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憂「また~?今日はいつも以上によく食べるね」

唯「なんかねギー太弾いてたりしたからかな、お腹すくのー」

憂「そうなんだ~」

憂(五つは食べすぎな気がするなぁ……)

憂「もうこれが最後だよ?お腹壊しちゃうから」

唯「うん。ありがと~」ニヘラ

憂「ふふ」ニコ

唯「んじゃぁ、いただきます~っと」カプット

唯「おいひーおいひーよ」

憂「よかったね!(笑顔が可愛すぎるよー!)」


今日は土曜日で学校がお休みです。
家で愛しのお姉ちゃんと二人っきりですごしています。
大切な両親は海外に出張中なためいません。

休みの日をお姉ちゃんと二人っきりですごせるのが幸せすぎてたまりません。
美味しそうにアイスを頬張る顔を見ると、可愛すぎてほっぺをプニプニしつつ抱きしめたくて仕方ない衝動に襲われてしまいます。


憂「さっ、今のうちにお掃除とかしちゃおうっと」

唯「おーがんばって~」ペロペロ

唯「ペロペロ……ん?」

唯「んん……?」ズキン!

唯「いったーーいぃ!!!」

憂「うわ!ど、どうしたの?」ビクッ

唯「うーいーういー」ダキッ

憂「わっ…わっ……大丈夫?(泣いている顔も可愛い!)」ナデナデ

憂「どうしちゃったの?」

唯「歯が痛いです!」ポロポロ

憂「え!ちょっと見してみて」

唯「うん」パカー

……ええ、素人が見たって虫歯かどうかなんて分かりません。
けど、間近でお姉ちゃんの口の中を見れてちょっとドキドキしたりします。

お姉ちゃん歯並び綺麗でいいなぁ……。
白いし羨ましいよぉ


唯「うーうー?」

憂「あ、ごめんね。一応歯医者さんに行ってみようね?(うーうーだって、可愛い!)」

唯「歯医者さん!?確かそれって痛いんだよね?痛いのはいやだよぉーー」ブワッ

憂「あ、で、でもほっといたらもっと悪くなって、もっと痛くなるかも……」

唯「いやーーーーー!」ポロポロ


泣き喚くお姉ちゃんを何とか宥めて次の日医者に行く約束をしました。
あまりアイスを食べさせすぎたからいけないのかなっと思いつつも
あんな笑顔で話してくるお姉ちゃんをガッカリさせるわけにはいかないので
ついつい甘やかしちゃうのはしょうがないよね。


