澪「……」
律「……」
紬「……」
澪「めかぶ」
唯「……」
律「……」
紬「……」
澪(滑った……)
唯「……」
律「……」
紬「……」
澪(さっきのミスを取り返さないと……)
律「澪」
澪「へ?」
律「なれないことはやめとけ」
澪「え!? あ、あうん」
唯「こういうのはりっちゃんの役目だよね」
紬「そうね」
澪「……そうだな」
唯「……」
律「……」
紬「……」
澪(そんなに滑ってたか……恥ずかしい……)
紬「……」
律「……」
唯「……」
澪「……」
律「……ガイアァ……」
唯「……」
紬「……」
唯「あずにゃん遅いねー」
澪「そうだな」
紬「……」
律(しまった……)
唯「あずにゃん何してるのかなー」
律「……」
澪「……」
紬「コ、コンパスで憂ちゃんの机を刺してるとか……?」
律「……」
唯「……」
澪(こりゃムギのやつ……)
律「プフっwww プハハハハハwwwwwwww」
澪(なっ!)
唯「もうムギちゃんったら! あずにゃんはそんなことしないよー!」プププ
紬「えへへ」
律「そんなことをされる憂は何をしたんだろうなwww」
唯「憂は悪いことしない!」
澪「……」
紬「……」
律「……」
唯「……」
澪「……」
紬「……」
律「……」
唯「……」
澪「っ……」
紬「……」
律「……」
唯「……」
澪(もうやめとこう……)
紬「……」
律「……」
唯「……」
澪「……」
ガラガラ
梓「すみませーん、掃除当っうわああ!!」
唯「あずにゃーん! 会いたかったよおおおお」
律「よし! じゃあ部活始めるか!」
紬「お茶持ってきますね!」
澪(ふう……気まずかったぁ……)
ファーストデイ WIN ムギちゃん
…
よくじつ!
紬「……」
律「……」
唯「……」
澪「っ……」
紬「……」
律「……」
唯「……」
澪「……ぽ、ポン酢」
紬「……」
澪「ポン酢ポン酢ポン酢つーゆ昆布をぎょーさんつっこてっるの!」
律「……」
澪「と見せかけてオヤジチャーシュー一丁!!」
律(ないない)
唯(?)
紬(澪ちゃん……)
律「……」
唯「……」
紬「……」
澪(昨日一晩考えたのにいいいいいい! 考えた分余計に恥ずかしい……!)
紬「……」
澪「……」
唯「……」
律(そろそろ澪の仇をとってやるかー)
紬「……」
律(けど昨日のトラウマがああああ)
唯「……」
澪「……」
律(って、こんなの私らしくねー!! 行け! 行っちまえ律!)
紬「一発ギャグしまーす」
律澪唯(えぇーーーーーー!!??)
紬「ぼー! しんっちゃん! こぉれっ、かっざっまっくんがっ! はぁなぁみぃ………………ず…………」
律「……」
唯「……」
澪「……」
唯「……なんだったっけそれ?」
紬「え、あの、クレヨンしんちゃんのぼーちゃん!」
唯「あ、そっかぁ!」
唯「……」
澪(面白くないし似てない! 私が言える立場じゃないが!)
律(ムギのやつ、昨日ので調子に乗ったなー プププ)
紬「ううぅ……」
唯「……」
律「……」
澪「梓遅いなー」
紬「……」
律「……」
唯「……」
澪「……」
唯「というか、りっちゃんは一発ギャグやらないの?」
律「はぁ!!??」
唯「だってそういうの、いつもりっちゃんの役目じゃん」
律「な、何を……」
澪「そうだなー。 律ならいつものように私達を爆笑させてくれるだろうなぁー」
紬「私もりっちゃんの一発ギャグみたーい!」
律(ぬ、ぬぐぅ……こいつら、私を巻き添えにしようとしているな……)
律「……」
唯(りっちゃんどうしたんだろ、いつもなら自分から一発ギャグするのに)」
澪(コイツ、まさか自分だけ逃げる気か!)
