヒース・レジャーは死んだんだ!!」

唯「心の中で生きてるよって言って欲しいの?
甘えんじゃねー」

澪「うるさいんだよ!!」

律「オイオイすさんでんな唯」


唯「奴は死んだんだ…
役名だけじゃない…
ヤクという名のジョーカーまでも引いちまったのさ…」

澪「だからうるさいんだよ!!何キャラだよ!!」

律「オイオイアンニュイだな唯、
また部屋散らかしただのなんだので怒られたんだろ?」

唯「違うもん…実は…」


ーーーーーーーーーーー


律「…唯が悪いだろ」

唯「え~なんで~?」

律「何もしてない時でさえ殴りたくなんのに、
自分の好きなドラマ見てる横でうんたんされりゃ殺意が湧くよ」


唯「そおかなぁ~?」

律「想像してみ?
お前が大好きなぷりゴロ太を見てる横で
千秋先輩がカスタネットカッチカチやぞ?カッチカチ
カッチカチやぞ千秋先輩のカスタネットが」

澪「変な言い方すんじゃねーよ」

唯「私、のだめじゃないもん…」

律「つい被んだよ…しかも顔面は崩れた晩年マイケルだぜ?
憂ちゃんはよく我慢したよ」

澪「一年くらいずっと焼き肉食ってろよ
尾上菊之助」

梓「あ、私も時々夕飯呼んで下さると嬉しいです
鈴木その子先輩」

紬「それで少しは太ればいいんじゃないかしら
バルログ」

唯「みんなひどい!!イジメいくない!!」


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最終更新:2010年06月23日 08:57