唯「ということでまずはラブレターを書いてみようと思います」
唯「メールに頼っている現代であえて紙に書く」
唯「イチコロだね」
唯「さぁ書くぞー」
唯「かきかきー」
唯「憂!これ読んで!」
憂「なにこれ?」
唯「読んで!」
憂「『イチゴアイスより憂が好きだよ。唯より』」
唯「きゃー!きゃー!
憂「……うん」
唯「あれ」
憂「お姉ちゃん、アイス食べるー?」
唯「あー、うんでもね憂」
憂「はい、今日は奮発してハーゲンダッツだよ!」
唯「わーい!ハーゲンダッツだ!……でもね憂私はアイスよりも」
憂「お姉ちゃん食べないの?」
唯「食べる!食べるよぉ!でも憂私はアイスより憂を食べ」
憂「じゃあはい、あーん」
唯「もがっ!もう憂ぃぃぃ!」
憂「おいしい?」
唯「もぉぉぉぉおいしいよ!おいしいよちくしょう!」
…
唯「あれだね!」
唯「もっと真正面から好きってことを示さなきゃね!」
唯「うぅぅぅいぃぃぃぃ!」
憂「なぁにお姉ちゃ」
唯「ぎゅー!」
憂「きゃっ」
唯「憂大好きだよぉぉぉぉ!いい匂いだよぉぉぉ!」
憂「ちょっお姉ちゃん」
唯「うひょー!」
憂「ちょ、本当にやめっ……お姉ちゃん!」
唯「なぁに憂ぃぃ」
憂「洗濯物たたんでるからどいて!」
唯「あ、はい」
唯「あれー?いや……おやぁ?」
唯「あしらわれたぁ…」グス
唯「もしかしてわたし、嫌われてる?」
唯「うううん!ここでめげるわたしではないっ!!」フンス
唯「ういーーー!!」
唯「ちょっと来てーーー!!」
憂「今度はなぁに?おねえちゃん」
唯「……うい」
憂「?」
唯「しぬ……」
憂「えぇ!?」
唯「…ういがほっぺにちゅうしてくれないと死ぬ…」
憂「はい、おねえちゃん」チュ
スタスタ
唯「…なんか違う」
唯「心がこもってない」
唯「…って伝えられてないよね、これじゃ」
唯「どうしよぉ…」
唯「そうだぁ!憂の手伝いをしよっと」
憂「あれ?」
唯「…」タタミッ
憂「あはは、おねえちゃん?」
唯「なんでしょ!?」ピシッ
憂「それ、洗い物だから畳まなくていいよ」
唯「がーん」
憂「おねえちゃんはゆっくりしてて?」
唯「うぅ…」
唯「くそぉ…なかなか手強いな」
唯「むー…」
唯「よしっ!お掃除をしよう!」
唯「窓ふき!」
唯「…」フキフキ
唯「………」フキフキフキフキ
憂「おねえちゃん!?」
唯「なぁにー?」
憂「びちゃびちゃだよ…」
唯「あっ」ビチョ
唯「えへへ…」
憂「もっと絞らないとー」
憂「こうやってね、」ギュー
唯「おー」
憂「こんな感じで」キュッキュ
唯「おおー」
憂「…」フキフキ
唯「…」ジーッ
唯「…はっ」
唯「仕事をとられてしまったよ」
唯「おのれぇ」
唯「…」
唯(憂は働き者だなぁ)
唯「わかった」
唯「直接言えばいいんだよ!」
唯「なんで思いつかなかったんだろー」
ゆうはん!
唯「憂!」
憂「うん♪これ初めてなんだけどどうかな?」
唯「うん!すっごくおいしいよ!!あのね、」
憂「よかったぁ♪」
憂「材料少し変えたからちょっと心配だったんだぁ」
唯「そうなんだぁ…でね、」
ピンポーン
憂「はーい!」タタタ
唯「…今度にしよっかな」
唯「……ううん、善は急げだよ!」
唯「なんだったの?」
憂「ううん、新聞の勧誘だったよ」
唯「そっかー…あの」
憂「もっと時間を選んで欲しいよね~」
唯「あはは、そうだよねぇ~」
憂「おねえちゃん、なぁに?」
唯「え、え?」
憂「…えへへ、おねえちゃんいつもありがとう」
唯「え?え?」
憂「おねえちゃんのおかげで、今日も頑張ろうって思えるんだぁ」
憂「おねえちゃんのおかげで毎日が楽しいよぉ♪」
唯「あ…」
憂「///」
唯「わ、わたしも憂のことが大好き!!」
唯「いいつもわたしのために一生懸命働いてくれて」
唯「ほんっとうにありがとぉ!!」
憂「えへへ…」
唯「憂め、読んでいたな…」
憂「お見通しだよぉ♪」
唯「くそぉーどこでバレたんだぁ」
唯「ぬぅ…」
唯「…憂、」
憂「?」
唯「こんなおねえちゃんだけど、これからもよろしくね!」
唯「何かあったら言ってね、お手伝いもするよ!」
憂「ありがとう、おねえちゃん!」
憂「これからもよろしくね♪」
こうして姉妹の絆は一層深まったのでした
めでたしめでたし
最終更新:2010年08月13日 22:13