律「……」
律(くそ……急に一発ギャグなんて思い付かないぞ……昨日のうちに考えておくべきだった……)
唯「……」
律「……」
澪「で、まだか? 律、みんなお前待ちだぞ」
律(くっ……もう大怪我覚悟で何か言うしかないのきゃ!)
ガラガラ
梓「すみません、今日は」
唯「あずにゃーーーーーん!」
律(助かったーーー!)
梓「あ、すみません忘れ物思い出しました」
ガラガラ
唯「あ……」
紬「……」
澪「じゃ、待ってる間に一発ギャグだな」
律(こいつぅぅぅぅううううう!!!!)
律(私が澪ごときの挑戦から逃げるなんて許されない……)
澪「律どうして黙ってるんだ? 早く一発ギャグ言えよ。 早く、早く、早く」
律(こ、こうなりゃ玉砕覚悟だ!)
律「じゃ、じゃあ、面白三文字言いまーす!!!!」
紬「わぁーい」
唯「よ! 大統領!」
律「ええー、では発表します……」
唯「ゴクリ……」
紬「ゴクリ……」
澪「……」
律「……ぼぬん……」
唯「アハハハハハ! りっちゃんおもしろーい!」
紬「さすがりっちゃんね!」
澪(なっ! ぼ、ぼぼぬんだとぉぉぉぉ!?)
澪(いや待て、流されてしまったがぼぬんの何が面白いんだ……)
唯「りっちゃん隊長! 他にも面白三文字を教えてください!」
律「ダメだ」
唯「え! なんで!」
律「一度にたくさんの面白三文字を知ると前髪が薄くなっていくからな」
紬「え……じゃあもしかして澪ちゃんは面白三文字を知りすぎて……」
澪(くそっ……律のやつ私が一番気にしていることを……)
唯「ムギちゃん」
紬「ん?」
唯「ホントのことでもそれは失礼だよー」
紬「あ! 澪ちゃんごめんなさい!」
澪「い、いやいいんだ別に。 実際薄くなってるしな」
ガラガラ
梓「すみません遅れて……」
律「ぶっ!!!!!!!!!」
唯「あ、あずにゃん!! ……どしたの? その格好……」
梓「ちょっとしたイタズラをした罰で……」
律「罰ゲームって、そんな、小林幸子みたいな服装どこにあったんだ!?」
梓「憂ちゃんが持って来てくれて……」
律「唯の家こんなのあったんだ」
紬「あら、りっちゃんの家にはないの?」
律「……」
澪「アハハハ! 律より梓のほうが面白いな!」
律「なんだとぉぉお!」
梓「こんな人と比べないでください!!」
律「……ほうほう、先輩をこんな人呼ばわりか」
梓「いえ、その、今のは、」
律「梓ぁぁぁぁああああ!!」
二日目終了
…
よくじつ!
梓「……」
紬「……」
律「……」
唯「……」
梓(澪先輩遅いなー)
紬「……」
律「……」
唯「……」
梓「……」
紬「……」
律「……」
梓(何か気まずい)
唯「……」
紬「面白104文字いいます!」
紬「
唯「あ、オナラ出そう」
唯「ハンッ」ブボッ
ピシュアアアアアアアアアアアアアア
憂「え?」
瞬間、憂は見た。 姉である唯の校門付近がカメラのフラッシュのように光ったかと思うと、それが言葉の通り光の速さで迫ってくる。 世界を侵食する。
それが憂を飲み込んだかと思うと、その真っ白な世界で憂はビックバンを見た。 今、唯と憂は新しい宇宙へと旅立ったのだ。
」
律「……」
唯「……」
梓(え?)
紬「……」
律「……」
唯「どういうこと?」
律「というかなげえよ!!」
梓(それ以前になんなんですか……これ……)
おやすみ
最終更新:2010年08月29日 21:26