あれは私達が5才の頃です。

唯「さ~さ~の~は~さ~ら~さ~ら~」

憂「今日は七夕だねお姉ちゃん」

唯「うん!七夕の歌の続きって何だっけ?」

憂「う~んわかんない」

唯「そっかぁ~」ニコニコ

憂「えへへ~」

憂「あ、お母さんがねー短冊にお願い事書いてって言ってたよー」

唯「お願い事?」

憂「うん!織姫さんと彦星さんがお願いを叶えてくれるんだって!」

唯「わぁ!すごーいすごーい」

憂「私はもう書いたんだぁ~」

唯「何て書いたの~?」

憂「う~んとね~」

憂「お姉ちゃんのお嫁さんになりたいって書いたんだ~」

唯「じゃあ私もそれにしよ~」カキカキ

憂「それとずっとお姉ちゃんと仲良しでいられますようにって書いたよ!」

唯「う~い~よってどうやって書くのかなぁ?」

憂「よはねこう書くんだよ~」

唯「書き終わった~」

憂「じゃあ笹に飾りに行こっか!」

唯「うん!あ、憂?」

憂「なーに?」

唯「今日の幼稚園のお昼ご飯のデサート美味しかったね~」

憂「七夕ゼリー?」

唯「うん!たなばたぜりー!」

憂「七夕ゼリー私まだ食べてないんだ~」

唯「なんでー?」

憂「お姉ちゃんと一緒に食べようと思って持って帰ったんだー」

唯「うわぁーい!ありがとう憂!」

憂「半分こしてから食べようね!」

唯「うん!」

唯「うんしょうんしょ」

憂「頑張ってお姉ちゃん!」

唯「上手に飾れたよー!」

憂「お姉ちゃんすごーい」パチパチ

唯「えへへーありがとう!憂のも飾っていーい?」

憂「うん!」

唯「よーし憂の短冊も上手に飾れたー!」

憂「お姉ちゃんありがとう!」

唯「うん!後は…お願い事が叶いますよーに」パンパン

憂「お願い事が叶いますよーに」パンパン

・・・・・・・

憂「これが私達の七夕の時のお話です」

和「仲良いわね」

紬「本当ね~」

律「憂ちゃんの願い事も可愛いな!」

憂「そんな…5才の時でしたから…」

澪「もう、暗くなってきたな」

紬「あ、私紅茶入れてくるわね」

純「ありがとうございます」

紬「いいのよ~」

律「紅茶飲んで少し話してから行くか」

さわ子「そうね!」

梓「そういえば澪先輩」

澪「どうした?」

梓「澪先輩のオススメの場所って此処から遠いんですか?」

澪「遠くは無いかな…」

律「うん遠くは無いよな歩いて10分ぐらい」

梓「そうですか」

紬「紅茶出来たわよ~」


唯「美味しい!」

紬「ありがとう唯ちゃん」

純「今日晴れてよかったですね」

憂「そうだね~」ズズー

唯「きっと綺麗な天の川が見れるよ!」

さわ子「だといいわね」ズズー

紬「そう言えば澪ちゃん?」

澪「ん…なんだ?」

紬「りっちゃんと天の川を見に行ったって言ってたわよね?」

澪「あ、あぁ…」

紬「その話し聞きたいわ~」

純「わ、私も聞きたいです」

梓「私も!」

澪「で、でも……恥ずかしい」

律「話してやれよ~別に恥ずかしがる事じゃないし!」

唯「私も聞きたい!」

和「私も聞きたいわ!」

さわ子「話しなさいよー!」

澪「う…うん…わかった」


小学生4年生の時の七夕、私と律は二人でコッソリ抜け出して天の川を見に行ったんだ。

律「澪ちゃん澪ちゃん早く早く」

澪「う、うん…でもいいのかな?こんな夜に抜け出して」

律「大丈夫だって!ほら行こう!」

澪「う、うん……」

律「今日、学校で澪ちゃん天の川が見れる場所知ってるって言ってたよね?」

澪「う、うん…七夕の日は家族で見に行くから」

