唯「りりり、りっちゃん!?」
律「そんなに驚くなよ…。傷付くだろ…」
唯「あ、ご、ごめん」
律「いやいいけど」
唯「じゃなくてっ!りっちゃんにお話しがあります!」
律「ん?何?」
唯「…静かに話が出来る所とかないかなぁ」
紬「保健室なんてどうかしら?」
唯「ナイス案だよムギちゃん!りっちゃん、ちょっと保健室まで一緒に来て!」
律「は?おい、待て、引っ張るなって唯、ちょ、痛い痛い!」
紬「うふふ。ビデオカメラビデオカメラ…」
律「突然どうしたんだよ、もう」
唯「りっちゃん…私は今とても怒ってるからね!」
律「何でまた」
唯「その胸に聞いてみなさいっ!」
律(何か唯を怒らせるような事…、昨日の件でまだ仲間外れにされたと思ってんのかなぁ)
律「あー、唯、昨日の事はなしょうがないうぉっ!?」
唯「もんどーむよー!!」
律「ゆゆゆゆっ唯ぃ!?」
唯「りっちゃん、痛いと思うけど…ムギちゃんの気持ちを分かって貰うためだから!」
律「ムギ?なんでここでムギ!?ていうかこの場所でこの状況はマズイって!!」
律(保健室で、ベッドで、しも押し倒されて、次にされる事って…!?)
律「おお落ち着け唯っ!私達は女の子同士だから!!」
唯「りっちゃんの方こそ何を言ってるの?」
唯「じゃあ触るからね!」
律「なっ!一体何処を触る気なん…、どうして眉毛を触るんだ?」
唯「え?りっちゃん痛くない?」
律「いや、別に痛くはないな。ちょっとくすぐったい位で」
唯「な、なんで!?」
律「何でって…。唯、とりあえず私の上から降りてくれ…」
唯「それは出来ないよ~」
律「こっちがなんで?だよ!!」
唯(全然痛がらない…これじゃ意味無いよ)
律「お~い、そろそろキツいんだが」
唯(もしかして、せーかんたいって人によって違うのかなぁ)
律「唯さ~ん、人の話聞いてますか~?」
唯(どうしよう、りっちゃんのせーかんたいが分かんない)
律「このままじゃ遅刻するぞ~」
唯(うぅ、ムギちゃんは眉毛がせーかんたい…だったけど…)
唯(!そうだ、ムギちゃんは眉毛なんだから、りっちゃんはもしかしたら…)
律「唯、いい加減にしないとそろそろ怒るひゃうっ!?」
唯(お、反応が…)
律「ちょ…、唯、なんでオデコを…?」
唯「りっちゃんのせーかんたい見つけた!」
律「んなっ!?」
さわさわさわさわ…
律「ひ…や、やめろ唯…」
さわさわさわさわ…
律「んうっ、んん…」
さわさわさわさわ…
律「ダメ、っあ…オデコ触られると力が入ら…あ…」
さわさわさわさわ…
律「んんっ…ホントに…ゆいぃ…」
唯(み、妙に色っぽい…)
唯「ま、まだやめれないよ!ムギちゃんのためにもっ!」
律「だからなんでムギなんっ…っはぁ…や…」
さわさわさわさわ…
律「やぁ…だ…もういっちゃ…ゆいっ…」
さわさわさわさわ…
律「っあ、ああっ!!」
唯「りっちゃん…?痙攣してる!?」
唯(何だか良く分からないけど、ちょっとヤバ気な気が)
唯「ム…ムギちゃんもそれくらい痛かったんだよ!自業自得だよりっちゃん!」
唯「これに懲りたら今後はイジメなんて絶対ダメだからね!そ、それじゃあ私は教室行ってるから!」
律「あっ、ちょっと待て唯っ!」
律「わ…訳分からん…」
紬「り~っちゃん♪」
律「ムギ…?ど、どういう事か説明しろっ!」
紬「ここにビデオカメラがあります」
律「それがどうしたんだよ」
紬「これ、この映像を見て」
律「…?」
紬「唯ちゃんとりっちゃんが保健室のベッドでイチャイチャしてるように見えるわ」
