律「律でいいよ」

梓「えっ…あぁ、うん…律?」

律「どした?あずにゃん?」

梓「エヘヘ…」

律「ふふ…」

律「なぁ、あずにゃん?」

梓「何?」

律「ギター教えてくれない?」

梓「どうしたのいきなり…」

律「なんとなく~」

梓「ふふっ…まぁ、いいけど」

律「ホントか!?」

梓「うん!」

梓「ほら…ここをおさえて…」

律「こうか…?」

梓「違う違う…こう」

律「こう」

梓「そうそう良い感じ」

律「そうか?よし…」

梓「あっ、違うって」

律「あ~、やっぱ難しいわ」

梓「そんなことないけどな…」

律「あずにゃんが後ろからおさえてくれれば上手くなるかも」

梓「えっ…わかったよ」

律「ホント!?」

梓「うん…ほらこう…」

律「こうか…」

梓「うん…」


梓(何だか…いいなこんなの…)

梓(ずっと胸がドキドキしてる…)

律「お~い」

梓(なんでこんなにドキドキしてるんだろ?)

律「おぉ~い、あずにゃ~ん?」

梓(なんで…)

律「あずにゃん!!」

梓「わっ!!」


律「どうしたんだよ?」

梓「あっ…ごめんごめん」

律「熱でもあんのか?」ピトッ

梓「!!」

梓(ち…近い!!目の前に律の顔が!!)

梓(…律って結構かわいんだな…)

梓(全然知らなかった…)

律「うん、ないみたいだな」

律「ん?」

梓「…」ボーッ

律「おいおい、あずにゃん!!」

梓「はっ…ごめん、ちょっとボーッとしてた…」

律「もう帰るか?」

梓「!!」

梓(もっと律と一緒にいたい…)


律「あずにゃん?」

梓「だっ…大丈夫だよ!ほら、こんなに元気!」

律「おっ、おお…そうか…」

梓「うん…」

律「…」

梓「…」

律「…ホントに?」

梓「律心配しすぎ…」

律「…」

梓「…」

律「プッ…」

梓「…?」

律「アハハハハハハ!」

梓「なんで笑うの!?」

律「だって…あずにゃんが…かわいいから…」ククク

梓「!!」

律「おっ、顔が赤いぜ~?」

梓「そんなことない!」プイッ

律「ごめんごめんこっち向いてよ~」

梓「律なんて知らない!!」

律「…」

梓「…」プイッ

律「…」ギュッ

梓「!?」

律「ごめんな?ちょっとからかいすぎたな」

梓「うん…もう大丈夫だから…」

律「…あずにゃんはあったかいな…」

梓「!」

律「しばらくこのままでいいか?」

梓「いいよ…」

律「ありがと…」


梓(ドキドキが止まらない…)

梓(まさか…私…律のこと…)

梓(律に…このこと言っても大丈夫かな?)

梓(でも…ヒかれるかもしれない…)

梓(どうしたらいいんだろ…)


律「あずにゃん…ずっとドキドキしてるな…」

梓「!!」

梓(まさか…ばれた!?)

律「私も…ドキドキしてる…」

梓「うん…」

律「どうしてかわかる…?」

梓「…ううん」

律「そっか…私もわかんない…」

梓「…」


律「そういえば…暑いか?」

梓「…律とならちょっと暑くても我慢できるよ…」

律「フフッ…」

梓「うん…って恥ずかしいこと言わせないで…」

律「勝手に言ったくせに…」クスッ

梓「うるさい…」クスッ

律「…あずにゃんはさぁ…」

梓「うん?」

律「唯のこと…どう思う…?」

梓「え…?」

律「唯…」

梓「どうって…優しい…かな?」

律「それだけ…?」

梓「えっ?うん…」

律「そっか…」

梓「…律は?」

律「え?」

梓「律は唯先輩のこと…どう思ってるの?」

律「どうって…一緒にいたら…なんか和むっていうか…」

梓「うん…」

律「ずっと一緒にいても飽きないっていうか…」

梓「…うん…」

律「…でも…」

梓「え?」

律「でも、今はあずにゃんと一緒にいたい…」

梓「…」ポロッ

律「えっ!?」

律「ちょっ…あずにゃん!?」ガバッ

梓「ううぅぅうぅぅうぅ…」

律「…大丈夫だから…ね?」

梓「うっ、うっ、」グスッ

律「あずにゃぁん…」オロオロ

梓「う…ん」ヒクッヒクッ

律「…落ち着いた?」


梓「うん…ごめんね?迷惑かけて…」

律「大丈夫、慣れてるから…」

梓「…うん」

律「…どうした?」

梓「…わかんない…」

律「えっ…?」

梓「わかんないけど…何だかいきなり涙が出てきて…」

律「うん…」

梓「ゴメン…」ポロ…

律「ああっ!もう泣かないで!?ねっ?」

梓「うん…」


梓「夕日…」

律「えっ…?あぁ、もう下校時刻か…」

梓「みたいだね…」

律「綺麗だな…」

梓「うん…」

律「もう帰ろっか?」

梓「…うん」


律「じゃぁ…行こっか?」

梓「うん…」

梓「…」

律「…あずにゃん?」

梓「律!」

律「えっ!?」

梓(どうしよう…呼び止めちゃった…)

律「どうした…?」

梓「あの…律…」ドキドキ

律「…はい」

梓「あのね…」

律「…」


梓「あの…私と…」

律「うん…」

梓「私と…一緒に…」

律「うん…」

梓「一緒に………アイス買いに行こう?」

律「うん…え?」

梓「だから…アイス…」

律「あっ、ああ…いいよ?」

梓「ありがとっ」ニコッ

梓「それじゃ行こっか?」

律「あっ、ちょっと待って…」

梓(これで…これでいいんだ…)

梓(ちょっと苦しいけどこれで…いいんだ)

梓(私は女の子、律も女の子だから…これは仕方ないんだ…)ポロ

律「お~い、ちょっと待ってよぉ~」

梓「律っ!置いてくよ!」ニコッ

お   わ   り



最終更新:2010年07月09日 00:40