梓「>>28」

※三点倒立




梓「三点倒立」


先生「じゃあ今週からマット運動です」

憂「マット…///」

純「多分憂の想像とは違うものだと思う」

梓「ムフフ」

純「どうしたの?ニヤニヤして」

梓「私はマット運動だけは得意なのです!」

純「そうなんだ」

憂「マット運動が得意…///」

純「もういいよ君」

梓「エイッ」グルングルン

純「すげえ!」

憂「…///」モジモジ

先生「平沢ー?お前の番だぞー」

憂「…///」モジモジ

先生「大丈夫か?平沢?」

憂「…はい!やります!」

憂「…」スッ

憂「///」クネクネ

先生「なんでマットに寝っ転がってクネクネしてるんだ?」

梓(最初は後転から…)グルングルン

梓(そして側転→前転で方向を転換して)グルングルン

梓(前宙で魅せる!)フワッ

純「おお!」

梓(そして三点倒立前転でフィニッシュだ!)スッ

純「!」


その時なにが起こったと思いますか?

―――まさか…失敗ですか?

それならよかったんですが…

……あなた結構髪長いですが動かすことはできますか?

―――いえできません

じゃあ自分の体重を支えて立つことは

―――できないですね

じゃあ…ツインテールと片手で三点倒立をすることは?

―――まさか

ええそのまさかです

彼女にとっては普通のことだったんでしょうね

終わった後ドヤ顔でこっちの方を見てきました

―――この世には想像を超えたものがたくさんあると

ええ常識という縄では縛れないものが沢山ある

そういうことです

―――ありがとうございました

ありがとうございました

(2012年MU12月号より)



梓「4点倒立もできるよ!」

憂「凄い梓ちゃん!」


梓「さんてんとうりつ!」終わり




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最終更新:2010年08月23日 02:29