律「…おい」
紬「これを澪ちゃんに見せたらどうなるかしら」
律「…おい!!」
紬「私、昨日りっちゃんにイジメられたわ…」
律「はぁ?何言って」
『だからなんでムギなんっ…っはぁ…や…』
『やぁ…だ…もういっちゃ…ゆいっ…』
『っあ、ああっ!!』
紬「りっちゃん?」
律「…い、イジメてました…」
律(逆だ…イジメられてるのは私だ…)
紬「うふふ」
昼休み
唯(りっちゃん、教室に帰って来てくれた後)
律『その、私が全部悪かったよ』
律『今後一切ああいう事はしません…』
唯(って言ってくれて、ムギちゃんにも謝ってくれたみたいだし)
唯(バッチリだね。うん。次は澪ちゃんの所に行かなきゃ)
律「唯、なんでそんなに急いで食べてるんだ?」
唯「ふおっふぉへ」
律「まさか…」
唯「じゃあ私行くところあるからまた後でね!」
律「ちょ~っと待て!ゆいたっ!?」
紬「うふふ」
律「手首を掴まないでください痛い痛い!」
紬「りっちゃんは教室で大人しくしていて?」
律「分かった、分かったから、手首が!手首が痛いです!」
唯「澪ちゃんのクラスはえーっと…、あったあった」
唯「ムギちゃんが眉毛、りっちゃんがオデコ、それじゃあ澪ちゃんはやっぱり…」
唯「よしっ、気合いを入れろ唯!」
唯「たのもーっ!」
澪和「唯?」
唯「あ、そういえば和ちゃん、澪ちゃんと同じクラスだったね」
和「一体どうしたの?」
唯「私が今用事があるのは澪ちゃんです!」
澪「へ、私?」
澪「わざわざ昼休みに教室まで来る用事か?メールとかで良かったんじゃ…わひゃあ!?」
和「ゆ、唯!?アンタ何やってるのよ!?」
唯「やわらか~…」
もみもみもみもみ…
澪「な、なななななななな…」
もみもみもみもみ…
「あれって軽音部の平沢さんと秋山さんよね?」
「昼休みの教室で堂々と…」
「あの二人ってそーゆー関係だったんだー」
「大胆だねぇ」
和「ちょっと唯!?皆の前で何してるの、やめなさい!!」
もみもみもみもみ…
唯「これは軽音部内の問題なの!和ちゃんは黙ってて!」
もみもみもみもみ…
和「なっ…」
澪「ん…ぁ…、やめて、唯ぃ…」
もみもみもみもみ…
唯(う…、可哀相になってきた…けど…!)
澪「はぁん…うぁ…や、らめ…」
もみもみもみもみ…
唯「痛いと思う…痛いと思うけど…澪ちゃん達に酷い事をされたムギちゃんはもっと痛かったんだよっ!!」
澪「っは、…ム、ムギ…?何でムギが…んくぅっ!」
唯「ここまでされてもまだしらをきるの!?も、もう許さないからね澪ちゃん!!」
もみもみもみもみ…
もみもみもみもみ…
もみもみもみもみ…
「わー凄いね…」
「秋山さんどんどん息荒くなってるよ、ヤバくない?」
「完璧感じてるね、あれは」
「女の子同士ってあんな感じなんだー」
澪「や…は、恥ずかしいぃよぉ…」
唯(でもこれいつまで続けよう…)
もみもみもみもみ…
澪「はぁっ…はぁっ…」
もみもみもみもみ…
もみもみもみもみ…
澪「っは、唯っ!ホントにダメだってば!!んんんんぁぁっ…!」
唯(あ、りっちゃんの時みたいに澪ちゃん痙攣してる…)
「もしかして今秋山さん…!」
「あれは確実にイってる顔だね」
「平沢さんって凄い激しーんだねー」
唯(周りの視線が痛い…。なんで皆そんなにこっちを見るのかなぁ?)
唯(い、居づらい…)
唯「じゃ、じゃあ十分反省したみたいだし私は教室戻るね!」
最終更新:2010年01月25日 15:58