憂「ほら、私もついて行くから怖がらないでね?」ニコ

唯「う、うん、ねぇ今日は一緒に寝ようね?ちょっと不安で…」

憂「うん。いいよ、一緒に寝よう」

唯「やったー」


普段特に約束をしなくてもたまに一緒に寝たりしているのに
面と向かって約束をすると、ちょっとてれちゃったりしますね。

寝るだけだったけど流れで一緒にお風呂にも入っちゃいました。
今日は一緒にご飯食べれて、一緒にお風呂入れて、一緒に寝れてとても幸せな気分です。


憂「お姉ちゃん、朝だよ~」

唯「う~ん、あと少し……」

憂「今日は歯医者さんだからね」

唯「あう…そういえばそうだった」ハァ

憂「大丈夫だよ私もついて行くんだから、怖くないよ!」

唯「うーいー!」ダキッ

憂「えへへ」テレテレ

憂「ご飯食べたら歯磨いて出かける準備だよ」

唯「うん、わかったよー」

唯「おいひー」パクパクモグモグ

唯「ごちそーさま!」

唯「さて、歯を磨いて髪の毛セットして服着替えてーっと」

憂「お姉ちゃん準備できたー?」

唯「うん、オッケーだよ!」フンス

憂「じゃ、いこっか」

唯「ういー」タタッ



……

憂「予約した平沢ですけどー」

唯「うおぉぉ…匂いとか雰囲気が独特で、待ってるのが怖いなぁ」

憂「お姉ちゃん、もう少しで呼ばれるから待ってようね」

唯「うん、あ、漫画が置いてあるー。どれどれ」ペラペラ

唯「ふむふむ、古いのばっかりだね」

憂「ほんとだね~」


適当に選んだ本をパラパラページをめくりながら読むお姉ちゃん。
ニコニコしながら読む姿が可愛いなぁって思ってる間に奥からお姉ちゃんを呼ぶ声が聞こえました。

憂「あ、呼ばれたよお姉ちゃん」

唯「う、うん。では行ってまいります!」

憂「うん」

唯「……やっぱり一緒についてきてー」グイ

憂「へ…、う、うん」


やっぱり怖いのか強引に引っ張られる私。
お医者さんに説明して横にいる許可をもらいました。
歯の方は症状は軽いみたいなので、ちょっと詰めるだけでいいとか言っていました。

お姉ちゃんが横になり、準備中に聞こえるカチカチなる金属音っぽい音が聞こえると
私が治療をするわけじゃないけど少し緊張しちゃいます。

お姉ちゃんのほうを見ると少し引きつった表情になっています。
怖いんだね、お姉ちゃん。


憂「大丈夫だよお姉ちゃん。」ギュッ

唯「うーいー…」ギュッ


キュイーンという音が聞こえてきてぎゅっと目を瞑るお姉ちゃん。
……この音は不安にさせるなぁ。もっとも近いお姉ちゃんには辛そうだな。

私まで弱気になっちゃダメだと思い、両手でお姉ちゃんの手を力強く握り締めました。
がんばって!お姉ちゃん!


――――――
――――
――

唯「思ったより痛くなかったね!」ヘヘ

憂「よかったね、お姉ちゃん!」ニコ

涙目でそんなことを言うお姉ちゃんが可愛すぎて、思わずこっちも笑顔になってしまうよ。

唯「さぁ、帰ろう帰ろうー。お腹すいちゃったよ。
ご飯は普通に食べていいみたいだから、美味しい物をお願いします!」フンス

憂「うん!がんばったお姉ちゃんに美味しいものを食べてもらうんだ~」


帰るついでに一緒にスーパーへ買い物へ行きました。

お姉ちゃんは何でも美味しそうに食べてくれるから作りがいがいっぱいあるんだ。
今日はハンバーグがいいかな、カレー、シチュー、オムライス、エビフライもいいなぁ。
あんな笑顔が見れるならどんな大変な料理だって作れちゃうよね。

材料をどんどんカゴの中へ入れて準備オッケー。あとはアレを入れるだけ。


唯「いっぱい並んでるねー」キョロキョロ

憂「うん。お姉ちゃん。先にあっちでまってて。ここ人いっぱいだから」

唯「ほいさ」テッテッテ…

憂「よしっと」


憂「お待たせ。さぁ帰ろうね」

唯「おー、帰ろう~。荷物一つ持つよ」ニコ

憂「えへへ、ありがとう」ニコ

憂(可愛い……)



唯「ただいまー!」

憂「ただいまー!」

憂「ご飯作るからもう少しまっててね」

唯「分かったよ~。ギー太とおしゃべりしてこう」ジャンジャン


唯「ふわふわ時間~」ジャンジャン

唯「ん……」ピタ

唯「うーいー?」

憂「どうしたの?」

唯「あいす食べたい~」テレ

憂「え、アイス?また歯痛くなったら大変だし止めた方がいいんじゃ…」

唯「食べたい~」バタバタ


心の中でニヤニヤしてしまう自分がいます。
期待を裏切らずにお姉ちゃんのこの言葉が聞けたから。

いつものように床に転がってアイスをねだる姿はとても可愛く私の目に映りました。

憂「しかたないなぁ、ご飯食べてからー」

唯「うーいーあいす~」


                                            おしまい



最終更新:2010年08月05日 20:27