律「…」
梓「…」
梓「…」
紬「」
紬「」
紬「」
律「ちょっと唯の様子見てくるわ」
澪「でも…」
律「大丈夫」
律「澪はムギと梓見といてくれ」
澪「う…うん」
律「まかせたぞ」
澪「でも…」
律「どうせ自分の部屋にでもいったんだろ」
律「だからちょっと行ってくる」
澪「でも…」
澪「…」
澪「…あまり無茶すんなよ」
律「大丈夫任せとけって」
澪「わかった」
━━━━━━━━━━━
律「唯ー」
…
律「やっぱ返事無いか…」
律「入るぞー?」
…
律「…」
律「(どうしようか…)」
ガチャ
律「!」
唯「りっちゃんだけ…?」
律「お…おう」
律「皆呼んでくるか?」
唯「いい」
律「そ…そっか」
唯「入って」
律「いいのか?」
唯「うん」
ガチャン
━━━━━━━━━━
律「…」
唯「…」
律「…」
唯「…」
律「(何か言え私!)」
唯「…」
律「…」
唯「…」
律「…」
唯「…」
律「…」
唯「りっちゃん」
律「え?」
唯「何か言いに来たんでしょ」
律「え…あ…ああ」
唯「…」
律「え…えっと…」
律「あの…さ」
律「…いくらなんでもあそこまで言うことは無いだろ」
唯「…」
律「唯」
唯「…」
律「唯」
唯「だって…」
律「だってじゃないだろ…」
律「言われた梓の気持」
唯「違う!」
律「違うってなんだよ!」
唯「違う…違うの!」グスッ
律「唯…?」
唯「違う…もん」グスッ
唯「だって…グスッ……だって悔しかったんだもん…グスッ」
律「」
律「(な…なんだ…と?)」
唯「グスッ…ヒック…グスン…」
律「唯…?」
唯「ぐやじ…ヒック…がっだ…ん…だも…ん…グスッ」
律「唯…」
唯「あず…にゃん…が…グスッ…りっぢゃんど…ヒック…ギズしでるの゛みでたら…グスッ」
律「…」
唯「見でたら…ヒック…」
唯「何か…イライラしできて…グスッ…」
律「唯…」
律「(唯も梓の事が好きなのか…?)」
唯「我慢でぎ…グスッ…なぐ…て…グスン」
律「(何か…悪い事しちゃったかもな…)」
律「唯…その…」
唯「んーん…りっちゃんは何も悪くないよ…グスッ」
律「…」
唯「…グスッ」
唯「悪いのは私だよ…グスン」
唯「勝手に嫉妬して…」
唯「勝手に怒って」
唯「勝手に泣いてるんだから…」
律「唯…」
唯「ごめんね…迷惑かけて…グスッ」
唯「グスン…」
唯「あーあ…」
律「?」
唯「何か泣いたらスッキリしたかも」
律「そっそっか?」
唯「うん」
唯「でも…」
唯「あずにゃんに謝らなきゃな…」
律「唯…」
唯「ん?」
律「梓の事好きなのか?」
唯「」
唯「え…?」
律「梓の事好きなのか?」
唯「え?…え?」
唯「えぇ!?」
律「唯?」
唯「な…何で知ってる…の?/////」
律「」
唯「だ…誰にも言ってないのに…/////」
律「(いや普通わかるって)」
唯「なんで?いつ?/////」
律「(天然は怖い)」
唯「/////」
律「(自分がほとんどばらしてたのに気づいてないのか…?)」
唯「…りっちゃん」
律「?」
唯「どこまで知ってる…の?/////」
律「」
律「…」
律「え?」
唯「どこまで?」
律「(どこ…まで…だ…と?)」
唯「誰にも言ってないんだよ…?」
唯「もちろん憂にも…」
唯「何でわかったの?いつわかったの?」
律「い…いつ?」
唯「うん…」
律「(え?なんて言えばいいんだ?)」
律「い…今かな…?」
唯「え?」
唯「い…いま?」
律「え…あ…うん…」
唯「え…?」
律「えっと…な…」
律「唯…自分で言って無かったか…?」
律「悔しい悔しいって」
唯「え…?あ…//////」
唯「…」
律「?」
唯「好きだよ」
律「やっぱり」
唯「だって…可愛いじゃん…」
