澪「今日で1学期も終わりかぁ」
律「だな！夏休みだよ！」
唯「あっそぶぞー！！」
澪「おい受験生それでいいのか」
紬「最近…演奏してないね…」
澪「ああ…」
唯「今日部活やろうか！」
律「よし！久しぶりに腕が鳴るぜー！」
唯「あずにゃんも来るかなー？」
澪「…」
唯「澪ちゃん誘ってきてよ」
澪「…私？」
唯「当たり前でしょ」
律「先に音楽室行ってるからなー」ｶﾞﾁｬ
澪「…梓のところ行くか」
澪「梓！」
梓「…」ﾌﾟｲ
澪「梓待って。今日部活やらないか？」
梓「…」
澪「皆待ってるんだよ」
梓「…私だって部活したいです」
澪「じゃぁ！」
梓「でも…澪先輩がいるから」
澪「…じゃぁ私行かないから梓行きなよ」
梓「ベースがいないバンドなんて薄っぺらいじゃないですか」
澪「…どうすればいいんだよ」
梓「どうすればいいんでしょうね…」
澪「あーもう！行くぞ！」ｸﾞｲ
梓「やだ！澪先輩の馬鹿ぁ！！！」ｼﾞﾀﾊﾞﾀ
澪「いいから！」
梓「いやぁ！そんな無理矢理なんて駄目ですぅ！！！」
澪「ばっばか！変な声出すな！！」ﾊﾞｯ
梓「…」ﾓｺﾞﾓｺﾞ
澪「…皆梓と一緒に演奏したいんだよ」
梓「…」ﾓｺﾞﾓｺﾞ
澪「皆梓のギター聞きたがってるよ？」
梓「…んー」
澪「あ、ごめん」ﾊﾟｯ
梓「ふぅ…皆じゃなくて澪先輩は？」
澪「私もだよ」
梓「簡単な言葉ですませないでください」
澪「え…えっと…梓と一緒にバンドがしたいです」
梓「…」
澪「梓のギターが聞きたいです。梓と音あわせたいです」
梓「…それだけ？」
澪「…えっと、梓が必要なんだ。大切な後輩だから」
梓「…仕方ないですね。行ってあげてもいいですよ」
澪「本当！？」
梓「ただし！条件があります！」
澪「条件？あー…ケーキ？」
梓「違いますよ。何言ってんですか」
澪「すみません」
梓「全く…」
澪「で、何かな？」
梓「私のこと叩いてくれませんか？」
澪「…は？」
梓「先輩のこといっぱい叩いちゃったから…」
澪「でも私もひどいことしたんだよ」
梓「でも…私の気が済まないんです。お願いします！」
澪「じゃぁ…」ﾊﾞｯ
梓「…！」ﾋﾞｸ
澪「梓」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
梓「ななな、何してるんですか！条件違いますよ！！」
澪「梓を叩ける訳ないだろ…大好きな後輩なんだぞ」
梓「むぅ…」
澪「行こう」
梓「後輩か…」
澪「梓？」
梓「でも大好きだって…へへ」
澪「おーい」
梓「行きましょう！澪先輩！なにしてんですか！！早く！！」
澪「やれやれ」
梓「遅くなりました！」ｶﾞﾁｬ
唯「わー！全員集合だね！！」
紬「どうしよう…なんか緊張してきちゃった…」
律「何言ってんだよムギ！そういうときには…」
唯「ティータイムだね！」
律「おう！ムギ！準備だ！！」
紬「了解しました！！」
梓「練習でしょ！！！？？」
唯「分かったよー…」
律「さてと、それじゃぁ…澪？どうした？ぼーっとして」
澪「なんでもない！準備ＯＫだよ！！」ﾆｺ
唯「よーし！放課後ティータイム再始動だね！！」
律「行くぜ！！１・２・３・４！！！」
おわり
最終更新：2010年08月08日 03:08