律「あれー?今日は?」

澪「お母さんが風邪だからダメだった…」

律「そっかー早く行こう行こう」

澪「うん…」


澪「うぅ…暗いよ怖いよ…」

律「大丈夫だよ~私がいるから」

澪「うん…」

律「澪ちゃんは短冊に何てお願いしたのー?」

澪「本が沢山欲しいってお願いした」

律「そっかー」

澪「りっちゃんは?」

律「天の川が見れますようにってお願いした!」

澪「そうなんだ…じゃあ今日お願い事叶うね」

律「うん!」

澪「あ……もうすぐ着くよ」

律「よーし天の川見るぞー!」


澪「ほら、ここ……」

律「うわぁー!」

澪「綺麗?」

律「綺麗だねー」

澪「織姫さんと彦星さんは今幸せだよね!」

律「うん!あ、あの星綺麗!」

澪「本当だね綺麗」

律「りっちゃん星って名付けよう!」

澪「りっちゃん星…ぷっ…くすくす…」

律「澪ちゃん?」

澪「あははは!りっちゃんおもしろーい」

律「えへへー」

・・・・・・・・

澪「これで終わりかな……」

紬「素敵ねー」

唯「うん!」

梓「小さい頃の律先輩はいい子ですね!」

律「今もだけどなー」


純「あ、もう真っ暗ですよ」

さわ子「そろそろ行った方がいいわねー」

唯「うん!じゃあ準備しようよ!」

憂「そうだねー」

律「よーし天の川見るぞー!」

・・・・・・・

紬「涼しいわね~」

澪「本当だな」

律「雲もあんまり出て無いし天の川見れるぞー!」

唯「うん!」

さわ子「ちょっと誰か笹持ってよ!」

和「じゃあ行きましょうか澪案内して」

澪「わかった」


さわ子「あーもう葉が欝陶しいわね!」

唯「さわちゃん頑張って!」

憂「あ…だんだん星が見えて来たね」

唯「本当だぁ~」

澪「もうすぐだから」

律「なぁなぁみんなで一斉に天の川見ようぜ!」

梓「みんなで一斉に?」

律「天の川が見れる場所に行ってみんなで一斉に空を見るんだよ!」

和「いいわねそれ」

唯「うん!私も賛成!」

純「わ、私も賛成です」

律「よーし!じゃあみんな下を向いて歩こう」

紬「前に気をつけてね」

律「うん!」


澪「着いたぞ!」

唯「うん、澪ちゃんはまだ見てないよね?」

澪「まだ見てないよ」

紬「見えるといいわね天の川」

和「きっと見えるわよ」

唯「うん!見えるよ!」


律「よーし私が合図したら空見ようぜー」

さわ子「早く早く」

唯「うん!早く早く」

律「せーのっ!」

唯「わぁー!」


紬「綺麗ね~」

和「本当に綺麗」

さわ子「羨ましいわ織姫と彦星!」

澪「ほら律あの星」

律「え?」

澪「りっちゃん星だぞ」

律「お、覚えてたのか?」

澪「う…うん…」

純「綺麗だねー梓」

梓「そうだね」

憂「でも…あと少しで二人はまた離れるんだと思うと少し悲しいね」


唯「あ!さわちゃん笹を織姫と彦星に見せなきゃ」

さわ子「お願いします私の願いを叶えて!」

梓「みんなもです!」

さわ子「みんなの願いもお願いします」

憂「綺麗だねお姉ちゃん」

唯「うん!」


唯「ずっとみんな一緒にいられるといいね!」

紬「えぇ!きっと織姫さんと彦星さんが私達の願いを叶えてくれるわ」

律「うん…だな!」

梓「私達はずっと一緒ですよ?純と憂も一緒」

唯「うん!私達と和ちゃんもずっと一緒だよ」

和「そうね……」

唯「うん!私達のお願いが叶いますよーに」パンパン



お・わ・り



最終更新:2011年10月13日 23:27