律「そっか」
唯「うん」
律「なら…早くさっきの事謝らないとな」
唯「あ」
唯「あ…あ…どうしよう…私…あずにゃんに…」
律「忘れてたのかよ…」
唯「どうしよう…」
律「ちゃんと謝らないとな」
唯「う…うん」
律「ちゃんと正直に言うんだぞ?」
唯「うん!私頑張る!」
━━━━━━━━━━━━
梓「」グスッグスッ
紬「」
澪「(き…気まずい…)」
澪「み…皆…だ…大丈夫…か?」
梓「」グスッグスッ
紬「」
澪「(駄目か…)」
梓「み…澪先輩…」
澪「なんだ?」
梓「…」
澪「梓?」
梓「やっぱり…」
澪「?」
梓「やっぱり女の子同士は駄目ですかね?」
澪「」
梓「女の子同士なんて気持ち悪いですよね…」
澪「(な…何て言ったらいいんだ…)」
梓「…すいません急に…」
澪「私はありだと思うよ」
梓「え?」
澪「女の子が好きって訳じゃないけど…」
澪「別に私はそういうのに偏見無いし」
澪「好きなんだろ?」
梓「え?」
澪「唯の事が」
梓「」
梓「…違います//////」
澪「なら私が唯の事好きになっちゃうぞ?」
梓「ず…ずるいです//////」
澪「てことは…?」
梓「好きです!」
梓「好きなんです!」
梓「あの髪の毛…笑顔…匂い…」
梓「もう全部が大好きなんです!」
澪「梓…」
梓「抱きつかれたりしてるときなんて…」
梓「もう頭がどうにかなっちゃうようで…」
澪「梓…」
梓「だから…だからさっき…」
梓「あんな事言われてショックだったんです…」グスッ
梓「すいません…さっきから泣いてばかりで…」グスッ
澪「(さっき…?)」
梓「ぁ…」
澪「?」
梓「さっきからってのは気にしないでください…」
澪「わ…わかった」
梓「澪先輩…」グスッ
澪「梓」
梓「?」
澪「さっきの唯は本心では無いと思う」
梓「え?」
澪「わかんないけど…私はそう思うんだ」
梓「…」
律「みおー!」
梓「!」
澪「!」
澪「律!」
律「たっだいまー!」
唯「た…ただいま…」
梓「(唯…先輩…)」
律「コンビニ行こうぜ!」
唯「?」
梓「え?」
澪「へ?」
律「ほら!澪にムギ!コンビニ行くぞ!」
澪「なっ…」
澪「何で急に…?」
律「いいじゃん」ケラケラ
澪「律…お前な…」
律「そういえば澪ー」
澪「?」
律「ベッドの下の包丁持った男の話知ってるかー?」ニヤニヤ
澪「っ…」
律「確か…そこにいたのは女だけで…」
澪「ひっ…」
律「一人がいきなりコンビニ行こうって言いだして…」
澪「」ガクガク
律「そしたらー…」
澪「や…やめて…」ウルウル
澪「私も行く…から」
律「さっすが澪!」
律「ジュースもおごってくれるなんて!」
澪「なっ…」
律「いやーありがたいなー」
澪「律」
律「ん?」
澪「調子に乗るな!」
ゴツン
律「いってぇ…冗談だったのに…」
澪「冗談には聞こえなかった」
律「みお~…」
澪「で…ついていくのは私だけでいいのか?」
律「あ」
律「ムギ!」
律「コンビニ行こうぜ!」
紬「」
律「ムギ?」
澪「さっきからこんな状態なんだ…」
紬「」
律「…」
律「どうしようか…」
唯「り…りっちゃん」
律「?」
唯「私…喉乾いちゃったから私もコンビニに…」
律「え?」
律「(それじゃ意味無いだろ…)」
唯「…」
梓「な…なら皆で行きませんか?」
律「えっと…」
律「(ど…どうしよう…)」
澪「唯と梓の分は私たちが買ってくるよ」
澪「何がいい?」
律「(み…みおしゃん…)」
唯「え…あ…じゃあ…オレンジジュース」
梓「あ…じゃあ私もそれでいいです」
澪「わかった」
澪「じゃあ律…」
律「(そうだ!)」
律「ムギ!」
澪「?」
紬「」
最終更新:2010年09月04日 00:31