~洗面所~
唯「これ…憂のぱんつ…。」クンカクンカペロペロ
唯「まだ洗ってない…。ちょっとぐらいなら被っても…駄目駄目、そんな事をしたらまるで変態だし。よし、顔洗って落ち着こう。」ジャバジャバ
唯「ふぅ、落ち着いた。あとはタオルで顔拭いてっと」ゴシゴシ
唯「あっ、間違って憂のぱんつ被っちゃった!!これじゃ変態さんだよ、早く脱がないと!!でも…なんか体の底からこみ上げるものが…………フォォオオオオオオ!!」
クロス・アウッ!!(脱衣!!)
唯「ひゅ~~~~服なんか 着てられるか!!
体の底からみなぎるこのパワー……IDの数だけ腹筋しかないな。」
皆さんの腹筋も鍛えられたみたいですので…。
憂「お姉ちゃ~ん、大きな声出してたみたいだけどもう遅いから…きゃあああああ!!!」
唯「おっと、お嬢さん、こんばんは。私は変態仮面です。大声を出して申し訳ありません。このぱんつがあまりにフィット致しまして…
おや、このぱんつはお嬢さんのでしたか。」
憂「」ガクガク
唯「このぱんつは素晴らしい。匂い、汗、フィット感ともに最高のぱんつです。
むっ、申し訳ありません。向こうから悪の気配が!!ではお嬢さん失礼します。」シュッ
憂「」ガクガクブルブル
~桜高校~
梓「ムギ先輩…ペロペロ。ムギ先輩のティーカップに下剤を塗ってやる。
部活でうんちを漏らしてムギ先輩の株はダダ下がりっと。」カサカサ
梓「そして失意のムギ先輩を慰めて…ムギ先輩は私だけのものに…ぐへへ。後はこの薬を入れれば…あれ、薬のチューブがうまく掴めない。それになんか生暖かいような…。」
唯「それはチューブなどではない、それは私のアワビだ!!」
梓「ぎゃあああ!!!変態!!」
唯「いかにも、私は変態仮面!!好きな先輩を陥れて自分だけのものにしようとするなんて言語道断!!
天に代わって、この変態仮面がお仕置きしてやる!!」
梓「へ、変態!!!に、逃げないと!!」カサカサ
唯「逃がさん!!」シュッ
梓「きゃあっ。な、なにこれ…。」グルグル
梓の周りを縄が蜘蛛の巣のように取り囲む!!
唯「変態秘技 苦悶蜘蛛地獄!この技を使わせたのは貴様が初めてだ。」しゃああああ
梓「なんだびゃらーーーっ!!?な、なにするつもり?それ以上近づかないで~!!」
苦悶蜘蛛地獄!まさに蜘蛛の巣にかかったゴキブリのように一度かかったら逃れられない究極の変態ロープ技だ!!
唯「」しやあああああ
梓「やめて~~!!」
唯「」ピト
梓「ぶっ!!?…」
唯「あれ?」ピト、ピト
梓「…そういえば私、ガチ百合で、アワビ押し付けられる事なんてなんとも思ってなかった。むしろ嬉しい…。」
唯「」
梓「」
唯「」
梓「」
唯「…アルティメェェット、アトミィィック、バスター!!!」ズドォォン
梓「ぎゃあああ!!!」
K.O.(決まり手 アルティメットアトミックバスター)
唯「これに懲りたらこんな事をするんじゃないぞ!!」
梓「…。」ピクピク
唯「おっと、このままではあずにゃんが犯罪者になってしまう…ここはひとつ…。」
?「梓ちゃん、梓ちゃん」ユサユサ
梓「ん…。ム、ムギ先輩!!!」
紬「梓ちゃん!!良かった、気がついた。」
梓「ムギ先輩どうしてここに?」
紬「梓ちゃんが居残り練習のし過ぎで倒れたって聞いて慌てて来たら梓ちゃんが倒れてて…。」
梓「ムギ先輩、そんな、私の為に…。」
紬「だって梓ちゃんに何かあったら私、私…。」ポロポロ
梓「ムギ先輩…。」ギュッ
紬「…でも無事で本当に良かった。」
梓「…実は私、ムギ先輩に謝らないといけない事が…。」
……
唯「ふぅっ、ただいま~♪」
憂「お姉ちゃん、どこ行ってたの?」
唯「ちょ、ちょっとアイスを買いに…。」
憂「こんな遅くに?」
唯「きゅ、急に食べたくなって…。」
憂「で、アイスは?」
唯「あ、忘れてた。」
憂「…もぅ、最近物騒だから夜一人で出歩いちゃだめだよ、めっ!!」
唯「憂ぃ、ごめんなさい。」
憂「分かれば宜しい。」
唯(ふぅ、うまく誤魔化せたみたい。)
~次の日~
唯「あ、あずにゃ~ん」
梓「だ、駄目です唯先輩。私の身体はもぅ予約が!!」
唯「あずにゃんのイケズ~!!少しぐらい…。」
梓「駄目です!!」
紬「梓ちゃ~ん♪」ギュッ
梓「ムギ先輩!!」ギュッ
紬「梓ちゃん♪」
梓「ムギ先輩♪」
紬「ええのんか、ここがええのんか」
梓「あ…や…もぅムギ先輩ったら♪みんな見てますし、後でしましょ?」
紬「見せつけたいのに…じゃまた後で。」
律澪「あの二人、あんなに仲良かったっけ?」
唯「色々あったんじゃない?」
あれ以来、あずにゃんとムギちゃんは大の仲良しです。部活でも色々とみせつけてくれます。
謎の変態仮面が活躍する話はまだありますが今回はこのへんで。
第一話・終
最終更新:2010年08月05日 22:26