澪「ふゅ…ふゅ~じょん…?」紬「ハっ♪」
油「げ、ゲル状がいいのぉ」
唯「すごい!顔が光ってるよ!」
律「いや、皮脂でテカってるんだろう。ゲル状って言うかジェル状?いや油はゾルか?」
梓「そんなことはいいですから!ど、どうにかしないとっ!」
律「あぶらとり紙とかでふけばいいんじゃないの?」
梓「ああ、そうですね。先輩、これ使ってください」サッ
油「ありがとう、梓ちゃん」フキフキ
…フキフキ
……フキフキ
梓「ようやくテカリも治まったみたいですね」
律「ふむ、これで見た目は金髪になった澪か」
唯「眉毛はムギちゃんだね」
油「…そんなにまじまじ見られると……恥ずかしいわ」ブワッ
唯「うわ!すごい!すごいよりっちゃん!また光りだしたよ!」
律「これは…照れたからか?」
梓「た、垂れます!早く拭いてください!」サッ
油「ありがとう……そうかも。見られて緊張したからかもしれないわ」フキフキ
油「ごめん、梓ちゃん。新しいのくれる?」
梓「はい」サッ
油「ありがとう」フキフキ
唯「すごい!どんどん出てくるよ!」
…フキフキ
油「梓ちゃん、もう一枚」
梓「も、もうありませんよっ」
油「困ったわ…」
律「唯はもってないのか?」
唯「ティッシュなら持ってるよー」
梓「それでいいです!床に垂れたら危ないです」サッ
律「唯あたりが滑って転びそうだしな」
唯「ぶー酷いよりっちゃん」
油「あ…ありがとう」フキフキ
…フキフキ
……フキフキ
唯「止まらないね~」
梓「止まりませんね~」
油「ひ、ひっく…ぐす」フキフキ
唯「あ、油ちゃん?」
律「泣いてるのか?」
油「うぅ…もうやだ!こんな体じゃ生きていけないわ」
唯「油ちゃん…」
油「いくら拭いても止まらないし、床も汚しちゃうし…もうどうすれば、ひっく、うぅ…」
梓「油先輩……とりあえずバケツ持ってきましたんでここに油溜めてください」
油「うわぁあああん」
…ポチョン
………ポチョン
唯「ねえ、りっちゃん。この油何かに使えるんじゃないかな」
梓「そんなもの何に使うんですか!」
唯「例えば天ぷら油とかさぁ」
油「………ひく、ぐず、うぅ…」
律「っ!唯、それだ!」
梓「いや、天ぷらとかトチ狂ってます!」
律「いや、流石にそれはない」
唯「えーじゃあなんなの?」
律「次 世 代 エ ネ ル ギ ー だっ」
油「へ?」
律「いわゆる石油の代替エネルギーってやつだな」
梓「なるほどバイオエタノールみたいな感じですか?」
唯「…ばいお?」
律「要するに止まらないってことは無限に湧きでる油田ってことだろ?」
油「ゆ、油田…」
唯「なるほど!その油を売ってウハウハ生活だね!りっちゃん!」
梓「今日の先輩方は何気に酷いですね」
油「もう死にたい……」シクシク
律「油田は例えだ、たとえ」
油「うぅ…」
唯「ねえ、油ちゃん。軽音部でいっぱい油ちゃんの油売ろう?」
油「やだ!」
唯「いっぱい売れたら部費が増えるんだよ?」
油「やだ!」
梓「部費にするつもりですか!?」
律「部費が増えたら新しいレフティベースが買えるかもなぁ」
油「や…」
律「エフェクターに新しいアンプ…」
油「……」ピクッ
油「私、もうちょっと頑張ってみるわ」
唯「やったね!りっちゃん」
梓「あの~油先輩ってムギ先輩のっんん!」
律「おっと!余計なこと言うんじゃないぜ」
油「ん?……あ、そろそろバケツがいっぱいになっちゃいそう」
唯「わたし新しいバケツもってくるね!」ビューン
律「唯気合はいってんなー」
梓「そ、そうですね…」
油「よし!私も負けてられないわっ!」
油「いーっぱい出すわよ!」
…ポチョン
………ポチョン
-おわり-
最終更新:2010年06月24日 23:19